シガンシナ区決戦編にて再登場した鎧の巨人の正体であるライナー・ブラウンは、どのようなキャラクターなのでしょうか?
プロフィールから、強さや実力、伏線をまとめて見てみましょう!
◆ライナー・ブラウンとは?

ライナー・ブラウンのプロフィールです!
| 項目 | 内容 |
| 名前 | ライナー・ブラウン |
| 身長 | 185cm→188cm |
| 体重 | 95kg→83kg |
| 誕生日 | 8月1日 |
| 年齢 | 17才→21才 |
| 出身地 | 故郷、マーレ・レベリオ収容区 |
| 所属 | 戦士候補生→マーレの戦士→第104期訓練兵団→調査兵団→マーレ戦士隊副長→エレン・ストッパーズ |
| 訓練成績 | 2位 |
| 目的 | 故郷に帰ること |
| ライナーの由来 | ドイツの男名です。 |
| ブラウンの由来 | ドイツ姓です。 |
公式ガイドブックデータ

格闘術:9
行動力:7
友人思い:10
協調性:10
頭脳戦:7
(「公式ガイドブック抗」より)
キース教官の分析
仲間からの信頼も厚く、組織のまとめ役の資質があると見た!年に見合わない肝の据わりっぷりは、故郷で地獄を経験したからか。これからの調査兵団を支える男として、さらに大きく成長してほしい!
評価 A+
公式ガイドブックデータより
格闘術9というのはエレンと同等ですね。
しかし、エレンとライナーとは現在のシガンシナ区決戦編も含め、巨人化した状態で二度対戦していますが、どちらもエレンが優勢のように見えます。
同じ9でもエレンの格闘術の方が上ということでしょう!
そして「友人思い」と「協調性」の10というデーターを見ると痛々しいですよね…(――;)
これは長所なのでしょうが、この性格が原因でライナーは分裂したのでしょうから…
彼が故郷組ではなく、普通の壁内出身で104期生だったら、本当に良い同期としてエレンたちと馴染んでいたのだろうなと、このデーターを見て思う管理人アースでした…(T_T)
◆管理人アースによるライナーのオススメ名場面!

ライナーの第42話「戦士」と第46話「開口」と名場面と言えばでしょう!
見てみましょう!
第42話の名場面!

そして、エレンに人類の攻撃を止めるから俺達と一緒に故郷へ来てくれと頼みます!
しかしエレンに「お前さぁ…疲れてんだよ」と言われ、ライナーは揺れます(^_^;)


そしてライナーは、揺れている自分を認め、葛藤します!

最終的に、ふっきるかのように、戦士として責任を果たすと決めます!

ライナーはエレンを連れさろうと近寄りますが、ミカサに阻まれます!

ベルトルトもミカサに襲われピンチになりますが、ライナーが体当りし助かります!


しばし、睨み合うライナーとエレン!!

ライベルは鎧の巨人と超大型巨人へと巨人化し、ここからエレン争奪戦が始まります!!

本当に長い期間の伏線期間を経て、とうとう鎧の巨人と超大型巨人の正体がライナーとベルトルトだと判明する名シーンとなっています!
これほど地味なカミングアウトがあっただろうか、という程の地味な伏線回収シーンですが、ライナーの揺れる心情が見事に描かれており、管理人アースはけっこう気に入っているシーンです!
「こんな奴らがいるなんて知らずにいれば…俺は…」の場面がライナーの抱えている地獄を如実に感じさせます!
第46話「開口」の名場面!

ライナーは「そういや 巨人が湧いてからずっと働き詰めじゃねぇか…ろくに飲まず食わずで何より寝てねぇ」「ひとまずは休ませてもらいてぇもんだ 昇格の話はその後でいい…」と発言します。


この時には既にエレンとユミルの前で鎧の巨人、超大型巨人へと巨人化しており、何よりエレンとライナー、ベルトルトは巨人化して戦った後です。
なので、ライナーが調査兵団員として昇格するなどあり得るわけなく、かなりおかしい発言となっています。
しかし、ライナーは自分のチグハグな発言内容には気付いていなく、さらに自分の働きが「兵士としてそれなりの評価と待遇があってもいいと思うんだがな」と爽やかな笑顔で続けます!(笑)
ベルトルトは、ライナーの発言がおかしいことを本人に気付かせるために「ライナー…君は兵士じゃないだろ 僕らは戦士なんだから」と言うと、ライナーは自分のチグハグな発言を自覚します。

この後ユミルからライナーが本来の「壁を破壊する戦士」と「兵士として生活していた自分」との間で心が分裂していることが説明され、ライナーの精神状態が明らかになります!

この時のライナーの苦悩が相当なものであったのが、ライナーらしくない「黙れ」「口を閉じろ」のセリフで感じられます!

これまでのライナーの「戦士」としての伏線、「兵士」としての行動の理由が明らかになる名シーンとなっています!
ちなみに、この時に物語の中での、壁を壊す「戦士」と壁を守る「兵士」という言葉の意味が明らかにもなっています!
物語の展開上でも重要なシーンとなっていますね!
◆ライナー・ブラウンの考察・伏線まとめ!

ライナーの伏線と言えば鎧の巨人の正体であるという伏線がほとんどであり、序盤では、しばしば仕掛けされていました。
進撃の巨人ライナーが鎧の巨人の伏線は?で伏線がまとめられています!
そして、回収されていない伏線としては、ライナーの故郷でしょう!
ライナーの故郷への思いは、これまで数々のシーンで描かれていました。

なぜここまで故郷に拘るのか、そして故郷がどこにあり、どのような所なのかは未だ分かっていません!
この伏線が回収されるのは、まだまだ先かもしれませんね。
その時にライナーが存命であることを祈るばかりです…(・_・;)
【追記】
ライナーの故郷は23巻第94話にて明らかとなっています!
◆ライナーの実力・強さはどれくらい?

この記事の冒頭でも紹介したように、訓練兵団を2位の成績で卒業しているライナーは、かなりの実力者です。
しかし、対エレンゲリオン戦では、明らかに負けていました。
現在最新話76話でも、エレンに押されているようです。
ライナーの実力は決して高くないのでは、と思う管理人アースです!
獣の巨人>女型の巨人>エレンゲリオン>鎧の巨人>超大型巨人くらいのポジションではないでしょうか?(^_^;)
まだ未知数の力を持っている可能性もあるので言い切れませんが、それほど強くはないと思われます!
そんなライナーも最新話76話では、生死不明の展開で終わっています。
まだ回収されていない伏線もあるので、死亡は無いと思いますが、ライナーの今後の展開が気になりますね!
ライナーの目的・役割を検証!
ライナーの目的とは?
現在最新話130話まで進み、当初のライナーの目的だった「座標の奪還」は、現在の目的では無くなり変わっています。
いや、ある意味変わってはいないと言えるでしょうか?
現在のライナーの目的は、エレンの地鳴らしを止める事です。
この方法として、「始祖の奪還」というのは合致しそうですよね!
作品の序盤から中盤でエレンを狙っていたのは「始祖の奪還」という目的からでした。
マーレに戻ってからレベリオを急襲され、再びパラディ島に来てエレンと戦ったのもエレンの始祖を奪還するためでした。
そして現在、エレンを追っているのもエレンを止めるためです。
ある意味、ライナーの目的はずっと「エレン」という見方ができますよね!
物語が進み様々な真実が明らかになって行く中でも、ライナーの目的というのはずっと変わらないように見えます。
ライナーの役割とは?
ライナーの役割とは、何なのでしょうか?
当初はエレンの兄貴分という立場であり、エレンの「敵」になりました。
そこから現在ではエレンを止めるパラディ側の立場になり、ある意味「味方」になっていると言えるでしょう。
このように立場は変わっていますが、作品の中でのライナーの役割とは一貫して「マーレ側のエレン」に見えます。
世界の為に、家族のために、みんなの為に壁を壊したライナー。
その罪をずっと背負い、周りを騙し続けマーレの為に苦しんでいるライナーは、ある意味現在のエレンと同じでしょう。
作品から見えるエレンとライナーは全く違う表情で描写されていますが、ライナーは「マーレ側のエレン」という役割を担っているように読めます。
ライナーの目的はずっと「エレン」であり、役割もずっと「マーレ側のエレン」だと言えそうです。
ライナーの最期を予想!死亡するのか?
さてそんなライナーですが、物語も終盤となり彼にも最期が近付いて来ているのは間違いないでしょう。
ライナーの最期とは、どうなるのでしょうか?
以前行ったナンバリング考察というのがあるのですが、ここで裏側になっている人物達は皆死亡退場するのでは、と管理人アースは考えています。

なので現在130話で生き残っているライナーとアニも、死亡する展開になるのではとイメージしています。
それがどのような最期のとなるのかは分かりませんが…
なんとなく、母カリナが絡んで死亡するような気もしています。
目の前で地鳴らし巨人に踏み潰されるカリナを見て暴走し死亡退場するとか…
そんなイメージを抱いています。
どのような最期になるとしても、絶対に泣ける展開になりますよね!
死亡するかどうかも含め、絶対に最後までライナーは要注目ですよ!(*^^*)
ライナー担当声優 細谷佳正さんを紹介!

| 項目 | 内容 |
| 名前 | 細谷 佳正(ほそや よしまさ) |
| ニックネーム | ほそやん |
| 生年月日 | 1982年2月10日12時48分 |
| 血液型 | B型 |
| 身長 | 175cm |
| 年齢 | 38才 |
| 出身 | 広島県尾道市 |
| 所属 | フリー |
ライナーの担当声優 細谷佳正さんについてはライナー声優細谷佳正さんのプロフィールまとめ!にてまとめていますので見てみてください!
「キングダム」王賁役もこなしている、超人気実力派声優さんですよね!
ライナーにも、むちゃハマっている声優さんだと感じています。
ライナーは作者が最も愛するキャラ?
ライナーを考察する時、諫山先生の寵愛に触れない訳にはいかない(・_・;) pic.twitter.com/gFCqZqFa38
— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) August 4, 2020
作品の序盤で山奥組と称され敵側であった、ライナーとベルトルトとアニ。
残酷な世界で次々と死亡退場していく中で、ライナーは現在でも生き残っている数少ないキャラの一人です、
これまでにもライナーには、「ここで死亡するのでは?」と思われたシーンが、いくつかありました。
「シガンシナ区決戦」でハンジさんに首を落とされかけた場面では、そこで死亡してもおかしくはありませんでした。
というか、シガンシナ区決戦編でベルトルトが死亡退場しライナーが生き残ったことでネット上では、「超大型巨人ベルトルトが死亡しライナーが生き残るって…諫山先生はどんだけライナー好きなんだ」と騒がれたものでした(笑)
この辺りから「ライナー寵愛ネタ」が盛り上がり始めましたよね(笑)
さらにファルコが巨人化し、ライナーが捕食されかけているうなじの硬質化を解こうとした場面で「ああ、鎧はファルコが継承するのか」と思いきや、カッコよく登場したポルコに退場チャンスを奪われ…(;´Д`)
ここでもライナーは生き残りました。
ネット上で言われている通り、ある意味ライナーはもっとも作者に愛されているキャラと言えるでしょう(笑)
ライナーを追い込み苦しんでいる描写を描くことに、喜びを感じているのかもしれません(爆)
ただ先程の考察でも触れましたが、ライナーはマーレ側のエレンであり裏の主人公と言えます。
「マーレ編」を描くと決めた時点で死亡させる訳にはいかなかった、という事情はあるでしょう。
そういう意味では、地鳴らしを止める展開で最も必須な人物と言えますよね!
エレンの事情、気持ちを一番理解できる部分を持った人物と言えますから…
ただ、長期連載になる前のネーム時点では、あっさり捕食されていたライナーですが…ここまで息の長いキャラになるとは諫山先生自身も驚いているのではないでしょうか?(笑)
ライナーが諫山先生の寵愛を最も受けるよう成長したのはマーレ側を描くためであり、そういう意味では物語の成長を表していると言えるかもですね!
地鳴らしを止める展開では、どのような愛される展開が待っているのか楽しみですよ!(*^^*)






