イェレナの不気味な表情、ミカサのマフラーと考察してきた118話ですが、アルミンの「まさか」についても考察しなければいけないでしょう!
未だ明らかとなっていないエレンの真意、さらには今後の展開を予想するうえで、この考察を避けては通れないのではないでしょうか?
そのくらい重要な伏線だと、管理人アースは考えています。
アルミンが「まさか」と言ったのは、エレンの真意に気付いてのことなのか?
となると、そのエレンの真意とは?
そして、ミカサに言えなかったのはなぜなのか?
検証してみましょう!
◆118話!アルミンの「まさか」は何を意味するのか?

118話にて、ミカサから「エレンが私達を突き放すのはどうしてなのか?」「なぜ私を嫌いと言うのか?」という質問を受けたアルミンは、海に到着した場面を思い出し、何かに気付き「…まさか」とつぶやきます。
この時にアルミンが思い出した場面は

22巻第90話「壁の向こう側へ」の場面ですよね!

この場面でのエレンは
「何もかも親父の記憶で見たものと同じなんだ…」
「…なぁ?」
「向こうにいる敵…」
「全部殺せば」
「…オレ達」
「自由になれるのか?」
と言っています。
このような場面を踏まえ、アルミンの「まさか」についてはいくつかコメントをいただいております。
通りすがりさんからは
エレンの「全部殺せば自由になれるのか?」発言からの予想ですね!
同じようにルルーシュさんからは
というコメントをいただいております。
この場面ですよね!

エレンの目的が皆殺し計画であれば、たしかにこの時の発言も納得できますね!
通りすがりさん!
ルルーシュさん!
素晴らしいコメントをありがとうございます!
つまりは「地鳴らし」ですよね。
エレンの目的は「安楽死計画」ではなく「地鳴らし」なのではないかとアルミンが気付いたという事でしょう。
これは、管理人アースも同感です。
これまでにも多くの方が同じようにコメントされていますが、エレンは世界中を敵に回して「地鳴らし」を起こし、一人悪者となるつもりなのでしょう。
そして、パラディ島の安全を確保し自由をもたらそうとしているのではないでしょうか?
これに気付き、アルミンは「まさか」と言いながらもエレンの目的があまりの事なのでミカサに言えなかったのかな、と感じます。
エレンとライナーの握手場面を見直していたら、当時のTweetを見つけました。
ジークの目的はエレンの中にある座標を奪取し「地鳴らし」を発動させての「エルディア人復権」なのではとも思えてきました。 となると、ジークはエレンゲリオンに近付いてくる? でも、間違いなくどこかで「地鳴らし」は起こるだろうなぁ(・_・;) pic.twitter.com/7i8LbA2cws
— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2017年12月14日
ジークの目的が「地鳴らし」ではなくエレンの目的が「地鳴らし」なのではと現在では思っていますが、「どこかで地鳴らしは起こるだろう」は、この頃からズッと思い続けていますね。
特に今回の「アルミンのまさか」はエレンの目的が「地鳴らし」に気付いたと思われるので、やはり「地鳴らしは起こるだろう」と察しますよ!
その場面が来たら、この時のアルミンの発言が「実は伏線だった」という事になりますよね!

実際「地鳴らし」が起こったらとんでもない展開になるのは分かりますが、回収という意味では見たいな、と管理人アースは感じますよ!
そして「地鳴らしが起こる」という予想は、ここ最近に書いた57話フクロウの資料の刺繍とは?や117話考察!ミカサが置いていったマフラーを検証!にて予想した「飛行艇からミカサが地鳴らしを見る」という予想とも繋がります。
やはりエレンの目的は「地鳴らし」であり、アルミンはそれに気付いたのかなと考えられますよね!
ここまでの考察で、アルミンの「まさか」はエレンの真の目的「地鳴らし」に気付いたのではと予想できました!
さらにこの時のミカサとアルミンの会話を見直してみましょう!
◆2ページに渡るアルミンとミカサの会話を検証!

エレンが単独行動を起こしてから二人で行動をとる事が多くなったミカサとアルミンですが、今回は2ページに渡り二人で会話をする場面が登場しました。
まずはエレンが自分たちを突き放す理由をミカサがアルミンに問い、アルミンは22巻最後の場面を思い出します。

何かに気付いたアルミンは口ごもり

もともとミカサの頭痛は知っていて、それを利用してエレンは嘘をついたと説明し

全て終わってから直接聞けば良い、とミカサに告げます。

それに対しミカサが「うん」と頷いて、一連の会話は終わります。
これらの会話は2ページで描写されていましたが、これだけの会話でかなり大きな伏線が仕掛けられ回収されているのではと感じました。
まずは、112話でエレンが二人を突き放した理由についてミカサが取り上げています。

今見返すのも辛い場面ですが、現在も理由が明らかとなっていない、大きな謎です。

これについては先ほど考察した結果、エレンの真の目的が絡んでいると分かりました。

アルミンがそう感じた以上、おそらくは「地鳴らし」でしょう!
これは現在最も大きな謎となっている「現在のエレンが取っている行動の理由」であり、大きな伏線回収と言えますよね!
完全に回収された訳ではありませんが「エレンがミカサとアルミンを突き放している理由」と「現在のエレンの行動理由」についてのファクターであり、大きな回収要素となっています。
その次に「ミカサの頭痛は昔から知っており、エレンはそれを利用してウソをついた」とアルミンが言っています。

これ、むっちゃ重要ですよね!
まず「ミカサの頭痛についての話は嘘」というのは、かなり重要な話です。
当サイトでは112話考察!ミカサの頭痛はアッカーマンの抵抗か検証!にてエレンが話をした「ミカサの頭痛」について検証し、「エレンはウソをついており、頭痛は東洋の一族の症状」だと決定付けています。
まずは「エレンはウソをついている」については正解が確定した、と言っても良いでしょう!
あとは「東洋の一族」の症状かが気になるところですが、これは次章で明らかになるのではと期待し待つことにしましょう!(笑)
そして気になるのは最後のアルミンのセリフです。

これ、「全てが終わった後にミカサは聞けない」という伏線に見えますよね?
つまり、「エレンがなぜ二人を突き放すウソをついたのか、ミカサは聞けない」という伏線なのでは、と感じるのです。
今回の予想でエレンは地鳴らしを起こすと予想しています。
さらに117話考察!ミカサが置いていったマフラーを検証!にて詳しく書いていますがミカサは飛行艇に乗り、その様子を見ながらヒィズル国に行くのではと考えています。
つまり、この時までミカサはエレンと言葉を交わす事はなく、そのままヒィズル国に行ってしまう、という展開が予想できますね!
いや、これは辛いですしミカサの気持ちを考えるとたまらない展開ですが!(´;ω;`)
しかし、ヒィズル国で頭痛が東洋の一族の症状であることを知れば、エレンがウソをついていたことをミカサは知ることができますよね!
エレンに直接突き放した理由は聞けないけれど、頭痛がアッカーマンの症状ではなかったこと、さらに地鳴らし後の展開から理由を察することができ、ミカサはエレンの気持ちに気付く…
そんな展開が予想できますよ!
このミカサとアルミンの会話2ページには、「エレンがミカサとアルミンを突き放している理由」と「現在のエレンの行動理由」についての回収要素が盛り込まれていました!
さらに「ミカサの頭痛がアッカーマンの症状ではない」「エレンがなぜ二人を突き放すウソをついたのか、ミカサは聞けない」という、ものすごく大きな伏線と伏線回収が登場していることが分かりますよね!
今回の考察をしていると、117話のタイトルが「騙し討ち」なのは、エレンの「騙し」が確定した回という意味でのタイトルなのかなと感じましたよ!
アルミンの「まさか」から「地鳴らし」展開が予想できる事とともに、エレンの「騙し」は押さえておきたいですね!\(^o^)/
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