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キングダム852話ネタバレ考察|展開完了!秦軍44万vs趙軍40万+α各将の配置と決意

アース
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10月9日発売ヤングジャンプ○○号掲載の「キングダム852話」の内容と考察です。

852話「展開完了」

『キングダム』852話では、秦軍44万と趙軍40万+αという史上最大規模の両軍が全ての配置を完了させる様子が描かれます。

各将が持ち場へと展開し、それぞれの思惑と決意が交錯する――まさに中華史上最大の決戦の序章です。

前回851話では、秦軍43万という圧倒的な戦力が趙国境の全箇所に展開し広域戦が開始され、李牧が1年かけて民の避難計画を立てていたこと、そして飛信隊では昂と羌礼の衝撃的なキスシーンが描かれました。

信は「いくぞ李牧。お前の首は俺が取る!」と決意を新たにし、李牧は「開戦号令は私がかけます」と宣言しました。

ここから各戦場へどのように軍が配置されるのか。

李牧の配置が不明という不気味な状況がどう展開するのか。

852話の内容を見ていきましょう。

キングダムネタバレ考察|852話あらすじ!

楊端和軍7万の配置完了

楊端和軍は続々と配置に着き、その兵力は7万です。

橑陽攻め以来の登場となるフィゴ王・ダントは、楊端和を見て相変わらず「いい女だ」と繰り返します。

ダントは内心で呟きました。

「昔は楊端和の両腕を斬り落としてでも自分のモノにしようと考えていたが、最近は年を取ってそこまで考えていない」

「ただ楊端和の役に立つだけで満足だ」

楊端和が指笛を鳴らし、右こぶしを握って「ガッツだぜ」と激励すると、色々滾ってきたダントは下品な言葉を連発しながら突き進んでいきました。

山の民のキタリは、その様子を見て「相変わらずキモイ」と吐き捨てます。

一方、メラ族のキタリは、楊端和から離れた配置となった壁について不満を漏らしました。

「きっと私と一緒に居たくないのだ」

しかし壁には、この地を志願した深い理由がありました。

楊端和軍が相対するのは、舜水樹と馬南慈の連合軍である可能性が高いと見られています。

68巻

壁軍1万が最北端へ志願配置

壁軍は秦軍の中でも最も小規模な部隊の一つである1万の兵力ですが、秦軍の中でも一、二を争うほど早く展開しました。

壁は今回の戦いで、最北端の配置を自ら志願したのです。

壁が最北端を志願した理由は二つありました。

「以前宜安にて捕虜となり土木作業に従事させられていた経験から、趙の道を知っている」

「戦略的にも趙北部に身を置くべきだと考えた」

一つ目は、趙北部の一帯に土地勘があるという利点でした。

そして二つ目は、壁が胸に秘めた個人的な理由です。

「是非会いたい者がいる」

壁が会いたいと願う「ある人物」とは一体誰なのか、これは今後の展開で明らかになるでしょう。

王賁率いる玉鳳軍6万が最北端を志願

王賁率いる玉鳳隊は最北端の配置となり、これもまた王賁自身の志願によるものです。

兵力は6万です。

この場所は味方から距離があり、誰もが嫌がる「外れクジ」や難しいポイントと見なされています。

副官の関常は不満を漏らしました。

「自分から外れクジを引かなくてもよいものを」

関常は、王賁が王翦軍の「盾」となるつもりではないかと問いかけますが、王賁は真意を明かしません。

「そう思いたいのなら、そう思っていろ」

王賁は内心で決意していました。

「ここを任せられるのは俺以外にはいないだろう」

そして王賁には、もう一つの野望がありました。

亜花錦が口にします。

「ここは大穴でもしかすると李牧の首を獲れるかも知れない」

王賁は李牧の首を諦めてはおらず、未だかつて経験したことのない規模の戦いで、戦況が複雑化する中で必ず巡ってくる「好機」を電光石火の動きで仕留めるつもりでいます。

王翦軍7万は宿敵・司馬尚と再戦か

王翦軍は7万の兵力で河印なる地域の平地へ展開しました。

相対するのは前回敗北を喫した相手である司馬尚となる可能性が高いです。

注目すべきは、糸凌の復活です。

糸凌は倉央の後ろに配置されており、王翦軍の戦力が回復していることを示しています。

王翦と司馬尚の再戦は、この大戦の重要な見どころの一つとなるでしょう。

録嗚未軍6万は王騎軍の老練たち

録嗚未軍、隆国軍、干央軍の合計6万は、弁狼に展開しました。

騰が戦線を去るなど、王騎軍の面々が欠けていく状況に、録嗚未はやや調子を崩している様子です。

しかし、録嗚未は百戦錬磨のベテランとして腹を括っています。

「いざ戦場となれば、いつも通り死闘を繰り広げるだけ」

干央と隆国は、15年前に妻を亡くしてから再婚していない録嗚未に対し、この戦いが終わったら年頃の娘を嫁にもらうよう冗談交じりに勧めます。

王騎軍の老練たちのベテランらしい余裕が見える一幕でした。

蒙恬率いる楽華軍に新戦力が加入

楽華隊には新たな戦力が加入しました。

蒙恬が相対するのは骨珉伯と馬風慈が予想されています。

一人は曹空という元・蒙武軍の矛使いで、愛閃が蒙武軍副官・来輝軍から無理矢理引き抜いた実力者です。

もう一人は胡龍という、かつての楽華隊副官・胡漸(龐煖の奇襲で命を落とした)の孫で、陸仙の下で仕えている人物です。

胡漸の孫が楽華隊に加わるというのは、因縁を感じさせる展開です。

蒙恬軍の戦力が強化されたことで、骨珉伯・馬風慈との戦いがより熾烈なものになるでしょう。

信率いる飛信隊4万と羌瘣軍2万

李信軍は4万、隣接する羌瘣軍は2万の計6万での戦いとなります。

信は羌瘣と短く言葉を交わしました。

「戦が始まれば終わるまで会うこともないほど離れた戦場になる」

軍を分けること、信と離れることに、羌瘣は懸念を感じている様子です。

一方、羌瘣の妹分である羌礼は、趙に近づくにつれて「嫌な感じがする」と言いながらも、昂とキスをしました。

「勝利のまじない」

その様子を目の当たりにした信は、羌瘣に尋ねます。

「そんなおまじないがあるのか?」

羌瘣は即座に否定しました。

「そんなものは無い」

しかし信は、羌瘣に戦に勝ったら同じことをするように言いました。

羌瘣は「いーよ」と返事をし、信よりも嬉しそうな表情を見せました。

そして信は、ヨコヨコ軍(元韓人部隊)を主戦場に置かず、軍を分散させたことを謝罪しました。

しかしヨコヨコは、初陣の狙いとしては当然の判断だと受け入れます。

彼らは洛亜完が示した「道」を理解しており、結果を積み重ねて信頼を勝ち取っていくしかないという覚悟を示しました。

そして信は、開戦から「ど派手にぶちかますぞ!」と檄を飛ばします。

信と羌瘣の部隊は、紀彗、傅抵、カイネらを相手にすることになる見込みです。

趙軍40万+α、しかし李牧の姿が見えない

趙軍は総勢40万+αで、今まで登場して生き残っている武将が全て出ています。

楽彰、趙葱、顔聚、李白、馬風慈、骨珉伯など、錚々たる面々が揃いました。

三大天の司馬尚が一軍を率い、李牧は高台から広域全体を俯瞰する陣容です。

趙軍の布陣には特徴がありました。

「左右に翼のように広がり、正面は薄く、側面は厚い布陣」

秦軍を受ける姿勢を見せていますが、ここに李牧の策略が隠されている可能性があります。

そして最も不気味なのは、李牧が高台から早馬を使って各軍に指示を送る体制を取っているという点です。

李牧は戦場全体を俯瞰しながら動向を見極めていると見られています。

李牧は秦が広範囲から攻めて来ることは読んでおり、前々から村々を訪問し、できるだけ秦が攻めてこない城にまで逃げるように伝えていたようです。

しかし、秦軍の規模が予想を超えていたため、趙の民は狼狽している様子が描かれました。

さらに、「+α」として、宜安や邯鄲からの未知の兵力が存在しており、これが戦局を左右する可能性があります。

秦軍44万vs趙軍40万+αという史上最大の決戦が、いよいよ次回から本格的に幕を開けることになります。

キングダムネタバレ考察|852話の感想と考察

今回の852話は、秦軍44万と趙軍40万+αという史上最大規模の両軍が全ての配置を完了という、まさに決戦前夜の緊張感が描かれました。

特に印象的だったのは、**各将の志願配置**です。

王賁が最北端という「外れクジ」を自ら志願し、李牧の首を狙うという野望を秘めている点。

戦況が複雑化する中で必ず巡ってくる「好機」を電光石火の動きで仕留めるという王賁の決意は、彼の成長を感じさせます。

また、壁が「是非会いたい者がいる」として最北端を志願したことも気になります。

かつて趙北部の収容所で土木作業に従事させられていた経験を持つ壁が、会いたいと願う「ある人物」とは誰なのか。

今後の展開で明らかになる伏線でしょう。

そして、**羌礼と昂のキスシーン**から生まれた、信と羌瘣の約束も見逃せません。

羌瘣が「いーよ」と返事をした時の嬉しそうな表情が印象的でした。

戦いが終わった後、二人はどうなるのか。

一方、**趙軍の布陣**も興味深かったですね。

左右に翼のように広がり、正面は薄く、側面は厚い布陣。

秦軍を受ける姿勢を見せながら、李牧は高台から全体を俯瞰し、早馬で指示を送る体制を取っています。

李牧の策略がどう機能するのか、非常に気になります。

そして何より、**録嗚未の覚悟**が印象的でした。

騰が戦線を去り、王騎軍の面々が欠けていく状況でも、「いざ戦場となれば、いつも通り死闘を繰り広げるだけ」という言葉。

百戦錬磨のベテランらしい安定感が感じられました。

さて、今回は**「展開完了」**と**「各将の決意」**が描かれました。

ここでまとめておきましょう!

各軍の配置について

今回明らかになった各軍の配置をまとめます。

楊端和軍は7万で、舜水樹と馬南慈の連合軍と対峙する見込み。

壁軍は1万で最北端に配置され、「ある人物」との再会を目的としています。

王賁率いる玉鳳軍は6万で最北端を志願し、李牧の首を狙っています。

王翦軍は7万で、宿敵・司馬尚との雪辱戦に挑みます。

録嗚未軍は6万で、王騎軍の老練たちが顔聚軍と対峙。

蒙恬率いる楽華軍には、曹空と胡龍という新戦力が加入し、骨珉伯・馬風慈との戦いに備えます。

信率いる飛信隊は4万、羌瘣軍は2万で、紀彗、傅抵、カイネらと対峙する見込みです。

李牧の戦術の不気味さ

今回の配置で改めて感じたのは、李牧の戦術の精密さです。

秦軍が広範囲から攻めて来ることを読み、前々から民を避難させる準備をしていた点。

高台から全体を俯瞰し、早馬で各軍に指示を送る体制を取ることで、全戦場を自由に動き回る可能性を示唆しています。

趙軍の布陣図に李牧の名前がないということは、李牧が特定の場所に縛られず、戦況に応じて柔軟に動くことを意味しているのでしょう。

この李牧の策略によって、各戦場がどう動くのか。

特に王賁や壁が配置された最北端で何が起こるのか、非常に気になります。

キングダムネタバレ852話|アースの感想

アース
アース
ついに展開完了!各軍の配置が明らかになりましたね。

王賁が「ここを任せられるのは俺以外にはいないだろう」と決意して最北端を志願したシーン、めっちゃ熱かったです。

外れクジと言われる難しいポイントを自ら選び、李牧の首を狙う野望を秘めている。

王賁の成長が感じられました。

そして壁が「是非会いたい者がいる」として最北端を志願したことも気になります。

かつて趙北部の収容所で捕虜となっていた壁が、会いたいと願う「ある人物」とは誰なのか。

今後の展開で明らかになる伏線ですよね。

羌礼と昂のキスシーンから生まれた、信と羌瘣の約束も可愛かった。

羌瘣が「いーよ」と返事をした時の嬉しそうな表情、印象的でした。

録嗚未の「いざ戦場となれば、いつも通り死闘を繰り広げるだけ」という言葉も、百戦錬磨のベテランらしい安定感が感じられました。

でも一番気になるのは、やっぱり李牧の布陣です。

左右に翼のように広がり、正面は薄く、側面は厚い布陣。

李牧は高台から全体を俯瞰し、早馬で指示を送る体制を取っています。

李牧の策略がどう機能するのか、非常に気になります。

はてさて、王賁は李牧の首を獲れるのでしょうか。

壁は「ある人物」と再会できるのか。

信と羌瘣の約束は果たされるのか。

次号が待ち遠しくて何も手につきません。

どうなるのか予想やご意見ぜひ教えて下さい!

キングダムネタバレ852話予想!李牧の策略とは?

今回の展開完了で、**李牧が高台から全体を俯瞰し、早馬で各軍に指示を送る体制**を取ることが明らかになりました。

趙軍の布陣図に李牧の名前がないということは、李牧が特定の場所に縛られず、戦況に応じて柔軟に動くことを意味しています。

これは、全戦場を自由に動き回る可能性を示唆しており、秦軍にとって非常に厄介な戦術です。

秦軍は各将が優秀で、本営が細かく戦略を決めなくても各々が役割を察して遂行する力を持っています。

しかし李牧は、この秦軍の強みを逆手に取り、押さえ所を固定できず、最も守りづらい戦いを強いられる可能性があります。

また、**王賁が最北端を志願し、李牧の首を狙っている**という点も注目です。

王賁は戦況が複雑化する中で必ず巡ってくる「好機」を電光石火の動きで仕留めるつもりでいます。

この王賁の野望と、李牧の策略がどう絡み合うのか。

そして**壁が会いたいと願う「ある人物」**とは誰なのか。

かつて趙北部の収容所で捕虜となっていた壁が、この地で再会を果たす相手とは。

趙軍の「+α」として、宜安や邯鄲からの未知の兵力が存在しており、これが戦局を左右する可能性もあります。

次回853話で、各戦場の戦いがどう展開するのか。

特に李牧の策略がどう機能し、王賁や壁の思惑がどう動くのか見逃せません!

予想ここまで!

次回の853話は絶対に見逃せませんよ!

**李牧の策略は何なのか?王賁は李牧の首を獲れるのか?壁は「ある人物」と再会できるのか?**

次週の853話、超要チェックですよ!

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