「性別が曖昧な理由を考察!」を追加更新しました!
調査兵団はリヴァイ兵士長やミケ・ザカリアスなど変わり者が多いですが、第四分隊長ハンジ・ゾエもかなりの変わり者です。
巨人の実験に心血を注いでおり、時には巨人に頭をかじられそうになっても笑い、巨人に「惜しかったね!」と答えています。
そんなハンジですが、男性か女性かハッキリしていません。
ここでハンジの性別を検証してみましょう!
◆特別編「イルゼの手帳」での言葉遣い
「進撃の巨人」5巻収録の特別編「イルゼの手帳」で、ハンジがイルゼの遺体を発見した時に「一年前に死んだ兵士ね…名前はイルゼ・ラングナー」「ジャケットだけ回収しましょう」と話しています。
「兵士ね…」という言葉遣いは、明らかに女性の言葉遣いです。
「回収しましょう」とはリヴァイ兵士長に話しかけている言葉ですが、これも目上に使う言葉としては不自然では無いですがハンジが、リヴァイに対しての普段の言葉遣いから考えると、このような尊敬語は使っていません。
これも「女性の言葉遣い」と判断できそうです。
ちなみに12巻限定版付属のアニメ「イルゼの手帳」でのハンジの言葉遣いは「一年前に死んだ兵士だね」と変更されています。
◆英語版「進撃の巨人」でのハンジ
英語版(講談社発行)「進撃の巨人」でのハンジを呼ぶ時の呼び方は、「MS HANGE」と呼ばれています。
他にも「She」と表記されており、英語版ではハンジが「女性」と表されていることが分かっています。
◆作者諫山創先生のハンジ性別の判断

作者諫山創先生がハンジの性別を尋ねられ、2011年03月30日のブログにて「この質問を受けてそのキャラの性別は明言しない方がよさそうだと確信ましたw」と答えています。
そして現在でも、ハンジの性別は明らかにされていません。
しかし実写版「進撃の巨人」でのハンジ役は石原さとみさんに決まっていますし、月間アニメージュの女性キャラクターの人気ランキングにハンジが入っていたりと、世間では女性としてのハンジの方が有力なようです。
◆性別が曖昧な理由を考察!

ここまでは2年前の3月に書いた記事となっていますが、この時はハンジの性別は未確定でしたね。
この後に発表された72話「奪還作戦の夜」にて、ハンジが女性であることが確定しています。

キース教官に憧れていたという事実から、女性であることが窺えますよね!
「進撃の巨人」には性別が曖昧なキャラクターが多く、ハンジだけではなく、ナナバもそうでした。

ナナバについてはナナバのプロフィール考察まとめ!にて考察していますが、ナナバは女性で間違いないでしょう。
ただハンジもそうですが、ナナバも男性だと言われれば男性だと信じてしまうキャラですよね!
これだけ性別が曖昧な作品も珍しいのではないでしょうか?
なぜ、これほど性別が曖昧なキャラクターが登場するのでしょう?
おそらくですが、調査兵にとって性別が重要ではないからなのではないでしょうか?
それは、立体機動装置が大きな役割を果たしていると思われます。
◆性差を取り除いた立体機動装置

人間が巨人に対抗する唯一の武器は、立体機動装置のみと言っても良いでしょう。
リヴァイがあれだけ巨人に無敵であるのも、立体機動装置があってこそだと言えます。
そしてこの立体機動装置に求められるものは、腕力ではなく身軽さであり、バランス感覚であり、さらには空間把握能力でしょう。
そこには性差はなく、体格差もなく、単純に個人の能力だと言えます。
そこに、リヴァイのような小柄な人物が巨人に対しても無敵になれる仕掛けがあり、性差も取り払われる秘訣があると思われます。
管理人アースは、この性差や体格差を埋めたシステムが、「進撃の巨人」の魅力に大きく寄与していると考えています。
立体機動装置が性差を埋めている仕掛けであることは間違いないですが、そこだけではなく、例えばミカサとアニの存在があります。
彼女らは、104期生の中でも1,2を争う戦闘力の高さを誇っており、その二人ともが女性となっています。
主人公となっているエレンが、この女性二人に敵わなく、ミカサには担ぎ上げられ投げ飛ばされ、アニには組み伏せられています(・_・;)
これほど性差が逆転してしまっている少年漫画も珍しいですよね!
「進撃の巨人」の世界では男女差はなく、それが自然にできている作品であり、そこが魅力のひとつと言えるでしょう!
そのような観点からも素晴らしい作品だと評価できますし、これからも男女関係なく自由を求める作品であって欲しいと思う管理人アースでした!\(^o^)/
ちなみにこれまで管理人アースは、男性だと思っていました(汗)
→ 【進撃の巨人ハンジの過去のネタバレまとめ!】
→ 【進撃の巨人ドラマで主人公がハンジの理由は?事務所の影響の真相も】






