進撃の巨人

【進撃の巨人】考察!グリシャの「種明かし」は1巻に起こる予定もあった!?

作者諫山先生のブログ「現在進行中の黒歴史」が12月28日に更新され、これが2016年最後の更新となりました・

そこで書かれていた内容は2016年の「進撃の巨人」の展開に関する考えでした。

その内容の中で衝撃の事実がポロリと明かされており、それはグリシャ・ノートが1巻で公開される案もあったというものでした。

これは、いったいどのような意味なのでしょうか?

現在の「進撃の巨人」は予定外の展開なのか?

考察してみましょう!

◆ブログにて衝撃の事実が判明!1巻で開示されたかもしれないグリシャ・ノート!

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2016年12月28日に諫山先生ブログ「現在進行中の黒歴史」が、「今年最後の更新になるものとする」というタイトルで更新されました。

その内容は、今年観た映画のベスト10が書かれていたりと、年末にふさわしい内容となっていましたが、最近の「進撃の巨人」の展開について触れる部分もあり、そこには驚くべき内容が書かれていました。

その部分を抜粋し、紹介します。

今年、進撃の巨人は物語的な転機を迎えました
この種明かし的な構造で行こうと考えた連載開始時は、そこまで連載が続く気もしなかったもので、一巻の中で明かそうという案もありました。

正直その種明かし自体には自信なかったです。
まあ古典的だし、「アイアムレジェンド」だって滅亡寸前の人類の話だった所までが面白いし…

でもけっこう好意的に受け取ってもらえてる空気は感じてます。そうであれば良かった!
いやしかし、それが21巻のケツに来ることになるとは…長い…長かった…七年!?

とにかく、今はどういうつもりで漫画描いてるかっていうととにかく、無事に収め、無事に終わりたい、の一心です

いや、驚きました!

「種明かし的な構造」という「進撃の巨人」の物語構成は十分に理解できますが(というか、それが最大の持ち味かとw)、それを1巻の中で明かすという案があったとは!

しかも、これは7年以上前の話だと思われますが、それを諫山先生が覚えているということは、諫山先生的にも「アリ」な案だったのでしょう。

しかし管理人アースとしては、この種明かし」に至るこれまでの過程が最高に楽しいと感じていますし、そこまでの持って来方に諫山先生の技量が感じられ、非常に面白いと感じているのですが…(・_・;)

現在起きている「種明かし」部分に至るまでの過程が本当に楽しかったのです!

ここに至るまで本当に焦らされましたし、その焦らし方が上手くて魅力的で、本当に想像力を掻き立てられ、毎月毎月楽しく考察してきました。

それをもし1巻に持って来られていたら、魅力は半減以下になっていたのではないでしょうか?

何にしても、現在の種明かしに至るまでの過程、そして現在も本当に面白く読ませてもらっています!

諫山先生自身はかなり不安がられていましたが、物語は上手く回収され終わるのではと思っていますし、そのように願っています(^^)

それでは、「一案」として終わった訳ですが、もし1巻で種明かしが起きていたら、どのような作品になっていたのかを考察(妄想?)してみましょう!

◆1巻でグリシャの過去が明らかになっていた「進撃の巨人」の展開を予想!

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「進撃の巨人OUTSIDE攻」より

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「進撃の巨人OUTSIDE攻」より

おそらくですが、これまで一部公開されてきた没ネームから、その展開が予想出来ると思われます。

原作ネタバレの真相!諫山創のインタビュー内容まとめ!にて考察している、公式ガイドブック「攻」にて掲載されているボツネームから、その展開を予想してみましょう!

「攻」ではセリフが消されていますが、このセリフは公式ガイドブック「Answers」にて公開されています。
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「進撃の巨人」公式ガイドブック「Answers」より

つまり、当初この場面でグリシャがエレンに捕食されており、しかもエレンがそれを自覚していたという事になりますよね。

このハンネスにグリシャを捕食したという説明をする場面から、グリシャの記憶を思い出すという展開が一案としてあったのかもしれないですね!

では、ここで現在起きているグリシャ・ノートの種明かしが起きていたら、その後の展開はどのようになっていたのでしょうか?

エレンが自覚している以上、エレンはトロスト区を襲撃に来た超大型巨人や鎧の巨人が、巨人化能力者であることが分かっているはずです。

そして、これは旅するコミックネタバレ考察!にて書いていますが、もともとのボツネームでは、1巻第4話「初陣」の時点でライナーが捕食されるという展開が起きています。
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「進撃の巨人」旅するコミックより

ここで、エレンはライナーが巨人化能力者であったことを知る事になる予定だったのではないでしょうか?

そうなればベルトルトを怪しむ事に繋がり、ベルトルトが超大型巨人であることもすぐに突き止めている展開だったと予想出来ます。

こうなってくると、トロスト区奪還作戦編あたりでもともと、女型の巨人や獣の巨人が現れてエレンゲリオンと対決する、という「巨人対決」がメインのアクションマンガになる予定だったのかもしれませんね!

このように考察しても、やはり現在の「進撃の巨人」の展開で良かったなと思ってしまうのは管理人アースだけではないでしょう(笑)

ほとんど全ての「進撃の巨人」ファンが、現在の「進撃の巨人」の方を評価するのではないでしょうか?

諫山先生が「無事に迎えたい」と思われているラスト、非常に楽しみな管理人アースでした!(^^)

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