第74話にて、とうとう調査兵団と故郷組の一騎打ちという様相になって来ました!
進撃ファンとしては、待ちに待った展開となっています!
ここで、この戦いの最もキーマンになるであろう、エルヴィン団長について、考察してみましょう!
◆以前から言われている「エルヴィン黒幕説」とは?
かなり以前からエルヴィン団長には「エルヴィン黒幕説」が付きまとっています。
その理由は「エルヴィンの不可解な表情」であり「多くの調査兵団員の犠牲」「裏目に出るエルヴィンの作戦」などが理由ですが、その考察は【進撃の巨人黒幕はエルヴィン説を徹底検証!】で行っています。
この時の検証結果として、管理人アースは「エルヴィン黒幕説は無い」と断言しています。
ただ、この検証は半年前です。
そして、現在行われているシガンシナ区決戦の一番のキーマンはエルヴィン団長だと言えるでしょう!
今一度、エルヴィン黒幕説は無いのか検証してみましょう!
◆エルヴィン団長に感じる違和感の原因とは?
半年前と現在とでエルヴィン団長の考察で違いがあるとすれば72話のリヴァイとの会話のシーンでしょう。
右腕を失っているエルヴィンを心配し、リヴァイは指揮をハンジに託して退けと忠告します。
しかしエルヴィンは「この世の真実が明らかになる瞬間には 私が立ち会わなければならない」とし、これを断ります。
その後リヴァイに「それは人類の勝利よりも大事か?」と訊かれ「あぁ」と肯定します。

このシーンのエルヴィンのセリフに違和感を覚えた人は多いのではないでしょうか?
管理人アースも、その一人です。
その違和感は「私が立ち会わなければならない」の『が』と「それが人類の勝利より大事だ」というところだと思われます。
シガンシナ区決戦の展開を読む前に、これは検証しておくべきでしょう!
◆結果としてエルヴィン団長は裏切るのか?
まず一つ目の「私が立ち会わなければならない」の『が』を検証してみましょう!
「この世の真実が明らかになる瞬間には 私が立ち会わなければならない」
このシーンでエルヴィン団長のセリフを普通に言うとすれば「この世の真実が明らかになる瞬間には 私『は」立ち会わなければならない」であり、『が』ではなく『は』であると思います。
これを『が』とすると言う事は「他の誰でもなく、私が立ち会わなければ」という意味になり、「エルヴィン自身の気持ちではなく、他の何かのために」エルヴィンは立ち会わなければいけないと考えているように感じられますね。
何故、何のためにエルヴィンは真実が明らかになる瞬間に立ち会わなければならないのでしょうか?
それは自分の為ではないのでしょうか?
もし、それが人類の為にならないことであるならば、エルヴィンは人類への裏切りを行った黒幕となりますね。
そして次に「それが人類の勝利よりも大事」という所です。
調査兵団にとって、人類の勝利よりも大事なことがあるのでしょうか?
エルヴィンにとっては真実が明らかになる瞬間に立ち会うことの方が大事なようです。
人類の勝利以上に大事なそれは、人類の勝利以上に人類の為になることなのでしょうか?
間違いなく、ならないでしょう。
これは、エルヴィン団長の個人的な価値観に基づいた判断だと考えられます。
つまり、この判断は調査兵団団長として行われたのではなく、エルヴィン・スミス個人での判断なのです。
現在のシガンシナ区決戦での最大の目的はエレンの地下室に行くことです。
それは、調査兵団にとってもエルヴィン団長にとっても共通の目的であるので問題はないでしょう。
しかし、獣の巨人を退かせウォール・マリアを奪還し、エレンの地下室にたどり着いた時にエルヴィンの目的が調査兵団と違っていたことが発覚したら…
例えば「この世の真実が明らかになる瞬間には 私が立ち会わなければならない」のは、その真実を世に明らかにして良いかどうかを自分が判断しなければいけない、などのエルヴィンの裏の顔があったとしたら…
リヴァイは今回の判断を信じて良いのでしょうか?
エルヴィンの黒幕説や裏エルヴィン説が真偽がハッキリするのはエルヴィンがエレンの地下室に辿り着いた時でしょう!
エレンの地下室に何があるのか非常に気になりますが、この時のエルヴィの表情、行動も要チェックですね!
【追記】
84話にて、エルヴィンが地下室に辿り着く前に死亡するという展開となりました!
たしかにエルヴィンには「地下室に行き、答え合わせをする」という目的がありましたが、最終的には人類のために獣の巨人を追い詰める作戦での負傷にて、死亡しています。
84話最新のあらすじ!にて、死亡展開が書いてありますので、見てみてください!
→ 【進撃の巨人エルヴィンの腕輪や隠し事が何かネタバレ考察!】
→ 【エルヴィンの腕は再生するのか検証!巨人化する?】
→ 【進撃の巨人のエルヴィンとリヴァイの過去は?】








