「キングダム」にはラスボスと呼べるようなキャラが、複数存在します。
ただ嬴政目線で見るとこの呂不韋という人物は、「キングダム」前半においてまさに「ラスボス」でした。
そんな呂不韋は40巻で失脚し、60巻では舞台からの完全な退場となったように見えます。
ただこれまで史実通りの展開で描かれていた呂不韋ですが、最後は退場は違う展開で描かれていました。
となると、ここから何か新たな展開が生まれるのか？
呂不韋の生き残り伏線を検証してみましょう！
キングダム呂不韋の史実とは違う生き残り展開を検証！
呂不韋は一介の商人から秦の宰相にまで登り詰めた人物であり、嬴政の実父なのではと考察までされる史実に登場した傑物です。
この辺りは呂不韋のプロフィール記事にて解説してますので、見てみてください。
「キングダム」での呂不韋はほぼ史実通りに描かれており嬴政の母太后との密通も史実通りですし、呂不韋が嫪毐(ろうあい)を当てがいそこから反乱が起こったのも史実です。
そし60巻で毒をあおり自殺した、というのも史実通りでありここまではキングダムでもその通りに描かれていました。
史実を読みながら追いかけているキングダムファンは、「ああ、やはり史実通りに描かれ呂不韋はここで死亡退場するのだな」と思ったことでしょう。
呂不韋死亡の報せを聞きうなだれる嬴政や元呂不韋四柱の面々の描写は、キングダムオリジナルなのかは知る由もないですが、ここで呂不韋死亡退場なのは間違いない、と読めました。
しかしその後の最後の1ページで、まさかの呂不韋の河南脱出が描かれ「ええ！？」と思ったのはアースだけではないはずです。
最後の最後でキングダムオリジナルに改変し描くのか、と。
これには驚きましたよね！
10巻で初登場し40巻で失墜するまでの30巻、ほぼ史実に基づき描かれ暗躍した呂不韋。
60巻での死亡退場で、まさかのオリジナル展開になるとは！
さて、ここでオリジナル展開で呂不韋を生残された理由とは、何なのでしょうか？
作者原先生は、ここから何か新たな展開を産む予定なのでしょうか？
さらに検証してみましょう！
キングダム呂不韋の生き残りから生まれるオリジナル展開とは？
まず、なぜ原先生は呂不韋を生き残らせたのでしょうか？
この真実は嬴政の実父が呂不韋なのかと同じように、作者の原先生自身しか知る由もありませんが、考えられるのは3つでしょう。
- 呂不韋というキャラクターへの愛着
- 呂不韋というキャラクターらしい最期がこれだった
- 今後の新たな展開のため
前半で大活躍をした呂不韋に間違いなく愛着はあるでしょうし、死亡退場させるのは忍びなかったかもしれませんよね。
さらに死亡よりも呂不韋らしい退場、というところもあるかもしれません。
ただここで気になるのは「新たな展開のため」</strong>というところです。
史実では死亡しているため、今後呂不韋が登場するとなると必ずキングダムオリジナルな展開になります。
このような事はあるのでしょうか？
まず、無いでしょう。
呂不韋の退場の仕方は、完全に嬴政の事を思ってのことです。
「集まってくるかつての反乱分子を抑えるために御していた」という描かれ方をしており、ここからまた敵として登場することはまず無いでしょう。
となると、「呂不韋らしい退場の仕方」として生き残らせたということになり、もう登場することはないように読めますよね。
ただここについては、ひとつだけ登場するイメージがあります。
嬴政の中華統一後です。
「『キングダム』は中華統一後も描かれる」と、キングダム10周年記念の原先生インタビューにて語られています。
もしかしたら、中華統一後の世界を見届ける呂不韋が、チラッと描かれたりするかもしれませんよね！
そのために脱出した、と描かれていましたし。
そんな描写を見てみたいな、とも思いますよ！＼(^o^)／
さて、今回は呂不韋の生き残り伏線を考察しました。
最後の最後に呂不韋が登場するのでは、という予想は当たるのか？
最終話まで要チェクですよ！(*^^*)
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