ここ最近、怒涛の伏線回収が起きていますが、第90話「壁の向こう側へ」では、グリシャがレイス家に乗り込んだ際に言ったセリフの内容が明らかとなっていました。
読者としてはこの回収は嬉しい限りですが、そのグリシャのセリフに対するフリーダの返答は明らかとなっておらず、またひとつ謎が残る形となっていました。
この後、レイス家を皆殺しとするグリシャの行動を決めたであろうフリーダの返答とは何だったのでしょうか?
ここで、予想してみましょう!
◆コメント&Tweetから、予想を紹介!

90話「壁の向こう側へ」にて、レイス家を訪れたグリシャが言ったセリフが明らかになった展開には驚きました!
16巻63話にて登場していたこの場面で、グリシャが何と言ったのか非常に気になっていましたが、ここで明らかとなりました。
「あなた方と同じユミルの民です」
「壁の王よ!!」
「今すぐ壁を攻めて来た巨人を殺して下さい!!」
「妻や…子供達が!!」
「壁の民が…食われてしまう前に!!」
このように、グリシャは言っていたようです。
「始祖の巨人」を有するレイス巨人に、マーレの戦士達を倒し、壁内人類を救ってくれと頼んでいたようです。
納得のいくセリフですよね!
ただ、気になるのはグリシャの頼みを聞いた後のフリーダの、この表情です。

完全に無表情となっていますよね。
そして、この後にどのような返答をしたのかは明らかとなっていません。
そのセリフを聞いた、エレンをこのような表情にしたフリーダの返答とは、どのような内容のものだったのでしょうか?

予想をしてくれた皆さんのコメントやTweetを紹介し、考察して行きましょう!
まず、りゔたんさんはの予想ですが「私には関係ない」というシンプルなものでした。
その理由は、同じ場所にいたロッド・レイスが「不戦の契り」を知らなかった事に起因しているようです。
たしかにロッド・レイスはレイス家の巨人の力は巨人の頂点に立つものだと説明しており、「不戦の契り」により「始祖の巨人」が使えない事を知りませんでした。
ここからりゔたんさんは、あまり長い説明をしていないであろうと考察したのです。
そしてエレンの表情から、「グリシャの期待を裏切る内容」であると説明もしてくれています。
なるほど!
たしかに「不戦の契りを説明しておらず、グリシャの期待を裏切る内容」というのは間違いないと考えられます!
そして、sukekiyoさんの予想も「…この壁の中は民もろとも滅ぶ運命にある。」であり、最澄さんの予想も「我は戦わない。我々は罪を背負っている。滅ぶ運命ならば本望。」であり、りゔたんさんの考察に沿っていますよね。
「戦えない」ではなく、「戦わない」という表現であることが重要であり、「始祖の巨人が使えない」との内容は言っていないでしょう。
そして、「滅ぶ運命」という表現も、69話でのウーリとケニーとの会話からも、ここで言っていそうな気がしますね。
このように考えられるフリーダの返答ですが、ここで全く違う角度から予想されている、ゆっきーさんのコメントを見付けました。
ゆっきーさんは、これまでの考察と、全く違う内容を言っているのではないかと予想しています。
ゆっきーさんは、まず「始祖の巨人」の秩序から自由を求めた「進撃の巨人」が、巨人対戦のキッカケを作ったのではと考察しています。
そこからフリーダの返答を
我は汝の求めに応じ、国を捨てこの壁の内にこもった。
汝は我よりの自由を得たのだ。自らの自由を求めるならば、そのつけは自ら払うべきではないのか。我が壁より出ていくがよい。
そして汝の大事なものを失うがよい。それが自由の代償なれば。」
と予想されています。
そして、この後のエレンの表情は「進撃の巨人」が原因で145代フリッツ王が壁にこもったという事実への驚愕と、本当の自由を得るためにヒストリアを犠牲にする覚悟を決めたものでは、と予想されています。
面白いですね!
このゆっきーさんの予想は、145代フリッツ王が壁にこもる原因を回収する展開を考えた上で、フリーダの返答が明らかになるのであろうと考えられていますね。
素晴らしいです!
「進撃の巨人」が巨人対戦の原因だったのではという考察は、本当に面白いですよ!
それを知ったのであれば、エレンが固まるのも、ものすごく納得できます(笑)
りゔたんさん、sukekiyoさん、最澄さん、ゆっきーさん
面白い予想をありがとうございました!
これらの考察を踏まえ、管理人アースも予想してみたいと思います!
◆フリーダの返答を管理人アースが予想!
管理人アースは、フリーダの返答を聞いた後のエレンの表情とともに、グリシャがレイス家皆殺しを行った事が非常に気になっています。
なぜ、グリシャはレイス家を皆殺しにしたのか?
クルーガーの指示でもある「王から始祖の巨人を奪う」が目的であるならば、レイス家の子どもたちを皆殺しにしなくても良いのではないかと思います。
どのような理由があって、このような事をしたのか?
その理由が、フリーダの返答にあるのではないかと考えられます。
「壁の民を助けたくば、我と我が一族を全て殺せ。さすれば、始祖の力はそなたのものになるであろう」
このような意味の言葉を言ったのではないでしょうか?
始祖の巨人の力が王家血統の者でなければ使えないとなっていますが、もし王家血統者が全ていなくなった場合、始祖の巨人は誰も使えなくなるのでしょうか?
そうはならないでしょう。
ではどうなるのかと言うと、赤子継承のように他の者に移行するのではないでしょうか?
それも、赤子継承のようにランダムではなく、その時に始祖の巨人を保持している者が力を使用する事ができるようになるのではないでしょうか?
それを知ったグリシャは、その場にいた全てのレイス家血統者を殺そうとしたのです。
しかし、ロッド・レイスを逃してしまい、巨人の力と共もエレンに託した…
こう考えれば、グリシャがレイス家を皆殺しにしようとした理由が分かりますよね!
そして、このエレンの表情は「ヒストリアを殺せば…始祖の巨人を使えるようになる」と分かった、驚きや絶望が綯い交ぜになっているのだと思います。

果たして、この記事の予想の中に正解はあるのでしょうか?
フリーダの返答の解答、楽しみです!\(^o^)/
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