先日の産経ニュースにて、面白い記事を発見しました。
「亜人、東京喰種、進撃の巨人がヒットする理由」というタイトルで、その人気の理由を分析しています。
この三作品を追いかけている管理人アースとしては、非常に気になるタイトルで、面白く読ませていただきました!
この分析を紹介し、三作品を追いかけている管理人アースの見方も紹介したいと思います!
◆5月15日産経ニュースでの三作品がヒットする理由を紹介!

「進撃の巨人」「東京喰種」「亜人」は現在かなり人気の漫画であり、共通点はやはり「残虐な描写」でしょう!
この辺りから、立正大学客員教授で心理学者の内藤 誼人先生は「好奇心で見てしまう」と三作品の人気理由のひとつを挙げます。
「見ちゃダメ」と言われるような残虐な作品を見たくなるという、ホラーに対する心理と同様だと説明します。
そこからこれらの作品にハマる人の傾向を挙げ、「親に厳しく躾けられた人ほど見たくなり、良識的で常識的な人ほどハマるのでは」と説明しています。
最後に「ハマり過ぎると暴力的になる影響も」と、特に子供に対する悪影響の示唆もコメントしています。
この記事は産経ニュース「亜人、東京喰種、進撃の巨人がヒットする理由」にて掲載されています。
見てみてください!
この記事を読んだ管理人アースは「なるほど」と「そうかな?」の両方の感想を持ちました。
◆三作品の人気の理由を管理人アースが分析!

内藤先生が説明されている通り「好奇心で見てしまう」という分析は間違いないでしょう!
この三作品の共通点で、最も代表的なポイントは「残虐な描写」です。
「進撃の巨人」はご存知の通り「巨人が人を捕食する描写」が、かなりエグいですよね。
「東京喰種」は喰種が人を捕食するシーンや、拷問シーンなどが、かなり残酷となっています。
「亜人」は不死身である亜人を実験するシーンは、かなり残酷でしたし、人が簡単に死んでいく描写は「進撃の巨人」に近いですね。
確かにこれらの描写はショッキングであり、そのため好奇心を刺激され読みたくなるかもしれません。
ただ、これだけが人気の理由なのでしょうか?
管理人アースは、「残酷な描写」は読むキッカケにはなるけれども、人気の理由がそれだけとは思えません。
ここで、この三作品を追いかけている管理人アースなりの理由を検証してみましょう!
◆管理人アースが、この三作品を追いかけている理由を検証!

管理人アースは振り返って見ると、残酷な描写が登場する漫画を好んで読んでいるような気がします。
この三作品以外にも「寄生獣」は大好きであり、これまで読んだ漫画の中では一番気に入っており、「進撃の巨人」と甲乙つけがたいほどです。
この「寄生獣」も残酷な描写が多々あり、パラサイトが人間を捕食する描写が多々登場します。
しかし、管理人アースが「寄生獣」を好む理由は残酷な描写が好きな訳ではなく、「人間とは何か」をテーマにした、「命」を考えさせられる作品だからです。
では、「東京喰種」の魅力は何でしょうか?
一言で言うと、人間である主人公 金木研が喰種の細胞を移植され、人間と喰種の間で葛藤する様々な場面が、魅力だと思います。
「人間とは何か?」「人間の定義は?」と人間と喰種の違いから考えさせられるところが魅力とも言えますね。
「亜人」の魅力は何でしょうか?
亜人という「死なない人間」との設定から、「人間って死なないと、こういう考え方になるのか?」と考えさせられるシーンが度々出てきます。
人間にとって命とは何か?というテーマが、奥底に流れている作品だと感じられ、そこが魅力とも言えますね。
「進撃の巨人」の魅力のひとつは、絶対的に勝てない相手である「巨人」に抗う、人類の諦めない姿勢ですよね。
その巨人との戦いで、命を投げ打って人類の為に死んでいく兵士の姿は、本当に熱いです!
この時に簡単に死んでいく「命とは何か?」と自然と突き付けられます。
管理人アースは、これらの「残酷な描写」が多々登場する人気漫画には、全て「命」というテーマが流れているように感じられ、そこが魅力に感じるのです。
◆「残酷な漫画」には「命」がテーマなのか?

最初に「残酷な描写」は読むキッカケになると考察しました。
その通りなのですが、さらにその描写には「命」を考えさせられる意味も含まれているように感じるのです。
やはり「死」のシーンでは「生」を考えさせられます。
さらにこれらの作品に共通するのは、「葛藤」でしょう!
「進撃の巨人」ではエレンの「巨人を駆逐する」という目標に向かいながらも、何も知らず、思い通りに行かない場面が多々あり、そこでエレンは様々な葛藤をしています。
「寄生獣」の主人公 泉新一はパラサイトと人間の間で多くの葛藤をしています。
「東京喰種」では、主人公の金木研が、人間と喰種の間で葛藤し、「亜人」では、主人公 永井圭は、未だキャラクターが掴みきれませんが、自覚していないながらも、自分の人間性について葛藤しているようにも見えます。
これらの作品の主人公は、常に何かを抱えており、葛藤しています。
そしてそれは往々にして「命をかけた葛藤」なのです。
そこでの葛藤は自分の命を左右する事に対する葛藤であり、あるいは他の人々の命を考えての葛藤となっています。
そのような命をかけた葛藤に苦しむ主人公に、読者は心を揺さぶられるのではないでしょうか?
管理人アースの考察は、内藤先生の「良識的で常識的な人ほどハマるのでは」との説明とも合いそうですよね!
良識的で、常識的な人は、やはり「命」や「生と死」というテーマに真面目に考えるのだと感じます。
管理人アースが良識的かどうかは分かりませんが(・_・;)
そして内藤先生の仰る通り残酷な描写は、ハマり過ぎると子供には悪影響を及ぼすと思います。
やはり、ある程度分別が付き、「生と死」「命」について考えられる年頃から読むと良いと思います!
ただ、そのような年頃になれば、「残酷な描写」よりも「考察」の方に夢中になる秀逸な作品ばかりだと思いますが…(笑)
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