ユミル

【進撃の巨人】ネタバレ122話考察!ユミルと民がフリッツに逆らわなかった理由を検証!

122話では始祖ユミルの半生が描かれていた事から様々な回収が起こり、かなり多くの考察をしてきました。

特に「ユミル民と王家血統」「2000年」について、考察を重ねてきました。

それでも122話にはまだいくつかの謎や疑問があり、考察すべきポイントが残っています。

今回はそのひとつ、「ユミルはなぜ逆らわなかったのか」について考察したいと思います。

当時大国であったはずのマーレを倒すほどの「巨人の力」を得ていた始祖ユミルは、なぜ逆らわず奴隷に甘んじていたのか?

その後、巨人の力を継承したであろう3人の娘達もなぜフリッツ家に逆らわなかったのか?

検証してみましょう!

◆始祖ユミルがフリッツ王に逆らわなかった理由を検証!

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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

始祖ユミルは、エルディア族に戦で負けた一族出身でした。

そのためエルディア族の奴隷として不遇な扱いを受けることとなったのは、本人は致し方ない事だと受け止めていたのでしょう。

ただコメントでもいくつか見られた意見ですが、なぜ巨人の力を得てからもフリッツ王に逆らわず従い続けたのでしょうか?

エルディア族の大敵マーレでさえも、ユミルの巨人にて滅ぼす事ができました。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

その力を以ってすれば、エルディア族による奴隷扱いからも脱出できたのではと考えられます。

なぜユミルは逆らわなかったのでしょうか?

これは読者によって、様々な読み方があるかなと感じます。

やはり敗戦国側の奴隷であると本人の中に刷り込まれてしまっていたからかな、と管理人アースは捉えています。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

刷り込まれ洗脳されてしまい「逆らうという選択肢がまだ幼かった少女ユミルには無かったのではないか」、と管理人アースは読みます。

さらにフリーダとヒストリアから、絵本の中の始祖ユミルが「誰にでも優しい少女」と表現されています。
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「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

この表現を思い起こさせる場面を122話では確認できていませんが、もしかしたら「みんなを思いやる優しい子だから逆らわなかった」のかもしれません。

両親や同族を守る為に、とか。

ただ管理人アースはそれらを踏まえても始祖ユミルが逆らわなかったのは、やはりフリッツ王が自分の支配者だと刷り込まれ洗脳されていたからだと考えます。

そのため彼に尽くし、もしかしたらいつか「奴隷」ではなく「人」として認めてもらえる日が来ることを願っていたのではないかな、とも妄想します。

その妄想は、始祖ユミルの死亡シーンから生み出されます。

マーレの槍がフリッツ王を襲った時、ユミルは身を挺して守りました。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

ユミルはここで、奴隷ではなく一人の人として感謝の言葉をフリッツから待っていたのではないでしょうか?

しかし出てきた言葉は「奴隷として働け」でした。

さらに、ここで始祖ユミルが死亡したのが槍による傷ではないことは、フリッツ王の言葉からも察せられます。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

もしかしたらたまたま体力の限界がここだったのかもしれませんが、どちらかと言うと「報われない事からの絶望」で死亡したのでは、読み取れます。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

ここから「いつかフリッツ王に認めてもらえるのでは」と始祖ユミルが尽くしていたと妄想できますよね!

ここまでの考察で始祖ユミルが逆らわなった理由が「奴隷としての刷り込みとフリッツ王に認めらたいと願っていたから」だと予想できました!

では、その後の巨人の力を継承した3人の娘達はどうだったのでしょうか?

検証してみましょう!

◆始祖ユミル以降のユミルの民がフリッツ王になぜ逆らわなかったのか?

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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

始祖ユミルから3人の娘マリア、ローゼ、シーナへ巨人の力が継承した事は間違いないでしょう。

では、その娘達はなぜフリッツ王に逆らわなかったのでしょうか?

これはやはり実の父親だったことが大きいかな、と思われます。

さらに、床に伏せるフリッツ王に寄り添う3人の娘の画からは、その関係が始祖ユミルの時ほど酷いように見えません。

「我が奴隷ユミルよ」と「娘達よ」では、全然違いますよね!

マリアがフリッツ王の手を握っているように見えるところからも、娘達は父を悪くは思っていなかったのだろうと察せられます。

ここから、フリッツ王に逆らわなかった理由は良好な父娘関係を築いていたからだろうと予想できます。

では、フリッツ王没後はどうだったのでしょうか?

以前ツイートした考察からも、フリッツ王は初代フリッツ王としてカウントしていないことが分かります。

つまり次の2代目が「初代フリッツ王」であり、そこから13年おきに王がかわっていることが分かります。

となるとフリッツ王の次の王からは「巨人継承者」が王になったのでは、と考察できますよね!

つまりは、「マリア、ローゼ、シーナ」の誰かが王となり、その後もその継承者がフリッツ王を名乗ったのではと予想できます。

となると、その後のユミル民達が逆らわなかったのは自分たちが王となったからではと予想できますよね!

その頃からは、エルディア人とユミルの民の関係がそれほど悪くはなかったのかなと。

ただ、その後に巨人継承家同士での戦いがあったのは分かっていますが…
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「進撃の巨人」第86話「あの日」より

今回の考察で「始祖ユミルがフリッツ王に逆らわなかったのは刷り込みと認めてもらいたかったら」であり、その後逆らわなかったのは「自分たちが王になったから」だと予想できました!

123話以降も、彼らの歴史は要チェックですね!

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