進撃の巨人

進撃の巨人ネタバレ81話考察!ジークの父親がグリシャか発言から検証

「進撃の巨人」81話「約束」の伏線にて最も重要な伏線と思われるのは、ジークの発言でしょう!

「レイス王によって『世界の記憶』を奪われたのは悲劇だ」「お前は父親と違うだろ?」など、考察好きにはたまらない発言が続々と登場しました!

これらの発言が意味する事は何なのでしょうか?

すると、ジークの父親はグリシャという可能性が浮上しました!

ひとつひとつ検証し、見て行きましょう!

◆81話ジーク戦士長の発言を検証!

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「進撃の巨人」第81話「約束」より

81話にて登場した、ジーク戦士長の発言を順番に検証して行きましょう!

まずはこの発言からです。

「哀れだ…歴史の過ちを学んでいないとは…」「だから何度も繰り返す」

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「進撃の巨人」第81話「約束」より

エルヴィンが率いていたマルロたち新兵が、石つぶて攻撃第1弾に当たらず助かったものの、逃げずに特攻作戦を続け立ち向かって来るのを見て、ジーク戦士長が言った言葉です。

この言葉から以前にも壁内人類が特攻作戦を決行していたことが窺え、「何度も繰り返す」から、過去に数回は特攻作戦を決行しているようにも感じられますね。

「しまいには壁の中の奴ら全員年寄りから子供まで特攻させるんだろうな…」「どうせ誇り高き死がどうとか言い出すぞ」

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「進撃の巨人」第81話「約束」より

この発言を読んだ時に、一般論的に考えられる例を挙げているのかなという印象をまず感じたのですが、読み返すとあまりにも具体的過ぎるのではと思い直しました。

これは実体験、もしくは歴史的事実に基づいた言葉なのではないでしょうか?

「…発想が貧困でワンパターンな奴らのことだ」「…ふざけやがって」

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「進撃の巨人」第81話「約束」より

「ふざけやがって」という言葉は明らかに怒りを表していますよね。

表情もその通りです。

「発想が貧困でワンパターンな奴ら」に対する怒りだと思われ、これは特攻攻撃をしている兵士ではなく、間違いなく「させている奴ら」でしょう。

今回の特攻作戦に関してはエルヴィンに当たりますが、先ほどの実体験に基づいた事実という推察を踏まえれば、ジーク戦士長の身内を特攻作戦に参加させるために「誇り高き死がどうとか言い出した」奴らに対しての怒りでしょう。

最初の考察である、以前にも壁内人類が特攻作戦をしている事実があることから、ジーク戦士長の身内が以前に壁内人類の特攻作戦に参加させられ死亡しているのでは、と窺えますね。

これはこの後の3名の特攻兵士を石つぶてによって攻撃した後に呟いた「…」「あ~あ」「かわいそうに…」と言った時の表情からも察せられます。
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「進撃の巨人」第81話「約束」より

この前のシーンでの「何の意味があるってんだよ!!」というセリフからは相手を馬鹿にしているように感じられますが、言い方から軽い感じに受け取れる「かわいそうに」というセリフとは裏腹に、表情からは命懸けで向かってきた相手を殺した事に対し、何かを想っているように見えます。

間違いなく相手を馬鹿にしてはおらず、憐憫を感じさせる表情ですね!

つまり、この時に「誇り高き死がどうとか」言われ特攻作戦に参加させられた身内と、自分が殺した3名の特攻兵士を重ねたのではないでしょうか?

「レイス王によって『世界の記憶』を奪われたのは悲劇だ」

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「進撃の巨人」第81話「約束」より

その身内が特攻作戦に参加したのは、レイス王に奪われた「世界の記憶」の時代に起きた事実だと、この発言から窺えますね。

つまり100年以上前に起きた事でしょう。

そしてレイス王により壁内人類が「世界の記憶」を失った事によって、自分の身内と同じように死んで行く命を見たので、熱くならないはずのジークが、思わず怒ったのだと考えられます。

その生命を奪っているのが自分なのですから、さらに怒りは倍増でしょう!

ジーク戦士長から見れば、レイス王に「奪わされている」という感覚があるのかもしれませんね!

ここまでで「ジーク戦士長の身内が、レイス王によって奪われた『世界の記憶』の時代に、特攻作戦で死亡した」と考察出来ました。

では、この身内とは誰なのでしょうか?

やはり、今回のジークのセリフにて登場した、父親が特攻作戦にて死亡したと考えられますよね。
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「進撃の巨人」第81話「約束」より

ただ、ここで故郷組に属する父親がレイス王の特攻作戦に参加して死亡するのはおかしいと思いますよね?

りヴたんさんから「猿がレイス「王」と言っているのですが、敵対しているのなら、王という称号をつけるでしょうか。」とのコメントもいただきましたが、ここから考えられるのは100年以上前、もともと故郷組とレイス家は敵ではなく、共通の敵と戦っていた味方同士では無かったのかと思われます。

その時「座標」、「巨人の頂点に立つ力」を持っていたレイス王家によって巨人化された人間による特攻作戦にて戦争が繰り広げられており、ジーク戦士長の父親もこの時に特攻作戦に参加したではと予想出来ます。

ジークの「何マジになってんだよ?」「お前は父親とは違うだろ?」という言葉から、父親は物事を本気で考える性格であり、その気にさせられ、特攻作戦にて死亡したのではと考えられます。

ちなみに、この「本気になる」「特攻作戦に自ら参加する熱い性格」から、エレンに似ていると思いませんか?

「死に急ぎ野郎」と呼ばれるエレンの特攻気質の重なりますよね?

このジークの父親はエレンと似た性格なのでしょうか?

まさかグリシャという事ではないでしょうか?

◆ジークの父親発言から、グリシャが父親なのかを検証!

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「進撃の巨人」第71話「傍観者」より

まず、グリシャが父親では年齢が合わないと思いますが、グリシャイエガーの経歴プロフィールまとめ!の「グリシャとは何者なのか?」にて書いていますが、グリシャは100年以上前の巨人開発者の一人であり、何らかのトラブルで無知性巨人化し、壁外をさ迷っていたと考察しています。

つまりは、グリシャが数十年間、無知性巨人としてさ迷っていたとしたら、その間老化しないため、年齢の問題はクリア出来ます。

さらにコメントにて、さすらいの普通人は「グリシャは壁外にいた時に、ジークという子供を設けていた。つまり、エレンとは異母兄弟ということになります。」との考察も頂いており、これは今回の考察と重なりますね!

ジャン団長さんからもグリシャがジークの父親ではとコメントがあり「無知性巨人だと歳をとらない事を考えると可能性もあるかなと…」と考察しています!

さすらいの普通人さん、ジャン団長さん!

考察コメントありがとうございました!

ここから、これまで行ってきた考察を合わせて考えると

「ジーク戦士長の父親であるグリシャは、『世界の記憶』の時代に特攻作戦で無知性巨人化し、壁外を数十年さ迷い、偶然に巨人化能力者を捕食しキースに拾われ壁内にて暮らし始めた」

という事になりますね!

さらにジーク戦士長から見れば、家族である自分を捨てて、無知性巨人化して特攻作戦に身を投じたグリシャの事を否定したくなるのは分かります!

ただ、赤いたぬきさんからからのコメントで「グリシャが80年壁外をさ迷っていたのなら、ジークは80歳になってしまいます」とご指摘いただきました。

確かにその通りですよね!

赤いたぬきさん、ありがとうございます!

では、50年くらいさ迷っていたとすると、壁が出来てから無知性巨人化したことになるので、辻褄が合わなくなります。

そこで、これも赤いたぬきさんからのコメントですが、「グリシャはジークの親の親であり、祖父ではないか」と考察してくれました。

このように考えれば辻褄は合いそうです!

これまでの管理人アースの持論は、ジークは「グリシャの兄弟」でしたが、今回の考察からは「グリシャの親」となりそうな気配です(笑)

今回のジークの発言には「ジーク戦士長の父親はグリシャである」という意味が含まえれている事が考えられました!

この答え合わせは、グリシャの地下室に到着すれば出来るのではないでしょうか?

これは、これまで以上に地下室が待ち遠しくなりましたね!

【追記】

予想通りグリシャはジークの父親だと第86話「あの日」にて判明しました!

86話あらすじ!「あの日」の感想考察!にて見られますので、見てみて下さい!

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