今年に入り、「進撃の巨人」に関して立て続けに誤報が相次ぎました。
本来あってはいけない「誤報」ですが、さすがに酷すぎではないかと感じています。
それらをまとめ、ここで管理人アースの「願い」を書いてみました。
「進撃の巨人」ファンの願い、見てみてください!
◆2017年1月に入ってから起きた「進撃の巨人」誤報、誤植まとめ!

まず、諫山先生ブログ「現在進行中の黒歴史」での1月09日に「別マガ2017年2月号・セリフの訂正」というタイトルで更新され、第89話でのエレンのモノローグの「摂取」が「接触」の誤植であったと報告されました。
まさかの新年早々での誤植に、「新年から幸先の良くないスタートをきってしまい、とても残念です…」とコメントを添えられています。
そして、この諫山先生のブログの更新翌日、1月10日には朴容疑者が妻の首を締め、窒息死させた疑いで逮捕されました。
その際に、この朴容疑者が「進撃の巨人の元担当編集者」と報道されました。

もちろん実際の担当編集者はデビュー時からバック氏こと川窪慎太郎さんであり、朴容疑者ではありません。
誤った内容であり、「進撃の巨人」という名称を全面に出してしまってますね。
さらに18日、映画秘宝より「進撃の巨人がハリウッド映画化!」というTweetがされました。
諫山創『進撃の巨人』ハリウッド映画化に向けてワーナーが交渉中! 『ハリー・ポッター』『ゼロ・グラビティ』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を製作したデヴィッド・ハイマンをプロデューサーにするという企画 https://t.co/cA99CvBgWR #HIHOnews
— 映画秘宝 (@eigahiho) 2017年1月18日
しかし、すぐさま誤報だったことが明らかとなりました。
「進撃の巨人」ハリウッド版報道は「誤り」講談社担当者が明言 #諫山創 #進撃の巨人 https://t.co/UnGuoVzIv5 pic.twitter.com/AdZWuyC8Jr
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2017年1月18日
2017年に入り半月あまりでこれだけの誤報、誤植が続くというのは、ちょっと異常ですよね。
「摂取」と「接触」の誤植は、諫山先生も「自分のミスです」とコメントされており、おそらくは編集との確認不足かなとも思われますが、たしかに自らの責任もあるでしょう。
ただ、その後に続く「誤報」はいかがでしょうか?
ちょっとひど過ぎですよね。
◆煽り立てる報道に責任はあるのか?

朴容疑者での報道で「元担当編集者」として報道されており、特にとある週刊誌では「『進撃の巨人』産みの親」との見出しで出されており、記事内では「無名の若手で実績の無かった諫山創さんの起用を決断し、『進撃の巨人』を世に送り出した」と説明されています。
これ、完全にバック氏のことですよね?
管理人アースは新聞記事で知り、そこでも「担当編集者」と書かれており、一瞬バック氏が事件を起こしたのかと勘違いしました。
ただ、名前が韓国籍ですし、年齢が41歳とあったのですぐに別人だと思い直しましたが…
このような勘違いのまま報道されるというのは、信じられないですよね!?(・_・;)
さらに、「進撃の巨人ハリウッド映画化!」には、呆れてしまいます。
海外メディア発の誤報のようですが、日本メディアもキチンと確認するべきではと思いますよ。
管理人アースが一番気になってしまうのは、諫山先生です。
担当編集者ではないにしろ、朴容疑者とはもちろん交流があったでしょうし、お世話にもなっていたでしょう。
そのニュースに自分の作品「進撃の巨人」が使われ煽られている報道を見たら…(´;ω;`)
その事件の後、自分が知らない「進撃の巨人ハリウッド映画化」のようなニュースを見たら、また驚き、振り回されますよね(-_-;)
この半月で、諫山先生は本当に嫌な辛い思いをされているのではと想像してしまいます。
現在「進撃の巨人」は連載開始時から温めてきたであろう伏線を次々と回収し、広げた物語を畳み初めています。
物語が成功し終わるか、キチンと畳めずに終わるかが今にかかっているのではと感じられます。
つまり現在の諫山先生は、非常に大事な時期なのではと察するのです。
そんな大切な時期に、いい加減な報道で諫山先生を振り回さないで欲しいと願います。
これらの誤報を出した報道機関には、現在の日本を代表するマンガ作品によろしくない影響を与えているのではないでしょうか?
「進撃の巨人」という歴史に名を残す名作の足を引っ張ることだけは、勘弁して頂きたいですね。
そして、諫山先生には集中して、心残りのない作品に仕上げてもらいたいです!
ファンの気持ちを代弁し、この記事の終わりにしたいと思います。





