巨人を目の当たりにし、心が折れた自分に苦しんでいるローザ。
ここ数話のローザを見ていると、こちらも苦しくなってきますよね!
しかし今回52話にてローザは、とうとう吹っ切れます!
彼女を救った人物は!?
その展開は本編「進撃の巨人」では、まずあり得ない展開となっていました!
要注目の52話を見て行きましょう!
◆「Before the fall」ネタバレ52話「冀望の原点」あらすじ&内容!
シャルルの兄・シャビィがカルロ隊長、ホルヘ教官、キュクロ、カルディナに向かい、特別訓練クラスからの離脱者が相次いでいることに対し、詰問する場面から始まります。
このままでは立体機動装置を使用する十分な人数が確保できないのでは、とシャビィはカルロ隊長に続けて尋ねます。
その言葉に対し、現在残っている特別訓練クラスは少数精鋭であり大丈夫だとカルロは言い切ります。
その言葉をもらい、シャビィは退室します。
残ったキュクロ達は、実際には残っている17名の特別訓練クラスの半数が揺れており、離脱する可能性があるのではと話し合います。
このままでは立体機動装置を使用する兵士が足りなくなってしまい調査兵団解散の危機となりますが、それを置いてでもキュクロは「ここで心が折れているようでは巨人に立ち向かえない」と言い切ります。
その言葉を踏まえ、カルロ隊長は残った訓練兵を見守る事に決めます。
場面は、ベッドで寝転び巨人への恐怖に揺れ、泣いているローザに移ります。
カイたちと共に調査兵団に入団しキュクロと共に巨人と戦いたいという気持ちと、巨人への恐怖の為に離脱したいという気持ちに挟まれ、ローザは苦しんでいます。
そこに同室となるシャルルが入室します。
始めはお互い敬語でしたが会話をしている間に打ち解け、自然に距離を縮め合います。
ローザはシャルルのことを前から知っていたと話し、キュクロが「とっても大切な人だ」とシャルルについて説明していたことを伝えます。
そこからさらに「シャルルとキュクロは恋人同士なの?」と、ズバリ聞きます。
その質問に驚くシャルル!
ちょっと距離を縮めすぎでは?(・_・;)
少し間があり、シャルルは「わからないわ」と答えます。
「巨人の子」であるキュクロを殺そうとしたところからの出会いを語り、その関係が決して「恋人同士ではない」事を説明します。
しかし、その上でシャルルは「私はキュクロが好き!」「愛している」と言い切ります!
そしてローザもキュクロが好きなのだろうと察したシャルルは、そのままローザと対峙します!
やっぱり一気に縮めすぎ!(;´Д`)
しばらくの間、二人には何とも言えない緊迫感が漂いますが、ローザが「ふうっ」と息をつぎ、沈黙を破ります。
その後、ローザは自分のキュクロに対する感情が「恋愛」ではなく「憧れである」と説明します。
そして続けて、キュクロへの憧れは同時に「男の子になりたい」というローザの気持ちの表れであるとも語ります。
「男の子になりたい」という願いは叶わない希望ですが、シャルルが開発した立体機動装置が「女の子のままの自分を強くしてくれるアイテム」であり「シャルルのおかげだ」と、真っ直ぐシャルルに感謝の気持ちを言います!
完全に吹っ切れるローザ!
翌日の2次選抜テストにローザが合格する描写があり、終わります。
◆第52話の感想と考察!
本編「進撃の巨人」でこの展開は、まず見られないだろう!
読後、まずそう思いました(笑)
「進撃の巨人」の特徴のひとつに「恋愛描写が少ない」というものがあります。
ジャンのミカサへの想い、ライナーのクリスタへの気持ちなど恋愛設定は登場しますが、そこだけの描写となっています。
今回のローザが「恋人同士なの?」とシャルルに尋ねたり、シャルルがローザに「私はキュクロが好き!」と言うような場面はこれまで登場していません。
「進撃の巨人」では、おそらく今後も登場する事は無いのでは、と思われます。
この展開は「Before the fall」ならではと言えるでしょう!
スピンオフ作品というのは、「本編の補填」という役割もあると感じるので、そういう意味ではまさに「進撃の巨人」には無い恋愛展開を「補填」したと言えますよね!(笑)
そしてこれは原作の小説版「Before the fall」にも見られなかった展開なので、そこもまさに補填したと言えます。
今回の展開はいろいろな意味でコミカライズ版ならではのオリジナル展開でした!
さて、とうとう揺れ続けていた気持ちから脱却したローザですが、今後どのように動いていくのでしょうか?
次なる展開は?
53話は、さらに要注目ですね!\(^o^)/
→ Before the fall53話「経始の躓石」の感想考察!
→ Before the fall51話「巨影の枷鎖」の感想考察!
→ 進撃の巨人Before the fallのネタバレ考察!
→ 【進撃の巨人ネタバレ全話まとめ】
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本編では、大筋ではパラディ勢がマーレに対して勝利を収めたと断言してしまってよいと思いますが、この勝利を支えた最大の要因は立体機動装置だったと思います。
パラディは私たちの現実世界の19~20世紀と共通する文明では遅れていたようですが、立体機動装置は巨人との直面という環境の中でいわば「ガラパゴス」的に発達した独自の文明の産物でした。
その立体機動装置を生み出したアンヘルやキュクロたちの奮闘は味わい深く、こちらのスピンオフの紹介はすべて拝見しておりました。
キュクロをめぐるシャルル・ローザの三角関係。
キュクロにとって本命はあくまでもシャルルだろうと思います。
しかし、ローザは可愛いので好きなキャラです。
絵ではローザは目がまん丸で、口も丸く開けていることが多く、「丸三つ」の顔が何とも可愛らしい。
ここ数回のご紹介で、そのローザが元気を無くしているのが気になっていました。
しかし、他でもないシャルルがきっかけで立ち直るという展開は嬉しく思いました。
立体機動装置という設定が、ここまで重要なアイテムになるとは当初は思いもよりませんでした。
「巨人を倒すためだけに生まれた装置」でしたが、今となっては「パラディが勝利を収めるための装置」となっていますね!
アンヘル、ホルヘ、キュクロ達が生んだこの装置は、壁内人類の運命を大きく開く事になりました!
そうやって読むと、この作品は感慨深いですよ!
そしてこのBTFのもうひとつの顔が恋愛展開です。
この辺りの展開は小説版にもない、コミカライズオリジナルとなっていますが素晴らしい展開ですよね!
進撃にも見かけられない展開なので、いろいろな意味で素晴らしいスピンオフですよ!
最後の最後まで、見届けたいですね!(*^^*)
管理人アース