ライナー・ブラウン

【進撃の巨人】鎧の巨人=ライナーの正体が明かされた理由|伏線と告白シーンを解説

第42話「戦士」にて、鎧の巨人の正体がライナー・ブラウンだと判明しました。

あまりの衝撃展開に、ネットでは大きな反響がありました。

本記事では、ライナーが「なぜ鎧の巨人だったのか」その理由と伏線を丁寧に解説します。

◆調査兵団員ライナー・ブラウン

raina-

「進撃の巨人」第18話「今、何をすべきか」より

訓練兵団を、ミカサに続く次席で卒業したライナーはかなりの優秀で、第18話にてキース教官から「屈強な体格と精神力を持つ」「何より仲間から高い信頼を得る」と評価されています。

エレンも第42話にて「ライナーは俺達の兄貴みたいなやつで…」と評しています。

第43話でライナーが「鎧の巨人」と判明した後にも「オレもお前みたいに強くなれたらいいな…とか思ってたっけ…」と思っているほど、エレンはライナーに憧れていたようです。

第39話では、巨人からコニーを守るために命を懸けて戦っていました。

ライナーは、まさに「兵士」の鑑といえるでしょう。

調査兵団員のライナー・ブラウンという人物は、実力と信頼を兼ね揃えた素晴らしい「兵士」だったようです。

◆「兵士」と「戦士」の間で揺れるライナー・ブラウン

o0480048512570996110

「進撃の巨人」第46話「開口」より

ライナーとベルトルトは、第42話に鎧の巨人と超大型巨人になり、エレンとユミルを攫いました。

そして第46話「開口」で、ライナーは鎧の巨人であると正体をバラし、エレンとユミルを攫った事を忘れているかのように「昇格の話は後で良いから休ませて欲しい」などと話し出しました。

これについてユミルは「本来は壁の破壊を目的とする戦士だったが兵士を演じて生活するうちにどちらが本来の自分かわからなくなった…」と説明しています。

その説明に対して高圧的に「口を閉じろ」と言ったライナーの反応から、当たっている解説だったようです。

12才で壁を破壊し潜入し、調査兵団員として生活していたのですから、本来の自分が分からなくなるのも止むを得ない事でしょう。

しかし、そこまで追い込まれながらもなぜ「戦士」であり続けなければならないのかは、未だ分かりません。

ユミル曰く「お前ら二人してガキみてぇに目ぇ輝かせて見てたよな?あの猿を」と言わせたあの「獣の巨人」が絡んでいるのでしょうか?

この当たりが解明されるのは、もう少し先のようです。

今後の展開が楽しみですよね。

◆第1話にて右腕だけ帰ってきた「ブラウン」はライナーの兄弟!?

174316218

第1話にて、壁外調査から右腕だけしか帰って来られなかった兵士の名前が「ブラウン」だったため、一時期ネットではライナーと兄弟か血縁関係があるのではないかと推測が飛び交いました。

そんな中アニメでは「モーゼス」と、名前が変更されて放送されました。

これは血縁関係が無いということを示すために変更されたのかと思われましたが、どうやら「モーゼス・ブラウン」だったようです。

もしかしたら「モーゼス・ブラウン」と「ライナー・ブラウン」は、兄弟だったという展開があるかもしれませんね。

◆生き残ったライナーの役割を考察!

2016-07-08_040203

「進撃の巨人」第83話「大鉈」より

ここまでは、2年前の3月に書いた記事となっていますが、104期生としてのライナー、戦士と兵士の間で揺れるライナーについて取り挙げていました。

2年前は、まだシガンシナ区決戦編が始まっていなく、第50話以降ライナーが登場していないという時期でした。

そして、現在90話時点ではシガンシナ区決戦編が終わっており、ベルトルトは死亡しましたがライナーが生き残るという展開となりました。

生き残ったということは、ライナーには未だ役割が残っているのでしょう。

一見もう役割を終えたように見えるライナーですが、どのような役割が残っているのでしょうか?

管理人アースは、77話のこの場面から、ライナーとベルトルトは同じ「故郷」出身であり、アニは別だと考えています。
2016-01-08_031305

「進撃の巨人」第77話「彼らが見た世界」より

ここから、おそらくライナーにはベルトルトと同じ「故郷」についてエレン達に説明をする役割が残っているのではと考察します。

そして、そこには戦士長ジークも絡んでくるのかもしれません。

ライナーの「故郷」とマーレの戦士についての考察!

2017-02-04_171950

「進撃の巨人」第42話「戦士」より

ライナーとベルトルトの「故郷」とはどこなのでしょうか?

最新話90話までの展開上では、マーレなのかなと思われますが、70話考察!獣の巨人とライナー達の関係は?にて考察している「ナラカ」という展開も捨てがたいです(・_・;)

もし、ライナーの「故郷」がマーレなのであれば、そこでのベルトルトとの出会い、そして戦士長ジークとの関係が明かされる際の説明役が、ライナーの残された役割なのかなと予想できます。

そして、もしライナーの「故郷」が「ナラカ」だった場合はどうでしょうか?

壁内で、壁外追放となった罪人が作った国「ナラカ」がライナー達の故郷であったならば、その成り立ちと歴史をエレン達に説明する役割が、ライナーの大きな役割となるでしょう。

そしてマーレの戦士となった理由、戦士長ジークとの出会いが説明される展開になると思われます。

さらに、アニがどのような存在なのか?、ライナー、ベルトルトとの関係もライナーが語ることになる可能性もあるかなと思われます。

ただ、どちらの展開が起こったとしても、その役目を終えた時、ライナーの最後となるのではないでしょうか?

その最期の場面で、エレン達がどのような感情を見せる事となるのか…

今更ですが、前回のエレン達とは違った表情が見られるかもしれないな、と思いながら期待しています!(^^)
2016-01-08_032106

「進撃の巨人」第77話「彼らが見た世界」より

2016-01-08_032145
「進撃の巨人」第77話「彼らが見た世界」より

まだ、もう少し先になるであろうライナーの再登場、ものすごく楽しみです!\(^o^)/

【進撃の巨人ライナーが鎧の巨人の伏線は?】
【進撃の巨人ネタバレ70話考察!獣の巨人とライナー達の関係は?】