アンヘルの回想による15年前のシガンシナ区巨人侵入事件の詳細が展開していた第38話でしたが、39話もそのような内容になるのでしょうか?
それとも15年後の、シャルルがいるストヘス区地下街のアンヘルの工房に場面は戻るのでしょうか?
そして、アンヘルはシャルルの要望である、ゼノフォンの手助けをするのでしょうか?
見逃せない、39話の展開を見て行きましょう!
◆「Before the fall」第39話「夢の承継」あらすじ&内容!
場面は、ストヘス区地下街にあるアンヘルの工房から始まります。
アンヘルは十五年前の記憶から
現在の地下街の工房へと
ようやく意識を引き戻す-。
アンヘルの工房で、自らの記憶に入り込んでいるアンヘルが項垂れて座っています。
それを黙った見つめるシャルルとレオ
しばらくすると、アンヘルが口を開きます。
アンヘル
「…は…」
シャルル
「!」
アンヘル
「…俺は…」
「コリーナが…」
「巨人に喰われる一部始終を…何もできずに見ていた」
目を瞑り、苦しげな表情で語るアンヘル
重い…言葉です。
あまりの重さに表情を変え聞き入るシャルルとレオ
アンヘル
「…そして…」
「気付いた時…頭の中が『殺す』という意志で埋め尽くされた俺は…」
「ゼノフォンの打った短刀を持って走り出していた」
「だが…果たせなかった…」
「俺は巨人を倒せなかった!!」
前回のアンヘルの回想の展開を、二人に伝えているようです。
アンヘル
「俺の技術が未熟で…『装置』が未完成なものだったからだ…!」
「その日…その瞬間から俺は-」
「コリーナの復讐を誓った!」
「強度を損なうことなく小型化と軽量化をするために筐体や部品の多くを黒金竹製に切り替え」
アンヘルが黒金竹を加工する描写
アンヘル
「内部の機構構造も全て見直した」
「ワイヤーも黒金竹の葉の繊維から作り出した鋼糸を編んだものに交換し」
「作り上げたのが―」
目を開き、シャルルを見ながら話すアンヘル
アンヘル
「君も知る『装置』だ」
「当時の調査兵団によって主導された『巨人捕獲調査計画』…」
「その話はホルヘ隊長から聞いてるんじゃないか?」
アンヘルの問いに頷くシャルル
シャルル
「はい…その結末も…」
あまりの話の大きさに口を挟むレオ
レオ
「ちょ…」
「ちょっとまってくれ!」
「今…巨人…捕獲って言ったのか?」
驚きながら聞き返すレオ
レオ
「初めて聞いたぜ…」
「王政府は、そんな事やってたのかよ!?」
アンヘルは顔を上げ、説明を始めます。
アンヘル
「巨人を捕獲して生態を調査し弱点を見出そうという計画だ」
「成功していれば巨人対策と それに伴う壁外調査は大きく前進するはずだった」
簡単に説明するアンヘルですが、壮大な計画に言葉を失うシャルルとレオ
シャルル
「でも そうはならなかった…」
アンヘル
「…一度は巨人の捕獲に成功したが」
「巨人の群れに襲われ調査兵団は半壊した…」
「そして…逃げ遅れた俺をかばって…」
「幼馴染みのソルムが死んだ」
巨人と共に爆破するソルムの描写
それを見て半狂乱で叫ぶアンヘル
アンヘル
「俺はあれほど求めたコリーナの仇の巨人…」
「シガンシナ区に進入したあの巨人を道連れにして…」
「コリーナの仇の巨人はいなくなった…だから…」
「俺は仇の対象を 俺からコリーナとソルムを奪った巨人という種すべてに求めた」
固唾を呑み、話を聞くシャルルとレオ
アンヘル
「だが―巨人捕獲調査計画が失敗に終わり…」
「参加した調査兵団が壊滅すると保守派の政治家が勢いを増し」
「壁外遠征や対巨人用の兵器開発に圧力がかかるようになった」
「元々王政府は壁外調査や巨人対策には消極的だったんだ」
「そこに シガンシナ区への巨人侵入事件が起こり危機感をあおった革新派が推進したのが捕獲調査計画だった」
「計画失敗で保守派が主導権を取り戻し」
「壁外遠征凍結や調査兵団の解体は当然の流れだ」
話を聞いていたレオが口を開きます。
レオ
「…保守派も革新派も壁外遠征や巨人対策は政争の道具ってのかよ…!」
「俺が言うのもんだがよ 腐ってやがんな! なあ!」
意外に真面目な感覚を持っているレオ(笑)
シャルル
「でも―ホルヘさんやアンヘルさんは あきらめなかったんですよね?」
アンヘル
「壁外遠征凍結が決定する前にと」
「ホルヘ隊長は王政府に無許可で十五年前の最後の遠征を敢行した」
「―そして…遠征に参加した俺は」
「シガンシナ区に進入した あの巨人を上回る10m超級の巨人を倒した」
アンヘルが調査兵団の前で、一人で装置を使い巨人を倒す描写
しばし沈黙するアンヘル
ゴクっとツバを飲み込むレオ
アンヘル
「…だが…」
「何も変わらなかった!」
ガクッと項垂れたまま語るアンヘル
アンヘル
「巨人を倒しても遠征の凍結は中止されず、調査兵団も解体された…!」
「俺の復讐は たった一体の巨人を仕留めただけで終わったんだ!!」
黙って聞くシャルルとレオ
アンヘル
「巨人を倒した時は喜び満たされたが 帰還した後 遠征の凍結が決定されると」
「俺の復讐心は行き場を失った」
「程なくして…」
「次第に視力が失われていくのに気付いて 俺は愕然とした」
「投擲弾で『装置』のガスを爆発させて巨人にとどめを刺した際に熱風を浴びたせいだろうな」
顔の至近距離で爆発を受けるアンヘルの描写
アンヘル
「復讐という目的を失った俺は―」
「職人として戻る場所さえも失ったわけだ」
「そして…俺を知る人達の目から逃れるうち」
「地下街にたどり着いていた…」
話を聞いた後も、言葉を継げないレオ
レオ
「…」
シャルル
「で…でも…!」
「遠征は再開されました!」
「調査兵団だって―」
「再結成しました」と言おうとしたのであろ、シャルルの言葉を遮り、怒鳴りつけるアンヘル
アンヘル
「それが どうした!!」
黙るシャルル
アンヘル
「遠征が再開されて巨人が討伐されたところで それは俺の復讐じゃない…」
「コリーナの仇を…」
「ソルムの仇を討つと決めたのは俺だ…!」
「俺の復讐は 俺だけのものだ!!!」
シャルル
“…!!”
初めて会った際に、アンヘルから「貴様に何が分かる!!」「いきなり現れて知ったかぶりで勝手抜かすな!!」と怒鳴られたことを思い出すシャルル
シャルル
「わ…私…」
シャルルを無視して続けるアンヘル
アンヘル
「…十五年経って…」
「遠征が再開されたところで俺に何ができる…?」
「この目じゃ 巨人と戦うことはできやしない」
レオ
「で…でもよ おっさん!」
「この子は何も おっさんに戦ってくれと言ってるわけじゃないんだぜ?」
「その…『装置』?とやらの開発を手伝ってくれって言ってるだけだ それくらい―」
アンヘル
「レオ」
レオ
「あ?」
アンヘル
「お前―」
「俺が十五年で いくつ発明してきたか知ってるか?」
レオ
「え?」
アンヘル
「ゼロだ!」
「この十五年 俺は何も生み出しちゃいない!!」
項垂れていた顔を上げ、叫ぶアンヘル!
アンヘル
「『発明王』『開発バカ』と言われたこの俺がだ!!」
シャルル、レオ
「…」
アンヘルは震える自分も右手を眺め再び項垂れます。
アンヘル
「…外地への門が閉ざされ…視力と一緒に目標を失くして」
「俺はからっぽになったんだ」
「ホルヘや君らが巨人に戦いを挑むのは勝手だ」
「だが 俺を引き合いに出すな」
「俺の戦いは終わったんだ」
悲しげな表情で聞いていたシャルルは、語り出します。
シャルル
「―私達の勝手な思いをアンヘルさんに押し付けたことは謝ります」
「アンヘルさんの気持ちが分かるなんて もう言いません」
「…でも…」
「でも!巨人を倒す兵器開発への情熱は コリーナさんが亡くなる前から持っていたんじゃないんですか?」
「だから『発明王』になったんじゃないんですか!?」
アンヘルを強く問い詰めるシャルル!
不安げな表情でシャルルを見るレオ
しかし、強く言われたアンヘルは項垂れたまま、顔を上げずに言います。
アンヘル
「…帰ってくれ…」
「もう話すことはない」
「こんな役立たずのことは忘れろ」
そう言われたシャルルは諦められないのか、しばらくアンヘルを見つめます。
しかしアンヘルは、項垂れたままで顔を上げません。
目を瞑り、諦めた表情のシャルル
しばし、3人の動きが止まります。
その後、レオから上着を受け取ったシャルルはそれを着て、玄関の扉へと移動します。
そして、まだ項垂れたままのアンヘルへ、振り返ります。
シャルル
「お会いいただき…」
「ありがとうございました」
丁寧に頭を下げるシャルル
レオ
「邪魔したな おっさん」
レオも声をかけますが、アンヘルは反応しません。
そんなアンヘルにシャルルは再び話をします。
シャルル
「あの…ソルムさんの婚約者だった駐屯兵のマリアさん…ご存知ですよね」
「今もお元気だとホルヘさんがおっしゃっていました」
無反応のアンヘル
シャルル
「私達の計画に参加してくれるそうです」
「…それでは失礼します」
再びシャルルは頭を下げ、パタンと扉を閉めます。
外に出たシャルルは、レオが先立って歩き、シャルルは後を追います。
しばらくしてから、アンヘルの工房を振り返るシャルル
そんなシャルルにレオは尋ねます。
レオ
「あれでよかったのか?」
シャルル
「…はい」
「私ではアンヘルさんの心を動かすことはできませんでした」
悔いはないという表情のシャルル
レオ
「んー」
「そうでもないと思うぜ」
シャルル
「え…」
レオ
「アンヘルのおっさんが あんなに話すとこ初めて見たぜ」
「ちっちゃなガキの頃から十五年もつきあいのある俺がだぜ?」
「あんたのこと気に入ったんじゃねえかな」
シャルル
「…そうでしょうか?」
ちょっと嬉しそうなシャルル
レオ
「ああ!あきらめるのは早いと思うぜ」
「また明日にでも行ってみるといいんじゃねえか?」
「つきあってやるよ」
ニコヤカに笑いながら提案するレオ
すごくいい人に見えます(笑)
シャルル
「そんな…アンヘルさんにご迷惑では…」
「…いえ…」
少し考え、シャルルは決めます。
シャルル
「そうですよね!!」
「ここまで来たんです」
「ずうずうしい女だと思われようが」
「粘ってみます!!」
シャルルは、意地でもアンヘルに協力をしてもらうことに決めたようです!
シャルル
「アンヘルさんは自分のこと役立たずだなんて言ってましたけど」
「鎚を打つ手も迷いがなかったし 目の輝きも確かでした」
「視力は衰えていても職人としての勘は戻っているんだと思います!」
「…あとは」
「目的さえ見つかれば『発明王』と呼ばれた頃のアンヘルさんに戻ってくれるんじゃないでしょうか!」
レオに励まされ、再びやる気が出てきたシャルル!
希望も見えてきたようです!
いっぽう、工房に一人いるアンヘルは、最後にシャルルから聞かされた駐屯兵マリアについて思いを馳せています。
アンヘル
「…マリア…か」
「まだ…駐屯兵にいたんだな…」
“ソルムの子は無事に産まれたのかな…”
“産まれていたなら さっきの娘と…。”
“あの頃のコリーナと同じ年頃か…”
そして、シャルルの言葉を思い出します。
シャルル
「巨人を倒す兵器開発の情熱は コリーナさんが亡くなる前から持っていたんじゃないんですか!?」
シャルルの言葉を反芻するアンヘル
アンヘル
“そういえば…”
“俺はいつから巨人を倒すための開発を始めたんだったか…”
アンヘルは自分の中の情熱の始まりを探し始めます。
すると、ひとつの言葉を思い出します。
「壁の外ってどうなってると思う!?」
アンヘル
“…そうだ…あれは…”
場面はアンヘルの回想で、アンヘル、ソルム、マリアの子供時代に移ります。
場所は、アンヘル達が暮らす孤児院のようです。
少女マリア
「は?ソルム 何言って―」
呆れたような表情で言いかけるマリア
それを少年ソルムが被せて言い返します。
少年ソルム
「だからさぁ」
「壁の外!向こう側ってどうなってると思う!?」
アンヘル
“物心付いた頃 俺はすでに孤児だった”
“親も親類もなく名付け親も孤児院の院長だった”
“その孤児院で年の近かったのがソルムとマリアだった”
“体ががっしりとしていたソルムは兄のような存在で”
ニコヤカに笑う少年ソルム
“しっかり者のマリアは姉―”
心配そうな表情でソルムに説教をしているマリアの描写
“俺は手のかかる弟ってとこだろう”
マリアと共に走った少年アンヘルが息切れをしている描写
アンヘル
“ソルムが壁外への興味を俺達に打ちあけて”
“調査兵団に入るって言い出した”
壁を見つめている少年ソルムの描写
アンヘル
“ずっと以前から考えてた夢だったんだろうな…”
“マリアは猛反対したけどソルムは折れなかった”
“マリアが駐屯兵団に入ったのはソルムが帰ってくる場所を守るためだろうってことは…”
“ガキの俺にも薄々わかっていた”
心配そうに少年ソルムを見つめる少女マリアの描写
そのマリアを見つめる少年アンヘル
アンヘル
“だから…俺はソルムが無事帰還できるような手助けがしたいと…”
“職人になった…”
少年ソルムと少女マリアが言い合っている所を見ている少年アンヘル
その場面を思い出している、現在のアンヘル
アンヘル
“そうだ…俺はソルムの…”
“兄貴の夢をかなえてやろうと思ったんだ”
ソルム
「人類を…救う技術を…」
「持ったお前を…ここで…」
「死なせる訳にはいかないん…だよ…」
アンヘルを助けるためにマンモンに捕まっている調査兵ソルムの描写
その場面を思い出したアンヘルは、工房で立ち上がります。
アンヘル
“あいつはどこまで見えてたんだろうな・・・”
“壁の向こう・・・か”
工房の天井を見ながら、アンヘルは思います。
場所は、レオとともに娼館に戻ったシャルルに移ります。
クラリッサ
「よく言ったァ!!!」
パアンと娼婦クラリッサがシャルルの背中を叩きます。
シャルル
「けほっっ」
クラリッサ
「そうこなくちゃ!」
「女は粘りが肝心さ!」
シャルルがアンヘルを諦めない事を聞き、評価しているようです。
クラリッサ
「特に男を口説くときはね!」
シャルル
「は・・・はあ・・・」
クラリッサ
「また明日行くんだろ?」
「今日はここに泊まっていきなよ」
「上の階にある あたしの部屋でいいかい?」
シャルル
「は…はいっ!」
「ありがとうございます!」
レオ
「んじゃ 俺はまた明日の昼頃に迎えに来ればいいかな」
クラリッサの部屋に泊まると聞いたレオは、明日もアンヘルの工房へシャルルを送るために迎えに来てくれるようです。
クラリッサ
「いいから あんたは早く帰りなよ」
チッと舌打ちしながらレオを睨むクラリッサ
そして、キラっと目を光らせてシャルルを見つめます。
ゾッと寒気を感じるシャルル(笑)
クラリッサ
「そうと決まれば今夜はお嬢ちゃんの着せ替えパーティーだよ!」
バンっと、クラリッサがクローゼットを開けると、中から派手派手なドレスが何着も入っています!
シャルル
「ええっっ!?」
クラリッサ
「最初会った時からお人形さんみたいだと思ってたの~~~」
「着せてみたい服がたくさんあるわ!」
「早速あたしの部屋に行きましょ!」
「え」「え…」と戸惑うシャルルに関係なく話を進めていくクラリッサ姐さん(笑)
シャルル
「あ…あの…」
クラリッサ
「レオ あんたまだいたの!?」
レオ
「え」
「お…おう? じゃあお嬢ちゃん また明日な」
シャルル
「あ…はい…」
クラリッサ
「さあ~~!始めるわよ~~~!!」
シャルル
「ええ」
「えええええええ」
戸惑うシャルルを連れていき、クラリッサはシャルルを着せ替え人形として楽しみます(笑)
ただ、途中からはシャルルも楽しんでいるような描写
シャルル
「ん…」
もの凄いベッドでシャルルは目を覚まします。
そしてカーテンを開け、窓の外を見て、ここが地下街だと思い出します。
シャルル
“そうか…地下街だった…”
“…今何時頃なんだろう…”
“地下街だと朝か夜かわからないわ…”
シャルル
「…クラリッサさん?」
隣の部屋のベッドを見ながらシャルルは声に出します。
シャルル
“お店に行ったのかな…”
“やっぱり朝よね 私も起きなくちゃ”
男装の服に着替えるシャルル
着替えながら、昨夜のクラリッサの着替え遊びを思い出します。
シャルル
“昨夜はクラリッサさんに色々着飾られて大変だったな…”
“…でも楽しかった”
クラリッサが次々とドレスを持ってくる描写
シャルル
“お姉さんってあんな感じなのかな…”
そこに「コン」っとノックの音が聞こえます。
クラリッサ
「起きてるかい?お嬢ちゃん」
シャルル
「あ…は…はい!」
「起きてます!!」
帽子を被りながら答えるシャルル
クラリッサが部屋に入ってきます。
クラリッサ
「ああ よかった」
「地下街は昼も夜も変わないもんで 外から来た人間は時間の感覚が狂っちゃうからさ」
シャルル
「そうですよね やっぱり朝なんですね」
「今 何時ですか?」
クラリッサ
「10時前だよ」
笑顔で教えてくれるクラリッサ
シャルル
「すみません 寝坊ですね」
クラリッサ
「…あのさ 起きたばかりで悪いんだけど」
「ちょっと階下に降りてきてくれるかな」
「なんだろう」という表情のシャルル
クラリッサ
「お嬢ちゃんに客なんだ」
下に降りるシャルルとクラリッサ
シャルル
「おまたせしました?」
誰か分からないシャルルが、お店のロビーで立っている男性に声をかけます。
その男性は、シャルルの声に気付き、振り向きます。
そこには、サッパリとしたアンヘルが!
アンヘル
「…昨日はすまなかったな」
「君の気が変わってなければ…ゼノフォンのところに案内してくれないか?」
アンヘルに言われても、誰か分からないシャルル
目を見張ってアンヘルを見つめます。
シャルル
「…あ‥」
「アンヘルさん…!?」
驚くシャルル!
あまりのイケメンさに、クラリッサも信じられない、という表情
アンヘル
「俺達で巨人を倒すんだろう?」
その言葉に驚きと嬉しさを感じさせるシャルルの表情
クラリッサはなぜか悔しそうな表情(笑)
場面は地上の壁内の、どこかの森の中の一軒家に移ります。
包帯で巻かれた腕をギリっと動かしている描写
「…ウ…」
ベッドで寝ているキュクロが目を開けます。
そして、ベッドで寝たまま、窓の外を見ます。
キュクロ
「…ココは…」
シャルルが信じていたように、やはりキュクロは生きていた!
しかし、この森の中の一軒家はいったい…?
40話につづく
◆「Before the fall」第39話の感想!
アンヘルがシャルルに付いていく!!!
この後、ゼノフォンとホルヘと再会する!?
となると…キュクロとアンヘルが会う展開になるのか!!!???
などと妄想がかなり広がっているのですが、これは小説版「Before the fall」好きなら誰もが感じる事でしょう!
これは…とんでもない展開になりそうです!
こうなってくると、完全にコミカライズ・オリジナル展開ですね!
しかも、かなり魅力的な展開となりそうですよ!
いや~…やられました、という感じです(笑)
今後の展開がものすごく待ち遠しくなりましたよ(^^)
そんな中、ちょっと残念だなと感じたのはアンヘルが装置で巨人を倒したところですね。
この説明だけで、この場面は終わってしまうのでしょうか?
できれば、これまでの展開のように詳細に描いて欲しいなと思いました。
それとも、キュクロと出会い、キュクロに装置を使って巨人を倒す助言をする際に回想シーンにて描く予定なのでしょうか?
となると、非常に楽しみですが!\(^o^)/
これからのアンヘルの登場が、非常に楽しみになりました!
そして、最後の感想となりますが、アンヘル、ソルム、マリア達の孤児院時代が登場しましたが、小説版のイメージをかなり踏襲しており、管理人アースの妄想通りのイメージでした(笑)
すごく嬉しかったです!(^^)
小説版が好きな人は、そのように感じたのではないでしょうか?
いろいろな意味でドキドキさせられた39話となっていました!
◆第39話の伏線ポイント!
第39話の伏線ポイントは、このようになっています!
それでは、それぞれ見て行きましょう!
◆伏線ポイントからの考察!
今回39話では、これまでも主にホルヘ隊長から明らかになっていた15年前の巨人侵入事件、壁外遠征による巨人捕獲調査などの話が登場し、全てがまとめられて話がされました。
これまでの話の裏付けとなっている感じですよね!
特に、アンヘルが目を犠牲にしながら巨人を倒した後も調査兵団が解体され、調査兵団復活まで15年かかったという話は、第4話でカルロ・ピケールが話をした内容と重なりますよね!
今回の話で、「Before the fall」の時代が、上手く総括されたなと感じました。
そして、今回アンヘルから装置改良の話が具体的に登場しました。
そこで、装置のワイヤーが黒金竹の葉の繊維を使い交換したとありました。
これは前話でワイヤーの強度が足りなかったという所の回収をしていますよね!
そして、黒金竹の葉も強度が高いという伏線は、第36話でも登場しています。
上手く繋げていますよね!(^^)
そして、今回ひとつ妄想したのは、15年間調査兵団が解体されていたという事実です。
エレンの時代で、壁内人類が壁内で暮らし始めて107年となっています。
そして、エレンの代で訓練兵団は104期生となっています。
一年に一回、訓練兵団が募集されているとしたら、107年で104期生というのは妥当かなと感じていました。
ただ、この「Before the fall」の時代で15年間調査兵団が解体されていたとしたら、その間は駐屯兵団と憲兵団に全ての訓練生は入団したということになるのでしょうか?
おそらくは、そういう事になりそうですよね。
「進撃の巨人」の世界では想像しにくいですが、調査兵団が解体されている間の訓練兵団は、また違った感じになっていそうですよね!(笑)
こんなとりとめもない妄想をしてしまいました(笑)
今回は、コミカライズ版「Before the fall」のひとつのキリとなる回ですよね!
次回からは、久々に再登場した主人公キュクロの話となるのでしょうか?
次回からの完全オリジナル展開が楽しみです!\(^o^)/
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