101話にて登場した「戦鎚の巨人」により、9つの巨人全ての正体が明らかとなりました。
超大型巨人や鎧の巨人、女型の巨人…
さらに88話で「進撃の巨人」という名前が明らかとなり、101話にて9つの巨人がコンプしましたよね！
ただ、気になるのは「始祖の巨人」です。
これまでにウーリ巨人やフリーダ巨人として登場している始祖の巨人ですが、31巻から登場しているエレン始祖巨人とは、かなり容姿が違いますよね。
このエレン始祖巨人は9つの巨人の中で、どのようなポジションなのか？
これまでの9つの巨人をまとめ、今一度エレン始祖巨人を考察してみましょう！
進撃の巨人の”9つの巨人”まとめ！
- 始祖の巨人…始祖ユミル→ウーリ→フリーダ→グリシャ→エレン
- 進撃の巨人…クルーガー→グリシャ→エレン
- 超大型巨人…ベルトルト・フーバー→アルミン
- 鎧の巨人…ライナー・ブラウン
- 女型の巨人…アニ・レオンハート
- 獣の巨人…クサヴァーさん→ジーク・イェーガー
- 顎（アギト）の巨人…マルセル→ユミル→ポルコ・ガリアード→ファルコ・グライス
- 車力の巨人＝四足歩行型巨人…ピーク・フィンガー
- 戦鎚の巨人…タイバー家→エレン
95話にて「戦鎚の巨人」の存在が明らかとなり、これまでの9つの巨人については95話考察！9つの巨人まとめ！にてまとめていました。
そこから戦鎚がエレンに捕食されポルコの顎がファルコに継承されたりと、9つの巨人継承者は変わり続けましたが、127話現在では上記のようになっています。
さて、やはりここで気になるのはエレンの存在ですね。
エレンが現在継承している巨人は「始祖」「進撃」「戦鎚」の3つの巨人です。
エレンが3つ目の巨人、戦鎚を捕食したのは26巻104話です。
この時に現在と同じ3体の巨人を継承したことになるエレンですが、容姿は全く変わりませんでした。
しかし123話で座標より帰還し巨人化したエレンは、全く形状の違う巨人となっていました。
なぜここまで容姿が変わったのでしょうか？
これは123話考察！エレノサウルスを検証！にて考察しており、「ハルキゲニア的存在が乗り移ったから」だと予想しています。
始祖ユミル巨人が本来の完全体な容姿だろうけど、骨だらけの形状なのは9つ全ての巨人が集まっていないからだろうと考察しました。
現在のエレノサウルスと完全体始祖ユミル巨人のサイズ感は、同じくらいのように見えますよね！
おそらく現在のエレノサウルスも残りの6体の巨人を取り入れれば、始祖ユミル巨人のような容姿になるのではと考察できます。
つまり、現在のエレン始祖巨人はもともとのハルキゲニアを取り入れた始祖の巨人と比べて、不完全な状態なのでしょう。
では、これからエレンが残りの6体の巨人を取り入れて完全体な始祖の巨人となる展開は来るのでしょうか？
さらに考察してみましょう！
◆9つの巨人はエレンに集約するのか？
エレンが完全体始祖巨人になることは、あるのでしょうか？
エレンが9つの巨人を集約することは無い、と管理人アースは考えます。
これは「巨人展final」の最後の風景の音でアルミンの声が聞こえているからです。
あの時「エレン！」と叫んでいた声は間違いなくアルミンでしたし、最後の場面でアルミンが生き残っているのならばアルミンは捕食されないということでしょう。
この時の最後の風景については【進撃の巨人展 final】大阪＠ひらパーのレポート感想まとめ！にてまとめてありますので見てみてください！
ここから、エレンに9つの巨人が集約することはないのでは、と予想できます。
ではエレンやライナー、アニたちの今後の展開はどのようになるのでしょうか？
管理人アースは「話し合ってない」という、127話に回収されたマルコの言葉がスゴく気になっています。
これ、現在のエレンにも言えますよね？
エレンはここ数ヶ月間単独行動が目立っていたとされています。
おそらくは一人で地鳴らし計画を背負い、わざと皆から離れていたのでしょう。
となると、今回のようにシチューを囲みエレンとも「話し合う」展開が登場するのではないでしょうか？
イメージとしては「座標に104期が集まり話し合う」展開です。
ここに104期及び9つの巨人を持ったメンバーが集まり「話し合う展開」が登場するのではないでしょうか？
ここでファルコがキーになる展開があるかもですね！
ただその後ライナーとアニは死亡する展開となるかもですが…(；´Д｀)
この辺りは裏の主人公はライナーかナンバリング考察！にて予想していますので、見てみてください！
今回は
- 現在の9つの巨人をまとめ
- エレノサウルスは3つの巨人しかなく、不完全な始祖巨人
- エレンに9つの巨人は集約されない
- 9つの巨人が集まり話し合う展開予想
と考察できました！
さてさて、このような展開となるのか？
要チェックですね！＼(^o^)／
ちなみに管理人アースは戦鎚の巨人が登場するまでは「フリッツ巨人≠レイス巨人」でした。
今となっては否定されている考察ですが、懐かしい初期の9つの巨人考察は以下のようでした。
今見ると懐かしいですよ。
見てみましょう！(*^^*)
◆93話現在での9つの巨人まとめ！
これまでの9つの巨人予想については91話考察！「顎」と「車力」から9つの巨人を考察！で考察していますので、見てみてください！
今回93話では、ユミル巨人が顎巨人ガリアードに継承されていることが分かりました。
そしてピークも登場し、そのセリフから四足歩行型巨人であることが判明しましたね！
四足歩行型巨人の正体が女性であることには驚きました！
ただ、ウミニシンゲキさんが言われる通り、「四足歩行型巨人の本体が女性なので、獣の巨人が話しかけるときに妙に丁寧だったのですね。」とも思いました。
ジークさんは、案外フェミニストなのかもですね（笑）
93話にて明らかとなった顎巨人と四足歩行型巨人の正体を踏まえ、9つの巨人をまとめてみます。
②フリッツ巨人…ユミル・フリッツ→レイス巨人→グリシャ→エレン
③進撃の巨人…クルーガー→グリシャ→エレン
④超大型巨人…ベルトルト・フーバー→アルミン
⑤鎧の巨人…ライナー・ブラウン
⑥女型の巨人…アニ・レオンハート
⑦獣の巨人…ジーク・イェーガー
⑧顎（アギト）巨人…マルセル→ユミル→ガリアード
⑨車力＝四足歩行型巨人…ピーク
この結果は91話時点と全く変わりませんね。
ちなみに、87話でクルーガー巨人が登場した時点で考察した9つの巨人は、クルーガー巨人から9つの巨人の正体を検証！にて考察していました。
その時の予想はこのようになっていました。
②フリッツ巨人…ユミル・フリッツ→レイス巨人→グリシャ→エレン
③クルーガー→グリシャ→エレン
④ベルトルト・フーバー→アルミン
⑤ライナー・ブラウン
⑥アニ・レオンハート
⑦ジーク・イェーガー
⑧四足歩行型
⑨マルセル→ユミル
基本的に変わっていないですね！
ここで、みなさんが気になるであろうところは、①ですよね？
①は②と同じで巨人ではないか、と言われると思います。
93話でもジークは「フリッツ王家は名をレイスに変え」と言っていますし、レイス巨人はフリッツ巨人と同一であり「始祖の巨人」だろうと言われるでしょう。
たしかにその可能性は高いでしょうし、そうかもしれないと管理人アースも思います。
ただ、そうであると疑問に感じるところもいくつかあります。
ここで、レイス巨人とフリッツ巨人が同一であるのかを徹底的に検証してみましょう！
◆レイス巨人とフリッツ巨人は同じなのかを徹底検証！
まず、レイス巨人とフリッツ巨人が違うと思う根拠を挙げてみます。
管理人アースが最初にレイス巨人とフリッツ巨人が別物ではないかと感じたのは81話でのジークの発言です。
クルーガー巨人から9つの巨人の正体を検証！でも説明していますが、ライナーもベルトルトもレイス家が壁内の真の王家だとは知らないはずです。
それなのになぜジークは「レイス王」と言い、なおかつ記憶改ざんの能力を持った巨人であると知っているのでしょうか？
ここから「レイス巨人」とは、記憶改ざんの能力を持った9つの巨人の最後の一体ではないのかと考えられるのです。
では、別の真の王家である壁を作ったフリッツ家の巨人はどこにいるのでしょうか？
おそらくはレイス巨人に捕食され、レイス巨人に取り込まれているのではないかと考えられます。
つまり上で表にした予想の通り、エレンの中には「進撃の巨人」「レイス巨人」「フリッツ巨人」の3体いるのではないかという説になりますね。
これらを分かりやすく図にしてくれた、管理人アースと同じレイス巨人≠フリッツ巨人と考えているりゔたんさんの画像を拝借させてもらいます。
これを見るとフリッツ巨人とレイス巨人がエレンに取り込まれている流れと、9つの巨人の流れが分かりますよね。
青い文字、矢印は予想となっています。
りゔたんさん！
素晴らしい図をありがとうございます！
では、このレイス≠フリッツ説を否定する材料は何があるでしょうか？
最も大きな否定材料となっているのは、マーレに与したという7つの巨人ですね。
9つの巨人の内、7つの巨人がマーレの配下にあるとされています。
逆に言えば、マーレに与していない巨人は2つしかないということになります。
そのひとつは間違いなく壁に籠もったフリッツ巨人であり、もうひとつはフリッツ巨人を捕食したレイス巨人だと考えている管理人アースは、「進撃の巨人」が7つの巨人の一つだと予想していました。
しかし、マーレ人だと偽っていたクルーガーがマーレが管理している7つの巨人を継承出来る訳がないですし、93話では「フクロウ」が隠し持っていたとジークが言っており、間違いなく進撃の巨人は7つの巨人ではないでしょう。
となると、7つの巨人以外の2つの巨人は「フリッツ巨人」と「進撃の巨人」ということになります。
ということは、残りの7つの巨人がレイス巨人な訳がないので、そうなるとレイス巨人＝フリッツ巨人と考えざるを得なくなり、7つの巨人で未だ未登場の一体が9つ目の巨人ということになります。
さて、ではレイス巨人＝フリッツ巨人なのでしょうか？
それともレイス巨人≠フリッツ巨人なのでしょうか？
管理人アースは、レイス巨人とフリッツ巨人は別の巨人であると、一貫して考えています。
そして、マーレは未だ未登場の巨人を支配下に置いていないのですが、自分たちの力を大きく言うためにフリッツと進撃以外の巨人を全て支配しているとし、「7つの巨人を配下に置いた」と嘘を言っているだけなのではないでしょうか？
そして管理人アースは「進撃の巨人」という作品は結末に向かい加速的に物語を収束に向かっていると考えており、ここから新たな巨人が登場することは無いのではないかなと感じています。
ガリアード＠顎巨人にしろ、ピークにしろ、既に登場している巨人の人物が登場しているだけであり、新たな巨人が登場している訳ではありません。
そういう意味でも、レイス≠フリッツであり、9つの巨人は全て登場していると管理人アースは考察します！
ただ、一点「このような展開があれば、全ての巨人が登場していながら、レイス巨人＝フリッツ巨人となるかもしれないな」と思う予想があり、それが引っかかっています。
今から、その予想を紹介しましょう！
◆ジークが2つの巨人を持っている可能性を検証！
もしジークが2つの巨人の力を持っているとしたら、全ての巨人が出揃っていながらレイス＝フリッツになるのでは考えられます。
なぜジークが2つの巨人を持っていると考えたのかと言うと、93話でジークが獣の巨人を継承した年齢が17才であると判明したことから始まります。
これは、ジークの誕生時期を検証！で考察した通り、850年時点でジークは25歳であるので4年後の現在は29才となります。
29才時点で残り1年の寿命と言われているので29才－12才＝17才で獣の巨人を継承したことが分かりますよね。
ここから、ジークが獣の巨人を継承したのが17歳であることが分かります。
これは、ライナーの継承年齢と比べると、ちょっと遅い年齢ですよね？
ライナーは93話で残り2年の寿命となっていたことから、継承は10才と思われます。
これは850年時点で、ライナーの年齢が17才というところからの計算となっています。
ベルトルトやアニもそれほど変わらない時期に継承しているでしょうから、継承年齢もそれほど変わらないのではと思われます。
ではなぜ、ジークは17才まで継承しなかったのでしょうか？
マーレの戦士に応募したのが、おそらく5才であろうと思われます。
そこから12年間、獣の巨人を継承しなかったのはなぜなのでしょうか？
獣の巨人の継承のタイミングが、それだけ待たなければいけなかったのでしょうか？
それは、ジークは獣の巨人でなければいけない理由があったのでしょうか？
管理人アースは、ジークが7歳で密告した理由と、12年間待たなければいけない理由が同じなのではとも思うのです。
ここからは妄想も入りますが、ジークは赤子継承しており、5歳でマーレの戦士に応募し、それが発覚し、9つ目の巨人に目覚めたのではないでしょうか？
そして2年経過する間に9つ目の巨人の記憶を思い出し7歳の頃にはジークとダイナを密告してしまうような記憶を思い出した…
そこからさらに10年経ち、寿命近くなり、そこで獣の巨人を継承し寿命をコンティニューしたと考えたらどうでしょうか？
何だか話が繋がりますよね？
9つの巨人を捕食したらユミルの呪いである寿命が13年延びる、というのはちょっと微妙ですが、そこをクリアすればこの予想は繋がりますよね？
そうなった場合、ジークの中には2つの巨人がいることになり、エレンと同じになります。
さて、9つ目の巨人はエレンの中にいるのかジークの中にいるのか、それとも未だ未登場の巨人が存在するのか？
これは回収がかなり楽しみですよね！＼(^o^)／
あくまでも管理人アースはレイス巨人≠フリッツ巨人説を推しますが、これはかなりの少数派意見でしょう。
当サイトオリジナルの考察ですし、他サイトでもこの予想を推している所はあまり見たことはありません。
コメントでもほとんどの方が「レイス≠フリッツは無いのでは？」と書かれています。
それでも可能性がある限り、最初に唱えた説を推していきたいと思っています！
同じレイス巨人≠フリッツ巨人の考えを、分かりやすい図で表してくれたりゔたんさんやsukekiyoさんも当初からこの説を推してくれています！
フリッツ=レイスで確定か、と先日呟いたが訂正したい。ジークの会話で一つひっかかるからだ。シガンシナ決戦時に彼が「レイス王が記憶を改竄したのは悲劇だった」と言っていた台詞。もし単にフリッツが名前を偽っているだけなら「壁の王が…」など違う表現にしたのではないかと思ったから。
— sukekiyo (@sukekiyo0457) 2017年5月12日
少数派意見でしょうし、当たる可能性は低いかもしれませんが、最後までこの説を推して行こうと、記事を書きながら改めて決意した管理人アースでした！＼(^o^)／
【追記】
第95話「嘘つき」にて9つ目の巨人である「戦鎚の巨人」の存在が明らかとなりました。
これにより、エレンに3つの巨人やジークに2つの巨人が存在する可能性が、極めて低くなりました。
95話「嘘つき」あらすじ考察と感想！にてその内容が分かりますので、見てみて下さい！
→ 進撃の巨人年表【考察ネタバレ用】
→ 93話考察！ジークの真の目的を考察！
→ 93話考察！アッカーマン一族の正体を検証！
