とうとう「マーレ編」終幕が感じられ始めた第105話「凶弾」ですが、サシャ死亡、ジークとガビとファルコの飛行船同乗等、驚きの展開が見られましたが、地味に驚いたのがミカサがマフラーを脱いでいた事でした。
けっこう珍しいミカサのマフラー無し場面ですが、ここにはどのような意味が込められているのでしょうか?
けっこう意味深ですよね!
原因はアルミン?
もしかしてミカサとアルミンは付き合っている!?
検証してみましょう!
◆ミカサがマフラーを脱いだ原因を検証!

101話で「マーレ編初登場」となり久しぶりに登場した際のミカサは、髪型や立体機動装置が変わったことにより容姿にかなり変化が見られました。
しかし、第6話にエレンから巻いてもらったマフラーは変わらずしており、この辺りに3年経過していても「やはりミカサはミカサだ」と感じたファンも多かっただろうと思われました。
もちろん管理人アースもそのように感じ、嬉しく思いました。
しかし、今回105話ではこれまでのミカサだったら、ちょっとあり得ないような描写がありました。
ミカサがマフラーを脱いでいる場を確認したのです。
まずは、その辺りを振り返ってみましょう!
今回105話は、エレンとともに飛行船に乗り込むミカサから始まりました。
この時のミカサにはマフラーが確認できます。

そしてその次の飛行船に乗り込んだミカサにもマフラーは確認できました。
その後違う場面となり、次にミカサが登場するのはガビとファルコが部屋に入る場面でした。

マフラーを脱いでいますよね?
そしてサシャが助からないとジャンから聞いた場面では、マフラーをしていないのがハッキリと分かります。

なんだか首元がスッキリとしていますよね!(・_・;)
これはかなり珍しい場面だと感じますよ!
ここから分かるのは、飛行船に乗り込むまではしていたマフラーをその後ミカサが脱いだ、ということです。
なぜ脱いだのでしょう?
暑かったから?(笑)
一般的な考えからすればそうなるかもですが、これまでのミカサはどんな時でもほぼマフラーをしていました。

やはりミカサと言えば、エレンのマフラーをしているのが常態と言えるでしょう!

そのマフラーを外しているというのは、どういう意味なのでしょうか?
ちょっと逸れますが、今回同時に気になるのがミカサの気まずい表情です。
エレンとアルミンが顔を合わせる場面で、ミカサは気まずい表情をし

リヴァイ兵長に蹴られたエレンに駆け寄ろうとしたところをアルミンに押さえられ、目が合うと気まずそうに目線を下げています。

そしてこの後に登場した際にミカサはマフラーを脱いでいます。
これらを合わせて考えると、「アルミンとミカサが付き合っており、アルミンの手前マフラーを脱いだ」のではと考えられますよね?
というか、これらの場面を見返すと、そのようにしか見えないのですが!(;´Д`)
このような展開はあるのでしょうか?
考察してみましょう!
◆ミカサとアルミンが付き合うという展開はあり得るのか?

ミカサとアルミンが付き合うという展開はあるのか?
こんな考察をする時が来るとは、管理人アースは正直まったく予想していませんでした!(・_・;)
ただ、この展開を思った際にパッと思い出したのは進撃の巨人公式ガイドブック「Answers」での諫山先生のインタビュー記事です。
ここで諫山先生に「エレンとミカサが離れてしまうことも?」という質問に対して諫山先生は
「男性マンガ家としての感覚だと、ミカサはエレンと一緒にいるだけではかわいそうだと思ってしまうんです。でもミカサにとっては、エレンとずっと一緒にいることが幸せなのかもしれない」
「だからミカサにしても、エレンとアルミンの間で苦しむことになるかもしれません。」
「グローバリズム的な考えのアルミンには同調できるけど、自己中心的なエレンを突き放すこともできない」
と答えられています。
上記は、諫山先生の答えのワンブロックのお話を、部分部分で抜粋しています。
「Answers」がお手元にある方は、P171の最後のインタビューからお読みいただければ全文が分かりますよ!
このインタビューで諫山先生が言われている展開は、まさに105話でのミカサ、エレン、アルミンを説明していると思われます。
おそらくは、22巻最後で海に到着した事により目的を達成したアルミンと、まだ目的を達成していないエレンとの間に齟齬が生まれ、その二人の間でミカサは苦しんでいるのでしょう!
考え方としてはアルミンに同調しているミカサですが、エレンも大事であり突き放せない…
そんな感じなのだと思われます。
ここからミカサの気まずい表情は、アルミンと付き合っているからではなく、袂を分かち「昔と違う関係のエレンとアルミンの邂逅」に気まずくなり、

アルミンの考えに同調した手前、押さえられたミカサはエレンを助けるために動けなくなったのでしょう。

ここからアルミンとミカサは付き合っている訳ではない、と思われます。
では、ミカサはなぜマフラーを外したのでしょうか?
実はキチンと読み返して全てを確認した訳ではないですが、ミカサがマフラーを外している場面は今回以外にもチラホラと確認できます。
例えば13巻冒頭でエレン争奪戦から帰還した際のミカサは、なぜかマフラーを外しています。

そして同じく13巻2話目の52話でのミカサも、なぜかマフラーを外しています。

もっと以前の場面では、5巻1話目の19話での、審議所に登場するミカサもマフラーはしていませんでした。

ザックリと見つけたところでも、こんな感じでマフラーを外しているミカサが確認できるので、キチンと見返すともっと発見できるかもしれません!
つまり、ミカサがマフラーを外すのは今回が初めてな訳ではなく、思っていたよりも大きな事では無いのかもしれません。
となると、ミカサがマフラーを外していたからと言って、アルミンと付き合っているという事ではないと言えるでしょう!
この考察結果には、かなり管理人アースはホッとしていますよ!(笑)
さて、これからの展開ではさらにエレンとアルミンの間で苦しむミカサが登場することになりそうですが、その時ミカサはどのように動くのか?
再びマフラーを巻き、これまでのようにエレンと寄り添うミカサが見たい!と願う管理人アースでした!(*^^*)
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