86話「あの日」では多くの謎の解明、伏線回収がされる展開となりました。
その中でも、壁がある場所が明らかになったことは、大きな進展と言えるでしょう!
壁は、「パラディ島」と呼ばれる島にあることが判明しました!!
では、このパラディ島とは、どこを指しているのでしょうか?
そしてその考察は、文字についての考察に発展しました!
検証してみましょう!
◆壁が存在する島、パラディ島とは?
その島は、グリシャがまだ若い頃の80年前、おそらく現在より107年前に、巨人大戦にて負けた145代目フリッツ王が逃げた辺境の島のことを指します。
そして、三重の壁を築き、籠もったとされています。
この壁こそが現在のエレン達が住む壁であり、その島が「パラディ島」となっています。
パラディ島とは、パラダイスから来ているネーミングだと思われますが、パラダイスの古代ペルシャ語の語源は「壁に囲まれた」とする説が存在します。
さらに、マーレ帝国=ローマ帝国でありそのローマ帝国と長らく覇権を争ったパルティア王国がパラディに名前が似ています。
ローマとパルティアは約270年間、8次にも渡る戦争を繰り返しました。
ここからパラディ島という名前が付いたのかもですね!
この考察は、ロヒデヒさんのコメントから作成しました!
ロヒデヒさん!
コメントありがとうございました!
◆パラディ島のモデルを検証!
さて、パラディ島にはモデルが存在するのでしょうか?
これまで、マダガスカル説、スリランカ説、デンマーク@レス島説、カムチャツカ半島説など様々な説が登場しました。
しかし、やはりマダガスカルがモデルである可能性が濃厚だと思われます!
上下反対となっていますが、そっくりですよね!
ちなみに、ドイツではナチス時代にマダガスカル計画と呼ばれる計画が存在しました。
これは、ナチス・ドイツにより立案された、ヨーロッパのユダヤ人をマダガスカル島へ移送するという政策を指しています。
まさに、エルディア人がパラディ島にて籠もったことと、そっくりですよね!
ここからも、パラディ島のモデルがマダガスカルである事を指してそうですよね!
マダガスカル計画については、生産者(主に紅茶)さんがコメントにて指摘してくれました!
生産者(主に紅茶)さん!
ありがとうございました!
◆パラディ島から見る、南北逆転世界から文字を検証!
パラディ島が、マダガスカル島を南北逆転された状態がモデルではないかと考察出来ました。
この南北逆転=上下逆転からは、壁内の文字を思い出させられますよね。
この壁内文字とは、第1話に登場した「ドウグヤ」からも分かるように、上下が逆転しています。
そして、右から左へ読むように、逆転しています。
つまり壁内文字とは、カタカナを上下逆転しているのですね。
85話の最後に登場した写真の裏に書いてある「コレハエデハナイ」等の文章も、右から左へ書かれていました。
つまり、グリシャ・ノートも壁内文字の書き方で書かれているのでしょう!
では、他の文字を見てみましょう。
上下逆転はしていますが、読む方向は左右はそのままとなっていますね。
つまり、裏返しになっているということです。
壁内文字とは違う読み方だったので、ライナーは読めなかったのでしょうか?
第53話でエレンゲリオンが地面に書いた「クッタ」という文字も、「ニシン」と同じで左から右に読むように書かれています。
この時のエレンの記憶は無いですが、エレンゲリオンはユミルが読めた文字で書いていたようです。
ちなみに、今回86話ではマーレの文字も登場しています。
ノボリには「ツドエ マーレノセンシ」と書かれており、これはエルディア人に見せるために裏側から見る事になるはずです。
つまり、エルディア人達は、このように見ているはずです。
そして、読む場合にはこのように、裏返しに見えるはずです。
ニシンの文字と、同じのようですね!
つまり「ニシン」「クッタ」は、マーレ文字だったということでしょう!
まとめてみましょう!
ということだったようです!
ここでひっかかるのは、ライナーが読めなかったということと、エレンゲリオンがマーレ文字を書いていた事ですね。
マーレの戦士であるはずのライナーが、なぜマーレ文字を読めなかったのか…
この時は、完全に兵士になっていたということでしょうか?
もしかしたら、読めていてユミルにトボケていたのかもしれませんね!
さらに、なぜエレンゲリオンはマーレ文字を書いていたのでしょうか?
この時の記憶は、エレンにはありません。
つまり、エレンゲリオンが書いていたということですね!
ここに何か重要な伏線を感じますよね!
現在ではこれ以上の考察は、完全に妄想になってしまいますので、ここで地図の考察に戻ります。
今回登場したパラディ島の地図はマーレの地図なので、上下が逆転しており裏返しになっていますね。
ということは、やはりマダガスカルで正解でしょう!
そして、ここの「マーレ」と書かれている文字もマーレ文字ですね。
つまり、ここがマーレなのでしょう!
ただ、パラディ島のモデルとなっているマダガスカルには雪は降らないですし、三重の壁の最も外径であるウォール・マリアも入り切りません。
なので、あくまでモデルということだと思われます!
今回、これまで謎であった「ニシン」と「クッタ」の文字がハッキリと判明し、スッキリしました!
マーレの文字だったのですね!!
今回のこの考察には常連であるりゔたんさんのお力が、大変大きく働いております。
りゔたんさん!
ありがとうございました!
今回壁が島にあることが判明したので、これからは海に要チェックですね!
→ 87話あらすじ展開!
→ 86話ネタバレ考察!ユミルがユミル・フリッツなのか検証!
→ 86話ネタバレ考察!「9つの巨人」と「7つの巨人」の正体を検証!
→ 86話ネタバレ考察!巨人化がエルディア人のみなのか検証!
→ 86話ネタバレ考察!人種から巨人の耳の伏線を検証!
→ フクロウの正体はクルーガーかアニ父親の真相
ワンピース、キングダム、呪術廻戦などのアニメやマンガを楽しむならU-NEXTがおすすめです!
今だけ31日間の無料トライアルがあるので、ワンピース、キングダム、呪術廻戦などが見放題です!
初回特典でU-NEXTで「600ポイント」が無料でもらえるので、漫画1冊無料で見ることができますよ!
U-NEXTは解約もワンクリックでできるので、安心して無料トライアルを楽しめます⭐️
\無料キャンペーンあり/
31日間無料トライアル
今更ですが、ライナーはニシンを読めなかったんじゃなくて読めるけどユミルの手前読めないと言っただけでしょう。正体がばれるといけないので。書き順が逆でも文字の認識はできるということについては作者はそこは問題にしていなく、ユミルがあっさりニシンと左から読んだことに対してライナーが疑問を抱くという描写をしたかっただけだと思います。
おっしゃる通りですね!
ここにライナーの頭の回転の速さを感じますね!
「俺には読めない」というライナー…侮れないですね(^^)
管理人アース
パラディ島のモデルについてですが、僕は鬼ヶ島なのではないかと考えます。(桃太郎に出てくる奴です)
なぜかと言うと、この話自体が桃太郎との共通点がいくつかあるためです。
鬼=悪魔の末裔エルディア人orエレン巨人
鬼の蓄えた財宝=地下資源
犬猿雉桃太郎=ライナーら4人
そしてパラディ島がマーレの大陸に対して鬼が来るという北東(鬼門)の方角に位置しているという点。
どうでしょうか?笑
となると、エルディア人はライベルたちに駆逐されるということになるのかもですね!
面白いです!
管理人アース
初めまして!いつも楽しく読ませていただいでます。
パラディ島の名前の由来ですが多分フランス語のParadie(パラディ)ではないでしょうか?意味は『楽園』です。
パラディ島の由来については86話「あの日」あらすじ考察と感想!にて考察しています。
見てみてください!
フランス語の「楽園」もまさにそうですね!
管理人アース
しつこくすいません
ヘブライ語も右から左に書くようです
旧約聖書なんかがこの文字で書かれていますね
ヘブライ語はアラビア語と同じくセム語派に属していて
セム語派の言語はアフリカ大陸の地中海沿岸やアラビア半島で使われていますね
ヘブライ語の方がユダヤと関係が深いのでこちらの方が想像を広げるのにいいかもしれません
ちょっと興味深いのが現代ヘブライ語でWikipediaによると
現代ヘブライ語は、20世紀に日常語として復活した。しかし、ヘブライ語が日常語として用いられなくなっていた時代でも、ヘブライ語による著述活動は約1800年間、途切れることなく続いていたのであり、全くの死語となっていたわけではない。
とのこと
マーレ人が1700年間もの長きにわたって民族浄化やられていたと言っており
自分はそれじゃ文字なんて残らないだろと考えていましたが
結構残る物なのかもしれませんね
人間って凄い
ちなみにヘブライ語も数字はアラビア数字を使い、文章中の数字は左から右へ書くそうです
また、英単語を混在させる際もヘブライ語は右から左に書き、英単語は左から右へ書くそうです
進撃内の文字も数字が一緒に書かれている文章があれば
もっといろいろ妄想を広げられそうな気がします
いでみゃさん!
コメントありがとうございます!
>ヘブライ語も右から左に書くようです
たしかリヴァイってヘブライ語で「矛盾」って意味だったと思いますよ。
つまり、作者もヘブライ語に関しては連載当初から関心があったのかもしれません。
となると、「進撃ネタ」の世界に何かしらの意味を持たせる設定に使ったかもしれませんね!
またよろしくです!
管理人アース
日本でも過去に文字を右から左へ書いていましたが
現代の左から右へ書くのが普通の日本人で全く知識のない人が見ても
なんだこれ?逆順に書いてあるぞ?
と思う程度で読めてしまうと思います
そのため、文字は一緒で書き方が逆順程度の違いだと
ライナーの俺には読めない発言や
グリシャがフクロウから手に入れたエルディアの資料を全く解読できなかったことと
矛盾してしまう気がしています
なので、マーレ文字は書く方向もそうですが、文字自体もエルディア文字とかなり違うのではないかと思います
我々読者にはどっちも片仮名を変形した書く方向が違うだけの差に見えますが
漫画内の登場人物にとってはもっと根本的に違う文字体系に見えているのではないかと思います
ライナーの俺には読めない発言ですが
文字が同じで方向だけが違うのであれば戦士、兵士どちらの場合でも
そこまで隠さないと思います
兵士状態で本当に読めなくても、戦士状態でとぼけるとしても
「んしに?ってなんだ?」
みたいに逆順に読めてしまって「読めない」までは行かないと思います
とまぁ
へぇマーレとパラディ島はアフリカ大陸とマダガスカルがモデルなのか
マーレ広そうだな、アフリカ大陸全部くらいかな
中東連合ってのが出てきたな
現実世界の中東ら辺はアラビア文字だから逆順に書くし、ぱっと見読めるわけないな
そもそもマーレ人ってエルディア人とは文字体系が違う民族なんじゃ?
と妄想を広げました
長々とスレ違いの場所にコメントを投下してすいません
いでみゃさん!
コメントありがとうございます!
>「んしに?ってなんだ?」
みたいに逆順に読めてしまって「読めない」までは行かないと思います
そうなんですよね!
なので、この謎の回収をどうするのか、非常に気になっています!
>と妄想を広げました
面白い考察ですよ!
ありがとうございます!
またよろしくです!
管理人アース
作者がマダガスカル島を逆に見立てたのと、西から昇る太陽は何か関連があるのかしら?などと、ふと思いました。既出ならすみませんです〜。
こんにちは、アース団長!!
初めてコメントさせていただきます。ここ最近もほぼ毎日更新されるこのページを、毎日楽しみにチェックさせて頂いてます。
考察と言うには余りにも浅いかと思いますが1つ…。
『進撃の巨人Answers』で、諫山先生が『東洋とは、物語の中で言うところの東洋です』とおっしゃっていましたが、パラディ島からみる『東の海』だと、マーレのあたりを指すことになってしまいます。やはり、太陽・文字等の逆転からいくと、東洋とはパラディ島の右側にあるのではないか?と考えました。もう、団長も団員の皆さんもお気づきだったかとは思いましたが、まとめておきたかったのでコメントさせていただきました。
今までラブラドル半島だと思ってた
そういえばそういう見方もあるなと思いました
この物語はどのように構想されたのでしょう。
そして、どこへ進んで行くのでしょうね。
アルミンが「エレンと一緒に、絶対に海を見るんだ!」と夢見ていたこと、それ自体も、
じつはこの国は島だったことの、
長い長い長い伏線だったのかも?
私はアルミンの持っていた、
海のことを書いた本が、
本文は何語で、
いつ頃に出版(?)された物で、
どのようにアルレルト家にやって来たのか、
本当に気になっています。
いつか分かると良いですね!
コメント返信の頻度を減らされる件は了解です。
どうぞ、ご無理なさらずに!
アースさんお久しぶりです。更新ご苦労様です。
グリシャ未来人説は外れましたが、どこかでほっとしている部分もあり、複雑な心境です。発想が安易過ぎたでしょうか、流石に一筋縄ではいかないですね。
86話では、かなりのヒントが出揃った感がありますが、油断するとまた足下を掬われそうなので、アニメ、コミック、アースさんの記事を毎日少しずつ読み返しています。
考えがまとまってきたので、懲りずに再考察させていただきたいと思います。例によって長くなりそうな予感がしますが、よろしくお願いいたします。
まず、アースさんが考察されているように「座標の力と始祖巨人の力は別物である」これは確定してよいのではないでしょうか。
座標に関しては、ジークやライナーの「奪還する」「取り戻す」などの発言から、座標はマーレ側勢力が所有していたもので、それをグリシャら復権派が奪ったと考えるのが妥当です。一方、始祖巨人の力は、一貫してフィリッツ王家つまりエルディアのものでした。
従って「座標の力」と「始祖巨人の力」が別のものを指していることは明らかです。
巨人の力と座標の力は、捕食により移動するなど共通点もあり、曖昧な部分でしたが、68話で両者が別物であることが判明したといえるでしょうか。
私は前回の考察で「座標=舟」とするなど、座標の力と巨人の力を混同し、座標万能説とでもいうべき罠に陥っていました。
そこで前回の失敗を踏まえ、まずは「座標」という言葉本来の意味に立ち返り、座標を「空間座標」と「時間座標」の2つにわけ、ジークらマーレ側勢力がもとめる「座標」がどちらなのかを検証してみました。
座標に着目したもう一つの理由は、エルディア復権派のシンボルの十字の印です。これは直交座標系を簡略化したものに見え「座標」が復権派の切り札であることが伺えます。
ⅰ)空間座標の力
ピクシスの部下「盤上の戦とは違って実際の戦いでは…」の盤上はチェスの盤、チェスの棋譜は座標で表され、ピクシスのファーストネーム、ドット=点 からも、あの場面には重要な意味があるように感じました。そこで、「空間座標の力」を次のように定義します。
◆自分を座標空間の中央、すなわち原点とし、巨人をチェスの駒のように、任意の座標(原点を含む)に移動させたり操ったりする力。
◆座標の力の及ぶ範囲(盤の広さ)は有限で、練度に比例する。
作中で既出の空間座標の力は以下の2つで、①の上位版、練度を高めたものが②であると考えられます。
①叫びの力;アニ、エレン; 複数の巨人を任意の一点(座標)に集める力
②巨人を操る力 :ジーク;「俺の巨人」=「俺の盤上にいる巨人」
ⅱ)時間座標の力
①特定の時間座標を指定する力
50話「叫び」でエレンが使った力。エレンは、移動先の時間座標を指定。実際に時間を巻き戻したのは、一時的にループの記憶を取り戻したミカサ。
②世界全体を、過去の特定の時間座標に巻き戻す力=ループさせる力
空間座標と同様、①の練度を高めたものが②であると考えられ、②がライナーのいう完全な座標の力、①は不完全な座標の力、ということになるでしょうか。
75話の「ヤツが完全な座標の力を身につけたあとでは手遅れだ」というライナーの発言の一つ前のコマ、エレンがミカサをおんぶしている描写があります。
これは50話「叫び」でエレンが座標を行使した場面の回想で、この描写とライナーの発言から、①50話の時点でのエレンは完全な座標の力を身につけていなかったこと②ミカサの助けを借りることで座標の力を発動できたこと、の2点が示唆されます。
①の「座標を指定する力」は、あくまでも移動先の時間座標を指定するだけの力で、実際に時間を巻き戻すことはできず、その意味で不完全な力といえます。
完全な座標の力は②のほうで、他者の力を借りず、世界全体を過去の特定の時間座標に戻す力(ループさせる力)であると思われます。もちろん記憶を保った状態で、です。
私は座標発動の場面について、ミカサとエレンの2人だけが過去に遡り、事態を解決後、再びあの場面に戻ってきたと考えていました。
しかしコミック50話とアースさんの記事を再読して考えを改めました。
「猿の巨人が座標を求める真の理由とは?」の記事でアースさんが書いている「座標が発動することによりループが可能になれば全てが巻き戻される」「座標は世界をループさせる存在」
今ではこちらが正しいと考えています。
あのとき過去のある時点に戻ってやり直したのが、ミカサとエレンだけではなく世界全体であると考えると、ジークやライナー、マーレ側勢力が座標奪還に必死になる理由にも説明がつきそうです。
アースさんの「ループには全てをひっくり返す力がある」という言葉の通り、勝利するまでやり直し続けることができれば、それは最強の存在です。一方、座標を持たない側からすれば、自分たちがやり直しをしていることに気づかないうちに敗北することになり、これは大変な脅威です。
勝敗は、座標がどちらの手中にあるかで、最初から決まっていると言えます。
さらに、マーレ側が取り返そうとしている「座標」が、先の「空間座標」のほうであるとすると、おかしなことになります。「叫びの力」を含めた「空間座標の力」は、ジークやアニも持っている上、エレンよりジークのほうが圧倒的に練度も高く、マーレが奪還しようとする理由がありません。また、ライナーやジークの発言から、彼らが求める「座標」は、1つしかないことが示唆され、複数存在することが分かっている「叫びの力」と「座標」が別のものを指していることは明らかです。
以上からマーレ側が何よりも優先して取り戻そうとしているのは、時間座標のほうであると考えられます。
筋書きはだいたいこんな感じです。
始祖巨人奪還の計画からジークによる密告までの数年間、復権派は計画遂行のため密かに準備を進めていた。マーレに怪しまれず、且つフィリッツ王を刺激することなく壁内に潜入するには、楽園送りにされるのが無難な方法である。ジークによる密告は予想外だったが時期が早まっただけ。
ただし、ただ楽園送りにされ無知性化されるのでは勝ち目はない。彼らには切り札があった。
その切り札は、マーレから「座標」を奪うこと。復権派は、座標持ちの人間を探し出し、その人間をグリシャが捕食した。捕食された座標継承者が9体目の巨人で、アースさん考察より、彼or彼女はエルディア人かつユミルの直系。
座標と9体目の巨人は現在、グリシャを捕食したエレンの中にある。つまり現在エレンが持っている巨人は、9体目とレイス巨人の2つ。
座標を奪った復権派が、壁内侵入に向けて計画を練っている最中、ジークに密告され、楽園送りになった。
※ アニメ1話エレンのフラッシュバック、暖炉のそばに打ち捨てられた軍服と人形の部屋は、座標継承者を拉致or捕食したときのグリシャの記憶、もしくは座標/巨人継承者の記憶。
部屋の様子から、継承者は子供で、マーレによって大切に保護されていたことが伺える。
パラディ島で、ダイナを含めた復権派メンバーは無知性化される。グリシャは無知性化したふりをして壁に向かい、人間に戻ってキースに保護される。ここまでは計画通り。
座標及び9番目の巨人持ちがグリシャであるとマーレにバレたとき、グリシャは無知性化した復権派メンバーの誰かに、自分を捕食させる計画だった。つまり無知性化させられた復権派メンバーは、座標と巨人を移す器の役割を果たす予定だった。
マーレが、ヨロイと超大型に壁を破壊させるという、始祖巨人の脅威を無視した強硬手段にでたことで、グリシャは自分たちが「やり直しをしている」ことをマーレ側に知られたと悟り、レイス家から巨人を奪い、自分が持つ座標の力および9体目の巨人とともにエレンに移した。グリシャがエレンに座標を移したのはマーレに対する目くらまし。マーレ側からすれば、復権派メンバーが座標を持っていると考えるのが自然。
●「俺たちの目的は人類全てに消えてもらうことだった。だがそうする必要はなくなった。エレンお前が一緒に来てくれるなら」
→ライナーらの当初の目的が「壁内人類の殲滅」だったのは、座標の行方が分からなかったから。
座標がエルディア側の手中にある限り、始祖巨人がエルディアに渡ってしまうことは確定事項。従ってマーレは、壁内人類を殲滅、最悪の場合座標を失うことになっても、エルディア側にループをやめさせる必要があった。
エレンに座標が渡ったことが分かったあと、「壁内人を殲滅する必要はなくなった」のは、座標がマーレの手に戻ればエルディアが勝利する未来は消えるから。今度は自分たちが取り戻した座標を使ってフィリッツ王から始祖巨人を奪えばよい。
マーレがエルディアとの圧倒的な戦力差にも関わらず巨人対戦に勝利できたのも、座標を使って勝利するまでループし続けたから。
座標を持っている側が勝利することは確定事項であると考えると、アニメEDの壁画、座標らしき紋章(ミカサの刺繍と酷似)を挟んで、2つの勢力が対立しているように見える描写にも説明がつく。
もちろんこの仮説にはいくつもの穴、疑問点があります。
①なぜグリシャは、座標の力をもっていながら、始祖巨人を奪還できなかったのか?見つけ出すことができなかったのか?その場合、始祖巨人≠レイス巨人なのか?
②マーレ側はなぜあのタイミングでループに気づいたのか?
P13でエレンが前回のループから戻ってきたことと関係はあるのか?
他にもいろいろ穴だらけですが、情報が出揃ってきたこともあり、前回よりは確度が上がっていると思うのですが、どうでしょう。。
ホームのコメント拝見しました。
長い間本当にお疲れさまでした。毎日の更新に加え、寄せられる膨大な量のコメントに対する丁寧な返信、本当に頭の下がる思いです。
アースさんの本作に対する深い思い入れや真摯な姿勢が、多くの人を惹き付けてやまないのでしょう。かくいう私も、こちらのサイトを知って始めて、本作の真の魅力、奥行きの深さに触れ、魅了された人間の一人です。
私事で恐縮ではありますが、先月は仕事などで行き詰まっており、こちらのサイトにコメントを投稿しアースさんのお返事を読むのが唯一の楽しみでした。またコメント下さい!よろしくです!に励まされ、何とか苦境を乗り切ることができました。
本当にお疲れさまでした、どうかご自愛なさって下さい。そしてありがとうございました。
これからも記事の更新楽しみにしています。
hanaさん!
コメントありがとうございます!
今回も面白い考察ですね!
「空間座標」「時間座標」という考察、非常に興味深いです!
管理人アースが「始祖の巨人」と「座標」を別物と考えたのは、レイス巨人とフリッツ巨人がそれぞれ能力を持っていたからではという思い付きから発展しました。
ただ、公式ガイドブック「Answers」では同一という考え方をしているので、この辺りは微妙ですね。
しかし、公式ガイドブックはけっこう穴があるので…(笑)
この辺りは、本編での展開で分かるのが楽しみですね!(^^)
ミカサのループ、世界のループと「座標」の関係が何なのか…
ここがこの考察の最も難しいところであり、核になるところかなと思っています。
それとともに「東洋の一族」の謎が「座標」「ループ」と関係があるのか…
非常に楽しみですね!
返信はしていませんが、コメントは全て読ませてもらっており、このようにたまに返信しています(笑)
あまりにもコメントが多く、記事作成、作品の考察に支障が出るほどになっており、このようなスタンスを取らせてもらうようにしました。
しかし、全てのコメントを読ませてもらい、当サイトの考察精度をキープし、より高みを目指している姿勢は変わらないので、これからもよろしくです!(^^)
>こちらのサイトを知って始めて、本作の真の魅力、奥行きの深さに触れ、魅了された人間の一人です。
これ、本当に嬉しいです!
このように、管理人アースと同じように「進撃の巨人」の魅力を知ってもらうことが当サイトの大きな目的なので!
>何とか苦境を乗り切ることができました。
管理人アースも会社勤めをしている身ですが、そればっかりだと行き詰まったりしますよね。
そういう時に、何でも良いですし、夢中になれるものがあると、気が紛れますし結果、仕事が上手く行くことにも繋がるかと!
それが「進撃の巨人」だったら最高です!\(^o^)/
前のようには返信出来なくなっていますが、コメントは読んでいますので、また考察よろしくです!
管理人アース
こんばんは。マーレに関する謎は尽きませんね。僕が気にしているのはライベルの人種です。エルディアの末裔である壁内人のことを「穢れた民族」や「悪魔の末裔」と言うのはマーレの考えですのでこの二人はマーレなはずですが、戦士はエルディアから集められているはずなので、矛盾してしまいます。予想としてはマーレが洗脳能力の巨人を持っていた可能性がありますが、出来るのは四足歩行しかいないんです。四足歩行の機動力はマルセルと被るので、限定的な能力ではないので、妥当だと思っています。最も最初にマーレに同調した巨人がわからないとはっきりしませんが・・・
また、新しいところでは、アッカーマンか東洋人にエルディア派がいる説を立てました。理由は、グリシャが壁内文字で情報を残しているからです。外から来た人類は壁内文字は読めないはずなので、中の人に向けて書いたものだと思います。そして、同胞と言っていることから、自分が同胞だとわかっている人、つまり記憶改竄されていない民族だと考えます。となるとグリシャのミカサ宅訪問の訳もわかってくると思います。
ごく普通の奇行種さん!
コメントありがとうございます!
ライベルの人種については86話ネタバレ考察!巨人化がエルディア人のみなのか検証!にて考察し、まだどちらでもあり得るように感じましたね。
ただ、やはりライナーとアニはエルディア人である可能性が高いですね!
ベルトルトの判断は難しいですが…(・_・;)
>四足歩行しかいないんです。
洗脳の能力に関してはマーレの科学力、もしくはアッカーマンのように血統による特殊能力という展開もあるかもです。
>中の人に向けて書いたものだと思います
たしかにそうですね!
壁内に存在するエルディア復権派というように考えられますよね!
面白い考察です!
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース