121話では進撃の巨人の能力が明らかとなり、その能力によりグリシャのレイス家襲撃が行われていた事が判明しました。
これには驚きましたよね!
しかしいっぽうで異常に感じたのが「エレンの気性」です。
たしかにミカサを強盗から守った時にもその異常性は感じられました。
さらにエレンが自由を強く求めているのも当初からであり分かっている事です。
それにしてもこの「奪われるくらいなら奪い返す」というエレンのスタンスには、かなり異常性が感じられます。
これはいったい、どこから生まれた気性なのでしょうか?
ここにエレンの主人公たる「特別性」があるようにも察せられるのでしょうが…
検証してみましょう!
◆エレンの「自由を求める」意志はどこから生まれたのか?

エレンの自由を求める意志は、どこから生まれたのでしょうか?
そのキッカケは第73話で明らかとなっています。

アルミンの目を見て「自分が不自由だと気付いた」とエレンは語っており、ここでエレンの自由を求める心が芽生えたとされています。
ただいっぽうで、アルミンと出会う前から「やられたらやり返す」「なめられたら終わり」という性格であったことも分かっています。
第83話冒頭ではエレンとアルミンの出会いが描かれており、そこではエレンが「負けっぱなしで良いのかよ」とアルミンに問いかけています。

ここから、エレンの性格は当初から「やられたらやり返す」「奪われるくらいなら奪い返す」という、かなりキツイ性格であったことが分かります。
つまりエレンはもともと攻撃的な性格であり、アルミンとの出会いからそこに「自由を求める心」が添付されたのだろう、と察せられます。
今回121話でもエレンは「自由を奪われるくらいなら奪い返す」と言っていますし「生まれた時からこうだった」と言っています。

つまり「奪われるくらいなら奪い返す」という性格はエレンがもともと持っていた気性であり、「自由を求める心」はアルミンが芽生えさせた意志だと言えますよね!
では、この異常とも言えるエレンの「奪われるくらいなら奪い返す」という性格は、どこから生まれたのでしょうか?
ここで天草太郎さんの考察コメントを見てみましょう。
エレンはしきにり「生まれた時からこうだ」というような発言をし、子供とは思えない行動をとってきました。
もし、巨人の能力が(全てではないにしろ)遺伝するとすれば、説明がつくような気がします。
つまり、エレンの異常なまでのキツイ性格や激しい気性である理由は、巨人継承者であるグリシャの子供だからでは、という考察ですね。
これ、面白いですね!
ここからエレンの特殊性を見る事も、たしかにできそうです。
この考察は天草太郎さん以外にも同じような考察をされているコメントは、いくつか確認できます。
いっぽうで反対意見のコメントも見られます。
めいさんは
進撃のように「自由を求めて突き進む」というような能力とは別の「性質」が他の知性巨人にも有るならば別ですが、例えば鎧や超大型の見た目や物理的な特性が生まれる子供に影響を与えるとは考えにくいです。
ただ、進撃自体が他の巨人と比べて特殊なので、「進撃の継承者の子」だけが巨人の力の影響を受けるというならあり得なくはないかな?
それでも個人的には「進撃の特性」と言うよりは「エレン自身の特性」であり、進撃の巨人の方(過去の継承者たち)がエレンの影響を受け、それ故に「進撃」と呼んでいたという方が納得できます。
「巨人継承者から生まれた子供」というのは関係ないけれど、「進撃の巨人継承者の子供という特殊性はあるのかも」という考察は面白いですよね!
進撃の巨人自体が特殊な巨人であり、その継承者の子供というのは確かに特殊なのかもです。
ただゴッチャになりそうなので押さえておきたいですが、「進撃の巨人」の能力は「未来の継承者の記憶も見る」事であり「自由を求める巨人」となったのはエレンの性格からでしょう。
過去の継承者がエレンの姿に影響され導かれて、自由を求めた巨人となったのだと考えられます。
となると、「巨人継承者グリシャから生まれた特殊性がエレンをエレンにした」という展開があるとするならば、「奪われるくらいなら奪い返す」という性格になった理由として、という事になりそうです。
ここにエレンの特殊性を見るのは厳しいように管理人アースは感じます。
どちらかと言うとめいさんの「エレン自身の特殊性なのかな」と察しますね。
天草太郎さん!
めいさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
としたら、エレン「自由を強く求める」特殊性とはどこから来る事になるでしょうか?
これまでの考察通りだと「アルミン」ということになりますよね?
ということは、エレンの特殊性とは「アルミンと出会った事」になるのでしょうか?
これはあり得るのか?
さらに考察を進めて行きましょう!
◆エレンの特殊性はミカサとアルミンとの出会いなのか?

管理人アースは、エレンが進撃の巨人の最後の継承者だと考えています。
その最後のエレンが見た景色に向けて過去の継承者達は進撃を繋いできたのかな、と感じています。
では、なぜエレンが最後の継承者となったのか?
それは様々な要因が考えられますが、ひとつはこれまでにも考察したエレンの異常なまでの意志、性格でしょう。
そしてそれに影響を与えてきたのがアルミンです。

エレンの自由を求める心を生んだのはアルミンですし、もっと言えばこれまでの進撃の巨人継承者が「自由を求め戦った」のはアルミンの影響とも言えるでしょう!
つまり、エレンの特殊性とはアルミンとの出会いと言えるかもしれませんね!
さらにもうひとり、ミカサも忘れてはいけません。

これまでエレンが生き延びてこれたのはミカサのおかげと言っても過言ではありませんが、その他にもエレンが主人公たる特殊性にミカサが絡んでいる、という展開がこれから起こるような気がしますよ。
今回、「進撃の巨人」が自由を求めて戦った理由がアルミンであったと分かったように…
最後の最後でエレンが主人公たる理由がミカサとアルミンとの出会いであった、という展開が起こるのではと今感じました!
そんな展開が来たら、絶対泣いてしまいますよ!(´;ω;`)
もちろんエレンの激しい気性が独自の特殊性でありそこに主人公たる理由もあるのでしょうが、ミカサとアルミンの出会いがエレンを主人公にしている、という展開もありそうですよ!
今回の考察でエレンが主人公である理由は、その気性とミカサとアルミンと出会ったためだと考察できました!
これは最後の最後まで要チェックですよ!\(^o^)/
→ 121話考察!全人類巨人化計画を検証!
→ 121話考察!未来を見た後のエレンをまとめて検証!
→ 121話考察!エレンが最後の継承者か「二千年後の君」を検証!





