管理人アースは、小説版「Before the fall」と現在明らかになっているコミックス32話までの中で、本編に反映される可能性が高い伏線は二つあると考えています。
ひとつは小説版1巻第2章でのゼノフォンのセリフです。
お壁さまと巨人信奉者に対しての「根っこは同じだと思いますけどね」というセリフには、壁が巨人で出来ていることを指していると思われます。
これは、既に回収された伏線ですよね!
もうひとつの伏線は「ナラカ」です。
この「ナラカ」、は今回の第11話に登場します!
いったい「ナラカ」とは何なのか?
本編にも絡んでくるであろう伏線が登場する、第11話の内容を見ていきましょう!
◆「Before the fall」第11話「獄中の奇縁」あらすじ&内容!

調査兵団の兵舎の一室にてシャルルがカルロに、キュクロの無実を訴えている場面から始まります。
カルロはシャルルからキュクロが壁外へ行った理由、シャビィ・イノセンシオがキュクロに全ての罪をなすりつけようとした理由を聞き、納得します。
キュクロが壁外に行った理由は自分が人間であることを確かめるためであり、シャビィがキュクロに罪をなすりつけようとしているのは、脱走の際にキュクロにのされたからですよね!

そして、シャルルはカルロから短刀を返してもらい、キュクロ救出に全力を尽くすという言葉をもらいます。
カルロにはキュクロ誕生の際に「巨人の子」と称した事により、キュクロの人生をめちゃめちゃにしてしまったという罪の意識、さらにキュクロの見のこなし方を見て、未だ誰も使いこなせていない立体機動装置の原型「装置」を使いこなせられるかもしれないという期待があり、キュクロとシャルルに協力することを決めたのです。

場面は憲兵に囚われ、地下牢に入れられたキュクロに移ります。

キュクロは何とか脱走しようともがきますが、看守に見つかりボコボコにされます。
そして、向かい側の牢の男から話しかけられます。
向かいの牢の男はカルディナ・バウマイスターと名乗り、シャルルの家同士で決められた嫁ぎ先の相手だと分かります。

さらに、このカルディナから半月後に壁外に追放されるという死刑にされる予定であると教えられ、壁外にある北の街「ナラカ」の存在を説明され、そこに逃げる事に賭ける事を勧められます。

キュクロはカルディナの話に乗り、とうとう壁外追放の日になります。
二人は拘束され、壁外に放逐されます!!
その際に、謎の憲兵からシャルルの短刀を渡されていたキュクロは、拘束されていた両手両足を解き、カルディナも助けます。

しかし、夜明け前の闇となっている壁外に二人だけ放り出された状態となっており、二人はナラカを目指すため北に走ります。

その時、巨人の足音に気付いたキュクロの描写があり、終わります。
◆「Before the fall」第11話の考察ポイント!
第11話の考察ポイントは、このようになっています。
それでは、見て行きましょう!
◆第11話のポイント考察!

「Before the fall」の時代では、壁内の咎人=罪人が壁外追放され、巨人に捕食させるという最悪な死刑方法が存在しました。
公では認められていない死刑方法であり、王政府は認めていない制度です。
その死刑制度により、壁外追放された人々が巨人が少ないとされる北へ逃げ作った街が「ナラカ」とされており、今回その存在が示唆されました。
実際、このナラカという名前はここにて登場した一度だけであり、その存在は確認されていません。
ただ、「壁外にある街」となると、ライベルの故郷やグリシャ、ジークたちの出身地と関係があるのではと考えてしまいますよね?
「ナラカ」についての、そのような考察は、進撃の巨人Before the fallのネタバレ考察!や獣の巨人とライナー達の関係は?で行っていますので、見てみてください!
自分たちの祖父や曽祖父が、濡れ衣を着せられて壁外追放にあったとされたら、そのような事をした壁内人類を「悪魔の末裔」「穢れた民族」と言いそうな気もしますよね!
いつかライナー、ベルトルトの故郷として「ナラカ」が登場するのではないかと管理人アースは考えています。
非常に楽しみな伏線となっています!
さて、物語は真っ暗闇の壁外に追放されたキュクロとカルディナが壁内を目指しているところで終わりました。
キュクロが察した巨人は、次回登場するのでしょうか?
次回も伏線とともに、楽しみな展開となりそうですね!(^^)
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