121話では進撃の巨人の能力が明らかとなり、これまでにも多くの考察を行ってきました。
当サイトとしてはエレンが始祖の巨人を発動し、地鳴らしを起こすのではと予想しています。
この予想はコメントを見ても支持が多く、シガンシナ区の巨人だけでの「プチ地鳴らし」か全巨人発動の「マジ地鳴らし」かの違いはあれど、地鳴らし展開が起こるのではと予想されている方はかなり多いです。
しかし、そんな流れに一石を投じる考察をコメントでいただきました。
とまとさんの「全人類巨人化計画」です。
非常に驚かされる内容となっていました。
ぜひ、皆さんに紹介し検証したいなと。
見てみましょう!
◆とまとさんの「全人類巨人化計画」を検証!

まずは、とまとさんのコメントを紹介します。
この方法は、エルディア人の差別を一切無くすことができる手段です。
世界をイーブンにするわけなので。
そして、エレンの信念である「自由を奪われるくらいなら、相手の自由を奪う」という選択です。
エルディア人の権利を認めないのなら、全員道連れにするということです。
この未来を知ったグリシャは、「恐ろしい未来」と思うことでしょう。
全人類が、巨人化民族となって争うわけですから。
こうなると、全人類で知性巨人の権利争いが生まれそうです。
最初にそれを保有し、契約を結び直した王家であるエルディア人は、差別の対象という立場から、全人類の支配者へと一気に形成逆転します。何なら王家の力で全ての人類をコントロールできるかもしれません。
ただ、全人類を悪魔の契約者とする世界になることについてグリシャが知ったら、
「他に方法はなかったのか?」
と思うでしょう。
ただ、エルディア人の差別を無くすことを主眼に置くのなら、最も理にかなった方法です。
巨人化能力を消しても、エルディア人は自由になりません。
またいつ巨人化するともわからない存在として、迫害され続けます。
そうなるくらいなら、相手を自分の土俵に引きずり込む選択を、エレンならやりかねないかと思います。
最近の流れから、エレンが元々持っている力(巨人化する特性)を放棄して、相手(巨人化しない特性)に合わせてダウングレードするような殊勝な男ではない気がしてきました。
「エルディア人を対象にした契約ができたなら、他の人種を対象にした契約が出来ない理由はないだろう」
程度の発想ですが、全人類を「道」で繋いでしまって一つにするというのは、人類は平等に繋がっているというメッセージ性もあって、うまく物語を畳めるかなぁと。
これまで当サイトで予想してきた「エルディア人の巨人化を消滅させる」という考え方とは、全く逆な予想となっていますね。
ただ、エレンの最近富に目にする「自由を奪われるくらいなら、相手の自由を奪う」という方向性からも、あり得る展開のような気がしますよ。
「全人類を巨人化可能にすれば差別がなくなり平等」という展開は残酷ですが、諫山先生ならやりそうな意外な展開でもあるように思えます。
ただ気になるのは「全人類を巨人化可能な体に変えることが始祖の巨人にできるのか?」という点です。
これは「不可能」ですよね。
始祖の巨人はエルディア人だけに能力を発揮するので、マーレ人や中東連合のような他人種には影響を及ぼせません。
しかし、とまとさんの考察はそこをクリアしています。
「エルディア人を対象にした契約ができたなら、他の人種を対象にした契約が出来ない理由はないだろう」という点です。
コメント冒頭にある「大地の悪魔と契約を結び直す」という展開は、目からウロコですよね!
これなら「全人類を巨人化可能に体を変える」事も可能のようにも感じますよ!
そう感じるのは大地の悪魔の正体が「有機生物の起源」とされる22巻88話に仕掛けられた伏線です。

これは間違いなく「大地の悪魔」の意味でしょう。
「有機生物の起源」ならば、全人類を巨人化可能にすることもあり得そうですよね!
「有機生物の起源」については88話!「有機生物の起源」を考察!にて考察しているので見てみてください!
そして全人類を平等に巨人化可能にした上で、始祖の巨人を持っているエレンは主導権を握る事ができる…
これはありそうな気がしますよ!
とまとさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
このような見方をすると、120話でエレンが「始祖ユミル!オレに力を貸してくれ!」と言ったのは、その後に「大地の悪魔との契約を破棄してくれ」と続けるつもりだったように感じますね。

ではこの考察を踏まえると、122話以降はどのような展開が予想できるでしょうか?
さらに予想してみましょう!
◆「全人類巨人化計画」から122話展開を予想!

エルディア安楽死計画の実行を止めようとダッシュするエレン
座標に到着する前に、エレンは少女の肩に手をかけます。
ビリ
エレン
”な!?”
”これは…”
”この少女の…記憶か?”
”いや…違う”
”これは…始祖の巨人の記憶…”
始祖ユミルは、小国フリッツ王家の子として生まれてきた少女でした。
ある時、望まれることなく生まれてきた「道の少女」クリスタ・レンズを見かけます。
石を投げられ、周りから迫害されている道の少女

その様子を見た始祖ユミルは、可哀想に感じ助けます。
泣きながらお礼を言う道の少女
そんな道の少女に始祖ユミルは言います。
始祖ユミル
「私は王家の者として、国中の皆が幸せになることを願っている。そなたもその一人だ」
「今は小さな弱小国だが…もっと栄えもっと大きな国にしたい」
「もっと力を付けて…国のものが安心してずっと永く生きられるようにしたいのだ」
「もしその時が来たら…力を貸してくれ」
ニコニコと微笑みながら道の少女の手を握り話す始祖ユミル
すると、突然接触している手から稲妻が走ります。
ビリ
表情が失くなる道の少女
すると、いきなり始祖ユミルの体が巨人化します。
道の少女
「国を大きく栄えさせられる力…」
「あなたに…あげる」
巨人化した始祖ユミルを見ながらつぶやく道の少女
このような二千年以上前の記憶を見るエレン
エレン
”オレ…今巨人化している”
”つまり…俺が見ている記憶は始祖ユミル”
”ということは…この少女は”
”大地の悪魔…なのか”
”ならば…”
”契約を破棄することも…”
道の少女を見つめながら、全てを理解するエレン
このような展開が登場するかもしれませんね!
もし道の少女が大地の悪魔であれば、始祖持ちのエレンと接触した事によりエレンの中に「始祖の巨人=始祖ユミル」がいることを少女は察するかもしれません。
そこから契約解除→全人類巨人化計画発動…という、とまとさん予想の展開になるかもしれませんね!
さて、エレンが見た未来の記憶にはどのような光景が広がっていたのか?
世界各国の人々が巨人化するような景色だったのか?
121話以降の展開が楽しみです!\(^o^)/
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