「『戦鎚の巨人』の耳の形から巨人の耳を再考察!」を追加更新しました!
当初は超大型巨人とエレンしか確認出来なかった知性巨人ですが、話の展開が進むに連れ、女型の巨人や鎧の巨人、獣の巨人など多くの知性巨人が登場しました。
ここで知性巨人の「耳の形」が違うことに着目し、考察してみたいと思います。
◆知性巨人の「耳の形」には種類がある!?
今まで登場してきた知性巨人は「エレン巨人」「超大型巨人ベルトルト」「鎧の巨人ライナー」「女型の巨人アニ」「ユミル巨人」「獣の巨人」「グリシャ巨人」「フリーダ巨人」です。
それと知性か無知性か確認出来ませんが「超超大型巨人」も含めましょう。
これらの知性巨人の耳の形を見てみましょう!
知性巨人の耳は「尖っている耳」と普通の丸い「尖っていない耳」とがあります。
分類してみます。
尖っている耳…「エレン巨人」「ユミル巨人」「獣の巨人」「グリシャ巨人」
尖っていない耳…「超大型巨人ベルトルト」「鎧の巨人ライナー」「女型の巨人アニ」「フリーダ巨人」「超超大型巨人」
このように分けられます。これには何か意味があるのでしょうか?
◆耳の形は「出身地」を表しているのか?
ベルトルトとライナーは「故郷に帰る」という目的で壁内人類を攻撃していました。
つまり二人は同郷です。
アニも同じ仲間だった訳ですから、同郷の可能性が高いです。
この三人は「尖っていない耳」です。
ここから耳の形は、出身地を表している可能性があると思われます。
エレンとグリシャは親子ですので同じ形で当たり前でしょう。
そして獣の巨人とユミルが同じ尖った耳の形というのは、どういう意味でしょうか?
ユミルの出身地はおそらく壁外だと思われ、獣の巨人も壁外から来た可能性が高いです。
そうなって来ると気になるのが、グリシャの出身地です。
グリシャはシガンシナ区に住んでいましたが謎の多い人物で、もしかしたら壁外から来ていた可能性もあります。
そうなるとその息子エレンも壁外人類の血族となります。
やはり耳の形は「出身地」を表しているのかもしれません。
残りの「フリーダ巨人」と「超超大型巨人」は「尖っていない耳」です。この二人は王家であるレイス家の人間です。

ベルトルトやライナーとレイス家が「同じ出身地」とはどういう意味なのでしょう?
もしかしたらレイス家とライナー達は「同じ血族」なのでしょうか?
無知性巨人は全て「尖っていない耳」なので「尖っていない耳」には意味がなく「尖っている耳」の巨人には何かしら理由があるということかもしれません。
まだ「耳の形」に意味があるかどうかは分かっていません。しかし第68話での「超超大型巨人」の顔の描写はハッキリと描かれてはいなかったのに尖っていない耳だけはハッキリと描かれていました。
やはり何か意味があるのではないでしょうか?
今後の展開で明らかになっていくと思われますが、耳の形には注意が必要です!
◆巨人の耳の形を再考察!

ここまでは、2年前の4月に書いた記事となっています。
この記事には思い入れがあり、ここから当サイトの考察の軸のひとつである「巨人耳の形には意味がある」という考察誕生となりました。
当時から2年経った現在では、知性巨人の存在が9つ存在する「9つの巨人」であり、継承した者は13年で死亡する「ユミルの呪い」など、巨人に関する情報がかなり明らかとなっていますが、それでも「巨人の耳の形」が何を表しているのかは分かっていません。
ここでは「出身地」と考察していた、ライナーやベルトルト、ジークの出身地が大陸マーレであろうことも、ほぼ確定して良いと思いますし、血統も巨人化できる人種は「エルディア人」であることも分かっています。
つまり、耳の形は血統を表している訳ではないと考えられます。
ただ、ユミルは分かりませんが、「エレン、グリシャ、ジーク」は、3名とも血がつながっているので、どうしても「血統」でくくりたくなりますよね?
しかし、ユミルが「尖った耳」である以上、血統ではないでしょう。
それでは、何を表しているのでしょうか?
ちょっとまとめてみましょう。
エレン、グリシャ、ジーク、ユミル
耳が尖っていない巨人化能力者
ライナー、ベルトルト、アニ、フリーダ、ウーリ、四足歩行型(ピーク?)
ちなみに、ほとんどの無知性巨人は「尖っていない耳」となっています。
つまり、エレン、グリシャ、ジーク、ユミルが特別なのだと言えるでしょう。
ユミルの素性が分かっていない間は、「ユミル・フリッツ直系の血統者」かなと考えていましたが、第89話にてユミルの素性が分かり、これは違うであろう事が察せられます。
では、この耳の形は何なのでしょうか?
ジークは分かりませんが、これって「自由を求めた者」で括れるのではと考えられませんか?
エレンは、もちろん自由を求めています。

グリシャも少年時代にフェイと壁を超え、飛行船を見に行きました。

これが、グリシャの今後を決めた選択と言っても良いでしょう。
この選択がどれだけ大きかったのかは、クルーガーのこの言葉からも察せられます。

そしてまた、ユミルも自由を求め、自由を感じた一人だと言えます。

ジークの目的は「呪われた歴史に終止符を打つ」事と分かっていますが、実際の本音は分かりません。
そして、逆に「耳が尖っていない側」のメンバーの目的は、ちょっと「自由を求めている」という感じではないように感じますね。
このような考察から、92話まで進んだ現在からは、巨人の耳の形は「血統」ではなく、「意志」を表しているのではないかと考察できました!
ある意味、こちらの展開のが嬉しいですよね!\(^o^)/
この伏線、回収してほしいです!(^^)
◆101話「戦鎚の巨人」の耳の形から「巨人の耳」を再考察!

管理人アースが当サイト「進撃の考察」で思い入れのある題材には「キース教官の正体」「サシャ・スパイ説」「西から昇る太陽の考察」「ミカサ・ループ説」とこの「巨人の耳の形の考察」です。
「サシャ・スパイ説」は破綻しているので、あと答え合わせが残っているのは「ミカサ・ループ説」とこの「巨人の耳の形の考察」です。
「ミカサ・ループ説」は物語の本当に最後の最後に回収されるのかどうかという考察なので、答え合わせはまだ先だと思われますが、この「巨人の耳の形」の伏線はどうなのでしょう?
回収されるのかどうか、正直101話を読むまで疑問視していました。
もう、回収されないのかもしれないと・・・
ただ、今回101話の「戦鎚の巨人」がエレンゲリオンにワンパンを喰らう場面を見て、「これはやはり回収されるのではないか!?」と一気に期待が高まりました!
戦鎚の巨人は101話考察!戦鎚の容姿と能力を検証!でも触れていますが、かなり独特な容姿をしています。
このワンパンを喰らう場面以降は、マスクを被ったようなヴィジュアルとなっており、耳は隠され見えなくなっています。

つまりこの場面は、巨人化が完成する前なので耳が見えたという事なのでしょう。
ただ逆に言えば、完成形が耳が隠されたヴィジュアルとなっているのであれば、「最初からそのように描写していても良かったのではないか?」と思えるのです。
もっと言うと、「わざわざ耳の形を見せるためにこのような描写にしたのでは?」と感じたのです。
これ、「巨人の耳の伏線は、今でも生きている」というメッセージにも見えますよね!
そして同時に「戦鎚の巨人の耳が尖っていない」と伝える為の描写とも受け取れます!
これまでの考察では「自由を求めている者の巨人の耳は尖っている」という結論となっていました。
そして今回の戦鎚の巨人の正体の女性は、間違いなく自由を求めているタイプではありませんでした。

今のところ、この考察は破綻していませんね!
まとめておきましょう!
エレン、グリシャ、ジーク、ユミル
耳が尖っていない巨人化能力者
ライナー、ベルトルト、アニ、フリーダ、ウーリ、ピーク、戦鎚の女性
今気になっているのは、ユミル巨人を継承したポルコ巨人ですね。

この巨人の耳の形が「尖っていない」となれば、継承者により耳の形が変わるということに証明になり「自由を求めている者」の巨人の耳が尖るという可能性が高くなります。
さらに、「ジークの目的」が「自由」であれば、これも巨人の耳が尖っている意味に繋がるかもしれません。
この考察は物語の展開に大きく関わる事はないかもしれませんが、今回の「戦鎚の巨人」の耳の描写から「何か意味があるのでは!?」と感じましたし、「まだ回収される展開があるかも!」と感じた管理人アースでした!
今後も巨人の耳の形には要チェックです!(^^)
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