239話「Steel the show」。
「今、TWに足りてないのは“センス”と“参謀”だ!!」
前話にて、そう切り出したタケミチに、八戒とイヌピーは「ああ!間違いない」と答えます。
ですが、1人首をかしげたのは千冬でした。
「“参謀”はわかるけど“センス”って何?」
「コイツ…気づいてないのか?自分のクソセンスに…」と驚愕するタケミチたち。
「とにかく!頭脳明晰でセンスがある人と言えば一人!!」
ふざけたことをいう千冬を他所に、タケミチはある人物を提案します。
「おお!それはオレが尊敬してやまないあの人だな!?」
そう、その人物とは「元東京卍會参番隊隊長」“三ツ谷隆”。
「ああ!あの人をなんとしても仲間にしたい!」
タケミチは、東京卍會の特効服を作った器用さや“センス”、戦場を冷静に分析する“頭脳”を求めてタケミチたちは三ツ谷の下へ向かいました。
「ターカーちゃんあーそぼ!!!」
いつものように三ツ谷を呼ぶ八戒。
その呼びかけに家から出てきたのは妹の「ルナ」でした。
「日本服飾文化新人賞?」
賞などがあまり好きじゃなかったはずの三ツ谷が「新人デザイナーの登竜門」と呼ばれる大きな大会に出展することに違和感を覚えた一同。
その疑問にルナは答えてくれました。
「うん前はそんな事言ってたのに…ホラ、ドラケン君の事があったでしょ?」
「あれからお兄ちゃん閉じこもちゃって。ずーっとご飯も食べないで服作ってて」
ドラケンの死を間近で見ていたタケミチは、思わず身を固めます。
妹想いの三ツ谷が、妹も怖がってしまっている状況にある事を知り、タケミチはルナに申し入れました。
「三ツ谷君に会える?」
タケミチはルナと共に三ツ谷の部屋に入ったのですが、そこには昔の面影がない程やつれた三ツ谷がいたのです。
「三ツ谷君…」と息を飲むタケミチに「タケミっち?」と特に驚いた表情でもない三ツ谷。
薄暗い部屋の中ではと、外に出たタケミチと三ツ谷。
「……何しに来た?」と話を切り出したのは三ツ谷でした。
「……三ツ谷君、オレマイキー君と戦います。その為にチームを創りました」
「それで…三ツ谷君、あの…三ツ谷君にもオレのチームに…」と勧誘しかけたところで、三ツ谷はタケミチの話を遮ります。
「……アイツに、見してやりてぇんだ」
三ツ谷とドラケンの思い出がよみがえり、場面は雪の降る神社になります。
「東卍じゃない自分にもう慣れたか?」
ドラケンからのその問いは、ドラケンにとっても自問自答だったのかもしれません。
不良の世界に戻る事を話したドラケンは三ツ谷の方に振り返って言います。
「オレはマイキーを引きずって生きる。オマエは絶ッ対ェデザイナーになれよ」
その約束を果たす為、三ツ谷はデザイナーへの道を焦っていたのでした。
そんな三ツ谷の決意や焦りを知ってしまったタケミチは、みんなの下へ戻り言います。
「みんな…三ツ谷君は誘えねぇ。三ツ谷君の夢を応援しよう!」
三ツ谷の勧誘を諦めた一同は、一週間後に再度集まり、ある場所に向かいます。
それは「日本服飾文化新人賞」と看板が立っている、大会の会場でした。
ここで238話は終わります。
三ツ谷は仲間に入ってくれるのでしょうか…?
東京リベンジャーズ239話を見ていきましょう!
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— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) January 26, 2022
ヒナのお陰で、立ち直り自分なりの方法を見つけたタケミチ。
そして、自分のチームを創り、最初の仲間になってくれた千冬。
八戒とイヌピーも仲間入りし、勢力を拡大しつつも、”センス”と”頭脳”は未だに空席です。
そんなポジションにピッタリの人物である、三ツ谷隆を勧誘に行ったタケミチたち。
ですが、三ツ谷の意志を目の当たりにし、勧誘ではなく、「夢を応援する」ことに決めたタケミチたち。
そんなタケミチたちは「日本服飾文化新人賞」の会場へと足を運んだのでした。
東京リベンジャーズネタバレ考察|239話あらすじ
日本服飾文化新人賞
「やるなーオレのセンスに負けてねぇよ」
「かっけー!!」とそれぞれの出展者達の作品を観ながら千冬が言います。
その言葉を聞いてドン引きしてしまうタケミチと八戒。
そんな彼らを他所に、どんどんとそれぞれの作品を着たモデルさんが歩いて行きます。
その様子を観ながら「アイツに見してやりてぇんだ」と語る三ツ谷を思い出すタケミチ。
「三ツ谷君優勝できるかな?」
そうタケミチは不安になり、八戒たちに思わず問います。
「タカちゃんは勝ーーつ!!」
三ツ谷を信じて止まない八戒は三ツ谷が優勝することを信じているようですね。
その頃、舞台裏では・・・。
「通してください!」と学生時代の手芸部部員だった安田さんの姿が。
「部長!レースの生地なんとか間に合いました!」
三ツ谷の元に、生地を運んだ安田さんは昔と同じように三ツ谷に報告します。
「その呼び方やめろって安田さん」
「あ!すいません・・・」と謝る安田さん。
そんな安田さんと最後の仕上げをしていく三ツ谷。
「完成ですね!」と感慨深そうに言う安田さんの後ろには、手芸部の仲間たちの姿もあります。
「みんなありがとな。無償で手伝ってくれて」
そう笑顔を見せる三ツ谷に「部長の輝かしい未来のためです!!」と嬉しそうに答えます。
そして、いよいよ三ツ谷の作品の出番。
テーマは『双龍』。
空を舞う二匹の龍をイメージしたもので、2つの服を作っていました。
軽いカシミアのレースで表現したものは、天に駆け上がり名声を求める白い龍。
もう一つは重いベルベットで、地に落ち愛を求めさまような黒い龍を表現したものでした。
その作品を観たタケミチは、「ドラケン君、見ていますか?」と心の中でドラケンに語ります。
「三ツ谷君はやっぱりすげぇ人だ」
「不良の世界にいるべきじゃない。服飾こっちの世界で活躍するべき人だ!」
見事「日本服飾文化新人賞」を優勝した三ツ谷。
優勝者スピーチに出てきた三ツ谷は、タケミチ達も予想外の姿をしていました。
こめかみに「ドラゴンのタトゥー」
東京卍會の特攻服を着て、右のこめかみに入れた龍のタトゥーを入れていたのです。
「この度は新人賞を授与していただき、誠にありがとうございます」と見た目に反して普通に話し出す三ツ谷。
その姿に観客は動揺を隠せない様子でしたね。
「先日冴えねぇ後輩がたずねてきた」
「そいつはオレにこう言った、”かつての友と戦いにいく”と」
「オレのこと?」と身を固めるタケミチ。
こんな大きな舞台で、三ツ谷はタケミチに目をやり、言います。
「オレも連れていってくれないか?」
そんなモンクソ以下だ!!
「オレは…この賞を辞退します」
その予想外過ぎる状況に、タケミチたちも、観客も、審査員たちも「えーーー!?」と驚きます。
「この由緒ある賞をなんだと思ってるんだ!!」
とせっかくの受賞を棒に振った三ツ谷に、審査員は罵倒を浴びせました。
「どんなに最高の賞でもさ…」
「一緒に笑って喜んでくれる仲間見捨てるなら」
「そんなモン、クソ以下だ!」
そんな言葉で、第239話は終わります。
驚きの展開過ぎましたが、無事に三ツ谷がメンバー入りし、重要な”センス”と”頭脳”が仲間になりましたね!
第240話へ続きます!
東京リベンジャーズネタバレ考察|239話感想まとめ!
今回は、東京リベンジャーズ第239話のあらすじをまとめて紹介しました。
見事に「日本服飾文化新人賞」を受賞した三ツ谷。
ですが、なんと栄光の賞を三ツ谷は辞退してしまったのです!
そして、タケミチたちは恐く初めて見る三ツ谷の龍のタトゥー。
実はこれはドラケンの物と同じ物で、三ツ谷がデザインした龍だったのです。
ドラケンがこめかみにタトゥーを入れたことで、三ツ谷は髪を伸ばして隠しました。
なので元々タトゥーはあったのですね!
それも込みで、ドラケンと三ツ谷の「双龍」。
それを知るとより一層感動しますよね!
新人賞の受賞を辞退した三ツ谷は、タケミチに「オレも連れていってくれねぇか?」と改めて仲間に入れてくれと申し出ました。
この言葉にタケミチは、堪えられず涙を浮かべます。
「どんなに最高の賞でもさ…」
「一緒に笑って喜んでくれる仲間見捨てるなら」
「そんなモン、クソ以下だ!」
この言葉には、私は痺れました!
やはり、東京卍會のメンバーたちは、その生き様に感動させられます。
皆さんは、誰の生き様が好きですか?
私は、王道で言うと、ドラケンと三ツ谷ですね!
ですが、意外とぺーやんやパーちんの友達思いの部分も好きなんです。
次のメンバーはだれなのでしょうか?
千咒の様子も気になりますし、意外なところで言えば、芝大寿などもあり得ると思っております!
楽しみですね!
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