リヴァイとハンジの関係。
シガンシナ区決戦にて9名しか生き残れなかった調査兵団において、ハンジとリヴァイは唯一の幹部組生き残りであり、そこだけでも特別な関係と言えるでしょう。
そして、調査兵団内でハンジがリヴァイよりも先輩であることは「悔いなき選択」にて明らかとなっています。
なので、ハンジがリヴァイに向けて「君が言っている」と「君」と最後に呼んでいるのは、おかしくはないでしょう。
しかし管理人アースは、この時のハンジが「君」とリヴァイを指している事に違和感を覚えました。
これまでにリヴァイに向けて「君」って呼んだ事があったのか?
初めてならば、なぜここでハンジは「君」とリヴァイを呼んだのか?
ハンジの、どのような気持ちが表れているのか?
難しいですし、あくまで管理人アースの主観考察になってしまいますが…
検証してみましょう!
◆これまでのハンジの「君」を検証!
ハンジとリヴァイの最後の会話。
ここでハンジがリヴァイの事を「君」呼んでいました。
この場面を見た時、理由は分かりませんが違和感を覚えました。
アース的にはいつものハンジだったら
「ハハッ」
「リヴァイが言ってんの初めて聞いたよ」
と言うような気がします。
ハンジが相手を「君」と呼ぶ事はあるけれど、リヴァイに対して「君」と呼んだ事って今まだでにあったのか?…と。
日が経っても違和感が拭えず、調べる事にしました。
132話でハンジがリヴァイに最後に言った「君が言ってんの初めて」の「君」に違和感があってハンジ初登場時からザッと読み返し調べてた。
ここから記事にできるか…でももう出勤時間(泣)
このリヴァイへの「君」ってあまり指摘されていないように感じるけど、同じように違和感覚えた人いますか?— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) September 16, 2020
ザッと調べただけなので漏れているところがあるかもですが、ハンジが「君」と呼んだ場面は以下のようになっていました。
- 5巻19話
- 11巻44話
- 13巻51話
- 13巻53話
- 14巻55話
- 14巻57話
- 16巻64話
- 17巻67話
- 21巻83話
- 21巻85話
- 22巻89話
- 26巻105話
- 27話107話
- 27巻109話
- 27巻110話
- 28巻112話
- 31巻126話
- 31巻126話
- 32巻127話
- 32巻130話
- 33巻132話
エレンに「君を盲信するしかないんだ」
エレン巨人に「君を逃がすためにはライナーの動きを封じ時間を」
コニーに写真を見ながら「この人が君のお母さんなんだね」
エレン巨人に「人類の明日が君にかかっているだ」
「エレン熱いな 君 本当に」
「君は30分休んだ後2回目の巨人化に」
サネスに「君の希望通りなぶり殺しだ」
フレーゲルに「君も会長達と行動してたよね?」
「でも君が生きてて良かった」
トウラテに「君も生き急ぐタイプかな!?」
ヒストリアに「君のお父さんを殺す他なくなる」
ライナーに「君が手足を切り落とされる前…最後の力で…」
「君の口も鎧のように固そうに見える」
「君は…」
ジャンに「君のは判断材料」
アルミンに「そのリヴァイは君を選んだ」
「かくして君にはエルヴィンの命と」
「誰に何と言われようと君はもうそういう」
「君と似た立場だ」
エレンに「君達が逆らった上官は鎧と獣を取り逃がしたノロマ」
エレンに「私達は君が敵に捕まる度に命がけで君を取り返した」
「君は我々を信頼し」
「我々は君への信頼を失った」
エレンに「私の一方的な話を君は聞いてくれた」
「私は確信してた」
「君がヒストリアを犠牲にすることは無いって」
「君と焦燥感を共にしたつもりだった」
「でも君がなぜ単独行動に出て…」
フロック達に「エレンの情報を流したのは君達か」
「君が正しいのかもしれないね…」
「君達はエレンの情報を外に漏らした罪」
オニャンコポンに「順序は正しくないが君達義勇兵を拘束しなくてはならない」
フロックに「いや我々は君達と争うつもりは無いって」
リヴァイに「みんな巨人にされたけど君だけ生き残った」
「君がアッカーマンだからだ」
イェレナに「君を確保することが車力の力を借りる条件だった」
ジャンとミカサに「だが君達や九つの巨人の力が無ければ何もできない」
「もう私は君達の上官でもない」
アニに「君達の故郷・・・レベリオを救う道は…どこにもなかった」
ピークとライナーに「君達もこっちでいいの?」
フロックに「君の言う通りだよ…フロック」
アルミンに「君を15代調査兵団団長に任命する」
「君以上の適任はいない」
「リヴァイは君の下っ端だからね」
リヴァイに「君が言ってんの初めて聞いたよ」
21話中に登場し25場面と、やはりハンジが「君」と呼ぶシーンは、けっこうありました。
ただ拾いながら感じたのは、初めて相手と話しをする場面が多いな、という事でした。
初対面だったり初会話なので、相手との距離を取る為に「君」と呼んだ場面が多いのかなと。
この一覧から「初会話」を外してみます。
同時に「君達」という表現も、個人に対しての呼び方ではないので今回の考察からは外します。
- 13巻51話
- 13巻53話
- 14巻55話
- 17巻67話
- 21巻83話
- 21巻85話
- 26巻105話
- 27話107話
- 27巻109話
- 31巻126話
- 33巻132話
コニーに写真を見ながら「この人が君のお母さんなんだね」
エレン巨人に「人類の明日が君にかかっているだ」
「エレン熱いな 君 本当に」
「君は30分休んだ後2回目の巨人化に」
サネスに「君の希望通りなぶり殺しだ」
ヒストリアに「君のお父さんを殺す他なくなる」
ライナーに「君が手足を切り落とされる前…最後の力で…」
「君の口も鎧のように固そうに見える」
「君は…」
ジャンに「君のは判断材料」
アルミンに「そのリヴァイは君を選んだ」
「かくして君にはエルヴィンの命と」
「誰に何と言われようと君はもうそういう」
「君と似た立場だ」
エレンに「私達は君が敵に捕まる度に命がけで君を取り返した」
「君は我々を信頼し」
「我々は君への信頼を失った」
エレンに「私の一方的な話を君は聞いてくれた」
「私は確信してた」
「君がヒストリアを犠牲にすることは無いって」
「君と焦燥感を共にしたつもりだった」
「でも君がなぜ単独行動に出て…」
フロック達に「エレンの情報を流したのは君達か」
「君が正しいのかもしれないね…」
「君達はエレンの情報を外に漏らした罪」
リヴァイに「みんな巨人にされたけど君だけ生き残った」
「君がアッカーマンだからだ」
フロックに「君の言う通りだよ…フロック」
アルミンに「君を15代調査兵団団長に任命する」
「君以上の適任はいない」
「リヴァイは君の下っ端だからね」
リヴァイに「君が言ってんの初めて聞いたよ」
11話14場面に減りました。
では、ここから順番に見て行きましょう!
13巻51話@コニー
「この人が君のお母さんなんだね」
13巻51話でコニーに対し、「君」と呼んでいる理由のはどんな気持ちからでしょうか?
通常であれば「この人がコニーのお母さんなんだね」と表現するような気がします。
ここを「君」と呼んだのは、コニーに対しての哀れみからの気遣いからでは、と察します。
その直後に、コニー母巨人を拘束していた釘も抜かせています。
ここから、コニーへの申し訳無さ、哀れみから「君」と呼んでいるように感じます。
13巻53話@エレン
「人類の明日が君にかかっているだ」
13巻53話でエレン巨人に対し「君」と呼んでいるのはなぜでしょうか?
間違いなく「ふざけ」と「興奮」ですよね(笑)
「人類の明日が君に」という煽りにはフザケが感じられますし、「熱いな君は」には興奮が感じられます。
この「君」は、ハンジの高いテンションから生まれたのかなと察せられます。
14巻55話@サネス
「君の希望通りなぶり殺しだ」
14巻55話でサネスに対し「君」と呼んだのはなぜなのでしょうか?
この時のハンジはサネスが罠にハマり、レイス家の真実を語るだろうかと考えていたはずです。
サネスがレイス家の真実を話せば作戦成功、失敗するなら睾丸を潰す拷問をすることになります。
どちらにしても、ハンジのテンションがかなり高くなるのは間違いないでしょう(笑)
ここからも、ハンジの「君」という呼び方にはハンジの興奮、高いテンション感が表れているように感じます。
17巻67話@ヒストリア
「君のお父さんを殺す他なくなる」
17巻67話でヒストリアを「君」と呼んだのはなぜなのでしょう?
これ、やはりヒストリアがレイス家の血統であることを意識しているのかな、と感じます。
さらに殺さなければいけない、と言っている相手は壁内の王ロッド・レイスです。
この辺りの事情からヒストリアへの気遣いが生まれ、「君」とヒストリアを呼んだのかな、と察せられます。
もちろん父を殺す、という事からのヒストリアへの哀れみも含まれての「君」というのもあるでしょうが、王家血統ヒストリアと現王であるロッドを殺すという話に対してのハンジの気遣いが表れているのかな、とアースは感じます。
ただ比較的違和感を覚えない、自然に言っている「君」ですよね。
ヒストリアとの距離感だと、普通な会話でも「君」というのが自然な感じなような気もします。
21巻83話@ライナー&ジャン
「君の口も鎧のように固そうに見える」
21巻83話でライナーに対し「君」と言ったのはなぜでしょうか?
この時のハンジは、ライナー会話をするのが初めてではないでしょう。
ただ、「敵としてのライナー」と話をするのは初めてだと考えられます。
そこから「初対面、初会話」の距離感なのかなと察せられます。
後は、これから自分が殺す相手と話している、という特殊な感情からの「君呼ばわり」な感じがします。
ただ、どちらかと言うと「初対面」「敵」な距離感からの「君」のような気がします。
では、同話のジャンをハンジはなぜ「君」と呼んだのでしょうか?
「君のは判断材料」
これ、ジャンの独白をかばい止めるためのセリフですよね。
完全に「部下である君に責任は無い」という意味で言っています。
ここから、部下に対しての距離感から「君」と言っているように感じます。
それまでの戦闘展開からの「仲間」という関係よりも「一部下」としてジャンを扱うために、ピシャリと「君」と言ったのではないのかなと。
一部下として認識させる為の距離感から生まれた「君」なような気がします。
21巻85話@アルミン
「かくして君にはエルヴィンの命と」
21巻85話でアルミンに対し「君」と呼んだのはなぜなのでしょうか?
ここにはどうしてもエルヴィンではなくアルミンが生き残ったという現実に対する憤りが表れている気がします。
アルミンのせいではないのだけれど、アルミンに対しての怒りのような感情が表れているのではないでしょうか?
どうしても「君」が冷たく感じてしまいますよ。
ここにはいつもとは違うアルミンとの距離感が表れているような気がします。
26巻105話@エレン
「私達は君が敵に捕まる度に命がけで君を取り返した」
26巻105話でのエレンに「君」と言ったのは、なぜなのでしょうか?
「君は我々を信頼し」「我々は君への信頼を失った」には、壁がありますよね。
エレンに対して裏切られた、という感情が強く表れているように感じられます。
逆に壁を作るための「君」なような。
エレンとの距離感が表れている「君」なように読めます。
27話107話@エレン
「私の一方的な話を君は聞いてくれた」
「私の一方的な話を君は聞いてくれた」「君と焦燥感を共にしたつもりだった」という言葉からは、逆に親しみ、懐かしみが感じられますよね。
一つ前の105話の「君」と今回の「君」は、非常に対称的です。
この二つからは、エレンには通常でも「君」と呼ぶ関係なのかなと感じます。
27巻109話@フロック
「君が正しいのかもしれないね…」
一部下に対しての呼び方としての「君」な感じがしますよね。
一定の距離感がありながらも、自然に「君」と呼んでいるように感じます。
31巻126話@リヴァイ
「君がアッカーマンだからだ」
最後の会話以外で、唯一リヴァイに対して「君」と呼んでいる場面です。
リヴァイに対し「君」と呼んでいますが、無意識なリヴァイに言っているので本人に聞こえている訳ではありません。
呼びかけている、というよりも独り言での「君」呼ばわりな感じですね。
33巻132話@フロック
「君の言う通りだよ…フロック」
死亡した後のフロックに言う場面です。
「フロックの言う通りだよ」ではなく、「君の言う通りだよ…」「フロック」という言い方に「尊重」と「親しみ」を感じるのはアースだけでしょうか?
死亡し聞こえていないフロックに呼びかける「君」には、ハンジさんのフロックを認める気持ちが込められているように感じます。
33巻132話@アルミン
「君を15代調査兵団団長に任命する」
「君以上の適任はいない」
アルミンに対しては21巻85話にエルヴィンではなく助かったアルミンに対して冷たく言い放つ場面でも「君」と呼んでいます。
いっぽうで33巻132話では「君を15代調査兵団団長に任命する」という団長に任命する場面で「君」と呼んでいます。
こちらでは自然な呼び方での「君」ですよね。
しかしあまりにも対称的な場面での場面での「君」に、ちょっと驚きました(・_・;)
33巻132話@リヴァイ
「君が言ってんの初めて聞いたよ」
今回の記事を作成しようと決めた場面です。
「君が言ってんの初めて聞いたよ」と言っており、リヴァイに面と向かっては初めて「君」と呼びかける場面となっています。
通常であれば「リヴァイが言ってんの初めて聞いたよ」と言うようにも感じます。
この時の「君」という距離感は、これまでのリヴァイに対する距離感とは違っているように感じます。
◆ハンジが「君」と呼ぶ場面の検証結果!
今回見返して、ハンジは通常でも「君」と呼ぶ時があるのだろう、と感じました。
特に105話と107話のエレン、109話のフロックに対する「君」からはそのように感じます。
ただいっぽうで、普段のハンジは名前で相手に呼びかけており、「君」と呼ぶ場面には以下の時が多いように感じました。
- 初見の相手。初めて話す相手。
- 正式な場面や部下に対して。
- 感情が乱れている時。怒り。哀しみ。
- 距離をおく相手。敵。
- 親しい相手。
親しい相手でも敵でも「君」と呼んでいます。
場面には無いですが、ジークに対してでも「君」と呼ぶでしょう。
エルヴィンやピクシス、ザックレーのような目上の相手以外ならば、「君」と呼びそうです。
ただ、何もなく通常であれば名前で呼びます。
「君」と呼ぶ際には、感情が高ぶっていたり緊張している際のように感じます。
これらを踏まえ、最後のリヴァイに対して呼んだ「君」を見直してみましょう!
最後のリヴァイへの「君」なハンジの気持ちとは?
最初にも話ましたが、通常であれば
「ハハッ」
「リヴァイが言ってんの初めて聞いたよ」
と言うように感じます。
そこを「君が」と呼んだのは、なぜなのか?
ここにリヴァイに対し「これまでと違う距離感をハンジが感じていたのでは」とアースは読み取ります。
このセリフの前に、ハンジはリヴァイから心臓を捧げられています。
その後、少し間を置きながら笑みを浮かべていました。
この心臓を捧げよについては別記事で考察していますが、間違いなくリヴァイへの親しさが増加したはずです。
そのような親しくなった距離感から「リヴァイ」ではなく「君」と呼び方に変化が表れたのではないでしょうか?
イメージとしては、リヴァイと呼ばなかった事により、「これまでとは違う存在」と意識しているような。
無意識にプライベートな呼び方になったのでは、と察せられます。
二人が恋愛関係にあったか無かったかは関係なく、例えば職場結婚した後も同じ職場で働いていたとしたら相手を何と呼ぶか?
これまで通りと同じ呼び方では呼びにくい、みたいな。
なのでこれまでは名前で呼んでいた相手だけれど違う呼び方になった、と考察しました!
あくまで管理人アースが感じた違和感からの管理人アースの考察なので、あしからずです!
今回の考察で最後にハンジがリヴァイを「君」と呼んだのは、強くなったプライベートな気持ちから自然に呼んだのでは、と考察できました!
132話でのハンジの考察は、尽きないですよ!\(^o^)/
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こんにちは。
「君」について
「君」って表現は、どこかロマンチスト的なイメージがあります。
二千年後の「君」へ、二千年前の「君」から・・・
ハンジさんの「君」・・・
私の中では、どこかくすぐったいような、なにかロマンチックなような・・
そんな表現として心地よく受け取っています。
スミマセン。要するに、あまり深くは表現としての意味を探っていません(笑)
人によって違和感を覚えたりするだけなので…あくまで管理人アースの感じたところからの考察なので、人によって違いますよね。
朴璐美さんの声でこのセリフ早く聴きたいですね(*^^*)
管理人アース
逃亡中に親密になったって部分を証明しようとして
君表記を探して、結果まったく証明されてないwww
でもその労力は賞賛
>逃亡中に親密になったって
なるほどw
クソメガネ呼ばわりも何となくそれを醸し出しているような(;´Д`)
なかなか泣けますね(泣)
管理人アース
おはようございます☀️早朝に失礼します 大変細かいデータで信頼できる考察です アース団長お疲れ様でした
感極まって自分の考察浮かばないです(号泣)
kayokoさんの考察は団長も言われているように素晴らしい考察で駄目です💦胸にきます
クソメガネ発言の時に後で思ったのですが この時リヴァイの中でハンジの気持ちが変わり(ちょっと特別というか彼女の様な存在に発するクソメガネかと思っていたので)らしくないリヴァイに動揺したのも頷けるしアース団長のおっしゃるように距離感の変化に気がつきある種の気まずさな感じにとれます 君はクソメガネと心臓を捧げろにかかっていた ハンジさんの気持ちだったんじゃないかと(号泣)すごい考察です🌹泣けてきて
切なくなりました😭素晴らしい考察ありがとうございましたm(_ _)m
>君はクソメガネと心臓を捧げろにかかっていた ハンジさんの気持ちだったんじゃないかと(号泣)
本当にそうですね。アースもそう感じます。
この時のハンジの感情をどう解釈し演技するのか、朴さんの演技を正解とし楽しみにしなきゃですね(*^^*)
管理人アース
はい😭
アース団長の調査結果通り、ハンジが相手を「君」と称するのは自分より目上の立場ではなく比較的付き合いの浅い相手に対する場合が殆どなのでしょうね
逆に言えばリヴァイのように直接名前で呼ぶ相手はより親密な関係性にあり、多くの時間を共に過ごした証左のように思います
そんなリヴァイをなぜ、急に「君」と呼んでしまったのか?それはまさにその直前にリヴァイが放った「心臓を捧げよ」という言葉に関係しているのではないかと思います
ハンジがリヴァイという人間を知り、「君」ではなく「リヴァイ」と呼ぶようになるまでにはそれなりに多くの時間があり、その中で多くの思いを共有してきたのだろう事は想像に難くありません
そんなリヴァイが「心臓を捧げよ」とリヴァイらしからぬ事を言うものだから、長年連れ添った間柄でも知らなかった新たな一面を見て、出会ったばかりの頃の新鮮な気持ちが蘇り、思わず「君」と言ってしまったのかな?と思いました
互いの絆はそのままに、それまで背負い続けてきた重荷を取っ払い、ありのままの二人にあの一瞬だけ戻れた、みたいなイメージです
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
う〜ん、これも兵長の心臓を捧げよ考察と同じで、これが正解と言う答えは無いんでしょうね。
他の方々の考察にも目を通しましたが、どの考察も全て共感出来るし、状況を思い浮かべてただけで泣けてきます。
season finalでこの場面が登場した時に、朴さんがこの場面をどう演じるのかが気になります。
最後まで明るく笑い飛ばすような感じで振る舞うのか?それとも「ハハッ」を明るく言った後で徐々にトーンダウンするのか。
敢えて自分なりの考えを言うのであれば、ハンジさんの「君」発言は兵長の「心臓を捧げよ」で感極まり、泣きそうになった事を誤魔化す為に、敢えてよそよそしい言葉を使って距離を置いたのではないかと考えます。
いわゆる最後くらいは調査兵団団長らしく格好つけさせてくれよと言ったところでしょうか。
ハンジさんも兵長もそうですが、2人とも恋愛には不器用な部分がある気がします。
ハンジさんが退場してしまった今だからこそ言える事ですが、この2人は本当にお似合いだったと思いますね(涙)
>兵長の「心臓を捧げよ」で感極まり、泣きそうになった事を誤魔化す為に、敢えてよそよそしい言葉を使って距離を置いたのではないか
そう、これたまんないですよね!
この「君」解釈最高ですよ。最高に泣ける(泣)
朴さんのこの場面、むっちゃ注目ですね!(*^^*)
管理人アース
君、のたった一言で、こんなにも読み手の想像が広がるんですね。 読んだら終わりじゃない、後々まで感情が引っ張られますよ、進撃は。
団長のハンジさんと、兵士長のリヴァイ、現在の調査兵団では彼らが最年長で最上位の役職持ちです。
他の団員は部下かつ年下、呼ぶのに「君」だけでは、その場に居合わせた全員が返事するという事態に。
なので、周囲に複数人いる場合は「リヴァイ」。 二人きりか、はっきり面と向かっているなど、語りかける相手がリヴァイと確定している場合は「君」で良し。
コニーが成長した今なら「あのチビ」「チビオヤジ」だけでも充分通じそうですが(笑)
(눈”눈#)「…💢」
エルヴィンは、素の自分が強く出てくると「私」から「俺」になってました。
「俺はこのまま地下室に行きたい。」
この時のエルヴィンのように、たとえ周りに他の誰かがいても、「君」と呼びかけたあの瞬間、ハンジさんはリヴァイと向き合い、目に映る世界にはお互いだけが存在していた。
…という事かな…難しいですねこの考察のテーマ💦
「お前が残した意志が、俺に力を与える。」
最後の時に、自分の思いを受け止めてくれる相手に関われて、きっと彼らは救われたと思います。
そうさせるリヴァイは強いですね、そしてとても優しい。
>最後の時に、自分の思いを受け止めてくれる相手に関われて、きっと彼らは救われたと思います。
リヴァイが背負っているものは本当に重いですね。
彼が受け止めたこれまでの遺志は、本当に重いですしリヴァイでなければ背負えなかったでしょう。
今回のハンジの気持ちがリヴァイにどう影響を与えるのか?
エレンに激昂するのか!?
要注目ですね!(*^^*)
管理人アース
団長殿お疲れさまです。記事更新をありがとうございます。
わたしは団長の考察では
③の感情が乱れている時(怒り哀しみはこの場合省きます)と
⑤の親しい相手 両方な感じがしました。
ハンジさんは、これから確実に死ぬ自分にこれ以上無いくらい兵士として仲間としてのエールをくれたリヴァイに対して感情がとても昂ぶったと思います。
ここで、もし「リヴァイが」と兵長の名前を口にしたら…もしかしたらもっと抑えきれない何かが噴き出してきてしまいそうになったのかも…。わたしは進撃の世界では恋愛はどちらかというと否定派(というか大事では無いと思う程度)なので「抑えきれない何か」は恋や愛というよりも「もっと生きていたい」「まだ調査兵団でいたい」「エレンを止めて世界とわかり合いたい」などなど…そういった感情を抑える為の「君が」だったのかなと思いました。
そういった意味でも実は本音をリヴァイにだけは明かせたのかな…ハンジさんは晴れ晴れと逝きましたが兵長の最期を想像すると今からわたしも「君が」を意識しておいた方がいいかもです。(泣
>もし「リヴァイが」と兵長の名前を口にしたら…もしかしたらもっと抑えきれない何かが噴き出してきてしまいそうになったのかも…。
kayokoさんのハンジは…もうダメです。アースの中の「抑えきれない何か」が零れ落ちそうです。
このコメントを読んでハンネスさんに「ありがとう」と言いながら「行かないで」と口を押さえてつぶやいたカルラを思い出しました。
これまで当たり前に暮らしていた幸せな日常を思い出して行かないで、と言ったカルラ。
ハンジも「心臓を捧げよ」と言われて様々な記憶がフラッシュバックしたのかもですね。
同時に様々な感情が駆け巡り、抑えるための「君」だったのかも。
本当に素晴らしい考察です。
ありがとうございます!
もう号泣!(´;ω;`)
管理人アース
お返事をありがとうございます(嬉!
カルラの「行かないで」強烈でしたよね。カルラとハンジさんの2人に共通する
“母として子どもたちを守る”
“団長として部下たちを守る”
でも本当は死にたくない、まだ一緒にいたい…でも最期くらい団長として母親として格好をつけさせてくれ…(カルラが格好をつけたというわけではなくあくまでも母親としての最重要案件=子どもたちを守り育てる事を遵守する)この葛藤をあえて女性キャラに当てた諌山先生はすごい作家だなぁと思います。
話が逸れましたf^_^;
皆さんのコメント考察もそれぞれで、ハンジさんの「君」の一言でここまで思い巡らす事が出来るなんて…進撃すごいですよね…。
k a y o k oさん
団長
おはようございます。
ヨコから失礼します。
皆さんのコメントは、どれもが正解だという巴里分隊長の意見に同意です。
その上で、
> “母として子どもたちを守る”
“団長として部下たちを守る”
でも本当は死にたくない、まだ一緒にいたい…
コレに尽きます。
失礼いたしました。
ユミル・イェーガーさん。
お返事をありがとうございます。サイトの中で交流できて嬉しいです。
カルラもハンジさんも空の上で笑顔でいてほしいです。
これからもよろしくお願いします😊
>カルラとハンジさんの2人に共通する
この見方ができるようになったのはkayokoさんの考察のおかげです。アースは全く気付きませんでした。ありがとうございます!m(_ _)m
>ハンジさんの「君」の一言でここまで思い巡らす事が出来るなんて…進撃すごいですよね…。
読者にそう考えさせたり想像させるくらいキャラが立っているからですよね。
本当にスゴい作品ですよ!
この場面、アニメで観られるのが楽しみです(*^^*)
管理人アース
この場面のアニメ化は本当に楽しみです。泣いてしまうだろうけれど(´;ω;`)
同感です(´;ω;`)
号泣必至かと(泣)
管理人アース
なんにしろ、相手に「敬意」「後ろめたさ」を示す場面では「君」を使っていますね。
サネスの場合は、心理的手段としての「君」だと思います。「決して同情はしない。」という。
他は、アルミン任命、フロックの忠誠心、ライナーの戦士としての誇り等に敬意を表しているのだと思います。
しかし、リヴァイに対しては、「送り出してくれたこと。」「心臓を捧げ戦ったこと。」等への敬意の他に、個人的な感情があると思います。
きっといろんな感情が渦巻いたんだろうなぁと。
先に死んでしまう申し訳なさ。
イザベルや、ファーランへの申し訳なさ。
そして、その2人に対する、リヴァイを守り抜くという敬意の示し方。
常に考え続けるハンジだからこそ、「君」の種類が生まれ、決意の強さから、特攻に走ったのかもしれません。
それはそうと、個人的にすごく、「君が言ってんの初めて聞いたよ。」の部分に隠されてそうな意味が気になるのですが、いかがでしょうか?笑
「リヴァイに言わせたくなかった。」という意味か、
「初めて言った相手が私である。」という意味か笑、
「何か返事が欲しい…。」という意味なのか…
何をとっても切なくなりますが、ちょっと気になります。
3つ目だとしたら、最後の笑みは「返答がない」ことにリヴァイらしさを感じたのでは?と思いますね笑
>常に考え続けるハンジだからこそ、「君」の種類が生まれ、決意の強さから
良いですね!
ハンジさんの「君」には本当にいろいろな意味が含まれているように感じましたよ。
>「初めて言った相手が私である。」という意味か笑、
アースはそう感じました。
一番言って欲しい言葉であり、それを言ってくれた相手が私が初めて。
それを照れ隠しのように答えた言葉が「ハハ」「君が言ってんの…」になったのかなと。
最高ですよね(泣)
管理人アース