電子書籍関連事業を展開する株式会社ブックリスタが、電子書籍ストアの売上実績を集計した「ブックリスタ上半期ランキング2016」を、7月1日(金)に発表しました。
その結果、「進撃の巨人 19巻」が1位に!
それでは詳細を見て行きましょう!
◆上半期に売れた電子書籍の集計結果は!?
ブックリスタ上半期ランキング2016(抜粋)
2位:『火花』又吉直樹(文藝春秋)
3位:『あと100円でもう一品! 楽天レシピ 節約お料理ベスト100【文春e-Books】』文藝春秋・編(文藝春秋)
4位:『キングダム 41』原泰久(集英社)
5位:『キングダム 40』原泰久(集英社)
6位:『天に恋う8』望月桜、梨千子(宙出版)
7位:『ONE PIECE モノクロ版 80』尾田栄一郎(集英社)
8位:『キングダム 42』原泰久(集英社)
9位:『僕だけがいない街(8)』三部けい(KADOKAWA / 角川書店)
10位:『暗殺教室 18』松井優征(集英社)
11位:『七つの大罪 18巻』鈴木央(講談社)
12位:『東京喰種トーキョーグール:re 6』石田スイ(集英社)
13位:『監獄学園 20巻』平本アキラ(講談社)
14位:『ちはやふる 30巻』末次由紀(講談社)
15位:『進撃の巨人 attack on titan 18巻』諫山創(講談社)
16位:『僕だけがいない街(7)』三部けい(KADOKAWA / 角川書店)
17位:『黒崎くんの言いなりになんてならない 6巻』マキノ(講談社)
18位:『七つの大罪 19巻』鈴木央(講談社)
19位:『ちはやふる 31巻』末次由紀(講談社)
20位:『テラフォーマーズ 15』貴家悠、橘賢一(集英社)
集計期間:2016/1/1 ~ 2016/06/15
集計対象:ブックリスタがプラットフォーム提供する電子書籍ストアにて有料販売されたコンテンツ
booklista 上半期ランキング 2016から20位までを抜粋しました。
「進撃の巨人」19巻がどうどうの1位ですね!
これには驚きました!
これまで、コミックスで一番売れているのは「ONE PIECE」というのは間違いないので、「ONE PIECE 80巻」が1月に発売のはずですから、80巻が最も売れていると思っていました。
やはり、19巻の内容がシガンシナ区決戦編の熱い戦い、さらにマルコ死亡の真相が解明されるという展開だったから売れたのでしょうか?
「進撃の巨人」ファンとしては、嬉しい限りです!
しかし、やはりどう考えても「ONE PIECE」の方が売れているのではないかと思い、調べてみました。
その結果がこれです。
2 ONE PIECE(81) 尾田栄一郎 集英社
3 進撃の巨人(18) 諫山創 講談社
4 進撃の巨人(19) 諫山創 講談社
5 暗殺教室(17) 松井優征 集英社
6 暗殺教室(18) 松井優征 集英社
7 東京喰種:re(5) 石田スイ 集英社
8 ハイキュー!!(19) 古舘春一 集英社
9 ワンパンマン(10) ONE 村田雄介 集英社
10 暗殺教室(19) 松井優征 集英社
2016上半期ベストセラー(集計期間:2015.11.27~2016.5.25)
より抜粋させてもらいました。
日本出版販売株式会社集計による、「コミック」の2016年上半期ベストセラーの結果です。
集計期間にずれはありますが、やはり予想通り1位、2位には「ONE PIECE」が入っていますね。
この違いは、何なのでしょうか?
なぜ、電子書籍とコミックスとでは、これほど差が出来るのでしょうか?
この差について、考えてみました。
◆コミックスと電子書籍の売れている本の差とは何か?
電子書籍上半期1位が「進撃の巨人」という結果は嬉しい限りですが、コミックスではやはり「ONE PIECE」が一番売れているようです。
この電子書籍とコミックスの集計の差は、何なのでしょうか?
ここで、昨年一年間の電子書籍のランキングを調べてみました。
■総合
1位:『火花』又吉直樹(文藝春秋)
2位:『進撃の巨人 attack on titan(15)』諫山創 (講談社)
3位:『進撃の巨人 attack on titan(16)』諫山創 (講談社)
4位:『進撃の巨人 attack on titan(17)』諫山創 (講談社)
5位:『電撃PlayStation Vol.580 【プロダクトコード付き】』電撃PlayStation編集部(KADOKAWA / アスキー・メディアワークス)
1位から5位までの結果ですが、コミックスでは「進撃の巨人」の15巻から17巻が、上位を独占していますね。
ただ、注目は「ONE PIECE」が1作品も入っていないことです。
ブックリスタの2016年上半期集計でも7位に1作品入っているだけでした。
電子書籍では「ONE PIECE」はあまり売れていなく、購入する人はコミックスで買うということなのでしょう。
つまり、「進撃の巨人」は電子書籍でもコミックスで買う人もいるけれど、「ONE PIECE」は圧倒的にコミックス派が多いということですね。
ここから考えられるのは、「ONE PIECE」を買う人はほとんどがコミックスで買い続けており、「コミックスを買い揃えている」というでしょう。
やはり1巻からコミックスを買い続け、既に80巻以上集めているのであれば、電子書籍ではなくコミックスで揃えようとしますよね!
その点、「進撃の巨人」は次巻で20巻です。
コミックスで揃えなくとも「電子書籍」で購入しようと思う人も多いでしょう!
逆に言えば、これは「今から読み始めよう」と言う人が多いと言う事にも繋がるということですね!
そう考えると、管理人アースとしては嬉しいです!
今回の「2016年上半期で売れた電子書籍1位」という結果は、「最近読み始めた人が最も多い作品」という事実を反映していたら嬉しいなと思う管理人アースでした!
→ 進撃の巨人20巻あらすじ感想と考察まとめ!
→ 進撃の巨人20巻発売日8月9日までに抑えるべき考察ネタバレまとめ!
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私も電子書籍派です!
特典が欲しい巻は限定版も購入してますが、やっぱり嵩張るので……(^_^;)
昨年末の一挙放映からハマったので、アースさんのご考察通り最近読み始めた部類に入ると思いますσ(^_^;)
ジーンズ@農夫さん!
コメントありがとうございます!
>昨年末の一挙放映からハマったので
なるほど!
となると、電子書籍の方が手軽に集められますしね。
次巻20巻は限定版でしょうか?(笑)
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
もともと『進撃の巨人』のファンは、ネットを頻繁に利用する人が多いと感じています。
アースさんのブログも、ファンを増やすことに大きく貢献しているはずですよ。『進撃の巨人』は、ネットで作品を知る人の割合が結構大きいのではないでしょうか。
加えて、社会や文明を深く洞察する作品性が、ネット言論の性格と調和しやすいという側面はうすうす感じています。
もちろん、様々な解釈があること自体は望ましいと思います。ただ、私自身については、内容の普遍性に重きを置いて作品をアピールしたいと思っているので、なるべく作品を社会的に解釈することは控えるという個人的ポリシーでやっているつもりです。
Flügel der Freiheitさん!
コメントありがとうございます!
>『進撃の巨人』のファンは、ネットを頻繁に利用する人が多いと
これは感じますね!
というか、若いファンが多いのですよね!
当サイトの常連さんも中、高校生がかなりの割合を占めているように感じます。
この辺りもネットによる購入者が多い事を表しているのかもしれませんね。
>アースさんのブログも、ファンを増やすことに大きく貢献しているはずですよ。
だと嬉しいですね~。
「進撃の巨人」の魅力を伝える事に、少しでも貢献していたら、嬉しいです!
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース