「120話考察!道の少女は始祖ユミルではない可能性を検証!」を追加更新しました!
115話「支え」の内容が明らかとなり、その展開に震えを覚えた読者は多いでしょう。
もちろんリヴァイ兵長のちぎれた指もそうですが、やはり考察好きが引っかかる展開は「道の少女の登場」だったのではないでしょうか?
あの少女は始祖ユミル・フリッツなのか?
そしてあの見上げた夜空の星々が「道」なのか?
それとも、全く違う意味のある伏線なのか?
考察してみましょう!
◆「道の少女」の正体を検証!

115話にてジークは瀕死の状態となり、意識を失います。
その回想で、一人の少女と出会います。
その少女は粗末な格好をしており、木製のバケツを持っています。
ジークに気付き、振り返る少女。
次の場面では、土をこねてジークの失われた下半身を作っています。

そして、その場所から夜空を見上げたジークは「あれが…」「『道』…なのか…」とつぶやきます。
さて、この少女は何者なのでしょうか?
コメントで圧倒的に多かったのは「始祖ユミル・フリッツ」ですね!
86話でグリシャ父の説明で登場した、9つの巨人の元である少女ユミル・フリッツだろう、という予想です。

この予想は井筒孝庵さん、quan2さんをはじめ、かなり多くの考察コメントをいただきました!
井筒孝庵さんに至っては、この「道」の場面をユミルも経験しており、ここでユミル・フリッツに出会っており、ユミルがヒストリアを慕うキッカケがこの場所だったのでは、との考察も頂いていおります!

たしかにフリッツ家の血統のためか、当時のクリスタとも似ている感じがしますよね!
井筒孝庵さん!
quan2さん!
素晴らしいコメントありがとうございます!
そして彼女が9つの巨人の元である始祖ユミル・フリッツであれば、ジークの体も戻す能力もありそうですよね!

「道の少女」がジークの体を戻す場面からも、様々な考察コメントを頂いております。
その中からいくつか紹介しましょう!
馬来熊さんからは
女神の体の垢をこねて作られた神様がいます
その神様は首から上を失い、代わりに獣の頭を付けられてしまいます
親想いなエピソードの多い神様ですが、ジークとの関係はなさそうかな……
と、インド神話との関連性を指摘するコメントを頂いています。
「親想い」や「獣の頭」などジークとの関係も連想されますね!
この場面はインド神話から来ているのかもですね!
進撃のトドさんからは
聖書のエピソードによると、神様は赤土から人間を作り、赤土をアダマーと言ったので、アダムと名付けたそうです。
アダムと言えばエデンの園=楽園なので、パラディ島と繋がりがあるかもしれませんし楽園を追放される原因となった蛇=悪魔なので、こちらも大地の悪魔に繋がるかも?
と、聖書からの考察コメントを頂いています。
聖書に関しての考察は暴食のサシャさんをはじめ、他にもいくつか頂いております。
115話「支え」最新あらすじ考察まとめ!の感想でも「『進撃の巨人』は神話になった。」と書きましたが、この場面からは聖書の神話イメージを強く受けますよね!
馬来熊さん!
進撃のトドさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
正直、管理人アースはこの場面の描写が登場するとは予想もしていませんでした。
つまり、「道」の描写が、です。
そしてこの描写を見た時「諫山先生はトコトン全てを回収するつもりなのだろう」と感じられました。
同時代に生き、この作品をリアルタイムで見られる喜びを強く感じましたよ!
脱線しましたが、こうなって来ると「道の少女」が始祖ユミル・フリッツであることがほぼ確定なような気がしますね!
ただ、気になるのは少女の容姿です。
たしかに大地の悪魔と契約した時の容姿と似ているし、クリスタの絵本に登場した主人公クリスタと同じ感じなので始祖ユミル・フリッツなのかなと思われます。

ただ、ユミル・フリッツは巨人の力を得てから13年で死亡したはずなので(ユミルの呪いから)、例えば契約をしたこの場面が10才くらいだとしたら23才までは生きていたはずです。
さらに、この場面がユミル・フリッツ死亡後の継承の場面だとしたら、3人の子どもをもうけている可能性もあります。

つまり、この少女の容姿は死亡後のユミル・フリッツにしてはあまりにも幼すぎですよね!
明らかに、大地の悪魔と契約した時期の容姿ではないかなと!
時空に捕らわれない存在、という事でしょうか?
そうなると…どちらかというと「ユミル・フリッツ」というよりも「悪魔側の存在」のようにも思えますよね。
ユミル・フリッツの経歴プロフィールまとめ!でも考察していますが、少女の方が悪魔という事なのかもですね。
ただ、それを踏まえてもこの「道の少女」が始祖ユミル・フリッツであろうと管理人アースも思いますよ!
大地の悪魔と契約した始祖ユミル・フリッツなのだろうと!
ここまでの考察で「道の少女」が始祖ユミル・フリッツだと予想できました!
では、この少女からどのような展開が予想できるでしょうか?
さらに考察を続けていきましょう!
◆「道の少女」が「座標」なのか?

「道の少女・ユミル」からの展開を予想する前に、この少女がどのような存在であるのかを考察しなければならないでしょう。
まず、この場所はどこでしょうか?
管理人アースは、見上げた夜空の星々が「道」なのかなと読みました。

これはユミルが見た景色も同じであり、ユミルも「道」を見たのだろうと察しました。

となると、ここは「道が見える場所」という事になります。
ただいっぽうで、ギラさんが面白い見方をコメントしてくれています。
「そうか、あれが、道なのか」です。
つまり、言いたい事はあの夜空の模様が道なのでは無く「あの綺麗な夜空のあの場所」が道という事だと思います。
つまり別の言い方をすれば、向こう側にある 始祖ユミル・フリッツが居る黄泉の場所が「道」という意味だと思います。
「あの綺麗な夜空の模様」が道では無いと思います。
更に言えば、道の向こう側の黄泉の場所には、始祖ユミルフリッツが今も居て、常に現世をあっちから見ているという事だと感じました。
これ、非常に面白い見方ですよね!
ジークもそう言っていますし、夜空の星が「道」ではなく、ジークが体を治してもらっている場所が「道」なのだろうという考察は「なるほど!」と納得させられます!

ギラさん!
いつも素晴らしい考察をありがとうございます!
このギラさんの考察を取り入れると、いくつか分かる事があります。
結論から言うと「ここが座標なのだろう」という考察です。
「座標」とは「全ての道が交わる」場所です。
つまりここが「道」であり、全ての道が交わる場所なのではと思われるのです。
そしてもしかしたら、「道の少女」が大地から巨人の血肉を作り送っているのかもしれません。
少なくとも、無垢の巨人に不死身のような治癒能力があるのは、ジークを治している描写からこの少女が施しているのでは、と連想されました。
この描写にある、木製のバケツにその力があるのかもしれませんね。
ここの「大地」が素であり、「バケツの水」を使うと治癒や生成ができるようになるのでしょうか?

ここまで来ると考察ではなく超妄想ですが…
ただ、ここが座標であれば、今回復活した「ピク巨人」がジークを腹に入れ助けるという動きをしたのも納得できます。

座標は全てのユミルの民に繋がっており、それはピク巨人にも同様です。
リヴァイ兵長との戦いにも生き残ったピク巨人は、うなじが助かったため復活します。

ただ、この時点ではジークを助けるようには命令されていません。
死亡しそうになったジークに、座標である道の少女ユミルが気付き、そこから近くにいたピク巨人を操り、ジークを復活させるようにしたのではないでしょうか?

つまり、この少女は「座標を発動」させピク巨人を操ったのでは、という予想です。
ギラさんの考察通り、ここが道であれば「座標」であることにも繋がり、そうなると道の少女ユミルが座標を使える可能性も出てきますよね!
もっと言うと「始祖の巨人+王家血統」での座標発動とは、全てのユミルの民を操れるこの少女と話をする事が可能になる事なのでは、とも思いました。
それが「始祖の巨人の座標発動」の力なのかなと!
少女ユミル・フリッツが座標であり、全てのユミルの民を操る力を持っているというのは、ありそうですよね!
この予想と同じ考察をされている方は、コメントでもチラホラと見られます。
apasuさんは
フリーダ曰くこの子は他人を思いやる優しい子だそうでこの子が道を通して傷付いた巨人を思いやって修復してるのかなと思いました。
巨人になる時に自傷行為をして傷をつけることも何かこの子と関係がありそうな気がします。
と考察されており、無垢の巨人の治癒能力と少女を繋げて考察されていますね!
なりさんは
もしかしたら、物語終盤、始祖を発動したエレンが「この場所」に一人辿り着き、少女と邂逅、彼女に直接「もう、作らなくていいんだ…。」と諭す。
そして少女はエレンの言葉を受け入れて少女は去り、作る者が居なくなった巨人の力はエルディア人から、消える。そんな場面が来るかもしれませんね。
もしこう来るならば、ラストのあのシーンに繋がりそうではありませんか?子供は産まれる、でも、もう自由に生きられる=巨人なんてもう居ない、と。
と、座標発動を達成したエレンが少女と対話をし、全ての巨人を生まれなくするという展開を予想しています!
これもありそうですよね!
やはり、このように少女と対話をする能力が「始祖の巨人」の力なのかもしれませんね!
apasuさん!
なりさん!
素晴らしい予想をありがとうございます!
今回の考察で「道の少女が始祖ユミル・フリッツである座標であり、座標が発動すると少女と対話ができるのでは」と予想できました!
そしてエレンが少女と対話をする展開がやって来るのかも!
さて、この予想が当たっているのか?
ラストまで要注意です!\(^o^)/
◆道の少女は「始祖ユミル=大地の悪魔」か考察!

これまでの考察で、道の少女は大地の悪魔と契約した始祖ユミルではないか、と予想しました。
有機物の起源である大地の悪魔と契約をした始祖ユミル・フリッツではないか、との予想です。
この考察について、さらにツッコんだ考察を高飛び込みさんがコメントしてくれました。
見てみましょう!
大地の悪魔と始祖ユミルとの関係でしっくりこないのが「契約」という言葉です。
個人的には「契約」と言えば、こちらも何かを提供する、義務を負う、というイメージがあります。
ユミルは巨人化能力を得たわけですが、では、大地の悪魔は何を得たのか。
絵から推測すると、可能性が高いのはリンゴ=知恵。
でも、実際の所、本当に具体的な意味でのリンゴを食したのか?
と考えると、リンゴというのはただのメタファーで、実際には知恵を持つユミル自体を食したのではないかと思いました。
ちょうど、無垢の巨人が知性巨人の人間を食べると知恵を持った人間に戻れるのと同じように。
つまり、ジークの体を作ったあの少女は、始祖ユミルであり、大地の悪魔でもある。
そう考えれば、エルディア人は「悪魔の末裔」でもあり、「ユミルの民」でもある。両立する。
あと、そもそもユミルが巨人化能力を欲しがった理由は、大地の悪魔と同一になることで、有機生物を作る能力を手に入れ、
傷ついた人を治したいと思ったのではないでしょうか。
優しい女の子だったそうですから。
これ、スゴいですよね!
高飛び込みさんは、以前「エレンが笑った理由」についての考察コメントもくれていました。
コメントでサシャの最期の言葉を聞いた時にエレンが笑ったのはジークに自分を信用させるためであり、その後歯を食いしばる場面があったので本心は「生まれない=救済」だと思っていない、という考察に感動を覚えました。
エレンの本心早く知りたい。#進撃の巨人 pic.twitter.com/zpQT2BIouQ— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2019年3月11日
これは高飛び込みさんの考察で、スゴい考察でしたが、今回もスゴい!
「契約」は「捕食」であり、始祖ユミルを捕食することで大地の悪魔は「知恵を持つ人間」になれた…
たしかにそうであれば「始祖ユミル=大地の悪魔」であり『エルディア人は「悪魔の末裔」でもあり、「ユミルの民」でもある。両立する。』ですね!
これはスゴいですね!
全て繋がりますよ!
そして有機物を生み出す巨人化能力を捕食されてまで欲しがった理由が、始祖ユミルが傷ついた人々を治したかったからでは、という考察もapasuさんの考察と重なり、ありそうですよね!
そしてなりさんの予想に繋がり、エレンが「もう、作らなくていいんだ…。」と諭す展開に繋がりそうです。
全てが繋がるような考察ですよ!
高飛び込みさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
震えました!
この少女は絵本の主人公で、名前はクリスタ・レンズとされています。

誰にでも優しい少女だとフリーダは言っていたので、巨人化能力者の巨人化が、自傷行為や怪我をすることがキッカケなのも「この少女が怪我をしたユミルの民に肉を送っている」とも考えられますよね!
無垢の巨人の不死身とも言える回復力にも、この少女が関係していそうですよ!
そして巴里の恋人さんの言う通り、ヒストリアとも絡んできそうですよね!
ヒストリアが子供の頃に読んでいた絵本を探していた時に発見したのですが、この両カットは単なる偶然じゃないですね。ヒストリアが読んでいた絵本の少女の名がクリスタ・レンズだった事も含めて、この先どう話がリンクしていくのか気になります。#進撃の巨人 pic.twitter.com/By0qddTMdc
— 巴里の恋人@アース調査兵団兵士 (@I26JReutgBAsTuT) 2019年3月19日
さて、今回の考察通りこの少女は始祖ユミルを捕食した大地の悪魔なのか?
最後の回収まで、要チェックですよ!\(^o^)/
◆120話考察!道の少女は始祖ユミルではない可能性を検証!

120話にて再び「道の少女」が登場する展開となりました。
初登場となる115話が収録されている29巻発売日と同日公開となっている120話にて再登場させる諫山先生の演出は、本当に上手いですよね!(^^)
その場面では第1話でエレンが目覚めた木や世界樹を彷彿とさせる「座標」が登場し

ジークが道の少女を「始祖ユミルだ」と言い切る場面が登場しました。

ただエレンが「なぜ始祖ユミルだと分かる」と言う場面から「始祖ユミルではない」という伏線にも感じますよね!
そしてかなり汚れた服装や、ジークの奴隷と化している様子から、「始祖ユミルではない」という可能性が高いように感じます。
「始祖ユミル」とのエレンの呼びかけを無視したところも「始祖ユミルではないから」かもしれませんよね!

これまでの考察結果である「道の少女は始祖ユミルを捕食した大地の悪魔」が正解なのか?
回収まで要チェックですね!(^^)
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