進撃の巨人

【進撃の巨人】88話ネタバレ考察!「座標」の真の意味ついて徹底検証!

「進撃の巨人」の最も大きな謎と言えば「座標」でしょう!

88話では、この座標について大きな展開が起こりました。

そこでは座標についてある程度の説明があり、そして「座標=始祖の巨人」と確定しています。

ただ、座標とは「始祖の巨人」を表すだけの存在なのでしょうか?

これまでの考察を踏まえ、今一度徹底検証してみましょう!

◆座標と同じ意味である「始祖の巨人」とは?

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「進撃の巨人」第50話「叫び」より

まず、今回座標と同じ意味である「始祖の巨人」について検証してみましょう。

「始祖の巨人」と聞いて思い出すのは第67話「オルブド区外壁」にてハンジが言い登場した「始祖の巨人」という言葉です。
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「進撃の巨人」第67話「オルブド区外壁」より

この時に「始祖の巨人」とハンジが表現したのは、レイス家の巨人の力を指しています。

このレイス家の「始祖の巨人」はレイス家の血統者のみ真価を発揮できますが、その時には初代王の思想に支配されるとされています。

いっぽう、今回登場している「始祖の巨人」はフリッツ王が壁の中に持ち去った力とされ、他の全ての巨人を操れ、支配できる力とされています。
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「進撃の巨人」第86話「あの日」より

この二つの「始祖の巨人」は、同じものを指しているのでしょうか?

おそらくは同じでしょう。

ただ、継承した時点で支配するという「初代王の思想」が「レイス家初代王」であるのか「フリッツ家初代王」であるのかは分かりませんし、レイス王=フリッツ王という可能性もあります。

この辺りは未確定でしょう!

現在管理人アースは、始祖の巨人をフリッツ家血統者以外の者が継承すると、フリッツ初代王の思想に支配されるのかなと妄想しています。

また機会があれば別記事で考察したいと思っていますが…

考察を戻しますが、フリッツ家とレイス家の件を別と考えても、「始祖の巨人の力」が「全ての巨人を支配し操る力」であることは確定であると考えられます。

これで「始祖の巨人」が、どのようなものなのかは確定しましたね。

次に88話にて明らかになった「座標」について考察してみましょう!

◆これまでの「座標」登場まとめ!

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「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」より

猿の巨人が座標を求める真の理由とは?でも考察していますが、「座標」とは第50話にて劇的に登場した力であり、その後大きな謎として当サイトでも、いろいろな他サイトでも考察されてきました。

「進撃の巨人」の中でも、非常に大きな謎のひとつと言えるでしょう。

ここで、これまでの座標を巡る展開をまとめてみます。

まず、作中で初めて「座標」という言葉が登場したのは12巻第47話「子供達」です。
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「進撃の巨人」第47話「子供達」より

ここで、ライナー達の目的が「座標」だと分かっています。

そして、次に登場したのがエレンが第50話「叫び」での、座標を発動した場面です。
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「進撃の巨人」第50話「叫び」より

この時、ライナーは「『座標』が最悪な奴の手に渡っちまった」と思い
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「進撃の巨人」第50話「叫び」より

「この世で一番持っちゃいけないのは エレン」だと断定しています。
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「進撃の巨人」第50話「叫び」より

そして次に「座標」という言葉が登場したのは、17巻第70話のジーク初登場時で、彼らの最優先目的が「座標奪取」であると言っています。
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「進撃の巨人」第70話「いつか見た夢」より

その後、19巻75話「二つの戦局」でライナーが、現在のエレンの座標の力が不完全であると言っています。
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「進撃の巨人」第75話「二つの戦局」より

そして19巻77話「彼らが見た世界」では、ジークが「座標を奪還し この呪われた世界に終止符を打つ」と言うセリフで登場しています。
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「進撃の巨人」第77話「彼らが見た世界」より

このように、「座標」は重要なワードであることが分かりながらも、どのような存在なのかが分からずにいましたが、88話にてエレンとクルーガーから「始祖の巨人」と同じ意味であると説明があり、かなり分かってきました。
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「進撃の巨人」第88話「進撃の巨人」より

つまりは、「9つの巨人を含む、全ての巨人を操れ、支配できる力」ということでしょう。

19巻75話では、ライナーは「エレンの座標は不完全である」と言っています。

第50話での座標発動時に、無知性巨人は操れながらも、知性巨人である自分たちには「ビリ」と影響させただけなところからの言葉だと考えられます。
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「進撃の巨人」第50話「叫び」より

つまり、まだ知性巨人を支配しきれない「不完全な座標」という意味でしょう!

それでは、「座標は全ての巨人を操れる力」という事で確定し、「座標考察」は終わりで良いのでしょうか?

管理人アースは、ここからもう一歩踏まえて考察すべきだと考えています。

さらに、徹底考察したいと思います!

◆座標の設定から、「座標」の真の意味を考察!

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「進撃の巨人」第86話「あの日」より

ここまでの考察で、座標が「始祖の巨人」と同じ能力であり、「全ての巨人を支配できる力」だと明らかになりました。

しかし、座標が単純に、「全ての巨人を支配できる力」という「始祖の巨人」と同じ意味の能力だけの存在であれば、なぜ「座標」、「始祖の巨人」という別々の言葉を作ったのでしょう。

とくに、88話での「座標」の説明に違和感を覚えます。

「全ての巨人の支配する力」という能力にわざわざ「目に見えない道が存在し、そこを巨人を形成する骨が通る」「全てのユミルの民が繋がる空間を超越した道」という設定が必要でしょうか?
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「進撃の巨人」第88話「進撃の巨人」より

この設定に「座標」には、「始祖の巨人」以外の伏線を感じます。

それが何なのかは、 猿の巨人が座標を求める真の理由とは?にも書いていますが、管理人アースは「座標」がループに繋がる能力だと考えています。

例えば、ライナーは座標をエレンが「この世で一番持ってはいけない奴」と表現しています。
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「進撃の巨人」第50話「叫び」より

「この世で一番」というのは、スゴイ表現ですよね!(・_・;)

つまり、いろいろな要素があり、その全てにおいて「最悪な奴」ということなのでしょう。

その要素でパッと思いつくのはエレンの目的が「全ての巨人を駆逐する」ことがだったからでしょう。

「座標」があればそれが可能であり、ライナー達にとってはかなり致命的となると考えられます。

そして、エレンが壁内側の人間だからでしょう。

マーレの戦士であるライナーにとっては、たしかに「最悪な奴」ですよね。

しかし、それ以外にエレンには東洋の一族の末裔であるミカサが常に側にいます。

もし、アッカーマン家の「リミッター解除」のように、東洋の一族の力に「ループ能力」が存在したら…

そして、「座標」がループ能力と重なることにより、世界をひっくり返す力があったとしたら…

真の意味でエレンは「この世で一番座標を持っちゃいけねぇ奴」でしょう!

ここからも、座標が単純に「始祖の巨人」以外の役割があるように感じさせられますよね!

◆「座標」からどのように全てを巨人を支配するのかを考察!

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「進撃の巨人」第86話「あの日」より

「座標」は「始祖の巨人」の力だけではないと考察しましたが、いっぽうで「始祖の巨人」として、間違いなく全ての巨人を操り支配する能力でもあります。

しかし、「交わる道」である「座標」から、どのようにして「全ての巨人を支配する」のでしょうか?

考察してみましょう!

まず、座標とは「全てのユミルの民がそこへと繋がっている、空間を超越した道」であり、「巨人を形成する血や骨、記憶や意思が通る道」と、88話で説明されています。

もし、この「座標」を持っていれば、この「座標」を思い通りに出来るのでしょうか?

例えば巨人化する能力者に送られてくる、巨人の血や骨を阻害するとか…

さらに、知性巨人の記憶や意思を思い通りに改ざんできたりするのでしょうか?

そう考えると、全てのユミルの民、エルディア人を思い通りに操る事ができそうですよね!

たしかに「全てのユミルの民を支配」できそうです!

ふと想ったのですが、この座標に繋がる道は空間を超越しているとされています。

もし、これが時間も超越していたら、ループもできるのでしょうか?

もしくは、東洋の一族が時間を超越した座標を持っていたら、エレンの座標と合わせると、エレンをループさせる事も可能ですよね!

やはり、座標には「始祖の巨人」以外の役割がありそうな気がします!

座標の真の意味…当てたいです!\(^o^)/

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