進撃の巨人

【進撃の巨人】ネタバレ110話考察!ジークの道と座標から地鳴らし実験を検証!

これまで「座標」についてはかなり考察をしてきました。

第50話でエレンの座標発動場面を見たライナーの「座標が渡っちまった」というセリフから考察は始まり、88話でのエレン=クルーガーの説明でかなり解明されていました。

そして89話で王家血統と始祖の巨人の接触により、座標が発動することも決定付けられました。

その仕組に、110話にて新たな事実がジークから説明がありました!

そこには、座標発動の必須である王家血統の役割が解明!?

これまで座標について明らかになっている場面を振り返りながら、さらに座標を掘り下げてみましょう!

◆110話!ジークの座標説明を検証!「座標」「道」「始祖の巨人」とは何なのか?

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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

今回110話は、ジークのラガコ村襲撃時の説明が冒頭からあり、いかにしてジークが無垢の巨人を操っているのかが明らかとなりました。

ジークの脊髄液をわずかでも摂取した「ユミルの民」には巨人の力の送り先となる「座標」が刻み込まれ、ジークが命令すれば「道」を通じ「座標」に巨人の力が送り込まれます。

その巨人はジークの「獣の巨人」を介した道で繋がっているため、ジークの命令通りに動く巨人となるとの説明でした。

これは非常に大きな謎の解明ですよね!

これまでは、ジークは王家血統だから自分の脊髄液を摂取した無垢の巨人だけを操れる、との情報だけでした。

さらに驚きなのが、この説明の中に登場する「道」「座標」という言葉です。

ジークが無垢の巨人を操る説明の中に、「座標」という言葉が登場するとは思いませんでしたよ!

これまで「座標」=「始祖の巨人」というイメージだったため、ジークの王家血統による無垢を操る力とは関係がないと決めきっていたので、まさかの登場に驚きました!

ジークの説明をまとめて見ると、こんな感じですよね!
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ここで注目したいのが「座標」についてです。

ジークの説明では「座標」とは巨人の送り先に刻み込まれるもの、とされていました。

これまでの「座標」とは、ちょっと意味合いが違いますよね。

第88話「進撃の巨人」にて、エレン=クルーガーから座標についての説明がありました。
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「進撃の巨人」第88話「進撃の巨人」より

この説明ですと、「ユミルの民を繋いでいる全ての道の交差点」が座標であるされています。

そして管理人アースは、この座標に影響を与えられる能力が「始祖の巨人」ではないかと考えています。

こんなイメージですね!
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ここから、今回ジークの説明に登場した「座標」とこれまでに登場した「座標」とは違うものを指しているように感じられます。

ジークの座標は「目印」というイメージで、これまでの座標は「交差点」というイメージになると感じます。

ただ、ここに共通点を見出した考察がありました。

おっさんさんのコメントを紹介しましょう!

今回、「座標」という概念がかなり明らかになりましたね。座標は操る側の力を指すのかと思っていましたが、なんとなく言葉がしっくりこなかった。
そうじゃなく、操られる側の情報が座標で、「道」は指定された座標へつながって、力や情報が送り込まれる、と。
エレンが初めて座標の力を発揮したときを見ると、座標を組み込む瞬間だけ王家との接触が必要で、一度道がつながってしまえば(少なくとも短時間は)、非接触でも命令が届くという仕組みなんですね。まさに対象を特定する情報が座標、ようやく言葉がしっくり来ました。
そして始祖の巨人の力は、任意の巨人(エルディア人)の座標を捉え、道をつなぎ、力や記憶を送り込むこと。
力や肉体の送信元はナゾ。「有機生物の起源」から来るのでしょうか? 大地の悪魔からでしょうか?

これ、素晴らしい考察ですよね!

つまり「座標」とは「力の送り先」を指しているという事になりそうです!

この捉え方をすれば、ジークの「座標」もエレンの「座標」も同じ意味になりそうですね。

ジークの「座標」は「自分の脊髄液を摂取したユミルの民」であり、エレンの「座標」は「全てのユミルの民に繋がる道」であり、どちらも「力の送り先」という意味になりますよね!

おっさんさん!

素晴らしい考察をありがとうございます!

さて、「座標」の意味は分かりましたが、気になるのはジークの無垢を操る能力です。

これは王家血統による力なのは分かりますが、「獣の巨人」だから可能な力なのでしょうか?

それとも、他の巨人でも王家血統者が継承すれば発揮できる力なのでしょうか?

93話でのコルトのセリフからは、王家血統者が継承すれば獣の巨人以外でも発揮できそうな気がしますよね!
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「進撃の巨人」第93話「闇夜の列車」より

しかし、第88話のグリシャの言葉から見ると、獣の巨人の真の力を発揮したという意味にも感じられ、「獣の巨人独特の力」のようにも受け取れます。
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「進撃の巨人」第88話「進撃の巨人」より

こうなって来ると、ジークに他の巨人を継承してもらわないと分からないような気もしますが!(笑)

さて、今回のジークの説明からさらに気になったのは、以前にも考察した地鳴らしの主導権についてです。

今一度「地鳴らし」について考察してみましょう!

◆地鳴らし実験の主導権はエレンにある?

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「進撃の巨人」第108話「正論」より

これまでにも109話考察!シガンシナ区の全住民強制退去命令から「地鳴らし」展開を妄想!にて考察しましたが、「地鳴らし」を発動した際の主導権がエレンとジークのどちらにあるのかは、非常に重要なポイントとなります。

「巨人を操る」という意味では、今回のジークの無垢の巨人を操るシステムと似た力の作用により「地鳴らし」は発動するのでは、と察せられます。

となると、こんな感じで発動するのかなと思われますね!
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この「獣の巨人」という部分が「始祖の巨人」になるのかなと思われます。

そして「ジークの脊髄液を摂取したユミルの民」は「壁の巨人」という事になるでしょう!

ということは、「獣の巨人」を介しているから俺の命令を聞く、というジークの説明からすると、「始祖の巨人」を有しているのはエレンなので「地鳴らし実験」での壁の巨人は、エレンの命令を聞くようになるのでしょうか?
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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

そういう事になりそうですよね!

ただ、王家血統者が命令したら、そちらの方が優位な気もしますが…(・_・;)

この辺りも、実際にエレンとジークが接触して座標発動場面を見なければ分からないように感じですよ!

どちらが主導権を握るかは、これまではジークが握るのではと思っていましたが、今回の考察で五分五分な気がしてきました(;´Д`)

さて、今回の考察で「座標」は力の送り先ということが分かりました!

この考察を踏まえて見返すと、この時のライナーは「始祖の、座標に影響を与える力」が、最悪の奴の手に渡っちまったと言っていた事になりそうです!
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「進撃の巨人」第50話「叫び」より

今後も「座標」という単語が出てきたら、この考察を要チェックですね!\(^o^)/

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