87話にて登場した「ダイナ巨人」について、追加更新しました!
86話では、いろいろな謎が明らかになりましたが、そのひとつにエルディア人とマーレ人という存在が登場しました。
この流れから、壁内人類のほとんどが、マーレ人に追い込まれたエルディア人であることが分かりました。
では、以前考察した「巨人の耳の形」に当てはめると、この考察はどうなるのでしょうか?
検証してみましょう!
◆巨人の耳の形からは、人種が分かるのか?
70話考察!獣の巨人とライナー達の関係は?で、以前考察した「巨人の耳の形の伏線」が分かりますので、見てみてください!
この考察では「エレン、グリシャ、ジ―ク、ユミル」巨人が尖った耳をしており、

その他の「ライベルアニ、フリーダ、ウ―リ、ロッド」巨人は、丸い耳をしていると確認しています。

そこから「尖った耳の巨人」は「壁外出身者」であり、丸い耳は「壁内出身者」であると考察し、ライベルアニ達が壁内出身者だと推測しました。
しかし、86話で明らかになった情報から考えると、壁内人類のほとんどはエルディア人という括りになっていました。
そして、グリシャも壁内人類と同じエルディア人であり、エレン、ジ―クは、その息子です。
いっぽう、壁外を徘徊している無知性巨人は「楽園送り」となったエルディア人とも分かっています。
しかし、この巨人達の耳は、全て丸い形となっています。
となると、耳の形が人種を表しているのなら、エルディア人が巨人化した場合、全て丸い耳にならなければいけないはずです。
しかし、グリシャ、エレン、ジ―ク達はエルディア人なのですが、尖った耳をしています。
この時点で、「耳の形が人種を表している」という考察は、間違いだったことが分かります。
それでは、巨人の耳の形は、何を表しているのでしょう?
◆巨人の耳の形は、巨人の種類で決まるのではないか?

人種ではないのならば、巨人の種類で耳の形が決まるのではないかもしれないですよね。
ここで、検証してみます。
まず、無知性巨人だったら、丸い耳なのではないかと思い、エレンのグリシャ捕食前の画を見てみました。
…尖っていますよね。
ということは、無知性巨人でも「耳が尖る巨人は尖る」ということのようです。
そして、ユミルの耳が尖っている事も疑問です。

ユミルはマルセルを捕食して巨人化能力を得ました。
マルセルと仲間であるライベルの巨人の耳の形は丸いので、マルセル巨人もおそらくは丸い耳をしていたと思われます。
しかし、そのマルセルを捕食したユミル巨人の耳は尖っています。
となると、やはり巨人化する人間個有の要素で「耳の形」は決まるようですね。
◆第86話登場!「大地の悪魔の耳」から考察!

86話では、巨人化能力の発端は、1820年前に「大地の悪魔」からもらった能力から派生していたことが明らかになっています。
この「大地の悪魔」が何者なのかは、全く分かりませんが、この悪魔の耳を見ると「尖っている」事が分かります。
その後、同じように登場する巨人の画には、尖った耳の形の巨人と丸い耳の巨人とが描かれています。
この巨人の耳は尖っていますね。

こちらも尖っています。

この違いはどこから来るのでしょうか?
ちなみに、この画の巨人は話の内容から初代「9つの巨人」を表していると思われます。
初代9つの巨人から、耳が尖っている巨人と尖っていない巨人が存在するようです。
これは、どういうことでしょうか?
ここで考えたのは、「ユミル・フリッツ」は、巨人の魂を分ける9人を、どのようにその人間を選んだのか、という事です。
9つの巨人化能力は、「ユミル・フリッツの血縁者と仲間」に分け与えたのではないでしょうか?
つまり、「ユミル・フリッツ直系の子孫と、同志」に、ということです。
ここから、ユミル直径の子孫は、巨人化すると耳が尖り、仲間でありユミルと血縁関係の無い人物が巨人化すると丸い耳になるのではないかと予想出来ます。
つまりユミルとエレンは、かなり近い血筋だったということになりますね。
そして、この耳の形には、まだ意味があると思われます。
◆ユミル直系の子孫を表す耳の形の意味とは?
わざわざ耳の形を描き分けている以上、何か意味があるのではないかと思います。
耳の形が尖っている巨人には、何かあるのでしょうか?
ここで、気になるのは「大地の悪魔」とした「契約」という言葉です。
この契約は、もしかしたらユミルの子孫にも影響があるような事なのではないでしょうか?
どのような契約なのかは分かりませんが、耳が尖っているユミル直系の巨人のみが「座標」を行使できるとか、ユミル・フリッツが交わした契約により、そのような制限があるのかもしれません。
まだまだ解けない謎の一つとなっている「巨人の耳の形」には、何か重要な意味があるように感じます。
謎の解明が、待ち遠しいですね!(^◇^)
◆ダイナ巨人の耳の形から考察!

これまでの考察で、耳の形が「ユミル直系」を表しているではないかと考えられました。
ということは、「ユミル直系であるフリッツ家の末裔 ダイナ・フリッツ巨人の耳の形は尖っているはずでは?」と「稀な人」さんからコメントにて指摘がありました。
たしかにその通りで、これを検証していなかったのは管理人アースの落ち度ですねm(_ _)m
これまでダイナ巨人=カルラ・イーターは、第2話、第49話、第50話と登場していますが、髪が長く耳の形は判明していませんでした。

今思えば、これも作者が故意に描いていたのでしょうね(・_・;)
これらも全て計算されていると考えられ、諫山先生の物語の構成力に、恐怖を感じます(汗)
そして今回、ダイナ=カルラ・イーターと判明した場面で、耳の形が明らかになっています!

尖っていますよね!
ここから、フリッツ家血統者=ユミル直系だから尖っていると考えて良いのだろうと思います。
ということは、これまで登場している巨人の耳が尖っているユミル、グリシャ、エレン、ジークは、全てユミル直系という事になりますね!

稀な人さんのご指摘にて、面白い考察が出来ました!
稀な人さん!
ありがとうございました!
やはり、ここで気になるのは本当に「グリシャがユミル直系」なのかという所ですね。
ただ、管理人アースはこの耳の形が「尖っている」と判断していますが、エレン、グリシャの耳に比べるといささか「丸型」に近いようにも見えます。
髪が少し邪魔ですよね(・_・;)
しかし、他の丸型の耳と比べると、尖っている側に見えるので、このように判断しました!
「グリシャがユミル直系」という事に関して、88話で何か展開があるのか…
楽しみです!\(^o^)/
→ 86話あらすじ!「あの日」の感想考察!
→ 87話あらすじ!
→ 86話ネタバレ考察!「9つの巨人」と「7つの巨人」の正体を検証!








