進撃の巨人

【進撃の巨人】90話ネタバレ考察!フロックの役割を考察!

シガンシナ区決戦にて、新兵の中で唯一生き残ったフロックですが、リヴァイの巨人化注射の使用を巡り揉め、アルミンに使用されてからは登場がほとんどなく、もう再登場はないのでは、と思った方も多いのではないでしょうか?

ところが90話にて再登場を果たし、なんと、かなりの活躍をしました!

この場面から、これからのフロックの役割を考察してみましょう!

◆フロックとは?これからのフロックを予想!

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「進撃の巨人」第70話「いつか見た夢」より

フロックが初登場したのは、70話「いつか見た夢」での、食事での場面でした。

この時のフロックは同じ104期生でも、調査兵団に入団したエレン達と、駐屯兵団に所属したフロック達との間にある、経験の差を表す役目を担っていたように感じました。

同時にフロックのような、他の兵団から世間の雰囲気によって調査兵団に入団した新兵が多く存在することを示す役割も感じられました。

それだけの役割であろうと思われたフロックが再登場したのは、76話でした。
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「進撃の巨人」第76話「雷槍」より

マルロと共に馬を引く役で登場しており、ちょっと情けない役を担っていました(笑)

そして、獣の巨人の投石攻撃が展開されると動けなくなり、泣きわめいていました。

この辺りから、フロックが目立ち始めます。

80話にて、自分に与えられた任務を意味が無いと放棄し諦めマルロに当たります。

そして、周りの流れに踊らされ、勘違いした自分を後悔します。
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「進撃の巨人」第80話「名も無き兵士」より

これはこの時にいた、新兵全ての気持ちを表しているだろうなと感じました。

そして同じく80話終盤で、演説し終えたエルヴィン団長に「意味なんか無いですよね」と、エルヴィンの演説を聞いた新兵、及び読者を代表するかのような質問をします。
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「進撃の巨人」第80話「名も無き兵士」より

この質問は、この後のエルヴィンに、激昂とも言える演説をさせるための布石なのですが、新兵&読者の代表と言える役目をフロックは担っていたと感じられます。

まさに、皆が思っていた事を代弁してくれたのではないでしょうか!?

そしてこの後では投石攻撃への特攻展開となり、フロックの役割は終わったであろうと誰もが思いましたが、彼だけ生き残りまだ役割が残っている事を察せられました。
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「進撃の巨人」第81話「約束」より

その、フロックに残された役割が何なのかが判明したのは、83話でした。
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「進撃の巨人」第83話「大鉈」より

瀕死のエルヴィンを背負い、リヴァイとエレンの元へ連れてくるという役目を果たしたのです。

その後、アルミンに巨人化注射を使用するよう私情にて発言するエレンを諭し、リヴァイにエルヴィンを悪魔にしていた自分を気付かせ、ミカサに立ち向かおうとする姿も見せました。
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「進撃の巨人」第84話「白夜」より

今回のフロックの役割も含めて言えますが、彼のポジションは一貫して「一般的な人物」です。

今回90話でも彼自身が言っていますが、作中での彼は「雑魚」であり、全く特別ではない人物となっています。
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「進撃の巨人」第90話「壁の向こう側へ」より

これまでにも、一般的な人物像を描いてきた登場人物には、キース教官やジャンがいました。

第71話のキースは、彼のコンプレックスにまみれた部分をさらけ出しており、青年中年以上の男性にはかなり共感を得る役をしていました。

そして初期ジャンも、事あるごとに理想論を語るエレンとぶつかり、非常に一般的な考え方を語っていました。
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キースもジャンも、エレンやミカサやリヴァイのような特別な登場人物ではなく、読者と同じ目線である普通の考え方を彼らに投げかける役目を果たしていたのだと思います。

しかし、それでもジャンは訓練兵団を優秀な成績で卒業しているエリートですし、キースは調査兵団団長にまで昇りつめた人物です。

一般的でない、人物ですよね。

そして、最近のジャンは、もう普通ではない人物になってきていると感じます。

現在の調査兵団の状況からも、アルミンとともにハンジをサポートする展開があってもおかしくないのでは、と感じられますよね!

それはジャンの成長の表れでもあるので喜ぶべき事なのだと思いますが、104期生調査兵団にも読者目線となる一般的人物が必要でしょうし、その役割がフロックなのではと考えられます。

そしてその効果もあり、コメントではかなり「フロックは正しい」という内容のものが、目に付きました!

ここから、フロックには以前のジャンのように、エレンを一般的な意見をもってブレーキをかける役割を与えられていると考察できますよね!

これからも、フロックの登場があるのではと管理人アースは予想します!

◆さらりと言ったフロックの言葉から、現在の調査兵団を予想!

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「進撃の巨人」第90話「壁の向こう側へ」より

上の考察でも述べましたが、70話でフロックが初登場した食事の場面では、同期であるジャン達の経験の高さを表す役割を担っていましたが、同時に他兵団から新兵が調査兵団に続々と入団しているという兵団内の動きを報せる役割も担っていました。

この時のフロックの役割と同じく、フロックがエレン、アルミン、ジャン達に一般論を呈している際に、サラリと兵団内の動きを報せている場面が登場していました。

それは、「これから補充する調査兵団には…」というセリフです。
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「進撃の巨人」第90話「壁の向こう側へ」より

つまり、この時点で9名になっていた調査兵団に、補充を入れるという動きがあった事になりますよね!

ということは、この時から8ヶ月ほど経った壁外調査には、描写はありませんでしたが、すでに補充があり新調査兵がいたかもしれませんね!

まさかリコが…とか、キース復活…とか(;´∀`)
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もしくは、訓練兵団105期生入団とか…(*^^*)

この辺りは、91話にて明らかになるでしょうか?

今後の調査兵団の展開が、非常に楽しみですね!\(^o^)/

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