115話でイェーガー派に軟禁されているガビですが、エレンと対峙した際「動けない」と描写されていました。
この時のガビは、なぜ動けなかったのでしょうか?
しかも「まただ」と言っており、初めてではないようです。
としたら、初めて動けなかったのはいつなのか?
その理由とは、何なのか?
理由を考察していくと、まさかの「血統」の関係も!?
いや、そうではなく「ガビの心理描写」なのか?
検証してみましょう!
◆ガビが「動けない」理由を考察!

115話にて、エレンから「ファルコを助けたかったら協力しろ」と話しかけられたガビですが、全く動けないという描写となっていました。
これは、何故なのでしょうか?
もともとガビは、故郷であるレベリオを強襲したエレンを殺したくて、しかたがありませんでした。

そして飛行船に乗り込みサシャを殺し、看守もレンガでボコボコにするくらい行動力があるガビが、最も殺したったエレンを前にして襲いかからないというは、やはり「動けない」からなのでしょう。
これまでのガビなら、何かしらの方法を考え、襲いかかっているように思えますよね!
この謎について、maSumiさんから考察コメントをいただいています。
実は始祖能力をジーク居なくても使えまーす!的な展開……無いですよね?
エレンの中にある「始祖の巨人」が発動して、ガビを操っているのではという考察ですね!
たしかにこれが可能であれば、ガビを動けなくすることは簡単なように感じます。
ただ、現在のエレンは始祖の巨人を発動できるようになる為にジークと会おうとしているので、発動できるようにはなっていないように見えますよね。
まず間違いなく、エレンは王家血統であるジークと接触しないと始祖は発動できないと思われますよ!
ただ、このコメントを見て「ガビが動けない理由の考察」を記事にしようと決めました!
maSumiさん!
面白い考察コメントをありがとうございます!(*^^*)
では、始祖の巨人の力でなければ、ガビはなぜ動けなくなってしまっているのでしょうか?
そこには血統が絡んでいるのでは?と二度目の投稿さんからコメントをいただいています!
ここから考察してみましょう!
◆「ヨロイ・ブラウン」も関係しているのか?
まずは、二度目の投稿さんのコメントを見てみましょう!
ガビの「まただ」回収はヨロイブラウンの回収に繋がるとみました!
これは面白い考察ですよね!
ライナーとガビはイトコであり、二人とも「ブラウン姓」となっています。
そしてブラウン家が鎧の巨人の継承血統であれば、エレンが摂取したヨロイ脊髄液と反応して、ガビが動けなくなったという展開もありそうですよね!
非常に面白い考察ですし、ありそうな気もしますよ!
ただ、もしこの展開が起こるのであれば、エレンと再会したライナーが硬直する描写も欲しかったかなと!

ガビがエレンの中のヨロイ・ブラウンに反応するのであれば、ライナーも反応するはずですので!
「ガビが動けない」からヨロイ・ブラウンの回収はないかもですが、ただライナーとガビがイトコという設定には何か意味があり、何かしらの回収があるのではと感じていますよ!
ファルコとコルトがグライスの甥というのも、何か意味があるでしょうし、この二つの血統伏線には何かしらの回収がありそうですよね!
二度目の投稿さん!
面白い考察コメントをありがとうございます!(*^^*)
さて、「ガビの動けない」が「ヨロイ・ブラウンの回収」ではないのであれば、どのような理由でガビは動けないのでしょうか?
管理人アースは、ガビの心理描写なのではと考えています。
◆エレンとの対比展開からガビの展開を予想!
この髪型もなぁ…
サシャやハンジにも似ていると思うけど、たしかにガビに酷似なので気になる(・_・;)#進撃の巨人106話 pic.twitter.com/ZzhXuKnVWT— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2018年6月10日
以前106話考察!ガビとエレンの髪型伏線を検証!にて、エレンとガビの髪型が酷似していた事から、ガビを「マーレ版エレン」と考察しました、
実際112話でアルミンは「殺す」を連呼するガビに対し「誰かとそっくりだ」とエレンとガビが似ている事を指摘しています。
ここには間違いなく何かしらの理由があり、回収が起こるでしょう。
当初のガビは、エレンやパラディに対し強い敵意、殺意を持っており、それによりサシャも死亡しました。
しかし現在のガビはその時と比べ、かなりおとなしくなっているように見えます。
もちろんこれは拘束されている事もあるでしょうし、ファルコが囚われている事も関係しているでしょう。
しかし、「マーレ版エレン」と称されるくらいだったガビとしては、少々大人しすぎるように感じます。
ここに、管理人アースは「ガビが動けない理由にも繋がっているのでは」と感じるのです。
理由は「エレンに対する恐怖心」と「人を殺す事に対する罪悪感」ではないのかなと考えています。
まず「エレンに対する恐怖心」ですが、これは112話で、ミカサとアルミンの前に現れたエレンが血を流していた理由にも繋がります。

この時のエレンが怪我をしていたのは、もちろん「いつでも巨人化できる」というアピールでしたが、これは誰に向けてでしょうか?
ミカサがエレンを攻撃できないことは、エレンは分かっています。
アルミンとも戦っても「ケンカにはならない」事は百も承知です。
となると、「ガビに対していつでも巨人化できると言っていた」ことになりそうですよね!
実際、このエレンの血を見てガビは恐怖していました。

エレンは自分に対して逆らえないように血を見せていたのでしょうし、ガビもそれに対し恐怖を植え付けられたのではないかと感じます。
そのため、「エレンを見ると恐怖で動けなくなるようになったのでは」と考察します!
そして、もう一つの「人を殺す事に対する自覚」は、再三に渡るエレンの「サシャを殺したガキという表現」です。

これは「エレンがサシャを殺された事を根に持っている証拠」としての表現という考察をよく見かけますが、それはその通りだなと管理人アースも感じています。

ただ、これにより「大事な人を殺してしまった」という気持ちがガビの中で生まれてきているのではないでしょうか?
自分はサシャという、様々な人に愛されていた大事な人を殺したのだと。
それは罪悪感と呼ばれるものかもしれないですし、取り返しがつかないことをしたという後悔かもしれません。
エレンの「サシャを殺したガキ」発言から、「殺す」と突っ走る事ばかりをしてきたガビの中に、これまでにはない気持ちが生まれてきているのではないかなと考察します!

そのため、エレンに「サシャを殺したガキ」と呼ばれると、強い罪悪感から動けなくなるのかもと感じましたよ!
エレンの表現から、そんな効果が生まれてきているのかなと考察します!
そして実際、「まただ」から察せられる1回目の「動けない経験」も、このどちらかの時のように見えますよね。

「恐怖心」か「罪悪感」から、1回目の動けない経験もしたのだろう、と察しますよ!
今回の考察でガビが動けなかったのは「エレンに対する恐怖心」と「サシャを殺した罪悪感」が理由ではないかと考察できました!
116話からのガビとエレンの絡みには、さらに要注意ですね!\(^o^)/
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