「エルヴィン黒幕説」は「アルミン黒幕説」と同じように「進撃の巨人」が意外な展開を見せる作品だからこそ生まれた説なのでしょうが、ありえるのでしょうか?
この説を検証してみましょう!
◆エルヴィン黒幕説が生まれた二つの根拠!!
エルヴィンが黒幕なのではないかと言われるようになった理由は大きく二つあります。
一つ目は「エルヴィン団長がとった作戦が裏目に出ることが多く調査兵団を壊滅させているように見える」であり二つ目は「エルヴィンの表情」です。
◆二つの理由を徹底検証!!
まず一つ目の理由を女型の巨人捕獲作戦で検証してみましょう。
エレンを使い巨大樹の森へ女型の巨人を誘い込みそこで捕獲する作戦でしたが失敗に終わりました。
理由は「女型の巨人が他の巨人を操れる」ことと「立体機動装置を持ったまま巨人化できる」ということを計算できなかったからです。
二回目の女型の巨人捕獲作戦ではどうでしょう?
アルミンのアニが正体ではないのかという推測に全てをかけ捕獲に成功しました。
アニからは何も情報を引き出せず壁内での捕獲により多くの犠牲が出したことにより非難も多く受けました。
この二回の女型の巨人捕獲作戦で出した犠牲を見るとエルヴィン団長が「調査兵団を壊滅させているように見える」というのも頷けます。
ただその時点で持っていた情報で組み上げた作戦としては「これ以上ない」作戦にも思えます。
結果として多くの犠牲を出していますが「調査兵団を壊滅させている」ようには思えません。
二つ目の理由である「エルヴィンの表情」はどうでしょう?
よく言われるのが第19話の「エレンこれからもよろしくな」の表情と第51話の「お前…何を…笑ってやがる」とリヴァイに突っ込まれた表情です。
第19話のエルヴィンの表情は「大ゴマで何かを企んでいる顔で怪しい」という疑われ方をされますが、管理人アースとしてはエレンから見た「カリスマ的団長」のイメージを表しているのだと思います。
第51話の思わずリヴァイ兵長もドン引きしながら突っ込んだ表情はどうでしょう?
「巨人の正体が人間である」可能性を示されあのリヴァイでさえ「俺は今まで人を殺して飛び回ってた…ってのか?」とヘコんでいたところで笑えるのは普通ではありません。
何か裏があるのでしょうか?
エルヴィンが調査兵団に入った理由は第55話で明かされていますが「父の仮説を証明するため」です。
この時エルヴィンは「巨人の正体が人間である」ことにより「人間を無知性化できるのならば記憶改ざんも出来るのではないか?」と考え、父の仮説を証明できると感じたのではないでしょうか?尋常な神経では考えられませんがエルヴィンとしては嬉しかったのかもしれません。
管理人アースとしては「エルヴィン黒幕説」は無いと思います。
右腕を失いながらも人類の希望のために奔走しているエルヴィンはこれからも調査兵団団長としてカリスマ的存在であり続けると予想します!!
【追記】
84話にて、エルヴィンは黒幕ではなく、最期まで人類のために尽くして、死亡する展開となりました!
「父親の仮説の証明」という個人的な動機もありましたが、決して黒幕ではなく、獣の巨人を追い詰めるための作戦にて負傷し、死亡しました。
84話最新のあらすじ!にて、エルヴィン死亡の展開が具体的に書かれていますので、見てみてください!
→ 【エルヴィンの腕は再生するのか検証!巨人化する?】
→ 【進撃の巨人のエルヴィンとリヴァイの過去は?】
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ご指摘ありがとうございました!
管理人アース