698話「虐殺の理由」。
タイトルが誰が誰に問いている意味なのかは、分かりますよね。
嬴政が桓齮に問う、という展開となのでしょう。
前回は、10万の捕虜の首を刎ねた桓齮の本陣へ、嬴政が軍を率いて向かい終わりました。
ここから嬴政は、どのように動くのでしょうか?
「虐殺の理由」を、そのまま問う展開なのか?
それに対し、桓齮はどのように答えるのか?
698話の内容を見て行きましょう!
キングダムネタバレ考察|698話あらすじ!
嬴政軍が桓騎軍へ布陣
桓齮本陣の前に到着する嬴政国軍。
昌文君・黒騎士兵団の豹司牙(ひょうしが)の姿も見えます。
桓齮側は摩論が嬴政来訪の意図を悟り、黒桜・厘玉・ゼノウ一家等を集め、出迎えます。
開戦前の軍同士のように布陣され、一触即発のような嬴政軍と桓騎軍。
問われる虐殺の理由「忘れた」
机に足を投げ出し、いつものように椅子に座っている桓齮。
馬を降り、嬴政と昌文君が桓齮の前まで歩いてきます。
しかし桓齮は足を投げ出し座ったままで、全く嬴政を出迎えようとしません。
頭も下げず、微動だにしない桓齮。
そんな桓齮に、昌文君が完全にブチ切れ怒鳴りつけます。
「オイ!」
「政」と呼び捨てする信の時以上に、ブチ切れる昌文君。
もともと暴走する懸念があった六将制度で一番やってはいけない暴走を起こした張本人で、さらにこの態度では昌文君がブチ切れるのも当然でしょう。
しかし不遜な態度の桓齮をスルーし、そのまま対面の椅子に座る嬴政。
「なぜ虐殺を行った?」
開口一番、最も聞きたかった事を聞きます。
「忘れた」
平然と答える桓齮。
その答えに嬴政は冷静に「この場で斬首する」「首を刎ねろ」と豹司牙(ひょうしが)に指示します。
刀を抜きながら桓齮に駆け寄る豹司牙。
それを見て、真っ先に黒桜が刀を抜き桓齮を守ります。
さらに、厘玉も桓齮を守るために動きます。
しかし明らかに力不足な黒桜達。
豹司牙に刀を折られ、首を刎ねられそうになってしまいます。
そこで、まさかの摩論が動きます。
理由を説明する摩論と桓齮の「お前が一番殺している」
「待ってください!」
摩論の叫びで動きを止める豹司牙。
首を斬られそうだった黒桜は、ギリギリで命を繋ぎ止めます。
「桓騎軍の側近にて紳士…ではなく軍師の摩論です」と、嬴政に自己紹介しながら語り出す摩論。
「捕虜の数があまりにも多く、殺さなければ反乱を起こされ逆に負けていた」と説明します。
その言葉に納得しながらも「全員殺す必要があったのか?」と、摩論に問う嬴政。
「他に方法は無かったのか」と返され、摩論は口ごもります。
そこで、桓齮が反応します。
「お前が殺した数で怒るのかよ?」
「侵略を仕掛けているのはお前だ。つまり」
「この世界で一番人を殺しているのはお前だぞ 秦王よ」
いつもの薄ら笑いな表情で言う桓齮。
嬴政と桓齮の決着はつかず、終わります。
699話につづく
キングダムネタバレ698話の感想考察!
今回はほぼ場面は動かず、嬴政側と嬴政側の対話で終わりました。
こんな展開の時に、「キングダムのスゴさ」が感じられますよね。
嬴政の前でも全く変わらない桓齮。
そんな桓齮にキレる昌文君。
信の時と同じように、無礼にスルーな嬴政。
マジで斬られそうな桓齮のピンチに勝てない相手だと分かっていても盾になる黒桜。
前は仲の良いメンバーだけ連れて逃げようとしてたのに、目の前で桓齮が斬られそうになると前に立ち、何とか助けようとする摩論。
ホント、それぞれ全くブレずキャラが立っている演出に「素晴らしいな」と感じますよ。
さて、全く一歩も退かない桓齮と嬴政。
両者譲らずな展開でしたが、ここからどうなるのか?
次回は桓齮の怒り・渇きの根っこが少しは見られる展開になるのではと予想しますよ!
686話で雷土からも指摘された「桓齮の怒りと渇きの根本」。
これが今回の嬴政との問答で垣間見えるのでは、とイメージします。
史実での桓齮はここでは斬られず、生き残っています。
となると、どこかに着地点が見られる事になるのだろうと思いますが…
さてさて、次回どうなるのか?
そしてこの後に、嬴政達は飛信隊の駐屯地へ訪れるのか?
そんな展開も期待していますよ!(*^^*)
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