121話では「進撃の巨人の能力」が明かされ「グリシャのレイス家襲撃」の裏に隠されていた驚くべき真実が明らかとなりました。
これらについてはこれまでにも考察し検証してきましたし、進撃の能力からエレンが主人公である理由までも改めて検証してきました。
このような展開からも「イェーガー編(当サイト呼称)」も終盤に来ているな、と感じられますがまだ一名気になる人物がいます。
イェレナです。
「イェーガー編」にて登場した今編最大の中心的人物ですが、彼女の役割はもう終わっているのでしょうか?
それともまだ役割は残っているのか?
そもそも彼女とエレンとの密会については、アルミンの説明で回収されているのか?
検証してみましょう!
◆イェレナに残された伏線を検証!

イェレナにはこれまで多くの伏線が仕掛けられて来ました。
初登場時も顎ヒゲマーレ兵として登場し「こいつは誰だ?」と、当時は盛んに考察されました。
正体が明らかになった際も「ジーク信奉者」と評され、その意味が考察対象にもなりました。

さらには「反マーレ派義勇兵」とのポジションが明らかとなりオニャンコポン達のリーダーと思いきや、結局は「ジークの信奉者」としてのポジションが確定し、「ジークの唯一の理解者」が彼女の正しい捉え方なのかな、と121話現在では感じられます。
「121話現在では」と言わなければいけない理由としては、やはりまだ怪しい描写がいくつか散見されるからです。
「エレン…あなたは他の人と違う」という意味は現在見直すと「エレンが巨人継承者の子ども」という特殊な出生を指しているようにも見受けられますよね。

さらにこの時のアルミンに見せた不気味な表情は、現在でも回収されていません。

そしてピクシス司令やナイル・ドーク師団長達が巨人化する前に描写された祈りの表情の意味も、未だ明らかとはなっていません。

何より非常に頭がキレるイェレナですので、まだ何かしらの活躍があるのではないか、と思ってしまいますよね!
もしイェレナに活躍の場、回収されるべき伏線が残っているとしたらどのような展開が考えられるでしょうか?
105話考察!イェレナの意味とは?にて考察していますが、当サイトではイェレナはクルーガーの娘ではと考えています。
110話考察!イェレナがクルーガーの娘からエレンとの会話を予想!ではその考察を踏まえてエレンとイェレナの密会展開を予想していました。
あるとしたら、この密会場面の回収ですよね!
これについて、ななしさんからコメントをいただいています。
ピクシス指令の分析からですが、ここでエレンにとって一つのターニングポイントがあったのだろうと思われます。
最新話から断片的な未来の記憶がエレンに影響しているのは間違いないですが、イェレナに影響を受けるくらいにはエレンにとってもそれほど確実性のあるものではないのでしょう…
109話でピクシス司令から説明があった事実ですね。

現在のエレンのターニングポイントと言えば、「未来の記憶を見た」でしょう。

しかしいっぽうでイェレナとの密会からエレンが単独行動を取り出したというピクシス司令の言葉から、ここもターニングポイントがあったのではと考えられますよね!
ななしさん!
コメントありがとうございます!
ただ単純に考えると、イェレナとの密会からエレンの行動が変わったのはイェレナに自身の真意を覚らせないため、と考えられますが未来の風景を見た後のエレンの行動を変えているところから、もっと意味があるようにも感じます。
イェレナとエレンの密会場面については、118話にてアルミンから触れられていました。

しかしこれはあくまでアルミンの説明であり、イェレナからエルディア安楽死計画を持ちかけられただけとは限りません。
もっと、エレンの行動に影響を及ぼすような会話があったかもしれませんよね!
かなり妄想を盛った予想で110話考察!イェレナがクルーガーの娘からエレンとの会話を予想!でも会話場面を予想していましたが、これくらいの衝撃をエレンが受けたのではないかなと!
イェレナにはまだ活躍の場、回収がある。
イェレナはクルーガーの娘。
今後エレンとの密会場面が登場し、回収される。
これらを踏まえ、イェレナとの密会場面を再予想してみましょう!
◆エレンとイェレナの密会場面を再妄想!

フロックの仲介でエレンと邂逅できたイェレナ
キヨミ様を出迎えた時以来の再会に、イェレナはエレンに微笑みかけます。
イェレナ
「やあ、エレン。久しぶりだね」
「1年で髪が伸びた。似合っているよ」
気さくに話しかけるイェレナに対し、強気で答えるエレン
エレン
「お前がそろそろ接触してくる頃だろうとは、察していた」
「そして、お前がオレにこれから提案することもな」
動じずにイェレナを相手にするエレン
そんなエレンを見て嬉しそうに微笑みます。
イェレナ
「やはり…か。エレン」
「私の父、クルーガーの記憶も思い出してきているようだ」
サラリと驚くべき事実を語るイェレナ
そんなイェレナに、エレンは当たり前のように答えます。
エレン
「ああ…2年前にお前を見かけた時から…特にな」
「お前がクルーガーの娘だってことは、分かっている」
「クルーガーが父さんに壁内へ行け、と強く言ったのもお前がここに来る事が分かっていたからだろう」
「クルーガーは…お前には全てを話していたようだからな」
エレンはクルーガーの意志で娘イェレナを王家血統であるジークに接近させていた事を語ります。
お互いの情報を開示し合う、エレンとイェレナ
イェレナ
「私は…クルーガーが見た未来の景色を聞いている」
「その未来を叶えるためには…エルディアが真の自由を得るためには…私はもう一人のエレンにならなきゃいけない」
「あくまでジークの信奉者であり、エレン…貴方とジークを接触させるために」
「その為にジークの信奉者であることを演じてきた」
「この両手に血を滴らせながら…」
全てをエレンとジークの接触に捧げる、という感じのイェレナ
エレンは、自分が見た未来の景色が間違いなく来るように感じます。
エレン
「ああ…分かった」
「必ず、マーレへ行きジークと接触しよう」
「そして…エルディアに真の自由をもたらそう」
イェレナに手を差し出し、握手するエレン
このような会話があったのではと予想します!
イェレナがクルーガーの娘であったら、こんな展開もあり得るかなと!
ただ全てがエレンの計画通りになった後、ボロボロになったジークに寄り添うのはイェレナかな、とも感じますよね。
さてさて、イェレナにはまだ伏線が残っており活躍の場が残っているのか?
それともこのまま退場となるのか?
今後のイェレナは要注目ですよ!\(^o^)/
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