2ヶ月後に壁外遠征を敢行し巨人討伐という実績を出さなければ解散が決定している調査兵団は、立体機動装置を使いこなせる兵士を育てる為にカルロ隊長、ホルヘ教官、キュクロ、カルディナ達が新兵を訓練するためのスケジュールを必死に作成していました。
それらをベルンハルト隊長の指示の元、監察するシャビィ。
いったい調査兵団はどうなるのでしょうか?
そしてキュクロは立体機動装置にて巨人を倒せるのか?
今回はキュクロがなぜ巨人を倒そうとしているのかが、今一度提示される回となっています。
13巻最終話となる第48話を見て行きましょう!
◆「Before the fall」ネタバレ48話「戦いの理由」あらすじ&内容!
47話最後の場面であるシャルルが兄シャビィの部屋を訪れる場面から始まります。
シャビィはシャルルに家を飛び出した事を責め、2ヶ月後の壁外遠征が終わったらウォール・シーナにある屋敷に戻るよう言います。
そんなシャビィにシャルルは反発し、シャビィが非常に危険を伴う壁外遠征に同行する目的を追及します。
「調査兵団の遠征を失敗させる為に同行するのか?」と、シャビィにズバリと突き付けますが、シャビィは「フッ」と笑い、場面は変わります。
新兵たちが夕食を摂る食堂にて、カルロ教官が姿勢制御訓練の結果を踏まえた、訓練クラス分けを発表します。
新型装備である立体機動装置に特化した特別訓練クラスには5名選ばれ、その中にイーヴォとフーゴが選ばれる結果となりました。
選ばれなかったことに落ち込むローザ
しかし、その後の補欠合格者が25名選ばれ、その中にローザ、カイ、フェリクスも選ばれます。
特別訓練クラス合格者、補欠合格者に選ばれたのは30名であり、それ以外の者たちは後方支援にまわる事になり、その者たちにホルヘ教官は自ら指導すると説明し、叱咤します。
落ちた者も合格した者も同じように敬礼し、緊張感が生まれます。
そのように、モチベーションが上がっているローザやカイ達の表情を見ながら、キュクロは「彼らならいずれ立体機動装置を扱えるようになるが」「問題は残り2ヶ月で間に合うかだ」と、2ヶ月後に迫った壁外遠征に立体機動装置の操作ができるようになるかを危惧します。
場面は夜が明け、翌日となります。
カルロ隊長は特別訓練クラスに選ばれた30名をウォール・マリアへと外出します。
馬車での移動となり、ローザやカイ達が乗った馬車はホルヘ教官が御者をしています。
乗っている新兵達は皆疲れ、眠っています。
そんな中、ローザは目を覚まし、ホルヘ教官に御者を代わりましょうと申し出ます。
しかしホルヘは日頃、厳しい訓練をしているローザを気遣い、休みなさいと断ります。
それでもホルヘ教官を気遣い隣に座るローザ。
それを見たホルヘは「母ローザに似たな」と切り出し、ローザはホルヘ教官が母マリアを知っている事に初めて気付き驚きます。
ホルヘはローザの父親であるソルムが自分の部下だったこと、母マリアは「ウォール・マリアの守り神」として調査兵団で有名だったことを語ります。
初耳だというローザに、母であるマリアは「遠征前にマリアを見た者は無事に帰還できる」として有名であり、「調査兵団の中でだけ有名だったのでローザが知らなくてもしょうがないだろう」とホルヘは説明します。
そしてホルヘは母マリアがローザが調査兵団入団に反対している事を引き合いに出し、「巨人に捕食された父ソルムの仇を討ちたいから調査兵団に入りたいのか?」とローザに聞きます。
即答でローザは「はい!」と答えますが、その後「そのつもりで頑張ってきたのですが…結局は父の血が調査兵団に誘ってくれたのでは」と答え直し、その答えにホルヘは微笑みます。
その後ホルヘはローザにキュクロの父も、もともとホルヘの部下であり、カルロ隊長やソルムの班の班長だった優秀な調査兵であった事を語りだします。
そして巨人に捕食されており、さらにキュクロの母親も捕食されていることを説明します。
そんなキュクロが「いつか必ず巨人は再び壁を超えてくる」と言っていた事を話し、人並み外れた感覚を持ったキュクロの話は笑い飛ばせなかったとホルヘは語ります。
そしてその日に間に合うように現在準備をしており、それは意地でも復讐心でもなく、キュクロが持つ「危機感」と「使命感」が自分を変え、それこそが「自分が戦う理由だ」とローザに言います。
それを踏まえローザに「自分自身の戦いの理由を見つけろ」と言い、馬車がウォール・マリアに近づき終わります。
◆第48話の感想と考察!
とうとう立体機動装置に特化した特別訓練クラスが発表となり、ローザ、カイ、イーヴォ、フーゴが本格的に登場となりましたね!
ここから、彼らが立体機動装置を使いこなせるようになっていく過程が描かれることになると思われます。
この辺りは原作小説版ではキュクロ、カルディナ、ローザ達が通常の訓練兵団の訓練をしてから、独自に行うという展開となっていましたが、ここはかなり改変されることとなりそうですね。
そして後半ではホルヘの口から自分の部下だったキュクロの父ヒースの話、キュクロの母エレナの話、そしてローザの父ソルムの話、母マリアの話が登場しましたね。
キュクロの父ヒースもホルヘの部下であり、ホルヘの息子現調査兵団隊長であるカルロ隊長とローザの父ソルムの上官である班長となっていました。
カルロとソルムは1巻冒頭に登場していましたね!
そして第1巻冒頭に巨人が壁内に投げ入れた頭が、キュクロの父ヒースのものであったと思われます。
それを見た母エレナは巨人信奉者となったという展開でしたね。
さらにローザの父でありヒースの部下であり、カルロの同期であったソルムはアンヘルと同じ施設で兄弟のように育ったという関係となっています。
この辺りの関係性は非常にややこしいですが、この作品の魅力の一つとなっていますよね!
原作である小説版から生まれている、大きな魅力であると感じています!
今回は原作に反映されると思われる考察ポイントはありませんでしたが、後半に登場した「いつか必ず巨人が壁を超えてくる」「それに間に合わせる為に立体機動装置を完成させる」というホルヘ教官の願いは叶っており、それは本編「進撃の巨人」にて描かれていますよね!
立体機動装置というアイテムが、いかにホルヘ教官たち先人たちの尽力の元に完成したのかが分かるエピソードとなっていました!
今回のホルヘ教官、カッコイイなと感じた管理人アースでした!\(^o^)/
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