別冊マガジン4月号にてLOSTGIRLS(ミカサ外伝)第3話が発表となりました!
イフストーリーと言われているミカサ外伝ですが、第3話は本編にも影響するような場面がいくつか見られる回となっておりミカサ考察上見逃せない展開となっています!
リミッター解除をしない外伝のミカサに、まさかのリミッター解除の記憶が!?
気になるあらすじと内容を見て行きましょう!
◆LOST GIRLS(ミカサ外伝)第3話のあらすじ&内容!

“大きな力”の暴力が明けて。
少女は少年との約束を、固く守っていた。
暴力を振るわれ、ボロボロになったエレンがベッドの上で目を覚ましたシーンから始まります。
横ではミカサが椅子に座ったまま突っ伏して眠っています。

窓から見える外は晴れており、良い天気のようです。
グリシャ
「それじゃあミカサ そろそろ行こうか」

グリシャはよそ行きのような服装をし、ミカサに声を掛けます。
ミカサ
「…はい」
カバンを胸に抱えたミカサが返事をします。
カルラ
「ごめんね せっかく街に来たのにロクに遊べなくて」
カルラはエレンの事を謝っています。
ミカサが帰る日のようですね。
ミカサはエレンが寝ている部屋のドアを眺めています。
それを見たカルラが尋ねます。

カルラ
「エレン 呼んで来ようか?」
ミカサ
「いえ…寝てると思うから…」
グリシャ
「…」
場面は船の上にいるミカサとグリシャに移ります。

ミカサの家に行く道中でしょう。
二人は船の縁に手を掛け景色を眺めながら話をします。
グリシャ
「…駐屯兵団に知り合いがいてね」
「彼にエレンの件を捜査してもらっているんだ」
「エレンは誰に聞かれても何も話さないだろうからね」

「ミカサ あそこで何があったかは話さなくていい」
「ただ捜査の手掛かりが欲しいんだ」
「だから…」
「そこに誰がいて その人が どんな見た目だったかだけでいい」
「教えてくれないか?」

そう請われたミカサは口を開き「…」と何かを言おうとします。
が、口を閉じ下を向きます。
そんなミカサの様子を見たグリシャは申し訳ないような表情です。
グリシャ
「エレンは…いつも何かに腹を立てているように見える」
「その怒りが 本人も知らないうちに彼を危険な場所へと向かわせている…」

「だから エレンを君の住む山に連れていくことにしたんだ」
「自然の中で君と過ごすことによって 彼の中に何か良い変化が起きると思ってね」
「もしかしたら あれは エレン自身が招いたことなのかもしれない」
エレンが暴力を振るわれる描写
「彼の中にある 何かが宿命的にそれを引き寄せたのか」
「邪悪で危険な―…」
ミカサ
「大きな力」

グリシャの言葉を遮ってミカサがつぶやきます。
これは以前エレンが言った言葉ですね。
グリシャ
「大きな力…」
グリシャはミカサの言葉を反芻します。
グリシャ
「…そうかもしれない 我々には見えない力…それに取り囲まれていてエレンは腹を立てているのかもしれない…」
「あるいは君だけが エレンをその大きな力から守ってあげられるのかもしれない」

ミカサ
“…? 私…が…?”
グリシャの言葉にミカサは驚いた表情をします。
船が到着し、ミカサとグリシャはミカサの家に着きます。

グリシャとミカサがミカサ宅にて、ミカサの両親と会う描写
場面は五日後になります。
ミカサ
“五日後の往診にエレンは来なかった”

ミカサ母の往診に来たグリシャがミカサ母を診ている横で、窓の外を見ているミカサの描写
来ないエレンを待っているかのよう
ミカサ
“その次も そのまた次も…”
グリシャが一人で往診に来る描写
ミカサ
「エレンは まだ怪我が治らないの?」
グリシャ
「あぁ…うん…そうだね…」
「まだ体調が優れないみたいなんだ」
ミカサ
「…」
ミカサは何かを考えているようです。
ミカサ父
「紙とペン?」
ミカサ
「うん エレンに手紙を出そうかなって」

「畑のこととか…ニワトリとか森とか」
ミカサは木の食卓の上で手紙を書きます。
万年筆のようなペンで、やはり逆さまのカタカナ表記ですね!
「あえなくて さびしいです」

解読出来る全文は
畑では今朝も○○が取れ…
ニワトリも元気です
…
…いっぱいおいています
また一緒に木の実を拾いたいです
早く元気になるのを祈っています
返事下さい
「あえなくて さびしいです」
となっています。
本編のミカサは感情表現が苦手ですが、リミッター解除をしていない外伝のミカサはけっこうストレートに感情をぶつけますね!
こんなミカサもカワイイですが!(笑)
グリシャ
「これをエレンに渡せばいいんだね」

グリシャは先ほどミカサが書いた「エレンへ」と書かれた手紙を受け取りミカサに確認します。
ミカサ
「はい」
ミカサは少し照れくさそうに頷きます。
次の往診の日、ミカサは窓の外からグリシャがやって来るのを見ます。

しかし、グリシャは一人で来ています。
悲しげなミカサの表情
ミカサ宅へ着いたグリシャがミカサから何かを尋ねられ、ちょっと困りながら返答をし、その答えに俯き悲しむミカサの表情
ミカサは「エレンは来ないの?」とグリシャに尋ねたのですが、グリシャの答えに納得出来ないのでしょう。
時が流れ、場面は冬になります。

ベッドで布団を羽織りながら座っているミカサ

ミカサ
“エレンはもう…ここには来ない”
“もう二度と来ないんだ…”
以前ミカサ母に作り方を教えてもらって作ったエレン人形を眺めながらミカサは祈ります。
ミカサ
「お願い…エレンに…会わせてください」

グリシャの往診の場面に移ります。

ミカサ父
「妊娠…中毒症…?」
グリシャ
「血圧が高くなっています…重症化すれば…胎児にも影響が…」
ミカサ母
「そんな…どうすれば…」
グリシャ
「…」
考えこんだ後、グリシャは答えます。
グリシャ
「…シガンシナへ 私の自宅の近くへ家を移しましょう」

「出産間近で動かすことは危険を伴いますが 万が一 何かが起こっても すぐに駆けつけることができます」
「その方が安全かと…」
グリシャの説明を半開きのドアから聞いているミカサの描写
気持ち唖然としている表情

船着場に多くの荷物を背負ったグリシャとミカサ父がいます。
船に乗るグリシャ、ミカサ父、ミカサとお腹の大きなミカサ母
ミカサ父
「すみません先生 手伝っていただいて」
グリシャが背負ってる多くの荷物はミカサ家の物なのでしょう。
かなりの大荷物です!
グリシャ
「いえ…これぐらい…なんてことは…」
と言うグリシャの息は上がっています(笑)
巨人化能力者とは思えない体力の無さ!(笑)
そんな二人の会話の横で、ミカサはミカサ母と椅子に座り、ミカサ母のお腹に耳を当てています。
トクン トクン…
母のお腹の中の胎児の鼓動を聞いている描写
ミカサ
「…」
ミカサの表情は何か切なさそうです。
ミカサ
「…ごめんなさい…」

お腹の中に胎児に向かって謝っているようです。
ミカサ母
「?」
「どうしたの?ミカサ」
ミカサは自分の「エレンに会わせてください」という祈りによって母が妊娠中毒症になったと思っているようです。
そのため、お腹の中の胎児に謝ったのでしょう。
船がシガンシナ区に着きます。
多くの荷物は荷馬車によって運ばれ、新しいミカサの家に到着する描写
ミカサ父が荷物を家に運びながらミカサに言います。
ミカサ父
「ミカサ エレンくんの家が近くらしいから 荷物を置いて遊んでおいで」
ミカサ
「うん」
妊娠中毒症の母の安全の為にシガンシナ区へ引っ越したのですから、グリシャの家は近いのでしょう。
ミカサは一人でエレンの家に行きます。
しかし、エレンは不在のようです。

ミカサ母
「ごめんね エレン今出掛けているのよ」
「だいぶ前から アルミンって子と朝から夕方まで遊んでるみたいなの」
「でも 今日ミカサが引っ越してくるよって言っておいたから」
「早く帰ってくるかもしれないわね」
コトっと食卓に座るミカサの前に紅茶?のような温かい飲み物を置きながら言うカルラ
ミカサ
「それまで待ってていい?」
カルラ
「うん 今ケーキ持ってきてあげる」
本編では母娘のような関係になっていますが、ここでのカルラにとっては息子エレンの友達であり、ミカサにとっては友達エレンの母親という関係なのですよね。
不思議な感じです。
場面はミカサの新しい自宅に移ります。

ミカサ父とグリシャは荷馬車から荷物の家に入れています。
作業中のグリシャに駐屯兵ハンネスが声を掛けます。
ハンネス
「イェーガー先生」
グリシャ
「ハンネスさん」
ハンネスは手に持った紙を見せながらグリシャに言います。
ハンネス
「ちょっといいですかい?」

場面はグリシャの家に移ります。

エレンの帰宅を待っていたミカサにグリシャはハンネスからもらった紙を広げ、ミカサに見せています。
そこにはエレンに暴力を振るった二人組の顔が描かれています。
それを見て苦しげなミカサの表情
グリシャ
「…」
「エレンに乱暴したのは この二人だね?」

ミカサ
「…」
エレンと「誰にも言わない」と約束をしたミカサは無言です。
そんなミカサの様子を見て微笑むグリシャ
グリシャ
「何も言わなくていいよ」
「エレンに口止めされてるんだろう」
「頷くか 首を横に振るかでいいんだ」
「それなら約束を破ったことにならないだろう」

ミカサ
「…たぶん…」
グリシャの提案にちょっと困った顔でミカサは答えます。
グリシャ
「エレンに乱暴したのは この二人で合ってるかな?」
ミカサ
「…」
グリシャの質問にコクっと頷くミカサ
グリシャ
「…そうか 嫌な思いをさせてすまなかったね」
カサ…っと紙を折りたたみながらグリシャは謝ります。
「…」と少し考えてからグリシャは話を続けます。
グリシャ
「この二人 死んだよ」

ミカサ
「…」
「殺されたの?」

グリシャの言葉を聞いてすぐに訊くミカサ
グリシャ
「?」
「殺された?」
「…いや 事故だよ 一昨日のことだ」
グリシャは説明し始めます。
グリシャ
「駐屯兵団の人達が目撃証言を元に この二人がエレンに乱暴したのだろうと突き止めたんだ」
駐屯兵が街の人に話を聞いて似顔絵を作成している描写
「町を歩いていた二人を発見し話を聞こうとしたが…二人は逃げ出し大通りに飛び出した」
駐屯兵から逃げ出す二人の男の描写

「そこで 太った男は馬車に轢かれ」
「もう一人は 馬に蹴られた上に荷物の下敷きになった」
二人が馬に轢かれ、荷物の下敷きになる描写
グリシャ
「目撃者によると エレンがいきなり殴ったらしいが…だとしても彼らのしたことは 許されない…」
「彼は…」
「相応の報いを受けたんだ」

グリシャのこのセリフを何とも言えない表情で聞くミカサ
ミカサはエレンの部屋で椅子に座り、先ほど聞いたグリシャの話を反芻します。

エレンに乱暴をした二人の男の描写

ミカサ
「相応の…」
「報い…」
第1話で野犬に襲われた人買いの3人組が野犬に捕食されている描写
その3人組が家を訪れ、ミカサ父を殺しミカサ母を殺す描写

そしてミカサの目の前で母が殺されます。
「オイッ…」
「オイッ…」
完全に両親が殺される世界に入っているミカサには声が届きません。
エレン
「オイッ」

部屋にエレンが入って来て声を掛けます。
ミカサ
「エレン…」
ミカサはやっと現実に戻り、エレンに気付き答えます
エレン
「何ボーっとしてんだ 寝てたのか?」
エレンの顔を見て何かを言おうとするミカサですが、声が出ません。
ミカサ
「…」
エレン
「?なんだよ…」
ミカサ
「…エレンだ…」
エレン
「は?」
エレンとミカサは外に出て街を歩きます。

しかしエレンは何を話すでもなく黙々と歩くだけです。
ミカサ
「…」
ため息をつき、ミカサはエレンにずっと気になっていた事を訊きます。
ミカサ
「ねぇ どうしてウチに来なくなったの…?」
エレン
「…」
エレンは少し間を空けてから答えます。
エレン
「調査兵団が なくなったんだ」
「いくら壁外調査を繰り返しても 結果が得られないって理由で」
「調査兵団が潰された」

「壁も塗り固められた」
「もう誰も外に出られない」
壁の扉が塗り固められている描写
エレン
「腰抜け共が寄ってたかって 俺達を この壁の中に押し込めようとしてるんだ」
ミカサ
“調査兵団がなくなった…”

“それじゃあエレンはその世界には―…”
驚きながらもその事実が自分には喜ばしいことであると認識した瞬間、エレンの言葉は続きます。
エレン
「だから」
「俺はアルミンと“飛行機”で外の世界に行くことにした」
ミカサ
“「ひこうき」…?”
“外の世界に行く…?”
喜びの感情が湧き上がっていたミカサには、すぐには理解出来ません。
エレン
「今 アルミンと飛行機を作ってるんだ」
「それが忙しくてお前のところに行けなかったんだ」
「悪かったよ」
ミカサ
「…“ひこうき”って?」
エレン
「鳥みたいに空を飛ぶ機械だよ」
「だけど鳥の何十倍もでかいっ」
「そいつに乗ってアルミンと外の世界に行く」
嬉しそうに話すエレンは続けます。

「アルミンの両親が二年前に飛行機で外の世界に行こうとして失敗して死んだんだ」
「だけど二人の残した試作機が秘密の場所に隠されてたんだよ」
エレンとアルミンが試作機を見つける描写
エレン
「それをアルミンと二人で改良してるんだ」
「失敗した原因もアルミンが解決法を考えた」
エレンの話を黙って聞きながらミカサは「本人も知らないうちに 彼を…危険な場所へと向かわせている」というグリシャの言葉を思い出します。
ミカサ
“エレンは調査兵団がなくなっても諦めなかった…”
“もしその飛行機ってものがなくなっても きっとまた別の方法で外の世界に行こうとする”

ミカサは考えながらまたグリシャの言葉を思い出します。
「あるいは君だけが…エレンをその大きな力から守ってあげられるのかもしれない」
ミカサ
“エレンはそれを望まない”

“エレンを守ることは”
“外の世界を諦めさせることだから…”
エレン
「…なぁ…ミカサ このことは誰にも…」
言いかけるエレンの言葉を遮りミカサは言います。
ミカサ
「言わない 約束する」

悔しそうな表情で約束するミカサ
エレンはミカサの顔を見ながら「あぁ…」と頷きます。
ミカサ
“私にエレンは 止められない”
場面は別の日になります。

ミカサは虫カゴを抱えて立っています。
虫カゴの中の蝶々を見ながら言います。
ミカサ
「蝶々?」
エレン
「やるよ それ」
「こんな寒いのに蝶なんて珍しいだろ」
「入れ物はアルミンが作ったんだぞ」
ミカサ
「…ありがとう」
虫カゴを揺すっているミカサにエレンは「…」と何かを言おうか迷っているようです。
エレン
「飛行機が完成した」

ミカサ
「…いつ行くの?」
エレン
「今夜だ」
ミカサ
「…そう…」
俯き頷きながらミカサは続けます。
ミカサ
「ひとつお願いしていい?」
エレン
「なんだよ」
ミカサ
「死なないで」
エレンは呆れた顔で言います。
エレン
「あのなぁ…」
ミカサ
「死なないで」

何とも言えない表情で言うミカサにエレンは言い返せなくなります。
ポリっと頬をかきながらエレンは答えます。
エレン
「また会えるさ 外の世界に着いて落ち着いたら 帰ってきて お前も連れて行ってやる」

ミカサ
「…うん」
「死なないよ」という意味を表すエレンの答えを聞いても、納得出来ない表情のミカサ
エレンはそんなミカサを見てスッと自分がしているマフラーをミカサにかけます。

ぐるぐるとミカサの首にマフラーを巻きながらエレンは言います。
エレン
「貸してやるだけだからな」
顔半分隠れるようにマフラーを巻かれたミカサ

あの名場面がココで!!\(^o^)/
エレン
「あったかいだろ?」
ミカサ
「あったかい…」
エレン
「俺が帰ってくるまでちゃんと持ってろよ」
ミカサ
「…うん」
行こうとするエレンにミカサは声をかけます。

ミカサ
「…元気でね」
エレン
「あぁ お前もな」
行くエレンの後ろ姿を見送りながらミカサは答えます。
ミカサ
「…うん」
どうか無事で――。
エレンと過ごした日々を想い、
ただ、少女は祈るだけ。
次号4話、ミカサ編最終回。
◆LOST GIRLST(ミカサ外伝)第3話の感想!

ミカサ外伝も第3話となりました!
次回第4話で最終回となるようですが、今回の話はミカサの気持ちが大きく描かれており見応えがありました!
エレンに会えないミカサの気持ち、エレンと会えても外に行ってしまうエレンに対する悲しみ、諦め、それでも死なないで欲しいという願いが強く描写されており、辛いミカサの気持ちが察せられます。
このようなミカサの気持ちは本編でも繋がっていますが、リミッター解除されていない幼い外伝のミカサには、離れて行くエレンをどうにもすることが出来なく、それを現実として受け止めるしかなく、読んでいる読者も辛くなってしまいますね…(・_・;)
そして名場面であるミカサの「死なないで」「マフラー」も登場しました!

本編とは違った形での登場ですが、逆に「こんな形で登場させるのか!」と興味深く見られました!
このように、今回はミカサの気持ちも大きく描写されたり名場面も登場しましたが、考察するべき場面もかなり多く登場しました!
ここで考察に移りましょう!
◆LOST GIRLST(ミカサ外伝)第3話の考察!

第3話の考察ポイントまとめ!
今回は考察場面が多いので、ポイントでまとめてみました!
ミカサ外伝第3話の考察ポイントはこのようになっています!
それではそれぞれ見てみましょう!
ミカサ外伝第3話のポイント考察!

管理人アースが初めてミカサ外伝を読んだのはアニメDVD3話に付属していたビジュアルノベルでした。
その時に「大きな力」という言葉を初めて読んだ時は、レイス家の記憶改ざんという事実は明らかになっていなく、管理人アースはグリシャが壁外人類であるとも考えていなかったので、ただ単純に壁内人類を取り囲む「壁」の存在だと思っていました。
その後にこの場面を見返すと、これはレイス家の巨人の力を指すのではと考えたりもしました。
さらに今回の場面のようにグリシャが瞬時に意味を理解し言葉に出すと、違う意味合いを感じますよね!

故郷組の存在、もしくは「座標」が関係する力なのか…
そしてその「大きな力」は本編にも影響し、登場するのか…
気になりますね!
そしてそのセリフ登場時に、グリシャから「君だけがエレンをその大きな力から守ってあげられるかもしれない」とミカサに言う場面があります。

このセリフも管理人アースが初めて見た時は、本編でのミカサの突出した戦闘力の事を指しているのだなと思っていましたが、これも今読み返すと意味深ですよね。
この時にグリシャは、アッカーマン一族のリミッター解除、さらに東洋の一族が受け継いでいるであろう世界の失われた歴史を、ミカサがいずれ手に入れる事を念頭に置いて言っていたのかもしれないと感じますね。
グリシャ考察において、かなり重要な場面ではないでしょうか?
その後、ミカサがエレンに送る手紙を書く場面で壁内の文字表記が登場しました。

アニ外伝と同じように逆さまカタカナ表記ですね!
イフストーリーという位置づけですが、キチンと本編を踏襲しています!
そして、前回から登場する「ミカサの願望達成能力」が今回も登場しました。

これまでにも「グリシャ往診回数の増加」「シガンシナ区への引っ越し」「エレンを襲った2人組の死亡」「調査兵団の解体」と起きています。
これは本編では全て起きていない現象であり、ミカサの能力と言っても良いような「願望達成能力」も本編では登場していません。
となると、第2話の考察でも書きましたが、やはりアッカーマン一族の特性であるリミッター解除が起きない代わりの東洋の一族の力なのでしょうか?
それとも東洋の一族とアッカーマン一族のハーフであるミカサだから発現した能力なのでしょうか?
本編で登場するのか気になるところです!
気になるのは「母の病気の悪化」「二人組の死亡」「調査兵団の解体」という悪い事実が起きて願望が達成している所ですが…(・_・;)
そしてグリシャの「相応の報い」という言葉に引っ掛かり、その言葉が引き金となり本編で起きた両親の殺害場面をミカサは思い浮かべます。

まず「相応の報い」という言葉にミカサが引っかかったのは何故なのでしょう?
思い出すのは本編第6話でミカサが人買いに襲われている所をエレンが助けたシーンで人買いを何度も刺しながら「こうなって当然だ!」という言葉ですね。

このセリフが引き金となり本編のこの時にシーンを連想しているので、「相応の報い」という言葉はエレンのこのセリフを指しているのかもしれませんね。
そして今回最も重要な考察ポイントであろう本編の場面をミカサが思い出しているシーンです。

これは間違いなく本編での両親が殺される場面を思い出していますよね!
この場面は何を指しているのでしょうか?
ループの記憶ですよね!
管理人アースはそう思います!!
そして眠っているような状態で思い出している事も重要ではないでしょうか?
本編でのミカサのループの記憶について色々な考察がありますが、もしかしたらこの描写のように眠っているような状態の時に思い出しており、斑にしか覚えていないのかもしれませんね。
そして原作ではあり得ない「調査兵団の解体」がこの外伝では起きています。

これはエレンとアルミンが飛行機を作るキッカケになっており、重要な出来事になっていますが、驚きの事実ですよね!
イフストーリー展開ならではの真骨頂といった感じです!
エレンと再会したミカサはエレンがアルミンと飛行機を作り外の世界に行くと言われます。

この時にアルミンの両親はフライトの失敗で死亡したと明らかになります。
本編では王政の「「口減らし作戦」で死亡したことになっています。
そしてアニメでは「外の世界に行こうとして死亡」しており、ミカサ外伝ではアニメと繫がっている設定となっていますね!
ミカサ外伝第1話では雨について指摘していますが、このアルミンの両親といい、本編、アニメ、ミカサ外伝との関係の考察も面白そうです!(^o^)
ちなみにこのアルミンの両親死亡の件は、アニメが「原作の補強」ではなく「ループ」や「パラレルのひとつ」の世界であると言われる原因のひとつとなっています。
確かに原作とは違う改変場面やオリジナルシーンが多々あるアニメなので、このように言われるのも分かりますが、これは最終回までは判断出来ませんよね!
最後にミカサはエレンから蝶々をプレゼントされます。

この蝶々は第1話に登場した蝶々ですよね!
この蝶々には何か意味があるのでしょうか?
蝶々は本編にもアニメにも登場していないと思いますが…
次回の最終回で判明するかもですね!
いよいよ次回最終話となりましたが、コミカライズミカサ外伝は本当に面白いですね!
読みやすいですし、ビジュアルノベル、小説と比べても一番気に入っています!
次回最終回も楽しみですね!
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