信と同世代で「莫耶刀」が印象的な項翼(こうよく)。
あの騰将軍のファルファルを受け止め互角に斬り合う時点で、かなりの実力者であることは間違いありません。
キャラ的にも信とかぶるくらいイケイケな彼ですが、実は「飛信隊を壊滅させる存在」と史実から予想できるくらいイケイケなビッグキャラです。
それはいったい、どのような展開なのか?
項翼と縁者っぽい、史実に登場する項燕(こうえん)を含め考察してみましょう!
項翼(こうよく)プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 項翼(こうよく) |
| 所属 | 楚国 |
| 階級 | 千人将→五千人将→将軍 |
| 異名 | 「雷轟(らいごう)」 |
| 武器 | 莫耶刀(ばくやとう) |
| 相棒 | 白麗(はくれい)・中華十弓の一人 |
| 武力 | 91(公式ガイドブック) |
| 指揮力 | 86 |
| 知力 | 78 |
| 性格 | 大ざっぱ・好戦的・猪突猛進型 |
| 声優 | 鈴木達央 |
| 史実 | 史実には登場しないキングダムオリジナルキャラクター |
項翼の生死・第856話時点での状況
現在の生存状況
第856話時点では、項翼の生死について明確な描写はありません。
什虎城の戦い(60巻前後・第650話台)で楚側の増援部隊として「項翼・白麗軍」が到着し、現役の楚軍将軍として活躍していることが確認されています。
現在の物語は秦国と趙国の戦い(楊端和軍や飛信隊が趙軍の青華雲らと交戦中)が中心となっており、楚軍に所属する項翼の直接的な登場や大きな動きは確認されていません。
今後の運命予想
史実では紀元前225年に、信と蒙恬が20万の大軍を率いて楚に進攻するのですが、これを破ったのが項燕です。
この「城父の戦い」で信と蒙恬は7人の武将・部隊長を失う大敗を喫することになります。
この戦いで項翼が項燕とともに活躍し、妖刀莫耶刀が飛信隊と楽華隊を蹂躙するのではと予想できます。
項翼の性格
好戦的で猪突猛進な武闘派
項翼の性格は基本的にふざけており、公式ガイドブックでも「大ざっぱ」と記載されています。
秦軍を「腰抜け」「タマ無しタマ無し女の子」と挑発するなど、相手を小馬鹿にするような言動が目立ちます。
この安い挑発に信は簡単に乗ってしまい、両者の最初の衝突が生まれました。
感情に素直で仲間思い
「先のことを考えずに突っ走る」タイプの突撃隊長として描かれており、戦場ではとにかく前へ出たがる突撃指向の隊長です。
上官・臨武君が討たれた後には激しく憤り、騰への復讐に燃えて無茶な突撃を仕掛けようとするなど、感情を抑えられない一面があります。
一方で、媧燐などの上官に対しても臆せず意見を述べる愚直な性格も持ち合わせており、媧燐からは「こいつはバカだが無能じゃない」と評価されています。
項翼の強さ・戦闘能力
圧倒的な武力と本能型の戦闘スタイル
項翼の武力は公式ガイドブックで91と評価されており、初登場時から信の背後からの一撃を後ろ向きのまま防御するなど、高い実力を見せています。
信と同様に、戦術や兵法よりも戦場の「空気」や「直感」で戦う本能型の武将として分類されています。
合従軍戦では臨時五千人将となり、騰将軍と互角に戦い、騰の髪型を大変なことにしてしまうほどの実力を発揮しました。
騰将軍との激闘
武力96の騰に対して引き分けを演じており、武力の数値以上の伸びしろがあることが示されています。
什虎城編では、騰とすれ違いざまに斬り合い、お互いが頬に傷を負う一戦を繰り広げました。
騰の「千年早い」という言葉の際の表情は真剣そのもので、項翼がもはや余裕を持って戦える相手ではないと騰が確信したことが示されています。
高機動の騎兵突撃戦術
兵科は騎兵主体の突撃部隊を率いており、先陣切って敵陣へ斬り込む突破型の戦い方をします。
無理な前進を白麗の狙撃と指揮でフォローしてもらう「前衛・後衛コンビ」のスタイルが確立されています。
楚の中核戦力である第一軍(臨武君軍)の千人将として先鋒を任されていることから、若手ながら楚軍内ではかなり高い武力評価を得ています。
項翼の主要な関係性
白麗(はくれい)との最強コンビ
項翼は白麗のことを「片腕」だと言っていますが、白麗はそれを認めておらず「誰が片腕だ」と反発しています。
しかし白麗は項翼の才能を一番認めており、信と対峙した際にも信は莫耶刀を持った項翼の相手ではないと評価しています。
同じ楚軍の千人将で、「弓矢で後方から支援をする」冷静な狙撃手である白麗は、「先のことを考えずに突っ走る項翼の部隊と連携作戦を行い、いつも冷静に戦況を見極め、暴走する項翼をたしなめている」とされています。
白麗は男であることが判明しており、項翼と白麗は良き同僚であり良きライバルという関係です。
臨武君との師弟関係
合従軍時の楚第一軍の将軍で、項翼と白麗の直属の上官でした。
自国・楚の将軍であることに強い誇りを持っており、秦の将たちを見下すような言動も多い人物でした。
函谷関左翼戦では、録嗚未・騰と激闘の末に騰に討ち取られます。
臨武君の死は、項翼にとって大きな転機であり、その後の騰への復讐突撃につながる感情的トリガーとなりました。
媧燐との上下関係
楚軍第二軍を率いる女将軍で、合従軍では楚軍実質の作戦立案者です。
函谷関戦で、汗明・臨武君を含む楚軍主力をある意味「駒」として運用しながら、10日程度で函谷関を落とす長期プランを立てました。
臨武君戦死後、第一軍残存兵力の中から項翼を抜擢し、五千人将として騰本陣への強襲を任せています。
ここから、項翼の武人としての才能を高く評価している一方で、同時に冷徹に使い潰し得る存在として見ているという二重の関係性が読み取れます。
信(李信)とのライバル関係
項翼の初登場時、信は楚との国境地帯に陣取って楚軍の動向を見守っていました。
楚の宰相・春申君から威嚇をするように送り込まれた項翼は、秦軍を挑発します。
この挑発に信は簡単に乗ってしまい、小便に行くと周りに言って崖の下にいる項翼に襲い掛かりました。
項翼も後ろ向きで信の剣を受け止め、信も項翼の剣をきっちりと受け止めたことで、お互いに相手の実力を認識しました。
秦軍・飛信隊隊長である信とは国境警備時の初対面で刃を交えており、「新世代のエース候補同士」として、読者視点でのライバル関係が明確に意識されている構図になっています。
王賁・蒙恬との世代間ライバル
函谷関左翼で騰軍の指揮権を部分的に与えられた秦側の若手エースです。
項翼・白麗コンビは、この二人の部隊が真正面から受け止める相手であり、項翼の突撃を蒙恬がいなし、白麗の矢を王賁が意識しつつ前進するという形で、互いが互いの「同世代の強敵」として描かれています。
項翼の登場年表
| 時期 | 巻数 | 出来事 |
|---|---|---|
| 合従軍前夜 | 24巻 | 秦楚国境・南虎塁周辺で千人将として初登場。飛信隊を挑発し信と斬り合いになりかける |
| 紀元前241年 | 26巻 | 合従軍編・函谷関攻防戦。楚第一軍(臨武君軍)の千人将として参戦 |
| 紀元前241年 | 26巻 | 騰将軍と一騎打ち。互角に斬り合い騰の髪型を大変なことにする |
| 紀元前241年 | 26巻 | 臨武君が騰に討たれる。媧燐により五千人将に抜擢され騰本陣への強襲を命じられる |
| 合従軍後 | 60巻前後 | 什虎城の戦い。楚側の増援部隊として「項翼・白麗軍」が到着。将軍として活躍 |
| 第856話時点 | 77巻 | 楚の次世代を担う将軍として存在。秦趙戦が中心のため直接的な登場なし |
項翼の名場面
国境での信との初斬り合い
楚千人将として初登場し、飛信隊を挑発し続けた挙げ句、信が堪忍袋の緒を切って単騎で斬りかかるシーンです。
双方が本気で殺し合いに入ろうとした瞬間、白麗の矢が飛び込み、戦闘は中断されます。
「好戦的で血の気が多いが、まだ若い」という項翼像が一発で伝わる場面となっています。
莫耶刀の初披露

手強い蒙恬に対し、項翼はこの莫耶刀を「じゃじゃーん」と言わんばかりに抜き、王賁・蒙恬との戦いに臨みました。
中国史「五大宝剣」の一つである莫耶刀を所持していることが明らかになり、項翼がただ者ではないことを示す重要なシーンとなっています。
函谷関左翼での楚先鋒突撃
臨武君配下の先鋒として、楚騎兵を率いて秦軍左翼へ突撃する場面です。
王賁・蒙恬・録嗚未ら秦側の若手から中堅が、項翼・白麗コンビの攻勢に翻弄される様子から、楚軍若手エースとしての実力が示されました。
騰将軍との激闘

合従軍編では騰将軍との一騎打ちがあり、これもかなり激しい戦いとなりました。
アニメでも騰将軍の頭髪で、その激しさが強く表現されていました。
武力96の騰に対して引き分けを演じるという、項翼の実力を示す名場面となっています。
臨武君討死後の騰本陣強襲
異様な存在感を放つ媧燐に五千人将へ引き上げられ、莫耶刀を掲げて騰本陣に突っ込んでいくシーンです。
楚軍若手としての「矜持」と「無謀さ」が極まった瞬間であり、秦側の読者人気キャラ・騰との因縁を強く印象づけるシーンになっています。
項翼の役割・物語上の立ち位置
楚側「次世代エース」の象徴
信・王賁・蒙恬が秦の次世代であるのと同様、項翼・白麗コンビは楚の若手エースとして配置されています。
これにより、「中華統一」は秦だけのドラマではなく、他国の若者たちの未来をも巻き込む世代交代の物語であることが強調されています。
秦の若き千人将である信・蒙恬・王賁と同世代に位置づけられており、信たちと同世代の武将として、今後も重要な役割を果たすことが予想されます。
「猪突猛進タイプの異国版信」
本能的に突撃したがる点で信と非常に似た性格を持ちながら、異なる価値観(楚の誇り・楚流の武将観)を背負っています。
これは「もし信が秦以外で生まれていたら」の一つのif像のようにも機能しており、読者に多角的な視点を提供しています。
項翼の挑発する姿や莫耶刀を自慢気に出す場面は、一部のファンから「うざい」と感じられていますが、見方を変えればお茶目な面があるとも言えます。
「非情な上官(媧燐)の駒」としての対比
王騎や麃公といった秦側大将軍が、部下の命を賭けながらもどこかで「面倒見の良さ」を見せるのに対し、媧燐は項翼のような逸材も平然と駒として使い潰しかねない冷酷さを持っています。
項翼はその板挟みになりうる世代として、「戦乱の世に生まれた若者の悲喜劇」を体現していると言えます。
項翼の武器:妖刀「莫耶刀」について
中国史「五大宝剣」の一つ
項翼といえば妖刀「莫耶刀(ばくやとう)」です。
莫耶刀は、史実に登場する中国の名刀で五代宝剣のひとつとしても数えられています。
作中でも解説されていましたが、夫婦で名高い刀工として活躍した夫の干将(かんしょう)と妻の莫耶(ばくや)がそのまま刀剣の名前として付けられており、「干将」と「莫耶」が一対の宝剣として登場することが多いようです。
伝説の特性
この剣は春秋時代、呉国の名工・干将と妻の莫邪によって鍛えられたとされる伝説の剣で、「その刃に斬れぬものはなく、斬られた傷は一生ふさがらぬ」と言われています。
夫・干将、妻・莫耶の夫婦が作った二振りの宝剣とされ、呉越春秋に呉王闔閭(コウリョ)の話として登場します。
作中では「斬りつけられた傷が塞がらない」という呪いのような特性を持つと噂されていますが、実際にはその切れ味と項翼の剣技が相まって脅威となっています。
莫耶刀が意味するもの
武力に期待されて授けられたのか、名家である項家に代々伝わる刀なのか定かではありませんが、項翼がただ者ではないことを示す重要な要素となっています。
莫耶刀が史実にも登場する刀剣というのは、驚きですよね!
この辺りはアニメ3期6話解説でも触れていますので、見てみてください。
史実に登場する項燕との関係
項燕とは何者か?


項燕は、史実に登場する楚の大将軍です。
「キングダム」では未だ登場していませんが、名前だけは30巻で廉頗の口から登場しています。
さらに41巻では媧燐が丞相を要請されているシーンで、名前は登場していました。


「東の大将軍」とされているので、既にかなりの功績を上げている将軍なのだろうと察せられます。
項燕の歴史的実績
史実の項燕とは、三国志に登場する項羽の祖父であり自身も歴史に名を残す実績を残しています。
紀元前225年に信と蒙恬が20万の大軍を率いて楚に進攻するのですが、これを破ったのが項燕です。
この時代の秦軍を破ったのは、李牧とこの項燕くらいです。
ここからも、項燕がどれくらいスゴい将軍かは分かりますよね!
翌年60万を率いた王翦将軍に負ける訳ですが、楚王の血統だった昌平君を楚王に立て、項燕は抵抗します。
しかし王翦将軍に追撃され、昌平君とともに戦死しています。
項翼は項燕の息子か?
ちなみに項翼自身は史実に登場しておらず、キングダムオリジナルキャラクターとなっています。
しかし同じ名字で有名な項燕・項羽という人物はいますよね。
特に「キングダム」の時代に登場する項燕は、要チェックです。
秦軍でも「蒙恬の父親・蒙武」「王賁の父親・王翦」が登場しています。
おそらく項燕も蒙武や王翦と同世代として登場するでしょうから、項翼が項燕の息子として年代的にはマッチするでしょう。
やはり「項」という名字は、項燕の息子という伏線なのではとイメージできますよ。
そうなると、項翼は項羽の父親という事になるかもですね。
中国戦国期の氏族制度において、同じ姓を持つ者は祖先を同じくするのが一般的であり、項翼と項燕が同じ「項」姓を名乗ることは、父子・兄弟・叔甥などの近い血縁関係である可能性を示しています。
一部では、項翼が項燕の三男であるとの説もありますが、史実で項燕にはすでに二人の息子がいた記録があるため確定はできません。
別説としては、項翼は項燕の甥であり、後継者候補として育てられた存在である可能性も指摘されています。
項翼と項燕親子が登場し飛信隊と楽華隊が壊滅か
史実「城父の戦い」の内容
- 紀元前225年に李信将軍と蒙恬は、20万の兵を率いて楚攻めを開始。
- 二つの隊に分け、連戦連勝し、楚攻略は順調に進む。
- しかし3日3晩追跡して来た項燕が、信と蒙恬が合流したところを狙い急襲。
- 李信と蒙恬は、7人の武将・部隊長を失う大敗を喫する事になる。
これらが「城父の戦い」と呼ばれる、李信将軍と蒙恬が敗れた戦の内容となっています。
何年後か、間違いなく「キングダム」でも描かれる戦いでしょう。
キングダムでの展開予想
20万の兵を率い、信と蒙恬が嬴政から楚攻めを任され出陣。
「飛信隊」と「楽華隊」に分かれ、連戦連勝する展開になります。
しかしそれらは項燕将軍の策で、飛信隊と楽華隊が合流したところを狙われ一気に大敗を喫する展開になるのではと予想できます。
この時に間違いなく活躍するのが、項翼です。
白麗の弓矢と項翼の「莫耶刀」が大活躍し、飛信隊と楽華隊を蹂躙するのではとイメージできます。
「ギャハハハ!一網打尽!」と言いながら飛信隊に斬りかかる項翼が目に浮かびますよ。
飛信隊の主要メンバーに危機が?
「7人の武将が死亡する」となっているので、楽華隊の陸仙(りくせん)や愛閃(あいせん)はここで死亡する可能性が大です。
さらに飛信隊の主要メンバーも、ここでかなり退場すると予想できます。
「淵副長、沛浪、田永、龍川、崇原辺りはかなりヤバいのでは」と、予想できます。
昴や尾平、楚水副長も怖いですね。
一番の注目は、羌瘣です。
史実にも登場する羌瘣ですが、生没年は不詳となっていますし、紀元前228年を最後に史実には登場していません。
なので、ここで退場となるかも可能性は十分にあります。
もしかしたら、「妖刀莫耶刀が羌瘣を倒す!」なんて事は…
個人的には見たくないですが、無くはないです。
声優・アニメ情報
アニメ版での項翼
項翼の声優は鈴木達央が担当しています。
合従軍編での騰将軍との激闘シーンは、アニメでも騰将軍の頭髪で、その激しさが強く表現されていました。
項翼の好戦的な性格や莫耶刀を振るうシーンは、アニメでも迫力ある描写となっています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 項翼の初登場はどのあたり?
A1. 山陽平定後、楚との国境で秦楚双方がにらみ合う国境警備エピソード(24巻)で、楚の千人将として初登場します。
ここで飛信隊を挑発し、信と斬り合いになりかけたところを白麗の矢が割って入ります。
Q2. 白麗との関係は?
A2. 同じ楚の千人将で、戦場では「突っ走る項翼の前衛」と「冷静に後方から支援する白麗」という明確な役割分担をしているコンビです。
白麗は常に戦況を見極め、暴走しがちな項翼をたしなめる役でもあります。
白麗は男であることが判明しており、項翼と白麗は良き同僚であり良きライバルという関係です。
Q3. 史実に項翼という人物はいる? モデルは?
A3. 項翼は史実には登場しないキングダムオリジナルキャラクターです。
しかし楚の名門・項氏一族の武将をモデルにしたキャラである可能性があり、「項羽(項籍)の父または一族」を意識した創作ではないかという説があります。
歴史的には、秦の中華統一終盤(紀元前230年代)に楚の名将・項燕(こうえん)が秦軍と戦ったことが知られており、作中の項翼は、この項燕や項氏一族のイメージを前倒し・再構成したキャラクターなのではないかといった見方も紹介されています。
Q4. 合従軍戦のあと、項翼はどうなった?
A4. 函谷関から蕞攻防戦に至るまでの合従軍編では、臨武君戦死後に五千人将へ抜擢され、騰本陣への強襲を試みました。
しかし騰を討ち取ることはできず、合従軍全体の敗北に伴って楚軍は撤退しました。
その後、什虎城の戦い(60巻前後・第650話台)で楚側の増援部隊として「項翼・白麗軍」が到着し、将軍として現役を続けていることが確認されています。
Q5. 項翼は項羽の父親なのか?
A5. 史実との関連性が議論されていますが、確定的なことは言えません。
もし後の世に項羽という血筋を残すのが項翼であったのなら生存の可能性もゼロではありませんが、現時点では作者の構想次第で大きく変わる可能性があります。
Q6. 項翼の最期はどうなる?
A6. 史実に存在しない項翼の最期は、作者の構想次第で大きく変わる可能性があります。
楚と秦の最終決戦において重要な局面で命を落とす展開は十分に考えられ、その死は信や楚国側のキャラクターに強い影響を与えることでしょう。
項翼が命を落とすとすれば、秦軍との大規模な戦いの中である可能性が高く、特に王翦や信率いる部隊との激突は彼の物語のクライマックスになる可能性があります。
もし彼が項燕の血縁であれば、家名と国の誇りを背負った壮絶な戦死として描写されることでしょう。
死ぬとすれば、楚が滅亡する戦である王翦将軍を総大将とした秦国全軍60万との戦いであろうと推測されています。
まとめ
今回は、項翼を見てきました。
持ち前のチャラいキャラからまだまだビッグキャラとは言えませんが、間違いなく後半では大きな活躍をすると予想できます。
特に信と蒙恬が楚攻めをする展開では、特に要注意です。
これからも項翼には要注目ですよ!






