109話が発表されてから当サイトに寄せられるコメントの中では、ミカサに関するものがかなり多くなっています。
その中でも多く登場している「頭痛」に関しては既に考察していますが、今回は「記憶」に関して考察したいと思います!
ミカサが頭痛を伴い思い出した「記憶」は、2巻第6話で思い出した記憶とは違うのか?
違うのであれば、その理由は何なのか?
検証してみましょう!
◆第6話と109話に登場したミカサの記憶の違いを検証!

109話では久々にミカサの頭痛が登場しましたが、それと同時にミカサがエレンに救われた場面を思い出すという展開となっていました。
この場面は2巻第6話にて登場したシーンですが、コメントではこの場面と今回の描写ではかなり違いがあると指摘がありました。
まずはコメントを順番に見て行きます。
暴食のサシャさんのコメントから見ていきましょう!
2巻では壁は全面同じ素材っぽいですが、109話では木の素材が使われてます。窓も全然違います。
先生の画力向上の影響かもしれませんが、ミカサが記憶している出来事と、実際に目の前で起きた出来事に相違があるのかもしれないですね。
2巻第6話と今回109話では、部屋の作りが違うと指摘されています。

たしかに、窓の作りや窓の下の壁部分に違いが見られますね!
さらにaaaさんが違いを指摘してくれています。
前者では抵抗する強盗ともみ合いになったエレンが必死にナイフを振るっていますが、後者では既に動かなくなった強盗をエレンがめった刺しにしています。「少女の見た世界」として美化された記憶ですが、本来はエレンの残虐性に対するトラウマがミカサの中にあるのではないでしょうか。
強盗の件を思い出すたびに頭痛が起こるのは無意識にエレンを恐怖しているからでは?そして今回、本来の記憶を思い出したと。
この場面ですね!

たしかに6話のエレンは強盗の手を掴んでいますが、109話では手を掴んでいませんね。
この記憶の違いを、gray11さんも記憶改ざんと考えて考察されています。
未来のエレンがユミルの民以外にも適用される始祖の巨人の力を発動し、読者が見続けてきたエレンは都合よく改ざんされたエレンの姿だった。ミカサだけは僅かながら改ざんに抵抗していて、それが頭痛では?
未来のエレンにより「叫び」で記憶改ざんされている、という考察は面白いですし斬新だなと感じますよ!
aaaさんの考察ではエレンに対する恐怖からのミカサ自身によるものですが、記憶改ざんという部分では同じ考察かなと感じられます。
つまり暴食のサシャさんの指摘も含め、109話の頭痛の場面は「ミカサの記憶改ざん」を表している!という考察ですよね!
暴食のサシャさん!
aaaさん!
gray11さん!
素晴らしい考察コメントをありがとうございます!
たしかに6話と109話の描写は違っており、ミカサの記憶違いのようにも感じられます。
ただ管理人アースは暴食のサシャさんが触れていたように、諫山先生の画力向上による部分と描写ミスなのではと考えています。
考察してみます!
◆第6話と109話の描写違いを考察!

まず、第6話の場面を5話から見返してみましょう。
これは「ミカサが回想で思い出している」という展開となっていますが「844」との表記から始まっており、視点はミカサだけでなく神視点となっています。
そして、ミカサが見ていない場面までが登場しておりミカサの回想からも逸脱している展開となっているのです。
ここから管理人アースは、第6話の一連の描写は「ミカサの記憶」ではなく「物語の展開」なのではと考えます!
つまり、第6話の描写の方が「事実」では、と考えられるのです。
ここから6話との違いは、109話の描写が「間違い」であり、ミカサの記憶違いと考えられますね。
その違いとは、「窓と壁」と「エレンが強盗を殺す場面」ですが、たしかに窓と壁は全く違いますね。

ただ、109話でエレンが強盗を殺すこの場面は、

第6話のこの時かもしれませんね。

腕を押さえていた場面では抵抗していた強盗も力尽き、その後エレンがさらに攻撃していたのかもしれません。
つまり109話でエレンが強盗を刺す場面は、その後にエレンがメッタ刺しにする時の最後の一撃の描写だったのかなとも考えられます。
こう考えると、明確な違いは窓の描写だけとなります。
たしかに気になる違いですが、このような違いは他の場面でも見られます。
その違いは諫山先生の「間違いを指摘する」事となるのであまりツッコミたくないですから、一点だけ取り上げたいと思います(笑)
今回名前が判明したルイーゼを見てみましょう。
ミカサが巨人を倒した後に登場したルイーゼは、母親に抱きしめられています。

ルイーゼの腕は母親の腕の内側に入っており、ちょこっと浮いています。
いっぽうで今回109話に登場した回想のルイーゼと母親では、ルイーゼの腕は母親の腕の外側に出ており6話とは違っています。

さらに73話に登場したルイーゼと母親では、腕は外側には出ていませんが、6話とは違いルイーゼは浮いていませんでした。

このように、以前の場面を描き直した場面での食い違いはたまにあり、今回の窓と壁の違いも同種かなと管理人アースは考えています。
つまり伏線ではなく、描き間違いなのかなと!
たしかに敢えて窓と壁を違う描写にし、ミカサに封じられた記憶があるという伏線という展開が起こる可能性もありますが、管理人アース的には伏線ではないと考えています!
ミカサの頭痛と記憶から、どのような展開が起こるのか!?
頭痛伏線回収間近のように感じますよ!
要注目です!\(^o^)/
ちなみにこの記事を書いている時にクオカが届きました!(*^^*)
うわ~!!!家に帰ったらクオカが届いていた!!!(´゚д゚`)
むっちゃ嬉しいし、今年で一番嬉しいことかも! pic.twitter.com/4nulTjtX7I— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2018年9月15日
考察がドンピシャで当たったレベルで嬉しい管理人アースでした!(笑)
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