進撃の巨人

【進撃の巨人】ネタバレ97話考察!ベルトルト寝相と首を吊った男を考察!

97話「手から手へ」の展開には、多くの伏線と回収、そして新たな謎が登場していました。

その中でも「ベルトルトの寝相」はある意味「回収」と言えるでしょう。

しかし、その後のベルトルトの「首を吊ったおじさん」の話を踏まえると新たな一面、新たな謎が見えてきます。

この一連のベルトルトの描写は何なのでしょうか?

ここで考察してみましょう!

◆97話のベルトルトの寝相と「首を吊ったおじさん」を合わせて考察!

今回97話「手から手へ」にて、とうとう「ベルトルトの寝相」の場面が登場しました。

これは12巻48話にてジャンがベルトルトに向けて話した内容から明らかとなったエピソードですが、まさかのその場面の登場に、ファンにはたまらない展開となりました!

ただ、この時のベルトルトの寝相は「逆さとなっており、手を後ろに回し組んでいるような描写」となっていました。

これはタロットカードの「吊るされた男」とそっくりとなっています。
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そして、「吊るされた男」というと96話「希望の扉」にて登場したウォール・マリア南東の村出身の首を吊った男を連想しますよね。

さらに今回97話には、ベルトルト自身が「ずっと、首を吊ったおじさんの夢を見るんだ」と告白しています。

つまり、ベルトルトはタロット・カード「吊るされた男」の姿勢で「首を吊ったおじさんの夢」をずっと見ていると告白している事になります。

これは、何か意味がありそうな描写だと感じられますよね?

この場面について、ぺこにゃんさんが考察コメントを書いてくれています!

◆タロットカード「吊るされた男」の意味から今後の展開を予想!

まず、ぺこにゃんさんのコメントを見てみてましょう!

ベルトルトの寝相が、タロットカードの「吊るされた男」に似てると思います。
正位置の「吊るされた男」の意味は修行、忍耐、奉仕、努力、試練、着実、抑制、妥協であり、人に尽くした方が良い結果になるなどの意味があります。
そして崇高な目的を持っていた男は進んで吊され、自ら犠牲となることは尊いということを表しています。
「今までの努力や苦労が実を結び始め、結果が次第に見えてくる」「自分のしたことが認められ、人から共感を得られる」てな意味もありますが、これじゃ盛大な皮肉になっちゃいますね。
結局、エレン達壁内人類にしてみれば共感なんか得られるわけがないですし。
この吊るされている男は北欧神話のオーディンをモチーフにしているとか。
大変興味深いですね。なんらかの暗示なんですかね?

これ、面白いですよね!

ぺこにゃんさん!

面白い考察コメントをありがとうございます!

「崇高な目的を持ち、自ら犠牲になる」というのは、ベルトルトに当たっているような気もしますが、たしかにちょっとシックリしませんね。

これ、どちらかと言うとベルトルトではなく、超大型巨人の事を表しているようにも感じます。

つまり、「崇高な目的を持って進んで尊い犠牲となる」という吊るされた男は、壁の中の巨人の事を指しているのではないか、と思われるのです。

壁の中の超大型巨人が、どのような理由で壁となったのかは明らかとなっていませんが、やはり壁の中の人々の為に犠牲となったように察せられますよね!

それは、ウォール教という宗教が誕生しているところからも感じられます。

ここから、今回のベルトルトが吊るされた男を思い起こさせる理由は、超大型巨人を読者に思い出させる為だと考察できました!

これは現在超大型巨人を継承しているアルミンの登場を暗示しているのかもしれませんね!

壁の中の巨人の謎の解明展開が近いという意味かもしれませんが、吊るされている男のモチーフがオーディンという知識の神オーディンであることから、知恵のアルミンの登場の方が可能性高そうです!

エレンも登場した事ですし、アルミンの登場はありそうですよね!

今回の考察で、ベルトルトの寝相はアルミンの登場を暗示していると分かりました!

98話が非常に楽しみですよね!\(^o^)/

【追記】

99話「疾しき影」あらすじ感想と考察!にて「ベルトルトが見ていた夢」の意味が回収されました。

「ベルトルトの裁かれたい」という罪の意識の表れだったのではと思われます。

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