4月1日に公開された「進撃の巨人」アニメ2期ですが、見終わってから最大の謎に感じたのはアニメ26話の展開ではなく、OPとED曲にて流れた映像でしょう。
特にEDは、原作を読んでいる方なら誰もが食い付くように観てしまったのではないでしょうか？
あの文字はなんだ？
あの3人の少女は何なのだ？
そして、始祖の巨人の顔に入った亀裂が意味するのは？
そんな謎だらけ＝伏線だらけになっている「進撃の巨人」2期OPとEDを考察してみましょう！
◆「進撃の巨人」アニメ2期OP曲からの考察！
「進撃の巨人」は、アニメ1期のOPでもかなり深い伏線が貼られており、かなり話題になりました。
当サイトでも【進撃！巨人中学のアニメをアニメ1期伏線まとめから考察！】にてアニメ1期のOPでの伏線をまとめて、考察をしています。
そのため、今回始まったアニメ2期でもOPとED映像には、かなり期待が集まっていました。
そんな中、まずはOP曲の映像を見てみましょう！
1期を思い出させるLinked Horizonさんのカッコいい曲に乗せ、カッコ良く始まり立体機動のスピード感や動きも素晴らしく、クオリティーの高い仕上がりになっていました。
しかし、伏線という意味では、それほどの映像はありませんでしたね。
ただ、心臓部分を光らせて走っている動物たちと獣の巨人が不思議に感じられました。
これはOPに登場した104期生や
エレンゲリオンや鎧の巨人も同じでした。
動物達が心臓部分を光らせているのは、「生命」を表しているように感じられますよね。
動物好きの巨人newlife1さんは、登場した全ての動物を取り上げ考察し、コメントしてくれました。
特に「恐竜・ティラノサウルスと背中が派手なスピノサウルス、ジュラシックパーク３か!と突っ込みを入れてしまいました。これもあり得るといいたいですが、ティラノの生息した地域は現代の北アメリカ、スピノは現アフリカ北部のはず、制作側のミスとも取れますが、これにも何かしらの伏線が…?」というコメントは専門すぎて、こちらはツッコミを入れれないくらいの考察でした（笑）
そして、この映像の意味は「ユミル・フリッツが有機生物の始祖に触れた」事をさしているのではと考察されています。
この考察は他の方もされており、玉無しの巨人さんは「『ユミル・フリッツの想い』からの映像」と表現されています。
動物好きの巨人newlifeさん、玉無しの巨人さん！
考察ありがとうございました！
管理人アースも同じように、「有機物の起源」に触れたとされるユミル・フリッツを思い出しましたね。
そして同時に、エレンゲリオンと鎧の巨人の心臓部分が光っている事に引っかかりました。
あぱしさんもコメントで、「明らかにうなじではないところが光ってませんか？」と言われていますが、全くその通りで違和感を覚えますよね？
ここから考えられるのは「知性巨人は生きているのではないか？」です。
これは88話でクルーガーが言っていた「進撃の巨人」の説明である「その巨人は…自由を求め続けた」という表現に感じた違和感とも一致します。
つまり、知性巨人は生きており、意志があるということを表しているため、巨人の心臓部分が光っているのではと考えられます。
これは確定できる考察ではありませんが、OP映像が「有機物の起源」「生命」を表しているのは間違いないかなと思われます！
さらに、動物好きの巨人newlifeさんの考察は続き、特にこのカメレオンに引っかかっていました。
このカメレオンはナマクアカメレオンという種類であり、かなりマニアックだとのことです。
なぜ、ここで登場するカメレオンがナマクアカメレオンでなければいけなかったのかを考察し、結論としては「すべての動物に共通することは、珍しい進化を遂げてきたということぐらいでしょうか。シマウマの縞とか、鼻が長くなったゾウとかのように。」と出していました。
これ、けっこう面白い考察だなと感じました。
有機物の起源、生命を表すOPで、独自に進化を遂げた動物達が獣の巨人とともに登場している…
これって、巨人は進化のいち過程で登場した動物ということを指しているのでしょうか？
面白いですよね！
ただ、ハンジがこの巨人化能力は「何かの道具である」と第26話で自然発生していることは否定していますが…
しかし、「巨人が独自の進化を遂げた生命である」という考察は、頭の隅に入れておいた方が良いですよね！
次にED曲を考察してみましょう！
◆「進撃の巨人」アニメ2期ED曲からの考察！
まさかの神聖かまってちゃんの曲に乗せ始まったED曲は、OP曲とは対称的に、かなり伏線が貼られていると感じられる内容となっていました。
しかし、神聖かまってちゃんの曲は、本当に不安感を煽られますね。
良い意味で、このED曲の映像とは、本当にマッチしていると感じました。
それでは順番にED曲の映像を見て行きましょう！
まず、原作に登場する絵本の場面を思わせる絵から始まります。
これは、これまでに原作54話と86話に登場した絵本の絵と同じ構図ですよね！
この少女がユミル・フリッツではないのかと考えらていることから、OP曲から連想された「生命」「有機物の起源」とも一致します。
おそらく、原作に登場した絵本で間違いないでしょう。
つまり「有機物の起源」、そして86話でこの絵が登場した「巨人の力の誕生」を表していると考えられます。
そこから映像は一瞬影を映します。
これは巨人の影でしょうか？
ちょっと分かりませんね。
そして、女型の巨人と戦う人々が登場し、
続いて一瞬、これが映ります。
最初、指輪かと思ったのですが、よく見ると「周りに文字が書いてある缶詰」かなと分かりました。
上の缶詰には「ニシン」の「ニ」の文字が見えますよね？
これは第38話で登場した、ライナーとユミルのニシンの缶詰ではないかなと思いました。
間違いなく、今回2期アニメにて登場するので、ニシンの缶詰で間違いないでしょう！
そして、再び一瞬だけ「845」の数字が見えます。
シガンシナ区陥落の年である「845」を表していると思われますが、「なぜここで？」とは感じますね。
そして、EDでも大きな伏線と感じられる場面である、初代王？か王らしき人物と信者らしき人々が映し出され
骨と化した遺体と、その臓物？を泣きながら食べる3人の少女が登場します。
これは意味深ですよね！
コメントでもかなり多くの考察が書かれた場面でもあり、芋をふかした者さん、コンロガスさん、やきものさん達は、この3名の少女は壁の名前で登場している「マリア」「ローゼ」「シーナ」ではないかと考察されています。
管理人アースもそう思いますね。
おそらくは、この骨となった遺体がユミル・フリッツであり、この3名の女の子がユミル・フリッツから巨人の力を赤子継承したという描写かなと考えられますよね。
ただ、ユミル・フリッツから継承したのは「9つの巨人」であり9名いるはずなので、まだ別に6名いるはずです。
ここから管理人アースは、「もしかしたら、この3名は捕食から巨人の力を継承し、残り6名が赤子継承したのか？」とも思いました。
この辺りは全くの妄想であり、考察と呼べるものなのか分かりませんが…
ただ、この遺体を捕食する少女と王？の描写は間違いなくかなり重要な伏線でしょう！
そしてその後、見たことが無い文字が登場します。
2枚登場します。
これまで壁内で登場したカタカナを逆さまにした文字でもありませんし、そもそもカタカナではないでしょう。
86話ネタバレ考察！パラディ島のモデルから文字を検証！にて、これまでに登場した壁内の文字、マーレの文字を考察しているので見てみてください。
ただ、今回のこの文字は、これまで全く登場していないはずです。
しかし、この文字というのを原作と切り離して考えると、これまでアニメでは壁内文字は登場したことが無いと思われます。
原作では第1話にて「ドウグヤ」という文字が登場していますが、アニメではカットされていました。
ここから、もしかしたらアニメの壁内文字は、原作とは違うのかもしれませんね！
となると、この文字がアニメでの壁内文字なのでしょうか？
それとも…原作でも登場していない「東のマーレ敵対国」とかの文字…？(・_・;)
この辺りは、これ以上は考察できませんね。
ちなみに、今回冒頭にて本が登場するのですが、
そこに書かれている文字と同じ種類であると思われます。
これは、芋をふかした者さんがコメントにて考察です！
芋をふかした者さん！
ありがとうございます！
ここで、ノーラさんからTwitterで、アニメでも文字が登場しているとの指摘を受けました。
@singekinb アースさんこんにちは。EDの考察見させていただきましたが、アニメの方にも一応カタカナ文字が存在しているということを指摘させてください。ただ、出てきたのは一度だけであり、さらに本編ではなくOVAですので情報に加えていいのかってところですが…。あと、この文字原作と逆なんですよね^^; pic.twitter.com/Utd5pl0Ics
— ノーラ (@no_ra_11037) 2017年4月4日
OVAでの文字登場は忘れていましたね（笑）
もしこの文字から、TVアニメでも同じであると考えるならば今回の文字は「東洋の文字」か「古代文字」のどちらかかなと思います。
ノーラさん！
情報、ありがとうございました！
そして、その後海から陸へと上がる巨人たちと、それに対抗する人類の描写が登場します。
巨人に襲われ逃げる人々の描写があり、
人間を食い尽くし、地面を平らにするような巨人の行進の描写が登場します。
そして、また前のニシンの缶詰のように、一瞬だけ白黒の画像が映り始めます。
こちらは良く分からない、写真のような画像です。
そして、ウォール教の円陣を組む場面が映ります。
その中の女性でしょうか？
その後、巨人から追われ、パラディ島を目指して移動する人々？の描写が映ります。
そして、また一瞬花畑と
青空が広がる山の風景が映り
朝日に向かって飛ぶ鳥の描写が登場します。
これが夕日ではなく朝日であるとは、諫山先生がコメントされているとギラさんからの情報です。
ギラさん、ありがとうございます！
そして、そこから巨人が、地面から何体か起き上がり9つの巨人が登場します。
そして、始祖の巨人の顔には、バツ印が…
これは不戦の契りを表しているのでしょうか？
このバツ印に関しては、PANDAさんが「若かりし頃グリシャが所属したエルディア復権派のものではないでしょうか」と面白い考察をしています。
たしかにエルディア復権派の印と同じですよね！
これ、もしかしたら繋がっているのかもですね！
そして、PANDAさんは「過去の歴史というものは、簡単に歪み狂わせて伝承させることが出来るっていう意味では、やはり伏線なのでしょうかね？」「何が正しくて何が間違っているのかは見方次第って、訴えているようにも感じました」と、このED映像と神聖かまってちゃんの曲を解釈されています。
なるほど！
このEDは、やはり原作の展開に反映する伏線なのかもしれないですね！
PANDAさん！
面白い考察、ありがとうございます！
これでED映像は終わりますが、細かい一つ一つの画像で、何を指しているのかは分からないのもありましたが、全体として感じたのは「失われた世界の歴史」を表しているように管理人アースは感じました。
もしかしたら、マーレから逃げてきたパラディ島に移住した、壁内人類の歴史を表している映像なのかもしれませんね。
しかし、途中の臓物を泣きながら食べている少女3名が気になりますね。
これは壁が出来た経緯を表している、重要な鍵となる伏線のような気がしますね。
ある意味、今回の内容よりも気になるED映像となっていました！
まだまだ、考察しなければです！＼(^o^)／
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