北欧神話には「ラグナロク」という言葉があります。
「終末の日」「神々の運命」「神々の黄昏」などと訳されるこの言葉も、北欧神話の影響を受けている「進撃の巨人」に組み込まれるのでしょうか?
検証してみましょう!
◆北欧神話における「ラグナロク」

北欧神話に登場する「ラグナロク」にはいろいろなパターンがありますが、神と巨人の戦いを描いている北欧神話において「ラグナロク」、つまり「終末の日」には戦いの結末が描かれています。
神々と巨人たちの戦いは死闘となり、相打ちにより数多くの神や巨人が死んでいきます。
そして巨人スルトが放った炎により世界は焼きつくされ、その後生き残った数名の神と人間が新しい世界を作り平和に暮らすという結末がほとんどです。
◆「進撃の巨人」は北欧神話「ラグナロク」の影響を受けるのか?

「進撃の巨人」の結末は「ラグナロク」の影響を受けるのでしょうか?
世界が焼きつくされ、生き残った者達が平和な世界を築くという結末が「進撃の巨人」にもありえるでしょうか?
世界が焼きつくされるという展開はありえなくはないような気がします。
「進撃の巨人」の世界は壁に覆われており、全て「超大型巨人」で出来ています。
もし、その超大型巨人たちが動き出したらどうなるでしょう?
超大型巨人はかなり高温の蒸気を出す能力を持っており、第44話で見せたように自身も燃え盛るくらいの高温を放出させることができます。
そのような超大型巨人が壁に全部埋まっているのです。
かなりの数のこれらの超大型巨人が動き出したら、壁内人類の世界全てを焼き払うことは可能でしょう。
もし「進撃の巨人」が結末に「ラグナロク」を取り入れたら、壁を作っている超大型巨人が動き出し世界を焼き払うという展開もありえるでしょう。
そうなったら三重の壁に囲まれている壁内人類は、全滅してしまいます。
そして、一部の生き残った人類によって平和な未来を築くというエンディングもあるかもしれません。
それが主人公エレンとヒロインミカサである可能性は高いでしょう。
「進撃の巨人」の結末に「ラグナロク」が影響する可能性はあるかもしれませんね!!





