第78話「光臨」にてアルミンがベルトルトに交渉を持ちかける場面があり、78話の大きな見どころとなっていました。
ベルトルトに交渉を持ちかけたアルミンの真意には策略という狙いだけではなく、104期生同期としての気持ちも大きくあったはずですが、その気持ちがエレンには無いような描写がありました。
アルミンの気持ちが理解出来ないエレンには、どのような意味があるのでしょうか?
検証してみましょう!
◆アルミンのベルトルト交渉の真意とは!?

ハンジがベルトルトを倒すため、部下に指示を出し動き出しましたが、アルミンは「最後の交渉チャンス」だと単独行動でベルトルトに声を掛けます。
その真意にはベルトルトの言う通り、ライナーを倒すための「時間稼ぎ」という狙いがあるとは思いますが、同期であるベルトルトへの気持ちが大きく作用している事は間違いないでしょう。
それは77話「雷槍」にて、ライナーを殺したと思ったアルミンが言った「交渉…できる余地なんて無かった…」という言葉からも感じられます。

この時涙を浮かべながら語るアルミンには後悔と悔いが強く感じられ、「今回は同じ事を繰り返したくない」という気持ちが強くあることが想像出来ます。
この時の気持ちが今回78話でのベルトルト交渉に繫がっていることは明白でしょう!
しかし、エレンはこの時のアルミンの行動を理解出来ないようです。

なぜなのでしょう?
参考に、ライナーを殺したと思ったアルミン以外の104期生の気持ちはどうだったのか見てみましょう。
サシャとコニーは明らかに悲しんでいます。

自分たちの手で殺したと思っている事が大きく感情を揺さぶっているのでしょう。
ジャンも口では認めていませんが浮かべている涙から、強い悲しみを感じますね。

ミカサはどうでしょうか?
アルミンの「仕方なかった」という言葉を受けて、思う所はあるように見えます。

では今回考察するエレンはどうでしょうか?
ライナーが死亡したと思っている時の表情はこうです。

ちょっと気持ちは読み取れませんね。
ただ、今回のアルミンの行動が理解出来ない所から、ベルトルトと会話をしたいと言う気持ちが無い事は窺えます。
なぜエレンだけは、このように割り切れていれるのでしょうか?
70話「いつか見た夢」では自分を言い聞かせようとしているエレンが描写されていました。

この時にはライナー、ベルトルトへの複雑な気持ちがある事が感じられ、間違いなく同期としての感情があったのが分かります。
ただ、75話「二つの戦局」での「ぶっ殺してやる」のシーンで吹っ切れたのかもしれません。

この場面でのエレンゲリオンの鎧への雄叫びには、そのような決心が感じられます。

ここでエレンと他の104期生との間に気持ちにおいて大きな差が出来たのかもしれませんね。
やはり、今のエレンには今回のアルミンの気持ちが理解出来ないと言うことになります。
ここから今後どのような展開が生まれるのでしょうか?
007Wさんからのコメントから考察してみましょう!
◆007Wさんからのコメント!エレンとアルミンの仲違い伏線か?

007Wさんから「エレンとアルミンの考えのギャップですが、これは以前作者が言っていたエレンとアルミンが喧嘩をする伏線だと思います。」とのコメントをもらいました!
他の方からも同じようなコメントをもらっています!
コメントありがとうございました!
「エレンとアルミンがこのまま仲良しのままでは終わらない」と作者がコメントしていたというのは聞いたことがあります。
ということは、今回のエレンがアルミンの気持ちを理解出来ない場面は、エレンとアルミンの仲違いへの伏線ということになりそうです!
では、今後エレンがアルミンに今回の交渉について問い詰めるシーンがあるかもですね!
「なんであの時ベルトルトを止めたんだ!そのせいでハンジ班は全滅してしまったじゃないか!」「あいつらは殺さなきゃいけない敵なんだ!」とエレンがアルミンに食って掛かる展開が来るかもしれません!
現在78話では、ハンジの安否は分からず、エレン、アルミン達はエルヴィンとリヴァイとも距離が離れています。
このような時にこの展開が来たら、かなりヤバイです!
これは色んな意味で、今後の展開か目が離せませんね!(^_^;)
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