配達は便利だけど動画はイマイチと聞きました。
動画が面白いなら興味があるので、評判や詳しい情報を知りたいです!
完全にネット通販の代名詞となったアマゾンが提供するサービスの「アマゾンプライム」。動画見放題だけでなく、通販のお急ぎ便など多くのメリットがあることで、多くのユーザーを集めています。
しかし、動画については「見れないテレビがある」「ラインナップがいまいち」などの悪い評判も見られるのが実情です。こうした評判を見て、契約しようかどうか迷っているという人もいるでしょう。
この記事では、こうしたアマゾンプライムの悪い評判について解説しつつ、良い評判やメリットも合わせて紹介していきます。読んでいただくことで、動画を見るためにアマゾンプライムを契約することはお得なのかどうかを判断しやすくなるでしょう。
特徴 | アマゾンが提供する有料会員サービス |
---|---|
会員登録 | 30日間無料 |
年会費 | 4900円(月額換算408円) |
無料作品 | 動画1万作品以上(20年7月19日時点) |
おすすめ度 |
(先に公式サイトを見ると、どのようなサービスなのか、さらに雰囲気をつかみやすくなるでしょう)
\月額408円で動画・書籍・音楽・配達の全サービスがつく!/
↑タップで公式サイトへ↑
アマゾンプライムとは?
まずアマゾンプライムの概要をまとめると、下のようになります。
それぞれの特徴について説明していきます。
アマゾンの有料会員プログラム
アマゾンプライムは動画に限られたサービスではありません。下の4つが融合した「Amazonのサービス全般でお得になる有料会員のプログラム」です。
配送(お急ぎ便) | 最短当日・翌日の配送が可能に |
---|---|
動画(Amazonプライムビデオ) | 動画見放題 |
音楽(Amazonプライムミュージック) | 音楽聴き放題 |
書籍(Amazonプライムリーディング) | 書籍読み放題 |
買物(Amazonフレッシュ) | 生鮮品の宅配も可能 |
このように、あらゆるサービスを使えるようになるわけですね。コンテンツ使い放題のサービスについては、動画・音楽・電子書籍の3つが揃っているのです。
そして、今回はこの中でも動画のサービスである「Amazonプライムビデオ」について解説していきます。
年額4900円で1万作品以上の動画が無料
Amazonプライムビデオの年会費は4900円です。月額に換算すると408円となります。
驚くかもしれませんが、この金額で先程書いたサービスがすべて使えるのです。配送などは「毎回の買い物の金額が別途かかる」ものですが。見放題・聴き放題などのサービスは、追加の料金が一切かからないわけですね。
配達のためだけにAmazonのプライムにしているという人も多いでしょう。そのような人にとっては「完全無料で動画見放題などのサービスもついてくる」ということです。
そして、見られる動画の本数は1万作品以上となっています。
書籍読み放題・音楽聴き放題なども含まれる
Amazonプライムには、先に書いたとおり「書籍読み放題・音楽聴き放題」などのサービスも含まれています。電子書籍の読み放題は、上のAmazonプライムリーディングというサービスです。
Amazonの書籍読み放題のサービスには、Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)もあります。これはプライムリーディングがさらに増強され、読み放題の冊数が増えているものです(代わりに別途月額が必要になります)。
(Kindle Unlimitedについては、下の記事で詳しく解説しています)
音楽聴き放題は、下の「Amazon Prime Music」というものです。
これもAmazonプライム会員であれば、追加料金なしで200万曲が聴き放題となっています。
アマゾンプライムの悪い評判・口コミ
アマゾンプライムには、下のような悪い評判や口コミが見られます。
それぞれの内容が書かれたツイートを紹介させていただきます。
ネット系なので対応できないテレビがある
なんとなくアマゾンプライム(VODの方)を調べてみた。うちにあるテレビは未対応で多分HDDレコーダもダメなんだろうな。PCは問題無いけど、PS3は未対応だった。
— かながわん@えびな (@ATX25M046) February 14, 2016
アマゾンプライムに限らず、ネット系のサービスは「地上波用のテレビ」で見られないことがあります。この条件を見分ける方法は意外に簡単で、テレビに「HDMI端子があるか」となります。
- HDMI端子は、パソコン本体とディスプレイを繋ぐ時などに使うもの
- その端子に「アマゾンが販売するスティックを挿し込む」
というやり方で見られるのです。スティックとは、下の画像の「Fire TV Stick」などです。
リモコンとUSBメモリのようなものが見えるでしょう。この「USBみたいなもの」をテレビに挿します。
そして、もう片方のリモコンで操作します。USBのようなスティックを挿した時点で「そのテレビはネットの動画を見られるようになる」のです。
上の画像にもロゴが書かれていますが、下のサービスの動画をすべて視聴できます。
- Amazon Prime Video
- DAZN
- NETFLIX
- TVer
- YouTube
- AbemaTV
- hulu
- FOD
というように「テレビでネットの動画を見る」というのは意外に簡単です。上の「Fire TV Stick」以外でも、Googleの「Churomecast」やPS3・PS4・WiiUなどを使ってみることもできます(これらとテレビを接続)。
という風に最低限のアイテムの購入や接続は必要ですが「意外にネットの動画はテレビで見られる」と考えてください。
(なお、上の一覧で登場したhuluについては下のページで詳しく紹介しています)
作品のラインナップがいまいち
カミさんがアマゾンプライムのVODに興味を示したが、ラインナップを見て年3,900円だと微妙だと思ったらしー
— @はま (@athama) September 26, 2015
Amazonプライムビデオは、人によってはラインナップが今ひとつと感じるようです。具体的には他の動画配信専門のサービスと比較するとやや劣るということです。
しかし、これは当然ともいえます。理由は、Amazonプライムはビデオだけでなく、書籍の読み放題・音楽の聴き放題・通販のサービスなども含んでいるためです。
これらのサービスをすべて含めて月額400円程度なので、動画のラインナップが専門サービスに劣ることは、仕方がない部分もあります。動画のラインナップが豊富なサービスを利用したい場合は、下のU-NEXTなどを使うのがいいでしょう。
VODは時間や曜日の感覚がなくなるから嫌
ドラえもんとしんちゃんがない金曜日つらいな 子供はアマゾンプライム見てる
ゴールデンタイムにVOD見るの嫌なんだけど…(時間の感覚がわからなくなる)
— シュフロック (@shufu_69) September 27, 2019
アマゾンプライムも含めて、VODのサービスは「いつでも見られる」というのが売りです。しかし、そのせいで時間や曜日の感覚がなくなるということもあります。
もちろん「感覚がなくなったらいけないのか」「時間自体はわかっているからいいのでは?」と思う人もいるでしょう。実際、このあたりは完全に「個人の趣味」となります。
たとえば世界のあちこちに数カ月ずつ滞在してる人などは、日本の「季節感」がなくなるでしょう。そして、それが良い悪いかといえば、やはり好みの問題だといえます(俳句は詠みにくくなるかもしれません)。
昔ながらの「ゴールデンの時間帯に皆で同じ番組を揃ってみる」というスタイルを好む人は、地上波の方がいいでしょう。そうしたこだわりがなければ、この点(時間や曜日の感覚)は特に問題がないかと思います。
\月額408円で動画・書籍・音楽・配達の全サービスがつく!/
↑タップで公式サイトへ↑
アマゾンプライムの良い評判・口コミ
Amazonプライムビデオでは、下のように良い評判や口コミが見られます。
それぞれの内容について詳しく解説していきます。
「地上波初放送」の作品でもすでにある
〇〇地上波初放送!
これは見逃せないなぁいや、意外とVODで見放題です。
明日地上波初放送のコンフィデンスマンJP ロマンス編もアマゾンプライムで現在見放題です。金曜ロードショー、土曜プレミアムなどいつも見れないって方はVODおすすめ。
— ネイノーさん|スキル0から行動する大学生ブロガー (@1oWrU5W2l73vbL0) July 16, 2020
「地上波初放送」と民放などでアピールされるコンテンツでも、実はすでにアマゾンプライムで放送されているということがしばしばあります。特にツイート主さんの口コミに書かれているような金曜ロードショーや土曜プレミアムなどは、日時の関係で見られない人も多いでしょう。
録画予約という手はもちろんありますが「それ用のビデオデッキを持っていない」という人もいるかと思います。そのような番組が、アマゾンプライムならしばしば「地上波よりも先に」「いつも見られる」ということです。
(金曜ロードショーや土曜プレミアムが見られるわけではなく、これらで地上波初登場となるような、映画などが見られるということです)
NHK・民放では放送しにくい内容も視聴できる
アマゾンプライムの戦闘車を見る。これは地上派では出来んな…というか、やはりCSとVODにしか未来は無いのか
— bluebox (@bluebox106) October 15, 2017
地上波では過激な番組を放送できません。たとえば、上のツイートに書かれている『戦闘車』などです。これは簡単にいうと「車をぶつけあってバトルする」などのシーンがある番組で、一部をキャプチャすると下のようになります。
「これは確かに地上波で放送できない」と誰もが感じるでしょう。法律的には当然問題ないため、ダウンタウンのような大御所も出演しています。
こうした過激な番組は好き嫌いが分かれるでしょうが、そのような「パンチの効いた番組」を見られるのが、AmazonプライムビデオのようなVODサービスの強みといえます。
ネットフリックスと並んでVODの2強
インターネットのVOD基盤もほぼアマゾンプライムとNETFLIXの2強って感じだな
— 海野 (@onibuta) January 23, 2020
アマゾンプライムが、NETFLIXと並んでVODサービスの2強である、という口コミです。ツートップのサービスがどこになるかは置いておき、アマゾンプライムとNETFLIXがトップレベルに入るのは、ツイート主さんのいうとおり間違いありません。
少し前まで、NETFLIXは確かにVODで最強のサービスの1つでした。しかし、今はその状況も変わりつつあります。
実際に私がNETFLIXを利用して、1カ月で解約した理由、おすすめできない理由を下のページでまとめています。NETFLIXに興味がある人は、こちらも参考にしてみてください。
\月額408円で動画・書籍・音楽・配達の全サービスがつく!/
↑タップで公式サイトへ↑
アマゾンプライムのデメリット
アマゾンプライムビデオには、下のようなデメリットがあります。
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
ネット環境が悪いと動画の画質が低くなる
Amazon Prime Videoの作品は、スマホ・タブレットの場合はダウンロードもできます。しかし、パソコンではダウンロードができません。
そのため、ネットのストリーミングで見ることになります。ストリーミングである以上、ネット環境が悪いと画質が低くなる、通信も途切れやすくなるというデメリットがあります。
この点についてはネット環境がいい人なら、特に問題を感じないかもしれません。また、スマホやタブレットでの利用が中心で「いつもダウンロードしてから見る」という人だったら、やはり問題ないでしょう。
動画専門のサービスよりはラインナップがやや劣る
Amazon Prime Videoは動画が専門のサービスではありません。そのため、動画を専門とする見放題サービスと比較すると、ラインナップがやや劣ります。
この点は、総合的なサービスである以上仕方がないといえるでしょう。むしろ、アマゾンプライムで動画や書籍が見放題になることを知らずに使っているという人も多くいます(配達だけが目当てという人です)。
こうした人が、たまに動画を見たくなったときなどに「ある程度のラインナップで無料で見られる」と考えれば、十分なメリットといえるでしょう。
年会費制なので、忘れたまま支払ってしまうこともある
アマゾンプライムは月額制でなく、年会費制です。月額制なら毎月の引き落としがあるので「契約が継続している」ということがわかります。これで早めに気づいて解約しやすいわけです。
しかし、年会費制だとそのように気づくチャンスがないため、契約していることを忘れたまま、更新してしまうことがあります。1年分余計に支払ってしまうわけです。
そのようにならないために、アマゾンプライムを使わなくなったら、早めに解約の手続きをすることが必要です。「そのうち使うかもしれない」と迷って継続しているうちに忘れてしまう恐れがあるため、ある程度使わなくなったら解約するようにしましょう。
\月額408円で動画・書籍・音楽・配達の全サービスがつく!/
↑タップで公式サイトへ↑
アマゾンプライムのメリット
アマゾンプライムのメリットを一覧にすると、下のとおりです。
それぞれの内容について詳しく説明していきます。
配達目当てでプライムに入っている人なら無料
もうVODサービス、アマゾンプライムだけでいいかなー。dアニメのがアニメだけ見たら品ぞろえいいのは確かなんだけど、両方入ってて毎月使ってるかというと微妙な。プライムは動画見なくなっても入ってるし。
— ちんほーん (@Tinhorn_) December 20, 2016
アマゾンプライムは「お急ぎ便を目当てに入っている」という人がかなりいます。そして「動画・音楽・書籍のサービスを知らない」という人も多いのです。
そのため、アマゾンで商品のカートに移動しようとすると、たまに「Amazonで動画が見放題になることをご存知ですか?」という画面が表示されることがあります。「そういえば、見たことあるわ」という人もいるでしょう。
これは、まだそれぞれの見放題・聴き放題サービスを「使っていない」プライム会員に対して表示されます。そのため、一度でも使ったことがあれば表示されません。
(また、一度画面を無視すると1カ月か数カ月ほど表示されません)
こういう画面もあるくらい「配達だけを目当てに使っている」という人も多いわけですね。そうした人にとっては「無料でコンテンツのサービスも付いて来る」ということで、明らかにお得です。
日頃アマゾンを使う人なら設定不要で簡単
日頃の買い物で、Amazonを頻繁に使っているという人も多いでしょう。そのような人なら、アマゾンプライムで動画を見るために、特別な設定をする必要がありません。
- プライム会員なら、すでに支払いも済んでいる
- いきなり動画を見るだけでいい
- 会員でなくても、いつもの買い物のように簡単に支払える
初めてのサービスを利用するとき「支払いの手続き」は意外に手間がかかるものです。しかし、日頃アマゾンを使っていて、いつもの買い物と同じ感覚で手続きをするなら、クレジットカードの設定なども不要ですぐに支払えるわけですね。
そして、動画を探すときの画面も、やはりいつものアマゾンの画面なので探しやすくなっています。このように、特にアマゾンユーザーにとっては、登録時から利用中まで常に便利といえるでしょう。
Amazon Prime Videoオリジナル作品も豊富
Amazon Prime Videoには、オリジナルの作品も多数あります。そのため、他の動画配信サービスでは見られない、貴重な作品も見られます。
オリジナル作品については、下の「FODプレミアム」も、フジテレビによるオリジナル作品が多数見られるものです。映画ファン・テレビファンの人は、こうしたサービスをチェックするのもいいでしょう。
\月額408円で動画・書籍・音楽・配達の全サービスがつく!/
↑タップで公式サイトへ↑
アマゾンプライムの特徴・詳細
ここではアマゾンプライムの特徴と詳細を、下の3項目で説明します。
以下、それぞれの詳細です。
ジャンル一覧
アマゾンプライムビデオで見られるジャンルは、主に映画・テレビ番組・オリジナルに分かれます。それぞれの中で、恋愛・バラエティ・アニメなど全てのジャンルが揃っています。
特定のジャンルに興味がある場合、たとえばアニメなら下の「dアニメストア」などを見るのもおすすめです。
対応デバイス
アマゾンプライムの対応デバイスは豊富ですが、それぞれにバージョンや機種などの条件があります。
パソコン
パソコンでの視聴では、下のブラウザの最新バージョンが必要です。
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Microsoft Internet Explorer
- Safari
- Mozilla Firefox
- Opera
これらの最新バージョンが使えるということは、Windows・MacそれぞれのOSバージョンも、自然に規定されます。基本的に公式がサポートを続けているバージョンはOKといえます。
スマートテレビ
スマートテレビは、下記のメーカーの機種に対応しています。それぞれについて、対応バージョンのルールが詳しく規定されています。
- Sony
- パナソニック
- LG
- Philips
- シャープ
- Changhong
- 東芝
たとえばソニーのAndroidTVなら「2015年以降のモデル」などの条件があります。おおよその目安として「スマートテレビは2015年以降のもの」と考えておけばいでしょう。
(今使われているスマートテレビの大部分が該当するはずなので、この点は特に心配ないとは思いますが)
Amazonデバイス
Amazonは独自のデバイスを出していますが、そのデバイスでは下のものに対応しています。
- Fire TV/Fire TV Stick
- スクリーン付きEcho端末(Echo Show、Echo Spotなど)
- Fireタブレット
モバイル端末
モバイル端末は、スマートフォン・タブレットともに対応しています。Android・iOSの両方に対応しており、iOSはiPhone・iPad・ iPod touchの3種類で使用可能です。
その他の端末
その他、ゲーム機でPS3・PS4・Xbox Oneにも対応しています。Blu-Rayプレーヤーは、LG・パナソニック・Samsung・Sonyの製品に対応しています(それぞれ2013年~2016年以降と、最も古い対応バージョンは異なっています)。
このように、アマゾンプライムはあらゆる端末に対応しています。それぞれの端末で自分のバージョンが対応しているかどうかを、事前に確認するようにしてください(一般的な新しさであれば大抵は大丈夫です)。
支払方法
Amazon Prime Videoの支払方法では、下のようなものがあります。
クレジットカード | VISA・Master Card・JCB・ダイナース・アメックス |
---|---|
携帯キャリア決済 | ソフトバンクまとめて支払い・auかんたん決済・ドコモ払い |
コンビニ払い | セブンイレブン・ローソン・ファミマなど大手はどこでも |
ATM決済 | Pay-easyのロゴがあるATM |
銀行振込 | ジャパンネット銀行・住信SBIネット銀行・じぶん銀行 |
電子マネー | 楽天edy・モバイルSuica・JCBプレモ |
ポイント | Amazonギフト券・アマゾンポイント |
基本的に通販のアマゾンの支払方法と同じで、通販で設定している支払方法をそのまま使えます。違いは配送がないので代引は使えないという程度です。
上記のようにあらゆる支払方法を使えるので、支払方法に関して困ることはほぼないといえます。
\月額408円で動画・書籍・音楽・配達の全サービスがつく!/
↑タップで公式サイトへ↑