115話にて瀕死のジークによる回想シーンが登場しました。
「進撃の巨人」に登場する回想シーンにはこれまでにも多くの伏線回収場面が登場し、または重要な伏線が仕掛けられていることもありました。
それらはやはり非常に重要な場面である事が多く、今回はジークとマーレに潜伏していたエレンが邂逅しているシーンも登場していました。
そしてそこでは、「エレンとの接触を避けるジーク」が描写されていました。
現在のジークの最大の目的である「エレンとの接触」を、なぜこの時は避けたのでしょうか?
何か重要な要素がここに隠されているのではないでしょうか?
検証してみましょう!
◆なぜジークはエレンとの接触をさけたのか?
時期としては、エレンが負傷兵としてレベリオ地区で、ファルコと会っていた頃でしょう。
やはりジークとエレンは会っていたという展開が、115話のジークの回想シーンにて登場しました。
そこでエレンが自分と同じ「エルディア人は生まれてくるべき存在ではなかった」という考えである事が確認でき、ジークは握手しようとします。
しかし、「今接触するのはマズイ」とジークはエレンにボールを放ります。
これは、病院でファルコと会っていたエレンの横に置いてあったグローブとボールの回収場面となっていますよね!
この辺りは98話考察!エレンのボールとグローブから展開を予想!にて「エレンとジークが接触していたという伏線では」と考察していましたが、まさにその予想が当たっていたという今回の回収場面でした。
この記事では「エレンとジークが共闘するかもしれないが、ラスボスはジーク」と予想していますが、この考察は現在でもぶれていません!\(^o^)/
さて、当初の考察に戻りますが、なぜこの時のジークはエレンとの接触はマズイと握手を避けたのでしょうか?
現在のジークが本当に死ぬ思いでエレンと接触しようとしていますが、この時に接触をし、始祖の巨人を発動してしまえば「エルディア安楽死計画」は達成できたのではないでしょうか?
非常に謎ですよね!
この謎に、ネコ好きさんから考察コメントをいただいております。
これは第50話でエレンがダイナ巨人と接触し、座標が発動した時の「ビリ!」が起こるからでは、という考察ですね!
たしかにこれが起こった場合、マーレにいるのでピークやポルコ、ライナー達にも「ビリ!!」が起こりマーレ軍によりエレンとジークが会っていた事がバレて拘束されてしまうでしょう。
いっぽうで、現在のシガンシナ区でエレンとジークが接触すればイェーガー派がいるので、接触後も安全が確保されているようにも感じます。
そのため、安全が確保されるまで接触は避けよう、とのジークは考えたのかもしれませんね!
これはたしかに説明がつくような考察ですよ!
ネコ好きさん!
コメントをありがとうございます!
しかし、イェーガー派はジークとエレンの接触に「地鳴らし」という軍力を期待しており、接触後に「エルディア安楽死計画」が実行されたら二人の安全は確保されないのでは?とも予想できます。
つまり、結果的にはマーレで発動していてもパラディ島で発動していても、同じように拘束されるのではと察せられますよ!
となると、マーレでジークがエレンとの接触を拒んだのは、何か違う理由があるからのようにも感じます。
どちらかと言うと、「この時のジークはエレンを信用してなかったからでは」と管理人アースは考察します。
ここから考察してみましょう!
◆ジークはエレンを信用していないのか?
エレンとジークが接触して起こる「座標発動」は、エレンが主導権を握っており、ジークの王家血統はあくまで触媒でしかないということになっています。
これは今回115話にてジークの回想シーンで登場したクサヴァーさんからも同じように語られており、まず間違いなく確定事項として捉えて良いと思われます。
となると、二人の接触後に「座標発動」した時に「始祖の巨人」の能力を使えるのは、エレンということになります。
となると、ジークとしてはエレンに全幅の信頼を寄せなければ、とても接触はできませんよね!
最後の最後にエレンが「エルディア安楽死計画」ではない、全く別の方法を取るかもしれません。
それこそ「壁の巨人」に進攻させる「地鳴らし」を発動するかもしれないですし!
そのため、エレンがまだ完全に信用できないジークは、マーレでは握手ができなかったのかもしれません。
では、現在ではジークはエレンを完全に信用しているのでしょうか?
「俺たちにしか、分からないよな」というジークは、エレンを全面的に信用しているように見えますよね!
やはり、マーレ強襲時で大量虐殺をするエレンを見て信用したのかなと感じます。
ただ、気になる伏線もあります。
98話での「この体には難しかったが」というエレンのセリフです。
これは「ジークとキャッチボールが上手く出来なかった」という意味となり、つまりは「エレンとジークは意思確認が上手く出来なかった」という意味の伏線にも感じられますよね!
ちょっと気になりますよ!
さらに105話にて、サシャ死亡の時にエレンが歯を食いしばる表情をジークがジッと見ているように見える描写です。
コメントでサシャの最期の言葉を聞いた時にエレンが笑ったのはジークに自分を信用させるためであり、その後歯を食いしばる場面があったので本心は「生まれない=救済」だと思っていない、という考察に感動を覚えました。
エレンの本心早く知りたい。#進撃の巨人 pic.twitter.com/zpQT2BIouQ— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2019年3月11日
高飛び込みさんの考察コメントで、サシャ死亡時にエレンが笑ったのはジークを意識していたから、という考察があります。
たしかにエルディア人安楽死計画を遂行しようとしているエレンとしては、ここでサシャが死亡して悔しがるような顔を見せたらジークに怪しまれるでしょう。
となると、ジャンの「お前が巻き込んだからサシャは死んだんだぞ」という一言で歯を食いしばる表情となり、それを見つめるようなジークの描写は、ジークがエレンを怪しんでいるという描写、ということになるでしょうか?
こうやって見ると、もしかしたらジークはエレンを完全に信用していないようにも見えますよね!
そう考えると、マーレで握手を避けたのも分かります。
ただ、ジークが命をかけてエレンと接触しようとしているのは間違いないです。
しかしそれはもしかしたら、ジークが主導権を握れる奥の手を持っているから、かもですよね!
今回の考察で、ジークがエレンを完全に信用していない可能性があることが考察できました!
「ジークとエレンが接触し座標発動展開」は起こると予想できますが、そこでどのような展開となるのか?
エレンがひっくり返すのか?
それともジークが奥の手を用意しているのか?
この場面は、ひとコマも見逃せないですよ!\(^o^)/
→ 115話考察!リヴァイ死亡確定!?伏線から理由を検証!
→ 115話考察!ジークはなぜ復活できた?聖書から予想!
→ 115話考察!ピーク登場の意味を検証!
→ 115話考察!ピク巨人消滅を検証!
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こんにちは。
別マガ5月号(第116話)、未だ入手できず(>_<)
・・・
イェーガー兄弟は、もっとコミュニケーションを取ればいいのに(;´∀`)
ジークの安楽死計画には、幾つか穴があるけれど、それは脇に置いて、
安楽死計画を実行しても、巨人の力(大地の悪魔)に依存していることに変わりはないので、
踏み込んで、
大地の悪魔を倒す、というところで兄弟が力を合わせればいいと思う。
大地の悪魔は《侵略者》なので遠慮は要らないでしょう。(初代クリスタは悲運)
大地の悪魔を先ずは、直接倒す。仕留められなかった場合の《保険》として、不妊化計画をイキとしておく。
(不妊化計画というのは、宿主であるユミルの民を絶やすことで、間接的に寄生体である大地の悪魔の居場所を無くして滅ぼすということだから)
(最悪でも相討ち)
ただそれは消極的に過ぎて、典型的に大地の悪魔が非エルディア人に寄生すれば、全くの元の木阿弥。
大地の悪魔がヒトと接触できた以上、こちら側(通常世界)にも実体を持ち合わせているはずなので、
まずそれを叩きにゆく。
巨人樹の森がまずは怪しいので、焼き払う、なぎはらう。← クシャナ殿下流
(違っていてもよくて、違っていたら他を当たる)
イェーガー兄弟には、是非、お互いよく話し合ってみて欲しい。
エレン巨人xジーク神のコンビで、大地の悪魔のいる向こう側に逆に攻め入って、連中を滅ぼして欲しい。
天界に攻め入る飛鳥了と不動明を所望(^-^ゞ
ーーーーーーーーーーーー
別マガ5月号(116話&缶バッジ)、未だ入手できず(>_<)
115話でのジークとの関連で、気になっているところとしては、
復活直後のジークの台詞です(↓)。
"行こう、俺達はただ進むだけだよな、エレン"
互いに相手を信じきれていないにせよ、このジークの台詞には、「信じたい」という気持ちが現れている。
(エレンもグリシャに酷いめにあった、だから助けたいという、ジークの一方的な思い込みが先立ってあるにせよ)
そうした気持ちが全くないのであれば、あの場面でのこの台詞は要らなくて、フラックらに向かって、"シガンシナ区に急ぐ" でよいところ。
不妊化計画にエレンが完全に同意しているのでなければ、兄弟が袂を分かつということになるが、そこでの兄弟の置かれる状況は、過酷であり悲劇的と言えるでしょう。(気の毒な話)
エレンがジークを裏切らず、かつ、自身の目的をも達するとなれば、
ジークの計画を保険として採用しつつ、兄弟で協力して大地の悪魔を倒す、という選択になるでしょう。
(本編の物語の展開としてはそうならないだろうけれど)
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アース団長、お疲れ様です。次号発売日が近づいてますね。
握手しない展開は、他の第三者に気付かれるのを、嫌ったのもあると思いますが、エレンを信用しきってないのでは?とも、思います。
マーレでの再会の第一声は、「少し、父親と似てきた…..」です。これは、容姿でしょうか?エレンはグリシャ似ではなく、カルラ似だったハズ。そして、キースはそう言った上で、「その瞳の奥に宿す牙は父親そのものだ」と言ってます。ジークも同じものを見たのでは?
つまり、エレンの中の父親見たことで、信用するに足りないと感じているのでしょう。イェレナによる捕食継承作戦はあるかもしれないですね。
>イェレナによる捕食継承作戦はあるかもしれないですね。
これ、気になっています!
管理人アース
なぜその場でやらなかったのか、には何らかの避けられない理由があるのだと思います。
全てのプロジェクトにおいて「次のチャンスがある可能性が100%でない」場合、実行可能なタイミングで絶対に遂行しなくてはいけません。どちらかの病死や心変わり、隕石が降って頭にあたった、等未来の実行には不確定な要素が発生するので。一生を賭けたプロジェクトを遂行するためには、訪れたチャンスを絶対に一秒も逃すべきではないはずです。
エルディア人全員の絶滅を実行した後に、2人が自分たちの身の安全について考えるとも考えづらいです。「みんなの絶滅は確定したけど、とりあえず俺たちの寿命は全うしたいなあ・・」と思うかどうか。パラディ島で行うべき明確な理由がない限り、無為にプロジェクトを延期するとは思えないなあと。。
エレンとジークのそれぞれの立場に立ってみたとき、より疑念を抱くべきなのはジークだと思います。「騙されて、始祖を他の用途に使われたら」という危険性があるからです(エレン側にはほとんどありません)。
もし自分がジークなら、土壇場で裏切られないかという確実性を唯一最大のポイントとして捉え、何らかの踏み絵を用意すると思います。仲間の死を救済として見過ごせるか、等。
「パラディ島でしか発動できない理由があるはず」
「言葉だけで信用するほどジークはお人好しではないだろう(ジークの立場に立ったらそうすべきではない)」
というふうに考えました。。
>「言葉だけで信用するほどジークはお人好しではないだろう(ジークの立場に立ったらそうすべきではない)」
これ、同感ですよ!
管理人アース
更新おつかれさまです(〃´ω`〃)
ジークとエレン、お互いが欺き合ってる感じですね。
マーレで先にジークが握手を避けてきたことでエレンは何かある、と感じてると思うのでピークから何かしらの衝撃発言があったとしても、「やっぱりそうだったか…」みたいな感じになりそうな。
なんかもうエレンが「!?」ってなる姿が想像できないんですよねぇ、全部解ってるような雰囲気で(^^;
でも今回ジークは「生まれ変わった」みたいなのでエレンにとって予想外な状況になる展開はあると思います!
って、なんも考察してないし(^^;
スミマセンっ
アース団長お疲れ様です!
座標の発動条件について、現時点で確定してないことがあると思ったので、、、
私は、エレンが人間でジークが巨人の時の接触の時だけではないかと予想しています。この状態でなければビリッも起きないのではと思います。
作中では、王家の巨人と始祖の保有者とが接触した場合という説明になっており、巨人どおしが接触した場合という表現は今までなかったと思います。
実際、お互いが巨人同士での座標発動も十分ありだとは思いますが、エレンが人間状態での接触となると、一波乱ありそうですね💦
団長、新記事考察お疲れ様テです☆
いやこれ、おぱんさんが言ってる事凄いヒントじゃ無いですか?!
不戦の契りを回避する術をクサヴァーさんからジークが聞いているなら、記事のマーレでのエレンとの握手回避は「ジークの本当の目的がバレない為」では無いでしょうか?
ジークは王家血統であり、始祖の巨人を持つエレンを捕食すれば、始祖の巨人の正統な継承者となり、始祖の巨人の真価を発揮出来ます。
しかし、そこにブレーキとなるのが不戦の契り。
その不戦の契りを回避する術をクサヴァーさんから教えて貰っていれば…もう、ジークの思うままの世界になってしまうでしょう…。
エレンはヒストリアとの接触でグリシャに急襲されたレイス一家を思い出しています。
これは、ヒストリアが絡むレイス一族の王家の過去の記憶が見えたと解釈でき、もし、マーレであのままジークと握手していたら、ジークにまつわる「フリッツ家の記憶やジークの記憶」がエレンに知られていた事になります。
ジークの算段では、エレンがマーレを急襲した混乱に紛れパラディ島へ亡命する計画でした。
マーレでエレンと接触し、そのエレンに「捕食計画」がバレれば、両親を売った覚悟や、クサヴァーさんとの約束、4年前にパラディ島へ送った義勇兵等の工作が全て水の泡となります。
これがジークがエレンと握手出来なかった本当の理由では無いでしょうか?
怪しまれない為と信頼の証としてのボールとグローブ。
団長の考察「やはりこの体には難しかったが…」も、負傷兵の身体という意味も有りますが、「未完全体の始祖と進撃の巨人だけではジークに勝てない」とも深読み出来ます。
ボールとグローブでキャッチボールなら「捕れない。投げ返せない。」となりますが、その道具本来の野球なら「打ち返せない」とこちらも深読みでき、「戦鎚の巨人」を獲得した今なら一発逆転満塁ホームランも夢では無いと思えますよ☆
この考察が当たっているなら、次にジークがエレンと邂逅し、接触する機会があるなら「捕食しようとする」とも考えられます。
最初にして最後の接触となるでしょうから、そのクライマックスが今から楽しみでなりませんね。
あ!別の話ですが、負傷したリヴァイ兵長を助けられるのはエレンだけだと思います。
リヴァイ兵長にエレンの脊髄液を注射すれば、進撃の巨人から派生したアッカーマン一族なので、巨人化せずに進撃の巨人の道を通して回復するのかなと悶々と考察してます。
そのリヴァイ兵長を捕食し、進撃の巨人のリミッター解除して、ジークとの最終バトルに挑むエレン…等と悶々と妄想もしてますが…。
ジークの考察が当たってれば嬉しいです☆
笑いが演技だという仮定の話として、、、
あの笑いが調査兵団向けの演技だとしたら、あの笑いを見たジークはどう思ったんだろう?
安楽死計画は単にエレンとジークが接触すればいいだけ(のはず)だから、
調査兵団とエレンの距離がどうであろうと、計画およびジークには関係ないはず。
つまりジークがエレンに仲違いを提言したわけではない。
エレンが勝手にやった。
HN忘れた さんのおっしゃるように、
ジークにすればむしろ安楽死を望んでいるのだから、人が死んだら悲しむほうが自然。
つまりジークに疑われるリスクがある。
「エレン、お前本当は安楽死を望んでないだろ!」
そのリスクを背負ってまで、なぜ笑った?
、、、うーん、わからない!笑(←なぜ笑った?)
HN忘れた さん
確かに!
ジークの望む最終的な結果は「エルディア人が滅びる」なので、死ぬこともまたジークの望み、と思い、
エレンはそれに合わせて笑ったんだ、という理屈だったんですが、
既に生まれてきてしまった人たちが死んだら悲しんでも別に矛盾は無いですよね。
としても、私はあの「くくく」という笑い方は演技くさいと思っているので、
じゃあ残るは調査兵団向けの演技だった、ということか、、。
エレンがミカサに「嫌いだった」と言ったのと目的は同じで、守りたい仲間(コニーやジャンも含め)を守るために
演技で笑ったとか、、。
用もなくミカサとアルミンに会いに言ったのは、この2人はあの笑いだけでは突き放せないと思ったからかな?
こんばんは。
高飛び込みさんのご指摘にあるように”兄ちゃ~ん”とエレンがジークに抱きつくというのもありだったのかな、と(*^^*)
そうはしなかったということで、逆にエレンが握手を避けた理由も気になりました。
エレン・ジークの双方が握手を避けた理由があるとすれば、
a) 退路が確保できていない、(握手は事前の作戦行動から逸脱する)
b) 座標発動で知性巨人を指揮下に入れても、軍事的な組織能力を欠いているから、中長期的にマーレでの治安維持が難しい、(エルディア復権派勢力は、マーレとパラディとに分散)
c)仮にマーレを実効支配できても、その他諸国からすれば、パラディが最大の仮想敵とはまだ定まっていないし、マーレの内政が混乱すれば、その機に乗じてマーレに再侵攻してくる可能性が大きいので、ジークもエレンもじり貧を免れない、
など。
・・・
エレンが握手を避けた理由としては、← 悩ましいところです
a) ジークやイェレナから「主導権」は始祖を有するエレンにあると伝えられているが、(第114話での危機的状況でのジークの回想にあり事実だと思うが) 作中のエレンからすれば確信が持てない、
b)握手を避け、ジークが仲間を裏切ることが確認できると、ジークの言に対する信憑性が間接的に証明される、(ジークも同様で、エレンが自らの手を本当に汚すかどうかが確認のポイントに)
ただ、主導権が自分にあるという可能性がかなり高いとエレンが判断できるなら、ジークに接触するメリットのほうが相当に大きいと思います。幾つか挙げると、
a’) レベリオ急襲→戦鎚捕食→パラディ帰還でのパラディ側の損耗を最小限(ほとんどゼロ)にとどめることができる、
b’)接触時のマーレ戦士に走るビリッは忘れさせることができる、
c’)上記のa)は、接触からの有効期限に抵触する可能性もありますが、接触時に、始祖の巨人の記憶を完全に再現するとともに、進撃の巨人の能力を併用して未来の始祖の巨人の記憶にアクセスしてしまうと、次のジークとの接触で起きうることが予測できるかもしれない、← 大きなメリット(私見)
など。
つまり、デメリット・メリットを勘案して、(統計的な)「期待値」としてメリットのほうが大きそうなのにそうしない、ということは、
他の大きな理由、典型的には、接触は、始まりの地であるパラディ島でなければならない、といった秘められた理由がやはりあるのだろうと想像/推測します。
ーーーーーーーーーーーー
追記です。
上記のおぱんさんのご意見/疑問を拝見していて、ふと思い至るところがあったので、「問題設定」ということで書き留めておきます。
【問】 ユミルの民、例えばピクシス司令は、もしもジークの脊髄液を取り込んでいなかったら、本来は(完全な)始祖の巨人の指示に従うはずです。それでは、脊髄液を摂取してしまった後のピクシス司令は、ジークとエレン(完全な始祖の巨人の状態)から、同時に指示が出たとき、どちらに従うでしょうか?
【答】 大きく3つのどれかでしょう。a) ジークに従う、b) エレンに従う、c)混乱する。
《考え方》
・ ユミルの民は、全員、始祖の巨人と道を通じて繋る上で必要な「識別子」を予め持っていて、始祖の能力が発動すると、道(回路)が開かれる。(先天的)
・ ユミルの民は、もともとはジークの獣の巨人とは繋がりがないが、脊髄液を摂取すると、新たな識別子を得て、ジークの叫び(=獣の能力の発動)により、道(回路)が開かれる。(後天的)
・ 上記の問を言い換えれば、【問】先天的なチャネルと後天的なチャネルとでは、どちらが優先されるのか? となります。
・・・
ジークの獣の巨人は、後からにせよ、ユミルの民に識別子を「再設定」し、指令即ち「座標発動」できるという点で、既に《第二の始祖》に近いと言えるでしょう。
その能力は、ユミルの民に先天的に働く始祖の座標(系)の能力を下回るものの、脊髄液を摂取したユミルの民に対象を限れば、互角の能力であると思われます。
先天的な識別子と後天的な識別子とを、ユミルの民が「別個」に備えていて、そこに始祖、獣(≒第二の始祖)から同時に指示が入る場合、おそらくは「混乱」の状態が生じるでしょう。
・・・
それでは、識別子が別個にあるのではなく、「一つ」である場合はどうか? 具体的には、先天的な識別子が上書き(オーバーライト)されているような場合です。(ヒトと巨人のハイブリッドな遺伝子セットに対し、脊髄液がRNAウィルスとして作用し、遺伝子セットを「修飾」してしまうイメージ。平たく言えば「感染」)
上書きされているのなら、始祖と獣(≒第二の始祖)の指示が同時に入った場合、脊髄液を摂取しているユミルの民は、ジークの指示を優先するとなるでしょう。
・・・
仮に、上記の考え方を敷衍/拡大して、ジークの脊髄液を、例えばアッカーマンに、例えばエレンに策をもって投与したら、どうなるでしょうか?
もともと備えている識別子が上書きされてしまうということであれば、両者ともジークの影響下に置かれるとなるかもしれない。
言い換えれば、
ジークとエレンとの接触に際して、クサヴァーの仮説によれば、始祖の巨人の能力の主導権はエレンにあるけれど、もしエレンの識別子が上書きされていると、始祖の巨人はジークに従う、ということに。戦鎚(の能力)も。
但し、そこで「例外」となるのが、進撃であろうと。獣(≒第二の始祖)の能力は、始祖の能力未満のサブセットなので、始祖の支配を免れる進撃は同様に獣の支配をも免れることに。
アッカーマンについても、その与型(原型)が進撃であるなら、ジークの叫びの影響を免れるように思われます。
・・・
クサヴァーは、論理的推論により、不戦の契りを出し抜く方法を見出だしたものと推測しますが、(既述)
マーレが始祖を有しない、ジークの王家の血筋を明らかに出来ないという状況にあっては、彼は実験による帰納的発見はできなかったものと推測します。
しかし、実験による帰納的発見にたどり着けそうな者がただ一人いて、それはジーク本人であるとなります。
つまり、
接触というアイデアで不戦の契りを出し抜く際に、エレンに対し脊髄液を投与するという策(RNAウィルス感染)をもってすれば、ジークが始祖の主導権を奪取する可能性があるだろうと推測しました。
・・・
トピックのお題との関連で言えば、ジークはエレンと接触する準備があの場では整っていない、となります。(パラディ島に行けば準備万端)
第115話での奇跡的復活で、ジークの獣の巨人が進化している可能性もありますが、ここでは既出の設定の中で、ジークが取り得る策ろいうものについて考えてみました。
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
アースさん、いつもありがとうございます。
握手⇒ビリは十分にありえますね。
サシャの死亡時のエレンの笑いについて考察がありますが、この点は少し飲み込みにくかったです。
エルディア人安楽死計画は、子孫を残せないようにするだけで、今生きている人々は、幸せに天寿を全うしてもらうものだと思います。
安楽死計画への賛同と、生きているエルディア人の死に対する悲しみは、どちらもあって不思議はなく、ジークに気付かれてはいけないような感情の表れではないと思います。
むしろ、実の親を売り、クサバーさんを捕食したジークには、そういう感情が十分理解できるのではないかと思います。
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
う〜ん、今回のは特に難しいですね。
正直自分も2人が握手をしたら他の巨人化能力者達がビリっときて、せっかくの計画が水泡に帰してしまうのを恐れたのではと考えています。
あとは最終決戦をパラディ島で・・・と言うオトナの事情もあるのかなぁと。
出来れば団長殿のジークが主導権を握れる奥の手の具体例が聞きたかったです。
ジークがエレンの事を信用しているか否かですが、脊髄液入りのワインをイェレナ達に持たせているのでハナから信用はしていないでしょうね。
気になるのはイェレナがジーク液入りのワインを壁内にバラ撒いた事をエレンに打ち明けた上で、ジークの計画を伝えているかどうかです。
もしもジークに秘策があるとすれば、ワインを盛られた人達を盾にとって要求をのませる事くらいしか思いつきません。
そして自分が見る限り、エレンはジーク液入りのワインの事を知らなかったように見えます。
エレンも自分の目的を果たす為にはジークが必要なので、とりあえずジークに同調したふりをしていると信じたいです。
エレンがジークと接触した際に、ジークの記憶から道の少女の存在に辿り着けないかなぁと妄想しています。
ヴィリー
「私はできることなら生まれてきたくなかった」
「私は誰よりもエルディア人の根絶を願っていました」
「・・ですが私は死にたくありません。」
「それは・・私がこの世に生まれてきてしまったからです」
母(カルラ)「この子は生まれてきただけで偉いんです」
の際のエレンの感動?した描写をみていると、やはりエルディア人不妊化計画をエレンが実行するとは思えないですよね。
第71話「傍観者」で一見退屈に見えたキース教官の昔話も、父の秘密を暴くという以外に、母の言葉(愛)をエレン伝え、最終決戦で道を違えないように導くという重要な役割を持っていたと思っています。
言ってみれば、キース教官がいなければ、不妊化計画によってエルディア人は本当に滅亡していたかもしれませんね。すべてはキース教官のおかげです(現在はボロくずのように扱われていますが・・)。
おはようございます。
ジークが握手を躊躇ったのは、たんにエレンがトイレから出てきて手を洗っていない事に気付いたからでしょう(笑)
巨人化しなくても、接触すれば始祖の力が使えるのなら、エレンに記憶を消されたり、改竄されることを危惧していたのかもしれません。
また、ジークにもし、まだエレンに話していない秘密や、主導権を握る切札があるとしたら、接触の際に、道を通して記憶を見られるリスクを避けたのかもせれませんね。
本考察ではありませんが、昨晩の
ゲーム「進撃の巨人2 ファイナル
バトル」発売決定記念ライブ。
“神放送” でした!!!
梶 裕貴さんの 卓越したMC能力。
小林ゆうさんの 天然ぶり。
この二人の掛け合いが 神がかり!
ゲーム内容はもとより、見どころは
「芋」「くちゃくちゃ」「画伯」
など、終始 笑いが絶えませんでした。
you tube にアップされているので、
皆さん 是非ご覧になって下さい。
(進撃の巨人2 で検索できます。)
そして団長殿、別記事での考察? も
宜しくです。
ジーク=ラスボス説は、物語としてはそれが正解だと思うんですけど、どうも腑に落ちないんですよね、、。
エレンからしたらジークに接触さえすれば、どうとでもなるので。
例えばジークの記憶を全て消去して赤ちゃん状態にするとか。
(最終コマの子供ってジーク?)
マーレで会ったときにすでに接触していた可能性さえある。
フリーダとヒストリアのように、忘れているだけで。
じゃあラスボスは誰なんだって言われたら、そりゃ言っちまえばせ
記事作成お疲れ様です。
サシャの死に触れてエレンが笑いだし、すぐあとに歯を食いしばるなどの、当時、訳がわからなかったことが説明できるようになると気持ちが良いですね。
ジークが握手を避けた理由ですが、記事の内容に加えて、安楽死計画には自分以外の王家血統を殺す事が含まれているからだと思いました。
以前拝見した考察にあった不妊化の上書きを防ぐためです。マーレでは完結できないと思います。
座標発動の展開予想ですが、私も、現在ジークはエレンを信用していると思っているので奥の手はないんじゃないかなと思いました笑
一度出し抜かれ地ならしを発動されてから、別の手段を取ろうとすると予想します❕
地ならしを世界真っ平らではなくて世界連合による侵略を止めるだけに抑える場合、座標の発動は開始と終わりで二回必要になると思います。開始から終わりの間にエレンとジークの主導権争いがあるのだと思いました。
記憶研究で不戦の契りを打ち破る方法がわかったってクサヴァーさんがさらっと言ってますけどこれ結構謎じゃないですか?
なんでたかが獣の継承者がこんな重大なことを知ってるんでしょうかね?
もしかしたら先代の獣が145代目から不戦の契りの真意を直接聞いていたりしてたんでしょうか。。。
グリシャが奪うまで始祖の巨人はレイス家が一貫して管理してたわけで過去事例もないはずですし。
それとも記憶を通して始祖の巨人の能力発動のメカニズムを解明したってことなんでしょうかね。
うーん謎です。
2人が握手すると、ビリッと伝わる。確かにそうてすね。
考えつきませんでした。
そういえば、エレンがジークにリストリアとの接見の際に思い出した事として、子供達の惨殺シーンに対して実感が残っている事を語りましたが、この事は地下宮殿で捕まってた時にロッドレイスから聞かされています。接見の時のエレンの驚愕の表情の理由は惨殺した感触を思い出しただけでしょうか。
重要と思われるフリーダの発言もまだ回収されてませんし、
ジークには言わなかった情報がまだあると思います。
この時点では、まだお互い信用しきれてないと言えますね。
その後のジークの発言からすると、少なくともジークは現在は信用しきってるように思えますが。