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【キングダム】雷土(らいど)の死亡シーンを完全解説!扈輒の拷問から最期まで|桓騎との絆

アース
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雷土の箱…

元野盗の集まりである桓騎軍の中で、No2に位置する雷土。

腕っぷしだけではなく全体を見渡す描写も多々登場している雷土は、間違いなく桓騎軍No2でしょう。

桓齮に対するリスペクトも、そのようなポジションに押し上げていると感じられます。

そんな雷土は、695話死亡が確定しました。

かなりの名場面とも受け取れる雷土死亡シーンでしたが、その前から貼られていた死亡フラグから箱に入るまでをまとめました。

順番に、雷土を見直してみましょう!

さらに、雷土は史実にも登場していたのか?

まとめて解説していきます!

目次 / Contents
  1. 雷土のプロフィール
  2. キングダム雷土とは
  3. 雷土の死亡経緯|扈輒軍との戦いで拷問の末に処刑
  4. 雷土の性格|粗暴だが忠義に厚い野盗の頭領
  5. 雷土の強さ・能力|野盗の勘を活かす戦術眼
  6. 雷土の関係性|桓騎・ゼノウ・摩論・信との絆
  7. 雷土の戦歴年表
  8. 雷土の名場面|忠義を貫いた最期
  9. 雷土の役割・立ち位置|桓騎軍の実態を体現するキャラ
  10. 雷土の声優・アニメ情報
  11. キングダム雷土は史実に登場するのか?
  12. 雷土に関するよくある質問(FAQ)

雷土のプロフィール

項目内容
名前雷土(らいど)
所属秦国軍・桓騎軍
役職桓騎軍幹部・雷土一家頭領
階級五千人将→将軍
初登場41巻(黒羊丘の戦い)
身体的特徴わずかに短髪を残したスキンヘッド、左目周りに刺青、首周りにベージュの毛皮
性格粗暴だが戦況判断に優れる、桓騎への絶対的忠義
能力値武力90・指揮力85・知力82
声優(第2シリーズ)小松史法
声優(第3・4シリーズ)佐久間元輝
声優(第5シリーズ以降)乃村健次
生死死亡(平陽の戦い・扈輒軍との戦いにて)

キングダム雷土とは

「キングダム」676話より

曲者ぞろいの桓齮軍のNo2の雷土。

黒羊丘の戦い41巻に登場した雷土は、明らかにNo2な感じで描かれていました。

「キングダム」41巻より

この場面で、初めて桓齮と会った

あまりの嫌悪感に、思わず剣を抜こうとしてしまいます。

その信に反応して立ち上がり、「オイ!」と叫び止めたのが雷土でした。

この辺りから、桓齮ボディーガード役な感じも見受けられますよね。

腕っぷしの強さで言えばゼノウの方が上でしょうが、桓齮を強くリスペクトしているところからそう感じられます。

44巻で桓齮にキレた信が乗り込んできた時には、雷土が一番に反応し一番に信を殴り飛ばしていました。

この時も桓齮を守るためでしたし、やはりボディーガード役な感じに見えました。

ただその後雷土は、信と殴り合いをしますが信に殴り負け、吹き飛ばされてしまいます。

これは信が強すぎるからかもですが、腕っぷしは信以下なのかもしれません。

ボディーガード役としては、ちょっと不安なところに見えましたね(笑)

しかしその後いち早く信に向けて剣を抜き、羌瘣を牽制したところに雷土の頭の回転の速さも感じられます。

桓齮へのリスペクト・腕っぷしのそれなりの強さ・頭の回転の速さ。

この辺りに、桓騎軍No2雷土の理由が見えるように感じます。

雷土一家とは

雷土は「雷土一家」と呼ばれる一派の頭領であり、桓騎軍の中核を成す複数の”一家”の一つを率いています。

桓騎軍には他に、ゼノウ一家・砂鬼一家・那貴隊など、もともと野盗集団だったと思われる部隊が複数存在します。

那貴がかつて雷土一家に所属していたことからも、雷土が部下を育てる立場にあったことが窺えます。

一般的な秦軍の階級体系からすると、雷土は一個一家を率いる”準将軍級”の権限を持っており、前線の裁量が非常に大きい存在でした。



雷土の死亡経緯|扈輒軍との戦いで拷問の末に処刑

「キングダム」676話より

695話で扈輒将軍による拷問により、バラバラにされ死亡した雷土。

しかし676話時点で、雷土には既に死亡フラグが立っていました。

676話での死亡フラグ

676話で明らかに扈輒軍に対し分が悪い戦いをする桓騎軍に、摩論は「全滅だ」と嘆きます。

そんな摩論に雷土は「それでもお前ら桓齮一家か」と指摘し、偉くなった事により「渇いていないから、染みない」と話します。

いっぽうで、全く変わらず以前以上に渇いているように見える桓齮将軍。

そんな桓齮に向け「いったい何と戦っているんだろうな」とつぶやきます。

このように桓齮について振り返る描写は、「雷土の死亡フラグ」に見えますよね。

「たらふく酒を飲ませてお頭が渇いている理由を聞く」というのも、雷土は聞けないという死亡フラグにも見えます。

桓齮に想いを馳せる雷土にはこの先に死亡展開が待っているように、強く感じられます。

捕縛から拷問へ

雷土は平陽攻略戦において、右翼軍を指揮し趙の将軍・龍白公と対峙していました。

桓騎の奇策を理解し、わざと後退して敵を誘い込む作戦を実行します。

その過程で龍白公を討ち取ることに成功しますが、その直後に龍白公の息子・竜布によって包囲され、生け捕りにされてしまいます。

捕らえられた雷土は、趙軍総大将・扈輒の本陣へ連行されました。

扈輒は桓騎の狙いを吐かせようとしましたが、雷土は桓騎の策の真意に気づき、「やっぱりお頭は最高だ」と笑いながら口を割ることを拒否しました。

凄惨な拷問の詳細

さらに、扈輒将軍に捕まり拷問を受ける雷土。

「キングダム」686話より

拷問を受けながら、桓齮の根っこの何かに気付きます。

これも死亡フラグですよね。

この根っことは、桓齮が死亡なり退場する時に回収される「桓齮最大の謎」でしょう。

桓齮の最後に回収されるそれに気付いた雷土は、まず間違いなく桓齮と再会はできなくなるという事になります。

扈輒は雷土を「優秀な兵士」と評価しつつも、龍白公を殺した罪と黒羊で市民を虐殺した罪に対する罰として、凄惨な拷問を行いました。

まず左手の指五本すべてが落とされ、続いて片腕を切り落とされ、右足の指も爪を剥がされてその上から釘を打ち込まれ、全身にも至る所に釘が刺されました。

最後に扈輒から「桓騎は何を狙っているのか」と尋問されましたが、雷土は「もし桓騎がここにいても何も教えない」「ゴミ捨て場で自分たちを拾ってくれた男は最高の男だ」と叫び、何も語りませんでした。

死亡確定シーン

そしてその通りとなり、695話で雷土は拷問から生きたままバラバラにされ、箱詰めにされた状態で死亡が確定します。

雷土の遺体はバラバラにされて箱詰めにされた状態で桓騎たちのもとに送られました。

この時、黒桜と摩論は雷土の死を感じ取っています。

雷土の死は最期の瞬間まで「もっとちゃんと桓騎と話をしておけばよかった」と考えており、桓騎の本質に少し触れた気がしていました。

この時に雷土の頬を撫でながら桓齮が言った「大馬鹿野郎」は、マジで泣けました!(泣)

箱の中にある雷土の顔に手を添え、「不細工ヅラがさらに酷くなったなー雷土。無茶せず適当に逃げろっつったろーが。俺の言うことを聞かねーからだぞ、この大馬鹿野郎が」と語りかけました。

普段は冷酷な桓騎が、部下の死に際して「逃げろと言ったのに」と悔やみ、愛情とも取れる感情を露わにした数少ない場面です。

この雷土死亡確定シーンは、名シーンだと感じましたよ(号泣)

ここまで雷土の死亡フラグから死亡確定までを見てきましたが、本当にキチンとフラグが仕掛けられ回収されていましたね。

史実となっている「桓齮による扈輒軍兵10万打首の理由として死亡する」形となった雷土ですが、この役割は雷土にしかできないでしょう。

いや、黒桜でも桓齮はやったかな?(・_・;)

砂鬼にさえも「まさか」と言わせた桓齮の10万打首の理由には、やはり雷土死亡しか無いでしょう!

桓齮の根っこに唯一気付きながらも散って逝った雷土。

彼の忠義に生きた姿勢は、桓騎の怒りの爆発を招き、史実の通り投降した10万の趙兵の首を斬首するという結果につながりました。

雷土の性格|粗暴だが忠義に厚い野盗の頭領

粗暴で下品な言動

雷土は口が悪く、下品な冗談や罵倒を平気で飛ばすタイプです。

黒羊丘や各地での略奪・虐殺にも積極的に関わっており、拷問や見せしめ処刑を楽しんでいるような描写もあります。

那貴からは「雷土よりもおっかない」と評されることもあるほど、桓騎軍内では恐れられる存在でもありました。

反権威的で型破り

一般的な秦軍の”規律”や”武人の矜持”とは無縁で、勝つためならばどんな汚い手でも使うという価値観を桓騎と共有しています。

文官や真面目な秦将とは価値観が噛み合いませんが、戦果さえ出せばいいという現場側の論理で押し通します。

仲間意識と桓騎への絶対的忠義

一方で、自分の一家や桓騎軍の仲間には強い仲間意識を持ち、裏切りや仲間売りを何より嫌います。

桓騎に対しては絶対的な忠義を持っており、桓騎を「お頭」と呼んで慕っていました。

扈輒に捕らえられて四肢を切り落とされるほどの拷問を受けても、桓騎の本当の狙いや策略を一切漏らさず、最期まで主を守り通しました。

死の間際、桓騎を信じ切った笑みを浮かべて息絶える場面は、彼が単なる”快楽殺人者”ではなく、歪んだ忠義者であることを強く印象付けます。

豪放磊落な兄貴分

信や飛信隊に対しては、最初こそ小馬鹿にした態度でしたが、戦場での働きを認めるにつれ、乱暴な言葉の裏に一定の評価と親近感が見え隠れするようになります。

元野盗らしく”真っ当な軍人”とは真逆の立ち居振る舞いですが、部下からの信頼は厚く、雷土一家は桓騎軍でも特に結束の強い部隊として描かれています。

雷土の強さ・能力|野盗の勘を活かす戦術眼

公式ガイドブックによる能力値

『キングダム』公式ガイドブック(英傑列紀など)に基づく雷土のステータスは以下の通りです。

突出した数値ではありませんが、全体的に高水準でバランスが取れています。

– 武力: 90
– 指揮力: 85
– 知力: 82
– 経験値: C

荒っぽい言動とは裏腹に、戦況を冷静に分析する知力と、前線で体を張る武力を兼ね備えています。

個人武力

いわゆる”化け物級(龐煖・蒙武クラス)”ではないものの、一騎打ちが頻発する修羅場を何度も生き抜いてきた歴戦の猛者です。

大振りの剣・鉄棍のような武器で豪快に斬り伏せるタイプで、真正面からの殴り合いにも十分対応可能です。

黒羊丘の戦いでは、信と激しい殴り合いを演じました。

隊長クラスの信と互角に渡り合う肉体の強さを見せています。

指揮能力と戦術眼

雷土一家の頭として、中から大規模部隊(数百から数千規模)を運用する指揮能力を持ちます。

地形や敵の心理の綻びを突いて乱戦に持ち込み、相手の隊列を崩してから虐殺するような”桓騎流ゲリラ戦”をよく体現しています。

真価は「野盗の勘」を活かした戦術眼にあり、黒羊丘の戦いでは本能型の将軍である慶舎の罠を直感で回避し、逆に奇襲をかけるなど、正規の軍事教育を受けていないながらも鋭い嗅覚を発揮しました。

窮地において野盗時代の笛「火兎(かと)」を使い、ゼノウ一家と共に即座に退却・再集結する判断力の高さも披露しています。

雷土の関係性|桓騎・ゼノウ・摩論・信との絆

桓騎との関係

雷土は桓騎軍の中でも古参中の古参であり、野盗時代から桓騎と行動を共にしてきた”右腕の一人”です。

桓騎を「お頭」「大将」と呼びつつも、恐怖ではなく”同じ穴のムジナとしての信頼”で繋がっているような距離感が特徴的です。

かつて桓騎が雷土とその一家を取り込もうとした際には、その力量が認められていました。

函谷関の戦いで桓騎が「心配すんな雷土。全部上手くいく」と自信満々に鼓舞した際には、将軍としての求心力を示しています。

扈輒の拷問でも桓騎への忠義を貫き、その死は桓騎の心情に強烈な影響を与えました。

他の桓騎軍幹部との関係

ゼノウ・黒桜・那貴・摩論らとともに、桓騎軍の中核をなす幹部グループの一角です。

ゼノウとは桓騎軍の将軍仲間として多くの戦いを共にした戦友関係にあり、お互いの行動パターンを直感的に理解し合える関係でした。

摩論とは参謀と武将という立場で互いの能力を補完し合う関係にあり、摩論の立案した作戦を雷土が実行に移すという理想的な組み合わせでした。

ゼノウ一家のような”純粋な暴力装置”とも、摩論のような”打算だけの参謀”とも違い、暴力と忠義のバランスが両立している位置にいました。

那貴がかつて雷土一家に所属していたことからも、幹部たちの中でも比較的”育てる側・まとめる側”だったことが窺えます。

信・飛信隊との関係

初期は、信を含む飛信隊を「クソ真面目なガキども」と小馬鹿にしていました。

しかし黒羊や鄴での戦いを通じて、その武勇と粘り強さを認めるようになります。

お互いのやり方や倫理観は根本的に異なりますが、「敵をぶっ倒す」という一点では共闘する場面も多く、戦友に近い距離感まで接近していきました。

雷土の死後、信と飛信隊は桓騎軍の”闇の側面”とより強く対峙させられることになり、その意味でも雷土は両軍を繋ぐ橋渡し役でした。

雷土の戦歴年表

時期・戦い巻数主な活躍内容
合従軍編(函谷関攻防戦)27巻前後初登場。桓騎軍幹部として敵補給線の襲撃や奇襲部隊の指揮を担当。函谷関周辺での奇襲戦で敵の後方を荒らし、他国兵から恐れられる
山陽攻略戦20巻桓騎軍の副官として登場。魏の猛将・介子坊軍を翻弄し、桓騎本陣の留守を預かる。敵の裏をかく進軍ルートを提案し軍を効果的に誘導
黒羊丘の戦い41-44巻五つの丘をめぐる攻防で慶舎軍に対する陽動・奇襲を遂行。野盗時代の笛「火兎」を使って危機を脱出。龍白公を誘い出して討ち取る。戦後の住民虐殺に関与。信と殴り合いを演じる
鄴攻略戦(朱海平原・鄴包囲戦)50巻台王翦・桓騎・楊端和の三将連合軍の一翼として桓騎軍中核に在籍。補給線防衛・陽動・略奪制御などを担当
趙北部攻略・扈輒戦(平陽の戦い)64巻右翼軍を指揮し龍白公と対峙。龍白公を討ち取るが竜布に捕縛される。扈輒の尋問・拷問を受けるも桓騎の策を一切漏らさず死亡。遺体は箱詰めで桓騎の元へ送られる

雷土の名場面|忠義を貫いた最期

黒羊丘の”地獄”を作る一員

黒羊丘戦後、桓騎軍が現地住民や捕虜を容赦なく虐殺する一連のシーンで、雷土はその中心にいました。

兵だけでなく非戦闘員をも平然と殺し、笑っている姿は、桓騎軍の異常性を読者に突きつける重要な描写です。

合従軍編での奔放な戦いぶり

函谷関周辺での奇襲戦で、正規軍らしからぬやり方で敵の後方を荒らし、他国兵からも恐れられる存在として描かれます。

巨大な井闌車が迫る絶体絶命の状況でもパニックにならず、「喜ぶな、本番はこれからだ」と部下を諌める冷静さを見せました。

黒羊丘での火兎の笛

黒羊丘の戦いでは、慶舎の策による危機に陥った際、ゼノウと共にかつて野盗時代に使用していた笛「火兎」を吹いて危機を脱出しました。

この戦いでは桓騎の作戦を聞いて後退する最中、龍白公を誘い出して討ち取るという功績も残しています。

扈輒との問答

捕縛後、扈輒と対峙するシーンは雷土のハイライトです。

趙側から見れば”極悪人”である雷土が、桓騎というさらに巨大な悪の”片腕”として、歪んだ誇りと忠義を語る姿は、善悪の単純な二元論では語れない深みを持ちます。

「ゴミ捨て場で自分たちを拾ってくれた男は最高の男だ」と叫び、何も語りませんでした。

最期の笑み

四肢を失い、血まみれになりながらも桓騎を信じ、「うちの大将がただじゃ終わらねェ」と言わんばかりの笑みを浮かべて死ぬラストは、読者に強烈な印象を残します。

桓騎の凄まじい作戦を理解したことで満足して死んでいきました。

雷土の役割・立ち位置|桓騎軍の実態を体現するキャラ

桓騎軍の本質を示すレンズ

雷土は、桓騎本人よりも露骨に”桓騎軍の野盗性・残虐性”を見せることで、読者に桓騎軍の本質を理解させる”レンズ”の役割を持ちます。

桓騎が大雑把な指示だけを出し、大半の具体的運用を幹部一家に任せるスタイルのため、雷土は「桓騎軍が桓騎軍であるための中枢」の一人と言えます。

道徳と現実主義の対立の素材

信や蒙恬など、正統派秦将たちとの価値観のギャップが描かれることで、「勝つためにどこまでやっていいのか」というテーマを浮き彫りにします。

大量虐殺への布石

雷土の死がなければ、扈輒戦後の桓騎による大虐殺は、今ほど説得力と必然性を持たなかったでしょう。

雷土は、桓騎が完全に”元へは戻れない地点”を超えるための、物語的スイッチと言えます。

常に冷酷非道な桓騎ですが、雷土の死に対しては明確に動揺し、普段の彼なら合理的ではない「10万人の虐殺」という行動を取りました。

これは雷土という存在がいかに桓騎にとって大きかったかを示しています。

“歪んだ忠義”の象徴

王騎軍・麃公軍の「武人の忠義」とはまったく違う形で、野盗たちにも彼らなりの”筋”と”情”があることを示します。

雷土の声優・アニメ情報

担当声優の変遷

アニメシリーズによって担当声優が変更されています。

– 第2シリーズ: 小松史法
– 第3・4シリーズ: 佐久間元輝
– 第5シリーズ以降: 乃村健次

アニメでの登場時期

アニメ第3シリーズ(合従軍編)以降で桓騎軍の一員として登場し、黒羊丘戦・鄴攻略戦などのエピソードにも登場する構成になっています。

アニメでの描写

原作同様、粗暴で下品・残虐なキャラクターですが、映像表現上の制約から、拷問や虐殺の生々しさは多少マイルドに演出されています。

それでも、雷土特有の”ニヤついた顔で人を殺す”不気味さは声と芝居で強調されており、非常に印象に残ります。

アニメではこれからさらに活躍するキャラなので、今後はTVアニメで追いかけていきたい一人ですね!\(^o^)/

キングダム雷土は史実に登場するのか?

「キングダム」41巻より

雷土は史実には登場しておらず、キングダムオリジナルキャラクターとなっています。

正史『史記』や『戦国策』など、中国戦国時代の記録に雷土の名前は確認されておらず、彼は原作者・原泰久氏による完全な創作キャラクターです。

『キングダム』は史実をベースにしつつも多くの武将が創作・改変されたキャラクターであり、雷土も「韓信配下の暴将」「李信軍のならず者たち」など複数のイメージを混ぜた創作キャラと考えられます。

特定の一人に対応する史実人物は確認されていません。

ちなみに摩論・黒桜・厘玉も史実には登場していません。

雷土に関するよくある質問(FAQ)

Q. 雷土は何歳くらいですか?

A. 公式年齢は出ていません。外見・立場・桓騎との関係から、30代後半から40代前半くらいでの戦死と見るのが自然です。

Q. 雷土の所属はどこですか?

A. 秦国軍・桓騎軍所属です。桓騎軍内部では「雷土一家」の頭領で、ゼノウ一家・砂鬼一家などと並ぶ中核一家の一つです。

Q. 雷土は最後まで生きていますか?77巻では?

A. いいえ。趙北部攻略戦(扈輒戦)の途中で捕縛され、拷問の末に処刑されています。その時点で物語からは退場しており、77巻時点でも生存はしていません。ただし後の巻での回想登場などはありえます。

Q. 雷土はなぜあそこまで桓騎に忠義を尽くしたのですか?

A. 明確な過去編はまだ少ないですが、元野盗としての”同じ地獄をくぐり抜けた仲間”であること、桓騎に拾われた・生かされたという負い目と恩義、そして「自分たちのやり方を最も理解してくれるのが桓騎」という実感が根底にあると考えられます。

Q. 那貴との関係は?

A. 那貴はもともと雷土一家に所属していました。のちに飛信隊へ移籍する那貴にとって、雷土は”昔の上司”にあたる存在です。

Q. 雷土の強さはどのくらいですか?

A. “大将軍クラス”と真っ向から渡り合うレベルではありませんが、千人将から将軍級の中ではかなり上位です。前線指揮官としては一流で、特に乱戦・ゲリラ的奇襲において真価を発揮するタイプです。

Q. 雷土は今後も出てきますか?

A. 本編時系列上は既に戦死しているため、新たな活躍は基本的にありません。ただし桓騎の過去編や桓騎軍の回想などでの登場余地はあります。

Q. 雷土の遺体はどうなりましたか?

A. 趙兵によってバラバラに切断され、箱に入れられた状態で発見されました。この凄惨な死に様が、桓騎による「扈輒軍捕虜10万人斬首」の引き金となりました。

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