進撃の巨人

【進撃の巨人】85話ネタバレ考察!グリシャ・ノートの中身を考察!

85話「地下室」にて、グリシャの地下室に到着したエレン達は、グリシャの手記と思われる3冊の本を手に入れました。

その1冊から登場した写真からは、グリシャが壁外出身者であり、壁外には人類が存在するというこれまでの設定をひっくり返す、驚くべき展開がありました!

しかし、この3冊の本の内容は全く明らかになっていません。

この3冊のグリシャ・ノートには、何が書かれているのでしょうか?

全く手がかりがないグリシャの本ですが、頂いた二つのコメントを元に書かれている内容を予想してみました!

その結果、第4の壁「ウォール・ベルトルト」と「壁内ループ説」にたどり着きました!

どのような考察になったのか?

見て行きましょう!

◆ゆっきーさんのグリシャ・ノートの内容予想!

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「進撃の巨人」第85話「地下室」より

ゆっきーさんから、コメントにてグリシャ・ノートの内容予想をいただきました!

私は以前、ハンジ=オーディン説を唱えましたが、オーディンは片眼と引き換えに知恵を得ますが、その時に避けられないラグナロクの運命も知ります。

なので、オーディンは旅や冒険したりを楽しんでいながらも、実は常に虚しさを感じているのです。

あの帰還時の4人の後ろ姿には、知ってしまったが故の苦悩と虚しさを映し出そうとしている諌山先生の意思を感じました。

では、この場合の避けられない運命とは?

私はこう考えます。
1.もともと三重の壁は罪人である単一民族たちを押し込めるものであった。
2.罪人である単一民族はなんらかの手段(「座標」などで)統制しなければ無知性巨人化する。
3.座標があれば、滅びは先延ばしできるが、いずれは壁の中は必ず滅ぶ。座標ごと滅べば壁外も危機に陥るので、壁外勢力は座標の奪還をあきらめない。

秘匿するグリシャ・ノートの中身はそういうところではないかと思います。

素晴らしい考察ですよね!

全く情報の無いグリシャ・ノートを北欧神話を切り口に考え、壁が出来た理由、座標の正体を考え、壁内がいずれ滅びるという内容が書かれていると予想しています。

ハンジ=オーディン説は管理人アースも考え、ここからハンジが地下室にたどり着くと予想しました。

実際、今回ハンジは地下室に到着し予想は当たりましたが、さらにこの後もこの説を基に考察するゆっきーさんは、本当に素晴らしいと感じました!

管理人アースはこのコメントを読み、無理だと考えていたグリシャ・ノートの内容を自分なりに真正面から考えてみようと決心しました!

ゆっきーさん!

素晴らしい考察をありがとうございました!

◆hanaさんのコメントから、グリシャ・ノートの内容とそこからの考察を紹介!

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「進撃の巨人」第85話「地下室」より

Hanaさんから、かなり壮大な考察コメントをいただきました!

グリシャ・ノートの内容予想から、「進撃の巨人」全体の謎を考察しています。

かなりの長い考察コメントですので、簡単に内容をまとめて紹介します。

85話最新画バレ「地下室」考察あらすじ感想!のコメントに全文が書かれていますので、ぜひ読んでみてください!

特に「座標を指定する者=座標能力者 実際に対象の時間を、逆行させたり先に進めたりする能力を持つ者=時間能力者」や、第50話の座標発動シーンの考察は必読です!

3册のうち少なくとも一冊は壁外の本で、文章や挿絵、写真等が上下左右反転しておらず、且つ漢字が使われている。

「二千年後の君へ」は、2000年後の未来人(もしくは2000年後の未来の記憶をもっている人間)であるグリシャから、エレンにあてた手紙か手記のタイトルである。

約二千年後の未来、巨人の脅威にさらされていた人類は、過去に新天地を求め、「座標の力」という舟に乗り、現在の「進撃の巨人」の世界に来た。

一部の権力者が先に大量の人間を新天地に送り込み、送り込んだ人々を騙し巨人の力によって巨人化させ壁をつくり、自分たちはその中に逃げ込んだ

レイス初代王は、自分達のおかした罪の記憶から人々を守るため、初代王は人々の記憶を消去、改ざんした。

このときレイス始祖王は、東洋の一族が持つ時間に関する能力を利用して時間を逆行させ且つ、巨人兵器の原因となった科学技術の発展を妨げる目的で、世界を一定期間の周期で(約100年)ループさせることにした。

太陽が東から上ったことは、ループを脱したことを暗示しており、エレンが最終的にグリシャではなく、ジークを選択したことを象徴的に表していると思われる。

このような内容が、3冊の本に書かれていると予想されています。

本当にかいつまんでのまとめであり、「3冊の本にはこのような内容が書かれている」との明記はなく、あくまでコメントを読んだ管理人アースの解釈ですので、できたらコメントを読んでいただけると、助かります!

このhanaさんのコメントを読み、驚きました。

「進撃の巨人」の大きな謎のほとんどを説明され、納得できる内容となっています。

まず、「二千年後の君へ」がエレンに宛てた手紙のタイトルであると書かれていましたが、3冊の内の1冊のタイトルとなっていると考えたらどうでしょうか?

そうだとしたら、「第1話目タイトルの謎」が解明される事になりますよね!

この展開が来たとしたら、最高です!

そしてグリシャが二千年後の未来からやって来た存在であり、その方法が「座標の力」であったこと、さらにレイス初代王によるループされた世界であること…

レイス王によるループ世界である事により、西から太陽が昇っていたが、ループを脱した事により東から昇っていたという考察は、素晴らしかったです。

ループ世界であるならば、巨人に追い込まれる二千年後のような未来にはならないが、100年単位で永遠にループし続ける、ループから脱すると巨人に追い込まれる未来へと突き進む…

このジレンマは、先に紹介したゆっきーさんの考察と通じるところがありますね!

hanaさん!

素晴らしい考察コメントをありがとうございました!

かなりの刺激を受け、ゆっきーさんのコメントとともに、この記事を作成するモチベーションが高まりました!\(^o^)/

それでは、二人の考察を踏まえ、管理人アースのグリシャ・ノート考察を行いたいと思います!

◆管理人アースによるグリシャ・ノートの内容考察!

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「進撃の巨人」第85話「地下室」より

ゆっきーさんも、hanaさんも、グリシャ・ノートの内容には避けられない滅びの運命が書かれており、壁内人類の未来を考えると、壁外の未来に不都合があるというジレンマが書かれていました。

それは、85話にてグリシャ・ノートの内容を知ったであろう、リヴァイ、ハンジ、エレン、ミカサの後ろ姿から感じられるやるせなさからの考察であると考えられます。

管理人アースも、グリシャ・ノートには壁内人類の罪、そしてジーク達の正当性を感じられる内容が書かれていると思います。

それでは具体的にグリシャ・ノートの内容を予想してみます!

まず、グリシャ・ノートは3冊ありますが、3冊とも繋がった内容だと思います。

hanaさんの考察を取り入れさせてもらい、タイトルは「二千年後の君へ」エレンに向けたタイトルが付けられていると予想します。

つまり「二千年後の君へ No.1」「No.2」「No.3」とそれぞれの表紙に書かれていると思われます。

グリシャは、第1話で「外の世界がどうなっているのか 何も知らずに一生壁の中で過ごすなんて嫌だ」とエレンに言われて、地下室にあるノートを見せようと決心していたように感じます。
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「進撃の巨人」第1話「二千年後の君へ」

第85話では「お前が一番大事な物に気付いたと時」に見せるとも言っています。

ここからグリシャ・ノートの内容は「一番大事な物に気付いたエレンなら見せられる、壁外の事が書かれているノート」だと考えられます。

という事は、やはり「壁が出来た経緯が書かれた、世界の歴史」について書かれていると予想できますよね。

その理由と歴史とは、どのようなものか?

まず、壁が出来た理由として、終わりのない人間同士の争いから、いずれ人類が全滅すると考えたレイス初代王が、座標の「叫びの力」を使い、壁を築き上げ人間を閉じ込め、その中に自分達だけの楽園を築こうとしたと説明されています。

壁外に存在する巨人は、壁を築いている巨人と同じで、壁内に壁外人類が争いを持ち込まないようにレイス初代王が誕生させたとも説明されています。

そして壁内の時間はループしており、グリシャがもともといた壁外世界から見ると、二千年間時間が逆行し、ループしていると説明があります。

そして、人類同士が争ってきた歴史を考えれば、レイス王が作ったループ世界は間違っていないとグリシャも賛同し、シガンシナ区に定住したと、壁内に来た理由が書かれています。

そしてグリシャがいた世界では、発達した高度な文明が築かれているが、戦争が絶えず、いずれ滅びるであろうとも書かれています。

文明が発達して行くことは同時に、人間同士の争いによる世界のダメージも、大きくさせていったのです。

そのため、壁内世界の存在を知ったグリシャは、妻に壁内人類の話をしたが、理解は得られなかった、とのジーク達が争いのないループ世界に対して反対意見だった事も記されているでしょう。

そしてグリシャは単独で巨人の力か、壁外文明により誕生した「空間移動の力」にて、シガンシナ区に来る事を決心します。

レイス王の力によりループした壁内世界、それを否定し座標の力を奪いに来るジーク戦士長の存在が示唆された内容が書かれているのでは、と思われます。

このような内容が3冊に渡り、書かれていると予想します!

◆ループしている世界の範囲は?第4の壁ウォール・ベルトルトの存在はあるのか?

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もし、この考察通りに壁内世界がループしているとしたら、どれくらいの範囲がループしているのでしょうか?

シガンシナ区陥落までは、ウォール・マリアの外にも壁外調査に行っており、そこには多くの無知性巨人が存在していました。

となると、その巨人がいる範囲もループし続けていると思われます。

その範囲は、どのようなものなのでしょうか?

こうなると、その範囲の外径に、もうひとつの壁が存在するのではと考えられます。

つまり、第4の壁の存在ということです。
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この壁は無知性巨人の行動範囲であり、レイス王が作っているループ世界の範囲を表す壁となります。

つまり、この第4の壁内で、これまでは西から太陽が昇り、時間が逆行しループし続けていたということになりますね!

ちなみに、第4の壁の存在は、かなり以前から進撃の巨人考察には登場しています。

それは、「フィクションである演劇内の世界と観客のいる現実世界との境界を表す概念」として、「想像上の壁」という意味で「第4の壁」という言葉が存在していることから、「進撃の巨人」の考察にも登場しています。

演劇において「第4の壁を破る」という言葉も存在しており、演じている役者達が、観客に見られていることを自覚した時に用いられ、ベルトルト・ブレヒトという人物が唱えた理論の中に登場しています。

ベルトルトという名前、さらに役者達が「見られていると自覚した時に破られる壁」という辺りから、かなり意味深に感じられますよね!

今回の壁内ループ予想から辿り着いた「第4の壁@ウォール・ベルトルト」の存在ですが、ありそうな気がします!

さらに、84話でベルトルトが捕食されたと同時に、壁内世界がループしていることを気付く、つまり「演者が自覚する」という意味においても、何やらベルトルト・ブレヒトの「第4の壁」という言葉との繋がりを感じますよね!

今回は、「世界の謎の核」が説明されていると思われる、グリシャ・ノートの内容を予想しました!

どこまで当たっているのか…かすりくらいしているのか(・_・;)

グリシャ・ノートの開示が楽しみです!\(^o^)/

【追記】
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「進撃の巨人」第86話「あの日」より

第86話、87話にてグリシャ・ノートの内容が明らかになっております。

壁が出来た経緯などは全く書かれておらず、グリシャの半生が書かれているようです。

それは壁外についての歴史についてを表してもいます!

予想は、全く外れましたね(・_・;)

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