86話にて明らかになった「マーレの戦士」の存在ですが、ここから「巨人になれるのはエルディア人のみなのでは」という考察が生まれました。
全ての巨人は、エルディア人なのでしょうか?
それではライナー、ベルトルト、アニも?
ここで、検証してみましょう!
◆「集え、マーレの戦士」からの考察!

86話にて、マーレ治安当局員が「マーレの戦士」を募集するという場面が登場しました。
ライベルアニは、この募集に応募され「壁を破壊するマーレ戦士」としてエレン達の世界に派遣されたのでしょう。
募集できる年齢が5~7歳というのも、彼らが10歳くらいで壁を破壊しに派遣されているので頷けます。
さらに、その募集の中の「エルディア人に7つの巨人の資格を与える」という項目が、「巨人になれるのはエルディア人のみ」という考察の大きな要因となっています。
マーレが保持している「7つの巨人化能力」を継承する人物を、エルディア人から選出するというのは、確かにおかしいですよね。
ここからは確かに「巨人になれるのはエルディア人のみ」だからという理由が感じられますね。
さらに壁外を彷徨う無知性巨人達は、マーレから「楽園送り」にされたエルディア人達ということも分かっており、巨人達は全てエルディア人という可能性が高くなっています。
ここからも、「巨人になれるのはエルディア人のみ」という可能性を感じます。
それではエルディア人しか、巨人にはなれないのでしょうか?
◆ライナー、ベルトルト、アニはエルディア人なのか?

もし、全ての巨人化能力者がエルディア人ならば、ライナー、ベルトルト、アニもエルディア人ということになります。
これは、どうでしょうか?
まず、気になるのは78話でアニに向けてライナーが言った「穢れた民族」ですよね。
これはアニとアニ父にエルディア人の血が流れている事を表していると思われますが、逆にライナーはマーレ人のように見受けられます。
つまり、ライナーは純粋なマーレ人であり、アニはマーレの戦士となった「名誉マーレ人」ということなのではないでしょうか?
もしかしたら、アニの母親はマーレ人で、父がエルディア人のハーフかもしれません。
いっぽうベルトルトはどうでしょうか?
ベルトルトも第49話でアルミンに向けて「悪魔の末裔が!」と言っていますね。

ただ、ベルトルトは超大型巨人を継承しているので、壁の中の巨人と関係があるように思えます。
なので、ここから一概にベルトルトが、マーレ人として「悪魔の末裔、穢れた民族」と発言したと受け取るわけにはいかないと思われます。
つまり、ベルトルトがマーレ人なのか、エルディア人なのかの判断は難しいところですね。
しかし、ライナーはマーレ人という可能性が高いと思われます。
となると、マーレ人も巨人化出来るということになりそうですよね!
では、マーレ人でも巨人化出来るのに、なぜエルディア人から7つの巨人継承者を募集したのでしょうか?
◆エルディア人から巨人継承者を募集した理由とは?
86話考察!人種から巨人の耳の伏線を検証!にて考察していますが、耳が尖った巨人=ユミル直系の巨人のみが継承、発揮できる能力があり、それが「座標」や「始祖の巨人」ではないかと思われます。
つまり、エルディア人でなければ、座標は発動できないということですね。
なので、エルディア人から戦士を募集したのでしょう!
しかし、もしエルディア人の戦士が座標、始祖の巨人を奪還したとして、そのままマーレを裏切ると考えなかったのでしょうか?
これは、想像なのですが、9つの巨人のうち、7つの巨人を手駒にしたマーレの能力によるものだと考えられます。
つまり、マーレには「洗脳の力」があるのではないでしょうか?
そうでなければ、9つの内の7つの巨人を、自分達に降せれないでしょう。
なので、エルディア人の戦士も、自分達を裏切らせない自信があったのではないかと考えられます。
ただ、ライナーやアニの「戦士と兵士の間で揺れる気持ち」を見ると、絶対的な洗脳ではないように見えますね。
◆ヨロイ・ブラウンからの考察!
今回、マーレ人も巨人化出来ると考察しましたが、これはライナーがマーレ人だからという考察だけに基づく予想です。
そして、このライナーがマーレ人ではなくエルディア人かもしれないと思わせる要素がひとつあります。
それは第66話に登場した「ヨロイ・ブラウン」です。
これを飲み、エレンは硬質化能力を得ましたが、この「ブラウン」はライナー・ブラウンのブラウンで間違いないでしょう。
そして、これをレイス家が持っていたという事実は、レイス初代王が壁に籠る前に手に入れた物だと思われるので、つまり「100年以上前にもブラウン姓の硬質化能力者がいたのでは」と思わせられます。
ということは、鎧の巨人の継承者は、「ブラウン家」が代々継承していたのではと考えらえます。
つまり、ライナーは「マーレの戦士募集」で鎧の巨人を継承したのではなく、もともとの7つの巨人の内の一人から継承していたのではと考えられます。
と言う事は、ライナーは初代9つの巨人から続く家の末裔とも考えられ、そうだとしたらまずエルディア人でしょう。
では、なぜアニに対し「穢れた民族」などとマーレ人のようにライナーは言ったのでしょうか?
この理由も、マーレの「洗脳」ではないかと思われます。
ライナーは、自分がマーレ人だと思い込まされているのではないでしょうか?
もしかしたら、ベルトルトもそうかもしれませんね。
アニに関しては、父親がエルディア人とハッキリしているので、自分が「穢れた民族」だと感じているのでしょう。
しかし、母親が7つの巨人の継承者で、エルディア人の父親との間に生まれた子どもかもしれません。
なので、初代7つの巨人から続く継承者である可能性もありますよね!
巨人化出来るのはエルディア人のみなのか、の考察をまとめると、
「マーレ人も巨人化出来るが、エルディア人の一部しか座標は発揮できない」か、「エルディア人しか巨人になれないが、マーレにはライナーを洗脳しているような洗脳の能力がある」という事でしょうか?
現時点では、ハッキリとした答えが出せませんね(-_-;)
まだまだ、巨人に関する謎は多いですね…(-_-;)
【追記】

87話「境界線」にて、巨人になるのはエルディア人、「ユミルの民」のみであることが明らかになりました!
つまり、巨人化能力者は全てエルディア人であるということでしょう!
要チェックです!
→ 86話あらすじ!「あの日」の感想考察!
→ 86話ネタバレ考察!人種から巨人の耳の伏線を検証!
→ 87話あらすじ展開!
→ 86話ネタバレ考察!「9つの巨人」と「7つの巨人」の正体を検証!







