アニメseason3でも大活躍なライナー・ベルトルトですが、原作でのライナーも大忙しな展開となっています。
そんな中、117話でのライナーには「ジークの安楽死計画を知っているのでは?」という描写が見られました。
いっぽうで現在放送中のseason3でのベルトルトを見ると、「ベルトルトも安楽死計画を知っていたのでは?」と感じられる場面が再確認できます。
二人は、ジークから安楽死計画を知らされていたのでしょうか?
としたら、ピークちゃんはなぜ知らないのか?
もっと言ったら、アルミンはベルトルトの記憶継承で知っている可能性も?
検証してみましょう!
◆ライナーとベルトルトが安楽死計画を知っていたのか検証!
アニメ52話にて登場したベルトルトから「全員死ななきゃいけない」「もうダメなんだ」というセリフが登場しました。
これは原作78話にも登場しており、そのままのセリフとなっています。
初見時では「吹っ切れたベルトルト」の表現であり、彼なりの成長した姿という意味での描写かなと読んでいました。
104期を想いながらも使命を全うしようとしているベルトルト…
そう受け止め読んでいました。
ただジークの安楽死計画が明らかとなっている今読み返すと「ベルトルトはジークから安楽死計画を聞いていたのでは?」とも読めますよね!
このセリフも「安楽死計画を踏まえて」とも受け取れます!
そして最新話117話でのライナーからも「安楽死計画を知っているのでは?」と感じられる場面が見られました。
「どれだけ足掻いたところで」「皆死ぬ」という言葉はやはり「安楽死計画を知っている」と感じさせられますし
「これ以上生きて」「何がある?」なんてセリフは、安楽死計画を実行しようとしているジークにも繋がりますよね!
「生まれてきた事じたいが不幸の始まり」であり「死こそが救い」という考えに沿っているように察せられますよ!
そして「エレン一人じゃ脅威にならない」というセリフも、エレンが王家血統者と接触しなければ座標発動ができないという事をライナーが知っていそうに察せられます。
これもライナーがジークから安楽死計画を聞いて知らされている、と感じられますよね!
このような描写からベルトルトもライナーもジークから安楽死計画を聞いていた可能性が高いように感じられます。
では、どのタイミングで聞いたのでしょうか?
そのような機会があったのでしょうか?
◆ジークから安楽死計画を聞いたタイミングを予想!
ジークは獣の巨人を継承した時点で安楽死計画実行を目指していますが、いつライナー、ベルトルトに打ち明けたのでしょうか?
ライナーとベルトルト、アニ、マルセルがパラディ島に行ってからは話をするのは無理でしょう。
となると、ジークがパラディ島に行きライナーとベルトルトと再会してからだと考えられます。
ライナーとベルトルトが再会したのは、上の画像の時であり、ライナーとベルトルトがユミルを連れてシガンシナ区に来た第50話の後だと考えられます。
進撃の巨人年表【考察ネタバレ用】から第50話は104期訓練兵団解散式から41日目であり、現在アニメ放送中のシガンシナ区決戦は119日目となっています。
日数の多少の誤差はあるかもですが、ライナーとベルトルトがジークと再会してからシガンシナ区決戦まで78日くらいの期間があったと考えられますよね!
2ヶ月以上、3人が話す期間があったことになります。
ただ、その期間も上の描写のようにマーレ兵の監視下にあったかもなので、エルディア安楽死計画を打ち明けるタイミングはあまりなかったようにも感じます。
しかし、おそらくは「そろそろ調査兵団がシガンシナ区に来るかも」と思われる頃からはピークを含め4人でシガンシナ区で待ち伏せていたかも、とも考えられます。
72話最後で二人が調査兵団を待っている描写からもありそうですよね!
おそらくは、実際に調査兵団がシガンシナ区に来る数日前からライナーとベルトルト、ジーク、ピークの4人でシガンシナ区で待ち伏せしていたのでしょう!
何日間彼らだけで過ごしたのかは分かりませんが、その間に77話の場面のように3人でコーヒーを飲みながら会話をする機会があったのではと妄想できます。
このような時にジークがライナーとベルトルトに「エルディア安楽死計画」を打ち明け二人がそれに賛同した、という可能性はあるように思えますよ!
ここから、ライナー、ベルトルトとジークが再会しシガンシナ区で調査兵団を待ち伏せしている間がエルディア安楽死計画を打ち明けたタイミングでは、と予想します!
◆ポルコとピークちゃんは聞いていなかった理由とは?
ジークはエルディア安楽死計画をライナーとベルトルトには打ち明けポルコとピークには打ち明けていないのか?という疑問が浮かびます。
二人には打ち明けていないのでしょうか?
ジークがシガンシナ区潜伏中にライナーとベルトルトに打ち明けたのであれば、この時はまだポルコは顎の巨人を継承しておらず、戦士にはなっていませんでした。
なので、打ち明けられていなくても不思議ではないですよね!
では、ピークはどうでしょうか?
ジークとピークはパラディ島に来てからも、けっこう一緒にいることが多かったように感じられる描写が見受けられます。
ラガコ村での作戦の際も同行していますよね!
しかし、この時にはマーレ兵が一緒にいた描写もあり、打ち明けることは無理でしょう。
そしてシガンシナ区で待ち伏せしている間も、ライナーとベルトルト、ジークは一緒にいますが
ピークは斥候として別の場所にいたため、一緒に会話をしていなかったのではとも考えられます。
ここから、ピークちゃんだけにはエルディア安楽死計画は打ち明けられるタイミングが無かった、と妄想できますよ!
ただ、このような理由がなくとも「ポルコに打ち明けたらポロッとマーレに言っちゃいそう」とか「ピークちゃんは頭が良すぎるから怖い」等の理由もあり、打ち明けられなかったのかもしれませんね。
◆アルミンはベルトルトの記憶から安楽死計画を知っている?
ここまでの考察で、ライナーとベルトルトがジークの安楽死計画を知っていた可能性があることが分かりました。
では、その内の一人ベルトルトの記憶を継承しているアルミンが安楽死計画を知っていた可能性はあるのでしょうか?
116話でイェレナから安楽死計画を説明されたアルミンのリアクションは、知っていたようには全く感じられませんでした。
本気で泣いていたとしても演技だとしても、違うように見えますよね!
ただ、112話でエレンから記憶継承の影響を指摘された時の表情や、106話で「何か思い出したか」とエレンから聞かれたアルミンの表情からは、何かを思い出した事は間違い無いでしょう!
エルディア安楽死計画を思い出したのでなければ、ベルトルトの何を思い出したのでしょうか?
管理人アースは、アニを思い出したのでは、と考えています。
エレンに突っ込まれて真っ青になったのもエレンの言う通り、ベルトルトの記憶からアニの事が好きになってしまい図星だからでしょう。
そして106話でエレンに聞かれて気不味そうな表情をしているのも、マーレの記憶ではなくアニについての記憶ばかりを思い出してしまっているからではないでしょうか?
おそらくアルミンが思い出しベルトルトの記憶から見たのは、マーレの戦士候補生時代と訓練兵時代のアニなのでしょう。
これらの表情は、そこから好きになったという伏線なのかなと予想できます!
ただ、ベルトルトの記憶から好きになったかもしれませんが、「ベルトルトの記憶のアニを見て、オリジナルのアルミンが好きになった」と管理人アースは考えています。
あくまで好きになったのはアルミンであり、ベルトルトの気持ちが影響している訳ではない、と!
この辺りは106話考察!アルミンのベルトルト記憶継承を考察!アニ恋心も継承か?でも考察していますので、見てみてください!
これらの考察から、「アルミンは安楽死計画は知らなかったのでは」と予想します!
もしアルミンが安楽死計画を思い出していたら、106話でエレンに話していますよね!(*^^*)
さて、今回の考察でライナーとベルトルトがジークの安楽死計画を知っているのでは、と予想できました!
ただ、これは管理人アースの予想であり、一考察です。
むしろライナーが安楽死計画を知らない可能性の方が高いかなとも感じています。
もしライナーが安楽死計画を知っているのであれば、ジークがマーレからパラディ島に脱出する計画も、ジークは打ち明け相談したのではと思いますし…
一見ジークの安楽死計画を実行しようとしているエレンに計画に賛同していると察せられるライナーが本気で立ち向かうのも、チグハグな感じがします。
ライナーが安楽死計画を知っていて賛同しているのであれば、逆にエレンに協力しそうな気もしますよ。
この辺りも不自然ですよね。
ただ、今回取り上げたライナーやベルトルトの描写から「そのようにも考えられる」と考察できるのではと!
さて、ライナーは安楽死計画を知っており、その上でエレンと戦っているのか?
知っているから、急いだのか?
ライナーが知っているとエレンが知っているので、「お前なんだろ?」とエレンは予想できたのか?
今後のライナーの言動には、要注意ですよ!\(^o^)/
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→ 117話考察!獣の巨人登場からジークの任期と伏線を検証!
→ 117話考察!エレンが戦った理由を検証!
→ 117話考察!エレンの表情を検証!リヴァイを待っていた?
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名誉マーレ人を目指して訳がわからないままパラディ島に送り込まれたただの無知な子供だったライナーベルトルトと、物心つく頃からエルディア人全体の行く末を託され、王家の末裔としての責務を負わされていたジークとでは、始祖の力に対する思いの強さが違うと思います
長きに渡る過酷な任務に疲弊し、早く全てを終わらせて帰りたいという気持ちが強まっているライナーたちに、壮大なエルディア人安楽死計画の素晴らしさを伝えたところで、恐らく共感はされないのではと思います
しかし始祖奪還に向けてライナーたちを鼓舞する為にも分かりやすい目標を与える事は考えたかもしれません
例えば壁内人類が消えれば争いは終わる。エレンから始祖を取り戻す事は戦いを終わらせるだけでなく、エルディア人全体を救う事に繋がる
というように具体的な安楽死計画の内容を省き、結果として得られる効果のみを端的に伝えたのではないでしょうか?
この辺りの詳細が分かる展開が起こると熱いですね!
管理人アース
管理人アースさん、こんにちは。
考察ありがとうございます。
ライナーの言動は要チェックですよね。ただ一考察としての安楽死計画の情報共有は、ジークにとってリスクの高いことであり、可能性が低いように思えます。
以前から壁の中に未来がない、という考え方が壁外にも、レイス家にも共通してありました。まだ回収されない進撃の世界の謎ですが、ライナーの言葉はここに関係しているのだと思います。
その可能性が高いようにも感じられますよ!
管理人アース
マーレ側は主にピークの考えから最近になってジークが王家血統でありさらにエレンはジークとの接触によって初めて始祖の力を発揮できることが分かってきたのではないでしょうか。よって今回のマーレ側の最優先事項は(カビやファルコ等の救出を除けば)エレンとジークを接触させないことであり、そのためにはやはり始祖の奪還が一番で、同じくらい重要なのがジークの生け捕り、それが無理ならどちらかを倒すしかなく、エレンを死なすと3体もの巨人が赤子継承されてしまい、ジークを死なすと獣が赤子継承されるだけで済むけど王家血統者がいなくなってしまう、という立場だと思います。
これってパラディ側でエレンを信用できなくなっていたピクシスたちや安楽死計画には反対であろう104期生たちと、2人を接触させたくないという点では表面上ほぼ同じですよね。
エレンはその状況を作る事と、その状況でしか為し得ない何かを目指しているような気がします。そしてそれはもう少し後に起きる事の予定だったのではないでしょうか。
ところで話は変わりますがマーレ側はヒストリアが王家血統だと知ってるのでしたでしょうか?
>マーレ側はヒストリアが王家血統だと知ってるのでしたでしょうか?
これはライベルがヒストリアをどのように報告しているかによりますよね。
キヨミ様が知っている時点でジークが知っているはずなので、知っている可能性が高い気がしますが…
具体的にはまだ明らかにされていませんね。
管理人アース
こんばんわ。
難しいとこですけど、ライナーとベルトルトは安楽死計画を聞いていないんじゃないかな。
じゃあ、何を終わらせようとしているんだろうってことになりますけど、単純に考えれば、始祖をマーレに持ち帰ることで、マーレの国力は上がるでしょうし、エルディア人の地位も上手くすれば上がる可能性はありますよね(ジークが王家の血筋だってことを公言して、始祖の力を発動するのに必要な条件をマーレ側に提示すればいいだけのことのような気がする。そしたらそれがどれだけの脅威かを知ったマーレ側は、エルディア人の解放もやむなしになるんじゃないのかな。もちろん段取り必要ですけど)。
それで言うと、ちゃんと話し合いをすれば、アルミンとベルトルトさんは、同じエルディア人同士なので、利益を享受できることになるはずなんだけどな。
話し合いを拒否して、始祖を奪取しないといけないわけ。
あれ?
やっぱりジークの安楽死計画に賛同してるってことになるのかな?
ジークがマーレに王家血統を話したらジークに子どもを産ませるでしょうね。
それがイヤだから言わなかったのかなとも感じています。
安楽死計画を聞いたピークとライナーの表情を見たいですよ(*^^*)
管理人アース
ライナー達がイェレナや義勇兵と同じ立場なら
あの時点で島がヤバイことを教えて
戦わず島の協力者になるべきだと思います。
それなら襲撃で時間を稼ぐ必要もなくなります。
ピークの処遇は考える必要がありますが
そもそも始祖の主導権がエレンである以上
エレンの仲間を殺して恨みをもたれる選択がありえないです。
エレンの感情一つで全てご破算になりますからね。
もっとも本編のジークもその変わかってないようなので二人もわかってなければ戦うかもしれませんが…
イェレナだけと同じ立場、ということになるかもですね。
エレンとは協力できるような気もするので、そこが矛盾にはなるような気がしますよ。
管理人アース
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
う〜ん、これは難しいですね。
自分もライナーとベルトルトは、安楽死計画を聞かされていないと思います。
まずはライナーからですが、仮に安楽死計画を知っていたのなら、99話でエレンに「何しにここに来た?」とは聞かないような気がします。
ベルトルトの「全員死ななきゃいけない」発言も、104期生達の事を気にかけ踏ん切りがつかなかった過去の自分と決別する為の言葉と考えます。
一点だけ気になっているのは、96話でライナー達がタイバー公から不戦の契りについての情報を聞かされている事ですね。
始祖の巨人の保有者が始祖の力を行使出来ない状態にある事を知った上での50話の「よりによって座標が最悪の奴の手に渡っちまった」発言に繋がるのかなぁと。
・・・ただ、ライナーがパラディ強襲作戦をマガトに進言したのは、始祖の発動条件がジークと関わりがある事だけはなんとなく分かっていたような気がします。
118話でピークちゃんがジークに真意を問い質し、この謎が解明される事に期待したいです。
そしてそれを知ったマーレの戦士達が、どう動くのかも気になるところです。
もし仮にジークが真意を語る場面があるとすれば、アニが出揃ってからかもしれませんね。
>仮にジークが真意を語る場面があるとすれば、アニが出揃ってからかも
ジークがアニと再会する場面は見たいですね!
「久しぶりアニちゃん。どこでキックの練習してた?」なんてシラッと聞きそう(笑)
管理人アース
両親の失敗を身をもって知っている以上、ライナーやベルトルトにジークが真意を伝えることは無いと思います…
俺とエレンしか分からないよなと言っていますし。
ライナーが急いだ理由は、ユミルと約束したヒストリアの救出とガビ、ファルコの救出のためかと。
そのままスルーすればその展開になるでしょうし、その可能性の方が高いですよね!
管理人アース
この記事には関係ないんですけど進撃の巨人の能力ってなんでしょうね。
自分は未来の記憶を見ることではないかと思いますクルーガーがアルミンやミカサの話をしていましたが、道を使い未来の記憶をみたのはこの時だけだった気がします。他の人は過去の記憶しか見てないですよね(まあ当たり前と言えば当たり前ですが)なのでクルーガーだけは異質だと言えます。自由を求めて戦ったのが進撃の巨人ですから自分の行動の結果自由から離れてしまえば本末転倒になってしまいます。なので自由になるために(正確には失敗しないために)未来の記憶を見ることが進撃の巨人の能力と考えました。
読みづらい文章ですみません
>自由になるために(正確には失敗しないために)未来の記憶を見ることが進撃の巨人の能力と考えました。
クルーガーのあの発言が進撃の能力だったという考察は面白いですね!
管理人アースは、始祖の命令し抵抗できる力かな、と思っていますよ!
管理人アース
多くの方言うとおり僕もそう思っていたのですが、エレンが座標を発動した時ライナー、ベルトルト、ユミルにも何かしらの衝撃が走っている描写があるのにも関わらず巨人ダイナに攻撃しなかった事から始祖の巨人の能力は知性巨人なら影響を受けないのかなと思いました
「ビリ」っと衝撃を感じている描写から「影響を受ける」のは間違いないでしょう。
ただ、「操る」事はできなかった、という感じです。
これがシガンシナ区編でライナーが言っていた「完全な座標を身に着けたら」操る事ができるのではないでしょうか?
8つの巨人も。
エルディア安楽死計画も怖ろしいですが、こちらの妄想も怖ろしいですよね(;´Д`)
管理人アース
いつも楽しく拝見してますが安楽死計画をライナーやベルトルトが知ってたという考察はあり得ないでしょう
ベルトルト発言→パラディ島のエルディア人向け
ライナー発言→知性巨人であり任期切れが近い自分達向け
で整合してます
戦線布告前にライナーはガビを救おうと奮闘するファルコを応援してるので安楽死計画と矛盾が生じますし
そもそもパラディ島を連合国軍集結前に強襲するようマーレ軍に提案したのがライナーです
もし彼が安楽死計画に賛成していたならエレンとジークに計画実行する時間を与えるためパラディ島強襲を遅らせるはずですよね?
もしくはエレン・ジークと共にパラディ島へ渡り計画の障害を排除するはずです(戦線布告時のエレンとライナーの会話がギャグになってしまいますが)
ジークの安楽死計画を知っていて反対してるならマーレ側にに密告すればいいだけです
ベルトルトにだけ話してライナーに話さないのも不自然なのでジークの安楽死計画をライナー・ベルトルト共に知らなかったと考えるのが妥当でしょう
おっしゃる通りですね!
思わせぶりなセリフはミスリードであり、そのままスルーする可能性が高いですよね!
管理人アース
ジークが模索する「エルディア民族の安楽死」は、子孫が生まれないことによる「発動から約100年をかける長期間の計画」だと考えています。少なくとも、生きているエルディア人を殺すものではないと。
ライ・ベルは安楽死計画は知らなかったと思います。少なくとも、シガンシナ決戦以前のライ・ベルは、民族の消滅をもって救いと感じる価値観を持っているようには見えません。提示すれば、反対されたと考えます。
ジークがライ・べルに言い聞かせた「俺たちで終わりにするんだろう」は、マーレによるエルディア人の支配、悲惨なエルディア人の現状だと思います。
ライ・ベルには「始祖の力を自分たちが奪還することでマーレや世界と交渉し、エルディア人すべてを一か所に集め、マーレによる支配から独立して生きてゆく」という未来を提示したのではないでしょうか。 自分の計画に「少しだけウソを混ぜた」ことで、信用させたのだと思います。
このことは、ライ・ベルがエレンをさらった時の壁上での会話、
①マーレの兵士として来た以上、壁の中の悪魔を死滅させる。が、
②始祖エレンを奪還できるなら、そんな必要はない。
にそのまま当てはまります。
そして、ユミルが言った「サルを目指せば、故郷にかえれるんだろう」という言葉を否定しなかったのも、 始祖奪還 ⇒ ジークの作る新しいエルディア(おそらく壁内) が、真の目標だったからだと考えられます。
よって、ジークはライ・ベルを協力者にするために自分がエルディア人を救うプランを提示したが、ジーク自身が真の救いと信じている「エルディア人安楽死計画」は話していない。と考えます。
>ジークはライ・ベルを協力者にするために自分がエルディア人を救うプランを提示したが
面白いですね!
この当時の会話はもう登場しないでしょうが、妄想が広がりますよ!
管理人アース
ライナーもベルトルトも知っている(た)説に賛成です。
ジークとしては、シガンシナ区決戦の段階ではエレンをまだあまり知らなかったと思うので、(というか本当は今も知らないと思う、、)、
協力者兼、始祖継承者として知性巨人を味方にしておきたかったのではないでしょうか。
あるいはライナーたちが知らされたのは彼らがパラディ島に来る前かもしれないな、とも思いました。
というのもエレンが始祖の力を発動させたときに、ライナーは「この世で一番持っちゃいけねぇ」と言いましたが、
それは「エレンの性格上、安楽死なんてさせるはずがなく、むしろ世界中の敵を殺すために使うんじゃないのか?」という懸念があったからではないでしょうか。
いまシガンシナ区でエレンを食おうとしているのも、自分が始祖を継承して計画を実行しようとしているとか?
>「この世で一番持っちゃいけねぇ」と言いましたが、
それは「エレンの性格上、安楽死なんてさせるはずがなく、むしろ世界中の敵を殺すために使うんじゃないのか?」と
そうなんですよね!
このセリフとの整合性も取れますね!
ただ、「この世で一番持っちゃ…」のセリフは「進撃を持っているお前が一番持っちゃいけねぇ」みたいな意味かもとも思っています。
いろいろ考察が広がりますよ!\(^o^)/
管理人アース
団長殿、更新お疲れさまです。
安楽死計画をライナーとベルトルトは知っていたのか?ですが、異母弟のエレンと自分以外信頼していなさそうなジークが果たして後輩2人に話したかな?と疑問です。
ライナーはマーレ人の父親から存在を拒否されジークはグリシャから「名誉マーレ戦士」として復権派の役に立たないと切り捨てられました。
自分を否定された幼少時から少年時代は2人に共通しています。
また、ライナーはマーレに戻ってから自死しようとしています。
「生まれてこなければよかった」「もう終わらせたい」と、ずっと思っていたのがジークの元で戦士として行動しジークのエルディア人に対する非情な蹂躙を目の当たりにして益々思い込みが激しくなっていったのでは…と思います。
ベルトルトは戦士としてはハイクオリティでしたが気持ちの弱い優しい少年でした。
やはりジークといるうちに自分の弱さや甘さを懸命に払拭しようとベルトルトなりに努力したのかなと思います。
ライナーもベルトルトもマーレの戦士としてしか生きられない状況にあって精神的にとてもキツイ人生です。
「みんな死ななきゃならない」「もうだめなんだ」はベルトルトの本心、心の叫びだと思います。
その後の「何があっても受け入れられる気がする」もベルトルトの最期を想うと辛いですが。
長くてまとまらずすみません。(汗
>ジークといるうちに自分の弱さや甘さを懸命に払拭しようとベルトルトなりに努力したのかなと
アニメでのシーンが思い出され、泣けてきますよ(泣)
二人には話ししておらず、その境遇から同じような考えをたまたま持っただけなのかもしれませんね。
管理人アース
よくよく考えてみれば
シガンシナ区自体はそれほど
広い所ではなく、ジークにピーク
ライナー、ベルトルトが調査兵団の
到着を待つ間、エレンの家の
地下室を捜して壁外に関する
情報を全部抹消する余裕くらいは
あったはずです。
なのにそれをしないで放置していたのは
少々不自然と思うのです。
描写されていないだけでもしかしたら
それを実行したのかも知れませんが
単に見つけ損ねたのでしょうか?
グリシャなら情報を抹消しようとする者が
いずれ訪れると感づいておいそれと
見つかるようなお粗末な保管はしなかったと
言えばそこまでですが。
座標をエレンが発動した際に
ライナー、ベルトルト、ユミルが影響を
受けるシーンがありましたが
この時ピークも何かしらの影響を受けたと
思うのです。
アニは水晶体に封印されている間
座標の影響は受けたかどうかは不明ですが。
ベルトルトは
ジークの考えに概ね同意している
所もあるでしょう
「自分も壁内人類も貴方達は世界から見て
傍迷惑な存在でしかない
子孫や末裔にまでこんな思いは
させたくない」と言った感じで。
しかしライナーやピークは
「迷惑だと言われてはい分かりました
一族ひっくるめて即刻消えます」なんて
素直に考えないでしょう。
死ぬことがあっても次に生きていく者の
為に意味を残すという行動理念に
エレンはずっと従っていた訳で
ライナーは少なからず
エレンのこういう行動に影響を
受けつつある者であり始祖を奪還しても
スンナリとマーレに帰順はしないでしょう。
自分たちや収容区の身内は皆廃棄する
傾向で動いている事くらいもう知っている
はずですから。
となると収容区の人間を破棄させないよう
駆け引きの材料を求めると思うのです。
エレンの真意についてあれこれと
頭から煙弾のような煙が出るまで
考えましたがやっぱり
足掻くだけ足掻こうとしているとしか
思えません、ファルコにも
「進み続けた者にしか分からない」と
言っていますから。
でもヒストリアの妊娠に1枚噛んでいる
可能性は同意します。
世界の成り立ちを理解した上で
絶望するような未来しか無い場合
何を差し出せばそれを変えられるか
模索したに違いないでしょう。
その上で王家の人間の協力が
必要不可欠とみなした場合
何かしらの接触があったと思います。
巨人化薬を注射して蘇生させる際に
アルミンとエルヴィン団長の
2者択一を迫られたシーンでは
アルミンは未来を見ていると
発言しているように
未来のある人まで巻き込むような真似は
まず行わないでしょう。
何かを変えたいなら大切な何かを
切り捨てないと言うのなら
エレンはミカサやアルミンなど
親しい人達との友情を
切り捨てたのかも知れません。
地下室に行ってもライベルジークに荒らされた後なのでは、という予想を当時していたのを思い出しました。
管理人アース