進撃の巨人

【進撃の巨人】ネタバレ110話考察!タイトル「偽り者」の意味を考察!ザックレーか?

110話「偽り者」に関する考察コメントでは、多種多様なコメントが見られました。

その中でもタイトル「偽り者」に関する考察も、いくつかありましたね!

今回は110話のタイトル「偽り者」について考察してみましょう!

「偽り者」とは誰を指しているのか?

イェレナ?

ジーク?

それとも?

考察してみましょう!

◆110話タイトル「偽り者」とは誰を指しているのか?

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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

「進撃の巨人」のタイトルは本当に意味深で面白く、けっこうな伏線が仕掛けられている事があります。

「進撃の巨人」サブタイトルの意味を検証!にて、これまでのタイトルをまとめ、考察しているので見てみてください!

さて、今回の「偽り者」というタイトルも意味深ですよね!

前話のタイトル「導く者」と対比っぽくなっていますが、もし対比で付けるとしたら「偽る者」になりそうです。

「偽る者」ではなく「偽り者」となっているところにも、何か意味がありそうですよ!

その上で、いったい誰を指しているのでしょうか?

パッと思い付くのは「ジークとイェレナ」でしょう。

ジークの「できることなら避けたかった」が偽っているかもしれないですよね!
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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

リヴァイ兵長も「耳カスほどの罪悪感も感じちゃいねぇ」と指摘していますし!

そして、「いつまでも時間があると思っているなら」も偽っているかもしれません。

…どちらもジークが薄ら怖くなる考察ですが!(・_・;)

あるかもですよね!

イェレナが「偽り者」という展開もありそうです。

ちなみに「偽り者」についてTwitterで募った結果でも、イェレナが最も多かったです。

これはピクシス司令が「上手い嘘のつき方を知っとるか?」「時折り事実を交ぜて喋ることじゃ」とイェレナにツッコんでいるところからも、一番ありそうな気がしますよね!
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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

この辺りから、ジークとイェレナが「偽り者」である可能性はありそうですよね!

いっぽうで少数ながらも、「ザックレーが偽り者では?」とコメントされている方が見られます。

まず、進撃の専業主婦さんがコメントにて指摘してくれました。

ザックレー総統の遺体ですが、上半身の右肩部分から右手までが千切れています。
しかしミカサ、アルミンと会話をしていた時は拷問椅子はザックレー総統の左側にありました。
爆発した時の吹き飛び方を見ても、ザックレー総統は窓を見るために振り返っていたわけでもなさそうです。
本当に椅子に爆弾が仕掛けられていたなら、身体の左側の方が重傷になるのでは…。
本当の偽り者はザックレー総統なのかもしれないと思っています。

これ、スゴい考察ですよね!

特注椅子の位置からザックレー総統の遺体欠損の場所がおかしいとの指摘はコメントにいくつかありましたが、そこから「ザックレー総統が偽り者」という考察は他にはありませんでしたよ!

かなり面白いです!\(^o^)/

たしかにザックレー総統の席から向かって右側に「特注椅子」はありました。
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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

もしザックレー総統がこの位置にいた際に椅子が爆発したら、ザックレー総統の左側の欠損が激しくなるはずですが、実際は右側と下半身の欠損が酷い状態となっていました。
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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

ここから、管理人アースはザックレー総統が特注椅子に座った際に爆発したのかなと思いましたが、この辺りは謎ですよね。

進撃の専業主婦さんの考察通り「ザックレー総統が偽り者」という展開があるかもです!

ただ、もしかしたら「ザックレー総統が偽り者である」という諫山先生からのメッセージが込められている描写なのかもしれない、とも管理人アースは考えています。

それは、次の進撃のティリヒさんの考察を読んで確信しました。

ここで進撃のティリヒさんの考察を見てみましょう!

「偽り者」というタイトルについて、聖書のヨハネ書簡の反キリストとは何かを定義する箇所で
「偽り者とは誰であるか。イエスのキリストであることを否定する者ではないか。父と御子とを否定する者は反キリストである。(2章22節)」ってあるのですが、エレンが救世主(メシア=キリスト)であることを否定するものたち(ザックレーとか)にも「偽り者」ってタイトルが掛かってそうですね。

これ、スゴい考察ですよね!

エレン側から見れば、エレンの始祖を他の兵士に継承させようとしていた時点でザックレー総統は聖書の意味での「偽り者」となるでしょう!

そしてそれを指し示すために実際に反対側であるザックレー総統の右側欠損の描写をしたのではと考えられ、進撃の専業主婦さんの考察に繋がるのでは、と感じました!

進撃の専業主婦さん!

進撃のティリヒさん!

素晴らしい考察をありがとうございます!

おそらくですが、「偽り者」というタイトルの表の意味はイェレナを指しており、裏の意味では「ザックレー総統」を指しているのでは、と感じました。

wミーニングが好きな諫山先生らしい伏線のはり方だな、と感じられますよね!(*^^*)

では、ザックレー総統が「偽り者」という見方から、どのような意味が汲み取れるでしょうか?

さらに考察してみましょう!

◆ザックレー総統が「偽り者」という見方から物語を考察!

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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

ザックレー総統は死亡する前、アルミンとミカサに「エレンはジークに操られている」と発言しており、二人にエレンと会わせることはできないと告げていました。

そこからアルミンは、兵団は既にエレンを見限っており始祖を別の者に継承させようとしているのではと考えていました。

これは最後にフロックが言っていた内容と一致していおり、アルミンの考えは当たっていたと考えられます。
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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

となると、エレンから見ればザックレー総統はエレンを信じない者の筆頭であり、反エレンの代表となり、「偽り者」となることは分かります。

ただ、それはエレンがキリストのように「救世主」であると捉える事が前提の話です。

フロックやエレン信奉者がそのように考えるのは分かりますが、タイトルにする以上、物語もそのように進んで行くという事はあるのでしょうか?

つまり、エレンが世界の救世主となる展開がです。

たしかにエレンは「進撃の巨人」の主人公です。

となればエレンが正しくヒーローである展開は、普通の展開としてあるでしょう。

しかし現在のエレンを見て、これから物語がそのように進んでいくと読んでいる人が、どれくらいいるでしょうか?

少なくとも管理人アースは、現在はハンジやアルミン、ミカサを主体において物語を読んでいます。

「アレがエレンに見えたか?」「俺は違うと思う」というコニーの場面も、ものすごく同意しながら彼の視点で読めました。
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「進撃の巨人」第108話「正論」より

つまり、「いつかエレンは折れ、ハンジさんと和解し、昔のような調査兵に戻る」みたいな展開をどこかで期待し読んでいるのです。

しかし、もしエレンがジークに操られてはいなく、このままで救世主となる展開が進んで行ったら、その見方は完全にブレるでしょう。

何が正しく何が正義かが分からなくなり、誰が悪く何が罪なのか、全く分からなくなるでしょう。

エレンが救世主という展開になるのならば、ハンジやジャン、コニー、リヴァイ兵長達が間違っており負けるという展開になるでしょうし、それはかなり残酷で不条理な展開ですよね!

しかしタイトルの裏の意味が「ザックレー総統が偽り者」というメッセージであるならば、エレンは救世主であり、そのような展開や見方もあるという事を指している事になります。

それとも、キリストのように全ての罪を背負って十字架に…という展開となるのか(・_・;)

ザックレー総統が偽り者であるならば、そのような展開もあるかもですね!

タイトル「偽り者」には「ザックレー総統が偽り者」という裏の意味があり、そこには「エレンが救世主」という見方と展開があるのではと考察できました!

管理人アースは嫌な展開だと感じますが、頭に入れておかなきゃですね!(;´Д`)

世界は残酷ですから(´;ω;`)

【追記】

112話「無知」にて、ジークの脊髄液を摂取すると「体が硬直する」というジークの説明が偽りだったと判明しました。

「偽り者」はジークであったと確認できました!

112話あらすじ!に112話の内容が見られます。

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