109話「導く者」ではミカサの頭痛という大きな伏線が2年以上ぶりに登場していました。
さらにはエレンの変化がイェレナとの接触からとピクシス司令から明らかとなり、大きな謎となっていたエレンに関する情報も登場していました。
そんな中でも地味に登場していた伏線が「サシャ父の南方マーレの訛り」です。
コマの端に登場した小さなガビが感じた事柄ですが、コメントでは多くの考察が書き込まれています。
サシャ父の南方マーレの訛りには、どのような伏線が仕掛けられているのでしょうか?
そこからどのような展開が?
ブラウス家マーレ人説はある!?
考察してみましょう!
◆サシャ父の南方マーレの訛りについての考察コメントを紹介!

109話では、河原で出会った少女によりサシャ父の家に導かれたガビとファルコが、サシャ父と出会います。
その場面でサシャ父の方言を聞き、ガビは「南方マーレの訛り?」と思います。
この場面は初見時、サシャ父の方言を聞き、「やっぱりサシャ父の家だったか!」「ではあの少女は、やっぱりサシャが巨人から助けた子か!」と、読者のほとんどが感じた場面のはずです。
そのため、ガビの「南方マーレの訛り」というセリフは、サシャ父の登場に紛れて気にならなかったのではないでしょうか?
むしろ諫山先生がそのように演出し、このガビのセリフを目立たなくしようとしていたようにも感じます。
となると、むしろガビのこのセリフには、何かしらの重要な伏線が含まれているではないか、と思えますよね!
ではこのガビのセリフには、どのような伏線が隠されているのでしょうか?
コメントの中から、いくつか見て行きましょう!
まずはmiyavimさんのコメントからです。
やはりサシャ父の訛りはマーレ人である伏線だと、まずは考えますよね!
これは十分にあり得ると思えます!
さらにサシャ・スパイ説!
懐かしいです!(´;ω;`)
当サイトでもこれは考察していましたが、どちらかというと「王政側」「ライベルアニ側」ではないかという考察でしたね。
最終的には命を落とすまで調査兵団に尽くしたサシャだったので、これは無いと考えて良いでしょう!
サシャ・スパイ説についてはサシャスパイ説を考察!サシャの正体は王政側の人間?にて考察していますので、見てみて下さい!
ただいっぽうで、サシャ父の訛りだけではマーレ人と言い切れないのでは、と考えるコメントもあります。
sukekiyoさんは、コメントで別の解釈を披露してくれています。
現在のマーレがある広大な土地には、もともとエルディア帝国があったのではという考察ですね。
これは動物好きの巨人PEACEorFREEさんも「サシャの一族が大陸にいた頃は、その「南方マーレ」に住んでいたということになるのでは」とコメントしてくれています。
たしかに25巻99話にて、ヴィリーはかつてのエルディア帝国は「現在の人類が三度絶滅しても足りないほど」の命を奪い、マーレに対し「エルディア人の殲滅を願うのであれば受け入れる」と初代王が思うほどマーレに対し酷い事をしていた、と語っています。
そう考えると、もともと現在のマーレをかつてエルディア帝国が支配していたということは間違いないでしょう!
その南方にサシャの一族であるブラウス一族が住んでいたと考えてもおかしくはないですし、そう考えれば話し方が南方マーレであってもブラウス一族がマーレ人であるとは言い切れませんよね!
二度目の投稿投稿さんもコメントで
例えばブラウン家も南方出身で、実はブラウス家と親戚だった!とか。
と考察しています。
ライナーの姓ブラウンとブラウスが似ているところからサシャとライナーが親戚だったという考察も面白いですが!
となると、ガビとサシャは遠い親戚になり…と、さらなるドラマが予想できますね!
同時に「ヨロイ・ブラウン」の注射も実は「ヨロイ・ブラウス」だったのでは、という考察もコメントで派生していました!
この辺りは非常に面白いですが、今回の考察から離れてしまいますので、この辺りで止めておきます(笑)
サシャ父の訛りから「ブラウス家がマーレ人だとは言い切れない」とまで考察できました!
ここでHibinchoさんからのコメントを見てみましょう!
サシャは「私達はご先祖様に生き方を教えてもらって生きてきた」と言っています。
後出しジャンケンぽいですが、前から違和感あったんですよね。100年前に記憶がリセットされてるのに、一族とかご先祖様というのはおかしいのではと…。
作者が筆を滑らせただけかと思っていましたが、サシャはエルディア人ではなかったのに思い込みで殺してしまったという、カビの新たな葛藤を生み出すための超ロングパスの伏線だったのではないでしょうか。
やはりブラウス家はマーレ人だったのでは、という考察です。
「私達はご先祖様に生き方を教えてもらって生きてきた」というセリフは、たしかに記憶改ざんを否定しているように感じますよね!
さらに「南方マーレの訛り」と言われると、やはりブラウス家はマーレ人だったのではと!
もしサシャがマーレ人だったとなれば、殺した相手が「穢れた悪魔」ではないと知ったガビは…という展開にも発展しそうです。
みなさん!
本当に多くのコメントをありがとうございます!
現段階では、ブラウス家がマーレ人とも、南方マーレからパラディ島へ渡ったエルディア人とも展開できそうですが、管理人アースはサシャはマーレ人だったのでは、と考察します!
これはHibinchoさんの「ブラウス家が記憶改ざんを受けていない」という考察もそうですし、訛りから他人種という展開が他でもあるのでは、と思ったからです。
ここからかなり飛びますが、エレンの母カルラについて考察してみましょう!
◆エレン母カルラの訛りには意味があるのか?
東洋の一族の伏線回収が起こり、かなりの謎が明らかとなっていますが、未だ謎なのはカルラの出自です。
最後まで何事も無くスルーしていくのかもしれませんが、「伝染病が起こったのは、グリシャがカルラの血統を調べるキッカケとするためだった」のではと今でも管理人アースは密かに考えています。
そしてカルラの出自展開が起こるのではと考えている理由はもうひとつあり、それが12巻第50話でのカルラのセリフです。
この時の「ケンカしてきてから」という言い方がずっと気になっていました。
当時は「サシャと同郷」という伏線であり「サシャ・スパイ説」から「カルラが王政側か故郷側だった、という展開があるかも」と妄想していました。
現在となってはそれは無いと分かりますが今回の考察を踏まえ、カルラの方言からもしかしたらエルディア人ではなく違う血統であり、それを知ったグリシャは結婚を決めた…みたいな展開もあるのかなと妄想しています!
ライナーがエルディア人であることからハーフでもエレンの巨人化は可能なので、この展開が起こる可能性はありますよね!
今回の考察で、サシャはマーレ人でありカルラもエルディア人では無いかも、という展開を予想できました!
そこからガビやエレンがどのように展開していくのか?
楽しみですよ!\(^o^)/







